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太公望 - (2012/01/03 (火) 18:43:32) の1つ前との変更点

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**人物背景 呂 尚(りょ しょう)は、紀元前11世紀ごろに活躍した周の軍師、後に斉の始祖。 姓は姜、氏は呂、名は尚または望、字は子牙または牙。謚は太公。 斉太公、姜太公とも呼ばれる。一般的には、太公望(たいこうぼう)という呼び名でも知られる。 歴史上重要な人物にも拘らず、数々の伝説に包まれて実態がつかめない存在である。 周に仕えるようになった経緯については、伝承における呂尚像の節で後述するもの以外にも諸説ある。 また羌の出身とも言われているが、実際のところは不明である。 周の軍師となり、文王の子武王を補佐し、殷の帝辛(受王)を牧野の戦いで打ち破る。 後に斉に封ぜられる。兵法書『六韜』の著者とされたがこれは全くの創作(後代の戦略家による著作)である。 唐の粛宗からは武成王がおくられ、文宣王孔子とともに文武廟に祭祀された。 太公望という別名は、一般的には渭水で釣りをしていたところを文王が「これぞわが太公(祖父)が待ち望んでいた人物である」と言って召し抱えたという話に由来するとされる。 この故事にちなみ、日本では釣り好きを「太公望」と呼ぶ。江戸時代には「釣れますか などと文王 側により」という川柳も作られている。 一方、中国で「太公望の魚釣り」(太公釣魚)と言えば、「下手の横好き」と言うニュアンスである。呂尚は曲がっていないまっすぐな針を使い、 さらにあえて釣り針を水中には入れず水面から三寸上に垂らしたとも言われる。 陝西省宝鶏には太公望が釣りをしたという釣魚台があり、観光地となっている。 呂尚が斉に封ぜられた時に昔別れた妻がよりを戻そうと来たがこれを拒んだという逸話がある(「覆水盆に返らず」)。 同僚である周公と人材について論じた際、周公が血縁主義で身内を優先すべきといったのに対し 「そんな国は外との友好が薄く諸国から領土を削り取られるだろう」と反対した。 周公は能力主義の太公(呂尚)に「あなたのようなやり方では家臣に乗っ取られるだろう」と応じた(『呂氏春秋』「仲冬紀・長見」)。 果たして、周公の魯は周辺諸国との軋轢で摩滅し、太公望の斉は大臣の田氏による簒奪を受けて滅亡した。 主に沖縄を中心とした地域に見られる、石敢當という魔除けの神様として封神されたとする伝承もある。 しかし、この聖杯戦争に呼ばれた彼はその全ての伝承とは異なる面を持つ。 **パラメーター 筋力? 耐久? 敏捷? 魔力? **宝具 **「四不象(スープーシャン)」 **「打神鞭(だしんべん)」 **「杏黄旗(きょうこうき)」 **「太極図(たいきょくず)」
**人物背景 呂 尚(りょ しょう)は、紀元前11世紀ごろに活躍した周の軍師、後に斉の始祖。 姓は姜、氏は呂、名は尚または望、字は子牙または牙。謚は太公。 斉太公、姜太公とも呼ばれる。一般的には、太公望(たいこうぼう)という呼び名でも知られる。 歴史上重要な人物にも拘らず、数々の伝説に包まれて実態がつかめない存在である。 周に仕えるようになった経緯については、伝承における呂尚像の節で後述するもの以外にも諸説ある。 また羌の出身とも言われているが、実際のところは不明である。 周の軍師となり、文王の子武王を補佐し、殷の帝辛(受王)を牧野の戦いで打ち破る。 後に斉に封ぜられる。兵法書『六韜』の著者とされたがこれは全くの創作(後代の戦略家による著作)である。 唐の粛宗からは武成王がおくられ、文宣王孔子とともに文武廟に祭祀された。 太公望という別名は、一般的には渭水で釣りをしていたところを文王が「これぞわが太公(祖父)が待ち望んでいた人物である」と言って召し抱えたという話に由来するとされる。 この故事にちなみ、日本では釣り好きを「太公望」と呼ぶ。江戸時代には「釣れますか などと文王 側により」という川柳も作られている。 一方、中国で「太公望の魚釣り」(太公釣魚)と言えば、「下手の横好き」と言うニュアンスである。呂尚は曲がっていないまっすぐな針を使い、 さらにあえて釣り針を水中には入れず水面から三寸上に垂らしたとも言われる。 陝西省宝鶏には太公望が釣りをしたという釣魚台があり、観光地となっている。 呂尚が斉に封ぜられた時に昔別れた妻がよりを戻そうと来たがこれを拒んだという逸話がある(「覆水盆に返らず」)。 同僚である周公と人材について論じた際、周公が血縁主義で身内を優先すべきといったのに対し 「そんな国は外との友好が薄く諸国から領土を削り取られるだろう」と反対した。 周公は能力主義の太公(呂尚)に「あなたのようなやり方では家臣に乗っ取られるだろう」と応じた(『呂氏春秋』「仲冬紀・長見」)。 果たして、周公の魯は周辺諸国との軋轢で摩滅し、太公望の斉は大臣の田氏による簒奪を受けて滅亡した。 主に沖縄を中心とした地域に見られる、石敢當という魔除けの神様として封神されたとする伝承もある。 しかし、この聖杯戦争に呼ばれた彼はその全ての伝承とは異なる面を持つ。 **パラメーター 筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B+ 幸運A+ **能力 対魔力:B…魔術発動における詠唱が三小節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法を以ってしても、傷つけるのは難しい。 騎乗:A+++…騎乗の才能。竜種を含む、あらゆる幻獣・神獣・霊獣を乗りこなすことができる。 **保有スキル 単独行動:C…マスターからの魔力供給が絶たれても現界していられる能力。ランクCなら、1日程度存在し行動可能。 逃走:A-…あらゆる不利な戦況から離脱する能力。動員する人数が増えるほどランクと成功確立が低下する。 軍略:B…一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 カリスマ:C…大軍団を指揮・統率する天性の才能。劇的な効果は見込めないが、他人からの信用を得やすくなる。 **宝具 **「四不象戦闘形態(スープーシャンバトルモード)」 ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:200人 太公望が長年苦楽を共にした相棒にして霊獣、四不象がその力を解放し、変身した状態。 この形態では温度変化や物理的な衝撃から主人を守るバリアや、同ランク以下の宝具に込められた魔力を吸収するエナジードレインが使用可能になる。(宝具そのものを消滅させることは不可能) ただし、強力な反面制約もあり、一度の変身につき三十分しか戦闘形態を維持できない、一度使用すると半日間は再度の使用が不可能になる、といった欠点もある。 **「打神鞭(だしんべん)」 ランク:E~A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:500人 太公望が生前愛用した主武装。厳密には宝具ではなく宝貝(パオペエ)である。 宝貝とは仙人の生命エネルギーを増幅し、奇跡を生む仙人界の武器の総称である。 打神鞭は大気を自在に操ることができる宝貝であり、ある程度なら離れた場所に風を発生させることもできる。 その特性から汎用性に優れ、威力も任意で決定できる。(具体的にはそよ風程度の風から大地を大きく抉り、辺り一面を吹き飛ばすもの、複数の巨大な竜巻を発生させるものまで様々) 特に投擲武器に対する防御力は非常に高く、大抵の攻撃は軌道を反らして回避できる。 また、この宝貝は真名解放や長時間の詠唱を必要とせず、『振る』だけの動作、あるいは単に力を込めただけでも瞬時に発動することができる。 **「杏黄旗(きょうこうき)」 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 太公望の宝貝の一つにして補助武装。 単体では意味を成さないが、自然のマナが集まる霊脈に設置することによって、打神鞭への魔力供給が可能となる。 また、魔力の供給量に応じて太公望の魔力値を1~3ランク上昇させる。 **「太極図(たいきょくず)」 ランク:EX 種別:反(アンチ)宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 太公望がさる高名な仙人から授かった宝貝。 真名解放を行うことで、有効範囲内の宝具の力を完全に無効化し、無効化した宝具によって発生したダメージを敵味方問わず無差別に癒す。 宝具を体内に宿し、その力によって活動するサーヴァントに対しては、動きそのものを停止させる。 ただし、同ランクの宝具は完全には無効化できず、威力・効果を減衰させるに留まる。 本来なら100万人以上の人数を射程に収めることができるが、マスターが一般人であることと、ライダーのクラスで現界したことから、有効範囲が大きく弱体化している。 また、この宝貝の使用中は四不象を除く全ての宝貝が使用不可能になる。

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