Gravity gun
最終更新:
30pin
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'08/11/22
┼ Gravity gun
概要
- 地面に叩きつける事で相手にダメージを与えるアイテムの作成。
ノウハウ資料
本格的な武器の Mod ではありませんが、Sandbox2 だけで気軽に作成でき、様々な応用も考えられる面白い内容だと思います。
ご注意!
これからご紹介する内容はトリッキーと思われる部分が有ります。
クラッシュする可能性がありますので、ご使用は自己責任でお願いします。
これからご紹介する内容はトリッキーと思われる部分が有ります。
クラッシュする可能性がありますので、ご使用は自己責任でお願いします。
◇ こんな武器です
◇ 作り方
適当な銃 , ProximityTrigger , GravitySphere , ParticleEffect を用意します。
( 画像の銃は SMG です。 )
( 画像の銃は SMG です。 )
※ GravitySphere は一度選択を解除するとカーソルによる選択が困難な為、Select Objects ウインドウより検索・選択する事をお勧めします。
パラメータを以下の様に変更します。
■ GravitySphere
- Active を False
- Radius を 3
- Gravity の Z を -1000
■ ProximityTrigger
- 全ての Dim を 2
- Enabled を False
- OnlyPlayer を False
■ ParticleEffect
- Active を False
- ParticleEffect を misc.emp.sphere
※ ParticleEffect は DataBase View にて、事前にライブラリのロードが必要です。
銃を組み立てます
- Alignt to Object で ProximityTrigger と銃を合わせ、
- ProximityTrigger を銃に Attach し、
- ProximityTrigger を銃口の方向に 7m ずらします。
※ 7m ずらす際、座標系を View にしておくと解り易いです。
◇ フローグラフの解説
- 原理
R キーを押すと ProximityTrigger が有効になり、トリガーに関わっている物体の位置に GravitySphere と ParticleEffect を移動させてアクティブにしています。
- 調整
GravitySphere と ParticleEffect がトリガー内に移動する事により、トリガーがそれに反応して何も無い空中で爆発する事を防ぐ為、データ ( ID ) のブロッキングをしています。
完全に安定してしまっている物体の場合、重力を増やしても反応が無い事が多かった為、反応する確率を高める為に ActionImpulse ノードを入れました。初期衝撃設定と命名しています。
より激しさを増す為に連射を取り入れています。
- その他
銃の機能 on/off で、枝状になって無意味になっている箇所がありますが、これは将来の修正などで ActorSensor の StanceCanged が正常に動作する事を期待して、待機させている状態です。
通常このポートからは、Actor が水泳を開始した時に 5 が出力されるべきだと思われるのですが、実際は水泳を開始した時に、立っている事を表す 0 が出力され、泳ぎ終わった後に 5 が出力されるという動作をしていました。
もし、お使いの Sandbox2 で StanceCanged の動作が正常になっている様でしたら、枝状になっている NOT ノードの out を Any ノードの in4 に入力してあげて下さい。
通常このポートからは、Actor が水泳を開始した時に 5 が出力されるべきだと思われるのですが、実際は水泳を開始した時に、立っている事を表す 0 が出力され、泳ぎ終わった後に 5 が出力されるという動作をしていました。
もし、お使いの Sandbox2 で StanceCanged の動作が正常になっている様でしたら、枝状になっている NOT ノードの out を Any ノードの in4 に入力してあげて下さい。
GravitySphere と ParticleEffect のエンティティをアサインする箇所が2箇所重複しています。今回は見易さを重視した為に省略していますが、フローグラフ中間の ID を出力するポートから、アサインが必要な全ての入力ポートへ接続してあげる事で、アサインの手間が少々省けます。
◇ 使い方
常に銃から約 7m 先に ProximityTrigger がありますので、車両や AI などがその中に居る状態で R キーを押すと、閃光と共にその物体が地面に叩きつけられます。
◇ ポイント
今回ポイントとなるのは、
- ProximityTrigger を移動させる。
- GravitySphere を移動させる。
- ActionImpulse で物体の物理を目覚めさせる。
の3つです。
特に ProximityTrigger を移動させる事が出来ると、車両に Attach させてみたりと、色々応用が浮かびそうです。
また、GravitySphere を移動させるには、一度非アクティブにしておくと良い様です。
※ ここがトリッキーな部分に当るかと思います。
※ ここがトリッキーな部分に当るかと思います。
◇ ファイルのダウンロード
今回は試験的にフローグラフファイルのダウンロードを実施してみます。
- このファイルは体験版に付属の Sandbox2 で作成したものです。
- この配布方法で他の環境で正常に動作するかは未確認です。
その点を留意の上、ご利用の場合は自己責任で宜しくお願い申し上げます。
─ 使い方 ─
ダウンロードした xml ファイルを、適用したいマップファイルのあるフォルダに入れてエディターを起動し、フローグラフのウインドウから開いてください。
ダウンロードした xml ファイルを、適用したいマップファイルのあるフォルダに入れてエディターを起動し、フローグラフのウインドウから開いてください。
不具合など有りましたら、こちらへご報告をお願い申し上げます。
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