律「唯の奴、おっせーなーー」
律「ケータイに電話してみっか」
和「そうはさせないわ」
律「和!?」
紬「うまくいっていれば、今いいとこなの」
律「ムギまで!?」
紬「ウフフッ」
律「うまくいってればってなんだ?いいとこってなんだ?唯はどうしたんだ?
ムギは予定があるんじゃないのか?そもそも2人はここで何を???????」
和「さあ、律、映画いきましょう」
律「えっ?」
紬「わたし、みんなで映画見るの、夢だったの~」ワクワク
律「えっ?」
梓「わたしも行くです!」
和「梓ちゃん!!どうだった!?」
梓「ばっちりです!!!!」ガッツポーズ
和紬「やったわ!!!」
梓和紬(ハイタッチ!)
律「????」
律「誰か説明しろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉ!!!!!!」
その夜
〔あずにゃん、ほんとにありがとう!わたし、1番大切な存在に気付けたよ。〕
梓「ホントに、世話のかかる先輩です」クスッ
梓「和先輩とムギ先輩にも、お礼を言ってください…っと、、送信っと」
梓「さあ、月曜から、一生懸命練習するぞっ!」
げつよう!
3年教室
澪「おはよう、和」
和「あらっ、おはよう、もう熱はいいの?」
澪「うん!すっかりよくなったぞ!」
和「そう、よかったわ」
澪「そ、それで、、、放課後、話があるんだけど、いい?」
和「ええ」
そして放課後
和「それで、話って?」
澪「…あ、あのな、和、、、」ドキドキ
和「?」
澪「そ、その、ゆ、唯の、こ、告白はど、どうなったか知ってるか…?」ハラハラ
和「ああ!」
澪「…」ドキドキ
和「もちろん、大成功よ!!」
澪「」
和「そりゃあ、あの2人だもん、素直になれば、ね」
澪「」プルプル
和「唯ったらね、絶対にそばをはなれない、なんて恥ずかしいメールを送ってきてね、」
澪「っぃぃいいいやあぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁっぁっぁ!!!!」バッ
ダダダダダダッ
和「あら?澪には刺激が強すぎたかしら?」
ダダダダダダダッ
ダダダダダダダッ
音楽室
ガチャッ
澪(りつぅぅぅ)ハァ、ハァ、
律「どうしたんだ澪、そんなに慌てて??」
律「それより、もう熱はいいのか?」
ダッダッダッダッ
「ガシッ」
唯梓紬「!!(両手でがっしりとりっちゃん(律先輩)の両肩を掴んだ!?)」
律「ど、どうしたんだよ、澪!?」
澪「…」プルプル
律「…澪?」
澪「…」ッ
律「へっ?」
澪「どうしてだよッ!!わたしは、こんなに律のことが好きなのに、こんなに
律のことが大好きなのに、律のことばかり考えてるのに、律のこと考えてて
夜も眠れないのに、律のこと考えすぎてて熱まで出ちゃうのに、
どうして、どうしてわたしじゃダメなんだ~ッ!!!!!!!!!!」ウルウル
「…」
「…」
「…」
律「/////////////」カァァ
紬「あらまあ」ウットリ
唯「み、澪ちゃん、なんて、だいたん…」
梓「澪先輩って、こんなに情熱的だったんだ…」モジモジ
澪「…」
澪「…あれっ?」
律「み、澪///////////」モジモジ
律「な、なにも、こ、こんな、みんなが見てる前で///////////」モジモジ
唯「やっぱり2人はお似合いだねぇ~~」
澪「…へっ?」
唯「あずにゃん、カップル成立の瞬間だよっ!よく見て!」
梓「なんか、わたしまで恥ずかしいです//」モジモジ
澪「…えっ?」
紬「唯ちゃん憂ちゃんペアに続いて、2組目のカップルね」ウットリ
澪「…ん?」
澪「ゆ、唯、律に告白して大成功したんだよな…?」
唯「ほぇ?してないよ?」
澪「…」
澪「…ぁ、ぁ、」
澪「…」カァァ
澪「…」ボンッ
シュー
唯「あっ、澪ちゃんが破裂した」
澪「っぃぃいいいやあぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁっぁっぁ!!!!」バッ
ダダダダダダッ
唯「あっ、澪ちゃんいっちゃった」
律「//////////」
……
その後のことを、少しお伝えします。
憂はすっかり元気を取り戻し、いつもの明るくてかわいい憂が帰ってきました!
わたしは、クラスで憂ののろけ話を聞き、部活で唯先輩ののろけ話を聞き、ちょっぴりジェラシーです。
憂「べ、別にのろけ話なんてしてないよ!」
唯「そうだそうだ!」
憂「た、ただ、おねえちゃんが昨日もかわいかったって話すだけでしょ!」
唯「エヘヘ~」
わたしにも、いい人が現れればいいなぁ。
ちなみに、唯先輩は、毎週水曜日は部活を休んで、憂と一緒に下校するって決めました。
唯「決めたの!」
憂「おねえちゃん、すっごくうれしいんだけど、部活も大切でしょ、いいの?」
唯「憂のほうが100倍大事だよ!」
一同「おいっ」憂「////」
唯「エヘヘ~、冗談だよ、でも、うい、一緒に帰ったり買い物いったりしようね!」
憂「うん//ありがとう//」
ホントに幸せそうな姉妹兼恋人です!
あと、なんだか最近、和先輩とムギ先輩が、よく2人きりで遊んでるっぽいです。
唯先輩と憂のキューピッドの2人、キューピッド同士くっつくとは、びっくりです。
きっとこの2人は、大人なデートをするんだろうなぁ。
和「大人なデートってどんななのかしら?」
梓「わ、わかりません//!」
紬「あらっ?なんで照れてるの?」
梓「な、なんでもないです//!」
和「ウフフ、何を想像したのかしら」
うかつな発言には、気をつけたいと思います。
和「ねぇ、紬さん、あしt」
紬「ムギ」
和「え?」
紬「ムギでいいわよっ」
和「そう//む、ムギ//、明日時間ある?」
紬「ええ、あるわよ、和さん」
和「いい加減、さん付けはやめてよ」ニコッ
紬「わかったわ、和ちゃん」ニコッ
お幸せに!
律「今までも、これからも、わたしが澪を守る//!」
こんなイケメンなプロポーズをやってのけた律先輩はかっこいいです!
初めて尊敬しました!
律「おい!初めてってどういうことだ!」
澪先輩の暴走告白、今思い出しても、こっちが恥ずかしいです//
あのあと、澪先輩が3日間ほど音信不通になったのは、言うまでもありません。
澪「こら、梓、嘘はよくないぞ、せいぜい、2日ってとこだ」
というわけでこの2人、付き合うことになったんですが…
律「澪、明日、映画見に行こうぜ!ふ・た・り・で!」
澪「う、うん//」(こ、これって、で、デートだよね!?)
律「澪ちゅわん、そんなに照れてどうしちゃったんでちゅかー?」ニヤニヤ
澪「うるさい、黙れ!」ペチッ
律「いダッ… ってあれ?軽い平手?」
澪「わ、わたしだって、ちょっと女の子らしくしたいんだ//!」
律「フフッ、 …澪はそのままでいいんだよ//」
澪「/////」
つぎのひ!
ゴチンッ
律「アイテッ!!!」
澪「ホラー映画だなんて聞いてないぞ!!!」ウルウル
律「痛い… う゛ぅぅぅぅ」ウルウル
澪「怖かったよ~~」ブルブル
律「や、やっぱり、平手にしようz」
澪「うるさい!」ゴチンッ
律「イ゛チ゛ャ!!」
澪「うぅぅぅぅ」ブルブル
律「ハハッ、それにしても澪、叫びっぱなしで、すごかったな!ぎゃぁぁぁぁ!って!!」
澪「バカ律ッ!!!」ゴチンッ
律「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!!!」
結局いつもの、2人と何も変わらないみたいです。
でも、なんだか、怪しい隠し事が増えたみたいです。
律「昨日さ、澪の奴がさ、」
澪「うわああああああああ!ダメだ律!言うなーー!」
律「えーーーいいじゃんよーーー」
澪「りつぅー」ウルウル
律(か、かわいい//これは、いじめたいっ!)
律「えっと、昨日な、」
澪「そ、それを言うなら、律!お、おまえだっておとといの夜h」
律「だああああああ!!!!!!それはホントにダメえええええええ!!!!!!!」
ホントに、ホントにお似合いの2人です!
ということで、後日談はこれで終わりです。
えっ?わたしですか?
わたしは、残念ながら、ひとり残されてしまいました…
でも、いつか、唯先輩以上のいい人が現れるのを期待しながら、
毎日がんばりたいと思います!
ところで、なんでわたしが今、ここにいるかというと、純に呼び出されたんです。
梓「あっ!純!」
純「おーい、梓!」
梓「純、話って何?」
純「えっとね…」
梓「?」
純「わたし…、ず、ずっとまえから、あ、梓のことがっ!」
梓「!」
おわり
最終更新:2010年01月07日 22:43