梓「え? なんていいました?」
唯「!てっだんたっなくなれ喋かしにさ逆ーらかだ」
梓「??」
唯「んゃにずあよてけすた」
梓「も、もしかして……」
唯「!よだんなさ逆 !うそ」
梓「……中国語でもおぼえたんですか?」
唯「ーよてっかわ、んーえう」
梓「何言ってるかわからないけどすごいです!」
唯「!あ……」
梓「?」
唯「とまと」
梓「とまと?」
唯「しんぶんし」
梓「しんぶんし……?」
唯「たけやぶやけた」
梓「回文……?」
唯「!んゃじいいばけ書に紙もてくなし事なんこ、あ」
梓「……What?」
唯「ねてっ待とっょち」
梓「さっきのトマトと新聞紙と回文は何なんですか」
唯「……もめもめ、とっえ」キカキカ
梓「???」
唯「あああああわうてっ…… !らほ」
【!てけすたらかたっなくなれ喋かしにさ逆。んゃんずあ】
梓「てけすたら……あっ!」
唯「!んうんう」
梓「ちょ……ちょっとマジで言ってるんですか?」
唯「!よだも時く書もかし !てっだうそらかだ」
梓「言葉だと全然わかりません」
唯「ぅむ……」
梓「とか言って実は私に対するどっきりでしょ? カメラどこだー」
唯「ぉようがち」
梓「んーと……あ、今のはわかりました! 違うよぉですね」
唯「!スエイ」
梓「にしてもちょっと手が込みすぎな気が……そんだけスラスラ言うのにどんだけ練習したんですか」
唯「!てっだんいなゃじかとりきっどーらかだ」
梓「長くなると全くわかりませんね」
【!てっだんいなゃじかとリキッドーらかだ】
梓「……読みづらい」
唯「ねんめご」
梓「ね、んめ、ご……あー謝らなくてもいですよ」
唯「?るれくてじ信」
梓「……るれくて……んし……えっと……逆だから」
唯「ぇねんめご」
梓「信じてくれる?ですね。はい、一応信じます」
唯「ーたっかよ」
梓「そんな感じでなるべく短くしゃべってほしいです」
唯「うろだんる治らたしうど」
梓「……その長さだともう日本語にまったく聞こえません」
唯「んーえ」クシクシ
梓「そうだ! 録音して逆再生とか!」
唯「ーいい頭んゃにずあどほるな」
梓「カセットあるんでなんかしゃべってください」
ポチ
唯「とがりあ、をき好大」
梓「はい、では逆から再生してみます」
『おたぎらおうぃくしあd』
梓「……」
唯「れこにな」
梓「そっか……うわぁめんどくさ」
唯「?とこういうどーえ」
梓「とこうい……あ、どういうこと、か。えっとですね……ハァ」
唯「んうんう」
梓「たぶんさっき唯先輩は大好きをありがとって言ったんだと思いますけど」
唯「よたっ言うそ」
梓「日本語の発音は母音に強く依存しますのでそのまま逆再生しても元の形にはならないんですよ」
唯「?」
梓「だからー例えば。おはようの逆さ、うよはおを録音して逆再生すると」
ポチッ
梓「うよはお」
『おあほゆ』
唯「!!」
梓「ね、わかりました? つまりローマ字表記に一度置き換えた上で逆再生になるんですよ」
唯「!んゃじめだあゃじ」
梓「困りましたね」
唯「……」キカキカ
【らたっ思とうお言で生再逆てっうよはおあゃじ】
梓「……えっと、ohayouの逆だからuoyaho、うおやほですね」
ポチッ
唯「!ほやおう」
『うおあよh!』
梓「……そっか、うおやほも逆になるから……うわぁ、もうヤダ」
唯「いたいまたあ……」
梓「……私のほうが痛いです」
唯「……」キカキカ
【?のるえ言てっうよはおらたっやうど】
梓「ハァ、それくらい分かりましょうよ……」
唯「んせまいすてく悪が来出の頭」
梓「うおやほの逆である、ほやおうって素直に言おうとすればいいと思います」
ポチ
唯「!うおやほ」
『ぉはよう!』
梓「ちょっとアクセントは微妙ですけどこれで言えましたね」
唯「ーたっやいぁわ」
梓「でも少し長い文章になるともう完全にわけがわからないので結局効率悪くて意味ないです」
唯「ーなんそ」
梓「もう筆談しましょ? ね?」
唯「ーよいさくどんめ」
梓「…………えっと……んー、あ! め、めんどくさいのは私のほうです!!」
唯「でいならこお」
梓「頭が痛いです……いろんな意味で……」
唯「も私」
梓「ギリギリ言葉が通じる外国人と喋ってる見たいです」
唯「Hey,pretty girl! I'm Yui Hirasawa! Hahaha!!」
梓「なんで英語は普通にしゃべれるんですか!!」
唯「よいなら知」
梓「てかそもそも唯先輩が口にだす前に一度逆さ言葉にしたらいいだけじゃないですか?」
梓「おはようというのを踏みとどまって、うよはおと言ってみるんです」
唯「どほるな」
梓「今のそれも一度口に出すのを我慢してください」
唯「わっかた……うん」
梓「微妙にまちがえてますけどまぁ言いでしょう」
唯「あずにやん」
梓「あ、できそうですか?」
唯「うん」
梓「しかしこれから先のことを考えなきゃいけませんね……むむむ」
梓「なにか打開策はないでしょうか。そもそもの原因はなんでしょう」
梓「心当たりないんですか? どこかで頭ぶつけたとか、誰かになぐられたとか」
梓「も、もしかして道端で変な物たべちゃったり……はたまた変な人に変な薬のまされちゃったり!」
梓「ゆゆゆ唯先輩! ほんと大丈夫なんですか!? ほかに怪我とかありませんか!?」
梓「私、いまの唯先輩のことがあまりに不憫で……うぅ」
梓「これからの生活のことを考えると……悲しくなってきます」
唯「ふふ…………」
唯「ぁない愛可てれくてっなに命懸生一に為の私はんゃにずあ……」
唯「?ねよいどひ。よたっだールスに全完てんなんゃち和」
梓「はい? なに言ってるかわかりません」
唯「!うおゃちっ言ろいろい、際のこに事いいをのいならかわあゃじ。ーへへえ」
梓「わからないのでなるべく短くしゃべってくださいってば!」
唯「い愛可に高最もんゃにずあるてっ怒」
梓「もぉー! 聞いてるんですか!」
唯「へへえ……ぁさてっゃちせらがんと唇」
梓「笑ってる場合じゃないんですよ!!」
唯「事のんゃにずあ、ーないたいゃちべ食ぐすまい」
梓「わかりません……唯先輩……わかりませんよぉ」
唯「?ねよいいらないらくとっょち」タニタニ
梓「なんですかその顔?」
唯「?いいてしこっ抱ぇね」
梓「……ん? いまの聞き取れそうだったのでもっかい言ってくれません?」
唯「!用無答問は合場いなが答解」
梓「??」
唯「!!えゃちめしき抱、いーえ」
ッュギ
梓「にゃあ!? なんですかいきなり!」
唯「ーりすりすんゃにずあ。ーよいなゃじりなきい、ーへえ」
リスリス
梓「ちょ……っと、やめてくださいよ」
唯「ー赤っ真顔」
リスリス
梓「あ、いまのはわかりました顔真っ赤ですね。って真っ赤じゃないです!!」
唯「ーおおおよいい愛可んゃにずあ」
梓「なんで急にこんなことするんですか! いままで真剣だったのに!」
唯「よだんるえ言も事いなえ言は段普くなとんな、らな葉言さ逆ーねかんな」
梓「もっと短くしゃべって!」
唯「ねはりまつ、んう…………」
梓「……で、なんなんですか」
唯「……きす」
梓「えっ!? キス!? いや違う……逆だ……好き……好きぃ!!?」
唯「ーきすきす」リスリスリスリス
梓「にゃあああ!? だめですよおおお!」
唯「ーきすきすんゃにずあ」
梓「キスしませんって、あ違う、好きとか簡単に言わないでください!!」
唯「ーよだ匂いい毛の髪のんゃにずあ」ンクンク
梓「なんかよくわからないけど嗅がないでください!」
唯「!んせまれきえ抑うもはち持気なき好のこ」
梓「あー! 短くしゃべりなさーい!!」
唯「きすきす」
梓「そうじゃない部分!!」
唯「んゃにずあ。きすいだ。ゅちっゅち」
梓「えっと……あずにゃん。だいすき。ちゅ、ちゅっちゅ~!?」
唯「~ゅちゅちむ」
梓「ノー! お断りします! めっ! だめ! こらっ!」
唯「~でんな」
梓「なんで~って! それはあまりにムードがないからです!!」
唯「~よだりありあ~~ええ」
梓「えっと……ありありじゃないです!! 一方的すぎます!」
梓「もっと私の気持ちを考えて、って何言ってるんだろう」
梓「とにかくダメです!!」
唯「?るれくてしーゅちらたっ治ーがれこさあゃじ」
梓「もう何言ってるかわけわかりませんから!」
唯「んーう」
梓「書いて! ここに書いて!」
唯「ーけっお」-ツツ
梓「ひゃうん!? 私に書くんじゃないですアホですか!!?」
唯「ごんめごんめ」
梓「はい。書きましょう。で、唯先輩はさっきなんて言ったんですか」
唯「……」キカキカ
【すましい願お。いさだくてしーゅちらたっ治事無がれこ】
唯「……」スンフ
梓「…………そ、それは……」
唯「?めだ」
梓「…………だ、だめ……」
唯「?ね……」
梓「そ、そんな顔でお願いされても
唯「すき」
梓「す!? …………うぅ、ずるい」
唯「ないたし」
梓「……泣いてませんし……あ、ちがう、したいな、って」
梓「え! そ、そんなに……キス、したいんですか……?」
唯「んもい愛可てっだ」
梓「……可愛いだなんて」
唯「ねたきてっなにうよるかわに々徐」
梓「……えっと、えっと……いまのは……わかりませんでした」
唯「ーはのまい」キカキカ
【ねたきてっなにうよるかわに々徐】
唯「!よだ」
梓「あー……そっか。あの、それはたぶん……」
唯「!技るせ成の愛」
梓「……愛……なのかな」
唯「だんるかわ !ぉお」
梓「ゆ、唯先輩の思考パターンなんて読め読めなんですから……!」
唯「ーねいごす」
梓「すごくなんてないですよ全然」
唯「るえあじ通で心もてくなが葉言、すんふ」
梓「……?」
唯「いたみ婦夫年熟」
梓「ふ、夫婦……?」
唯「?ね」
梓「な、なにが、ね?なんですか」
唯「?ね ?いがねお」
梓「…………むぅ」
唯「すき。きす。すき。きす」
梓「……うぅ……じゃ、じゃあ治ったら……」
唯「?!にとんほ」
梓「もし、それが治ったら……あ、治って良かったですね!っことで軽く一回だけ」
唯「!よだ対絶 ?!よだ束約 !おおおふ」
梓「絶対……約束……うぅぅ。いやほんとに深い意味なんてなくて、あくまで祝福の意味で……ゴニョゴニョ」
唯「?よしり切指」
梓「指切り……はい」
唯「!!たっ切指 !すまー飲本千針らたいつ嘘 !んまんげり切指」
梓「……」
唯「わーい。お、治ってる! あずにゃんありがとう治ったから早速ちゅーして!」
梓「 」
唯「あずにゃん約束だよー!?」
梓「いさだくてしにき好うも……」
唯「!?」
梓「っあ」
お し ま い
最終更新:2011年02月01日 03:46