「デ・リーズル コマンドカービン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
デ・リーズル コマンドカービン - (2011/02/13 (日) 00:29:11) のソース
第2次大戦中、イギリスで開発された特殊作戦用ボルト・アクション式消音銃 発音としては「デ・ライル」もしくは「ド・ライル」が近いようだが 日本では主に「デリーズル・カービン」などの名前で紹介されている。 当時、イギリスの制式ライフルから退役し廃棄されていたSMLE Mk.IIIをベースに ウィリアムG.デ・リーズル(William G. de Lisle)によって設計された 超音速による衝撃音を発しない亜音速弾を求めた結果、 .45ACP弾とM1911系のマガジンをそのまま使用する設計となった 銃身をすっぽりと覆った一体型のサイレンサーとライフル銃床の組み合わせに加え、 ボルトアクションのレシーバー下からM1911のマガジンが覗くというとりとめの無い外見が特徴的である 希少な銃で1942年から終戦の1945年までに試作型を含め120~160挺ほどが作られただけのようである しかしその消音効果は絶大で、戦後も特殊作戦に度々使用されていた 尚、この部隊ではアーカード・ショボンが使用している。