- 5. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 18:16:22.07 ID:yo2LrLVY0
- こんにちは、平沢唯です!
いよいよ、私たちの最後の学園祭がやってきました!
なんと、あの生徒会の人たちが応援にきてくれるそうです!
こりゃあ、みっともないライブは見せられないね!がんばろー!
澪・律「……」
唯「ふたりとも、どうしたの?」
唯「あ、そうか!緊張してるんだね!今日の劇、主役だもんね!」
律「それもあるけどな…」
澪「あの人たちか…。不安だ…」
唯「生徒会の人?面白くていい人たちじゃん」
梓「そうですよ、せっかく応援にきてくれるのに、そんな言い方はないと思います」
律「…そうだな。今までのことも、あの人たちなりに場を盛り上げようとしたんだろうし」
澪「ああ・最高のライブにしよう」
唯「さすが、りっちゃんと澪ちゃん!」
梓「そういえば、スズちゃんからのメールで、他にも友達をつれてくるそうです」
澪・律(どんな人がくるんだ…)
- 8. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 18:24:20.41 ID:yo2LrLVY0
- 到着!
シノ「よし、着いたぞ!」
タカトシ「なかなか立派な学校ですね」
アリア「女子高か〜。何だか懐かしいね」
タカトシ「そういえば、うちも最近まで女子高だったんですよね」
シノ「共学化してからはできなくなったが、当時は女子高ならではの企画などもあったのだぞ」
タカトシ「どんなのですか?」
シノ「うむ、『正しい×××××講座』とか」
アリア「『テクニシャン?1はだれだ!×××××選手権』とかね!」
タカトシ「…マジ?」
スズ「ありえねーだろ」
- 11. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 18:42:06.28 ID:yo2LrLVY0
- 和解!
唯「お〜い!こっちだよ〜!」
シノ「やあ、こんにちは。元気そうだな」
律「ええ、それがとりえですから」
紬「みなさん、楽しんでいってくださいね」
律(あ、やば…)
アリア「ありがとうございます、琴吹さん」
律「あれ…、いつのまに仲良くなったんだ?」
紬「りっちゃん、何言ってるの?私たちは前から仲良しよ?」
アリア「ええ、人類みな兄弟、喧嘩なんてもってのほかね」
シノ「二人のところが共同で事業をすることになったらしい」
律「ああ、なるほど…」
紬(いい機会だから何か失敗をでっち上げて、転落させてやるわ…)
アリア(これを機に、本当の身内(吸収)にしてあげる…)
タカトシ(黒いオーラが…)
- 13. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 18:49:03.03 ID:yo2LrLVY0
- ロミジュリ!
律「ライブは明日なんですけど、今日は私たちのクラスで劇をやるので、ぜひ見ていってください」
唯「澪ちゃんとりっちゃんが主役なんだよ〜!」
澪「恥ずかしいけど…」
シノ「ああ、さっきパンフレットでみたよ。楽しみにしている」
アリア「何の劇でしたっけ?」
唯「ロミオとジュリエットだよ」
アリア「そうそう、『ロミオとジュリエット〜真夜中の密会・イケナイ逃避行〜』ね!」
澪・律「」
タカトシ「変なサブタイトルつけんな」
- 14. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 18:54:34.15 ID:yo2LrLVY0
- ロミジュリ!!
アリア「ロミオとジュリエット…。悲しいけどいいお話だよね」
シノ「ああ、特にラストシーンなど涙なくては見られん」
タカトシ「どんなシーンでしたっけ?」
アリア「ふたりが、一緒に天国に昇っていくんだよ」
シノ「ああ」
シノ・アリア「若い男女が一緒に天国へ…//」
澪・律「」
タカトシ「どんどんイメージが悪くなる」
- 15. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 19:04:06.32 ID:yo2LrLVY0
- 顧問!
タカトシ「あの、横島先生が皆さんの顧問の先生にぜひご挨拶したいそうなんですが…」
律「そうですか、じゃあこっちへ…」
タカトシ(合わせたくないな…。身内の恥をばらしたくない…)
律(合わせたくないな…。生徒会の人たち、美人揃いだから、もしさわちゃんが見たら…)
さわ子「おおーー!お穣ちゃんたち、いいカラダしてるね〜!もしよかったらこの衣装着てみない?ほら早く脱いで脱いでグヘへへへ」
律(…とかやりかねないからな…)
律・タカトシ「ハア…」
横島「?」
- 16. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 19:11:30.77 ID:yo2LrLVY0
- 顧問!!
横島「どうも初めまして、生徒会顧問の横島です」
さわ子「軽音部顧問の山中です。どうもすいません、今までご挨拶できず…」
横島「いえいえ…」
タカトシ(珍しくまともだ…。風邪でもひいてるのか…?)
律(さすが猫かぶりの天才さわちゃん!そのままいってくれ〜…)
タカトシ(それにしても、いい先生じゃないか。美人だし優しそうだし…)
律(前に会った時はアレだったけど、さすが生徒会の顧問だけあってやるときはちゃんとやるんだな)
律・タカトシ(それに比べてウチのは…)
横島「なかなか気があいそうですな?」
さわ子「そうですね〜!」
- 17. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 19:22:39.79 ID:yo2LrLVY0
- 会長!
和「みんなそろって何やってるの?あら、この人たちは?」
澪「前に招待してくれた、生徒会の人たちだよ」
和「この人たちが…。私はこの学校の生徒会長の真鍋和です」
和「どうもお世話になりまして…」
シノ「いや、私たちこそ良いライブを楽しませてもらって…。それからも、ずいぶん仲良くさせてもらっています」
シノ「私も秋山さんと同じく大勢の人に見られると非常に興奮するタチで、共にスリルを…」
アリア「私も田井中さんとは全裸仲間で…」
和「そうなんですか!それではこれからもよろしくお願いしますね!」
和「それでは、私は生徒会に行きますので!」
澪・律「ツッコめよ!」
唯「和ちゃんテンション高い…」
紬「学園祭、楽しいのね♪」
- 18. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 19:28:34.16 ID:yo2LrLVY0
- 楽園!
カエデ「女子高か…。いいなあ…」
カエデ「ウチも最近までこうだったのに…。何で共学化なんて…」
紬「あら…?あの方、どうかしたんでしょうか…?」
シノ「五十嵐は男性恐怖症なんだ。共学化したときも、一番嘆いていたな」
紬「まあ…」
紬「あの…」
カエデ「え…?」
ガシッ
紬「あなたの望む世界がありますよ…♪」
カエデ「!?」
タカトシ「…??…え…?」
スズ(対応できていない!?)
- 19. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 19:45:33.44 ID:yo2LrLVY0
- メイド!
出島「お嬢様、お車に忘れ物がありましたので、お持ち致しました」
アリア「あら…、ありがとう、出島さん」
律「すげー!本物のメイドだ!」
澪「はじめて見た…」
さわ子「見なさい、澪ちゃん。あなたも恥ずかしがってる場合じゃないわよ?」
出島「なんと…。この服装を恥ずかしいと…?私にとってはこの服装こそ、正装なのですよ」
澪「で、でも…」
律「ほんとに澪は恥ずかしがりやだなあ」
出島「…なるほど、よろしいでしょう。私に3日まかせて頂ければ、全裸で町を歩けるほどにしてあげますが…」
澪「」
さわ子「聞いた!?澪ちゃん!」
タカトシ「何をする気だ?」
律「それでも教師か!」
スズ(ダブルツッコミ!?)
- 20. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 19:58:33.61 ID:yo2LrLVY0
- 友人!
スズ「こんにちは」
梓「あ、スズちゃん!きてくれたんだね!」
スズ「うん、久しぶり!」
梓「あ、こっちは友達の憂と純!憂は唯先輩の妹なんだ」
憂・純「こんにちは〜」
スズ「こんにちは。私も友達連れてきたんだ」
ネネ「はじめまして、轟ネネです」
スズ「ネネはロボット研究会に所属してるんだ」
純「すごい!どんなのを作ってるんですか?」
ネネ「これが最新作よ♪」ヴィィィィィ
憂・純「」
スズ「片付けろ」
梓(やっぱりこういう人か…)
- 21. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 20:09:32.03 ID:yo2LrLVY0
- 友人!!
ムツミ「はじめまして!三葉ムツミです!」
ムツミ「私も、ライブ見ましたよ!すごかったですよね!」
ムツミ「聴いてるうちに、何だか何だか熱くなっちゃって…、血わき肉踊るっていうのかな!?」
ムツミ「私、柔道部なんですけど、こんど試合しませんか?異種格闘技!」
スズ「いや、格闘技じゃないから…」
ムツミ「そっか〜」
梓「」
スズ「…どうしたの?」
梓「…まともな人だ…」
スズ(私たちのイメージって…)
- 22. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 20:27:43.03 ID:yo2LrLVY0
- 妹!
コトミ「スズせんぱ〜い!」
スズ「あら…?一人でどうしたの?」
コトミ「トッキーと一緒だったんだけど、はぐれちゃって…」
梓「えっと…?」
スズ「津田の妹よ」
憂「こんにちは。確か、前に会いましたよね?」
コトミ「はい!確かボーカルの人の妹さんですよね?」
コトミ「ところで、うちは兄ですけど、お姉ちゃんっていうのもあこがれるな」
憂「そうですか//」
コトミ「兄弟ってだけで禁断の関係なのに、さらに同姓だなんて、考えただけですごい背徳感だね!」
憂「こ…、恋!?私が、お姉ちゃんと!?キャーーーッ!」
梓・スズ「何だこの会話」
- 23. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 20:44:38.36 ID:yo2LrLVY0
- 関係図!
ネネ「じ〜…」
純「な、なんですか?」
ネネ「はい!あなたにこれあげる!」ヴィィィィィ
純「な、なんで?」
ネネ「だって、今私たちの関係を表すと…」
梓・スズ(ちっちゃい)
憂・コトミ(妹)
純・ネネ(その友達)
ムツミ(ピュア・該当者なし)
ネネ「ねっ!私たち、似たものどうしなんだよ!」
純「」ヴィィィィィ
スズ「ね、じゃねーよ」
- 24. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 20:57:53.24 ID:yo2LrLVY0
- 大人共!
梓「せっかくだから、お茶でも飲んでいってよ」
スズ「うん。…あれ、あそこにいるのは…?」
さわ子「横島先生もですか!?」
横島「そうなのよ。妹やら、友達やら…。どんどん先に行ってしまうわ…」
さわ子「ああ…。こんなことで、もし教え子に追い越されでもしたら…」
出島「もしよろしければ、私の昔のお得意様を何人かご紹介いたしましょうか?」
横島「…マジ?」
出島「はい。ただし、すでに全員開発済みですが…」
横島「…それじゃダメね。面白みがないわ」
さわ子「私はどっちかといえば尽くすタイプだし…」
出島「申し訳ありません。そっち方面は専門外で…」
さわ子「ああ…。こうなったらもう、既成事実を作るしか…」
梓「なんか仲良くなってる…」
スズ「近づきたくはないけど」
- 25. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/25(火) 21:12:01.04 ID:yo2LrLVY0
- そのころ!
トッキー「…」
ブルルルル
コトミ『あ、トッキー?2年1組で待ってるね!』
トッキー「2年1組か…」
トッキー「!」
姫子「…!」
トッキー「…」
?
バチバチ
?
姫子「…」
トッキー「あの、2年1組にいきたいんですが…」
姫子「あ、それならそこの階段を…」
トッキー「…ありがとうございました」
トッキー(怖そうな人だったから、声をかけるのドキドキした…)
姫子(びっくりした…。お金とられるかと思った…)ドキドキ
最終更新:2011年01月27日 01:11