キンコンカンコーン
試験官「それでは始めてください!」
カリカリカリカリ
こんな調子でその次の理科の科目へ
キンコンカンコーン
試験官「やめ!後ろから用紙を回してください。なお、今から昼休憩をはさみます」」
梓「………」
梓(物理分野…難しかったなぁ…)
憂「お弁当…ふふ…お姉ちゃんったら」
梓「………」
梓(この子の弁当美味しそぅ~)
憂(あとは英語と社会…頑張らなきゃ!)
梓(良いなぁ~あの弁当~かわいいし~)じ~
憂(ん?再びあの子から見つめられているような…///)
梓「あ…あの…すいません…?
憂「ん…?」
梓「私と一緒に食べませんか?」
憂「へぇ~そこの中学校出身なんだぁ~」
梓「うん…遠くなりそうだけどね…」
憂「一緒に頑張ろうねっ!」ニコッ
梓「う…うん…///」
梓(この子なんか…かわいい…///)
憂「あ…そうだ…梓ちゃん、これあげる」
梓「消しゴムとシャーペン芯ケース…いいの…?」
憂「うん!私…こんなに持っているから…」
梓「!……///」ドキッ
梓(今まで…桜ヶ丘の先輩方が良いと思っていたけど…この子も…いい…///)
梓「ありが…とう…///」
試験官「もうすぐ試験の準備をしてください」
憂「あ…もうそろそろ始まるみたいだね…あと2つ頑張ろうね!」ニコッ
梓「う…うん…そっちも…///」
梓(この子と一緒に合格したいなぁ…///)
……
唯「う~い~…憂は大丈夫だよね?和ちゃん?」
和「もう…あんたが信じなきゃ誰が信じるのよ…」
唯「うぅ…憂…がんばってぇ…」
和「まったく…」
和(まぁ…本当に合格して欲しいと願っての心配なのよね…)
キンコンカンコーン
試験官「やめ!用紙を前に回してください。以上で試験は終わりになります。お疲れさま」
憂「ふぅ~…終わったね!梓ちゃん!」
梓「う…うん…///」
憂(どうしてさっきから梓ちゃん、顔が真っ赤なんだろう…?)
梓(うぅ…この子を見ると…ドキドキする…///)
憂「それじゃ、梓ちゃん。次会う時は桜が咲いた時にしようね!」
梓「あ…うん!///」
唯「う~い~!」
憂「あっ!お姉ちゃん!」
和「試験お疲れさま」
憂「ありがとうございます。和さん!」
唯「うぐっ…憂は絶対に出来る子なんだもんっ!グスッ…」
憂「お姉ちゃん…」
……
梓「………」
ベーシスト「よぉ…お疲れさん…」
梓「………」
ベーシスト「全力出せたか…?」
梓「………」ニッ
ベーシスト「さすが、俺の娘だぜ…」ニッ
中野家
梓「………」ぼ~
梓(そういえばあの子の名前聞いてなかったなぁ…)
憂『一緒に頑張ろうねっ!』ニコッ
梓「……//////」かぁ…
梓「また…会いたい…ふふ…会えるよね…ふふ…///」
ベーシスト「………」
ベーシスト(入らない方がよさそうだな…)
秋山家
澪「そっかー試験なんとかやれたみたいなんだな」
唯『えへへ…なんとかね~後は祈るだけだよぉ~』
澪「そうだな…憂ちゃんによろしく伝えて」
唯『うん!澪ちゃんありがとう~!ばいば~い!』
ピッ
澪「私も頑張らないとなぁ…」
♪ジャッキジャキジャシャジャ…
翌日
律「やった~!学校に行けるぜ~!」
澪「………」
澪「ついに律の頭が壊れたか…」
唯「律っちゃんごめんね…グスッ…」
律「だっー!!どついたろか!!お前らー!!」
紬「ふふ♪律っちゃん、合奏の練習をしたくてたまらなかったのよ」
律「うぅ~…ムギだけだぜ…私の気持ちを分かってくれるのは…」
紬「それじゃ…私と一緒に…///」
律「いや、それは良いです…」
澪「そうは言ってもたったの2、3日しかスパンはないだろ?まぁ、私と唯は持って帰って練習は出来るから問題は全くないが…」
律「はっはーん…澪甘いな…私のパッショネイトは止められないぜ?」
唯「おぉ~律っちゃん何かかっこいい~!」
澪「とりあえず、律の英語力がヤバいことは分かった…」
紬(パッショネイトは形容詞、名詞はパッションね…)
律「昨日は何があったかわかるか?」
唯「はいはい!我が校の入試日!憂も受けました!」
律「そのとーり!」
澪「で、それと律のそのパッショネイトに何の関係があるんだ?」
律「たくっ…澪は鈍感だなぁ…」
澪「なっ…!」
律「四月になれば新入生が入ってくるっ!」
澪「そんなの当たり前だろ?」
律「何だよ…本当に分かんねぇか…つまり、新歓時期!新歓コンサートがあるんだよっ!これで分かったか澪!」
澪「ふふ…分かってたさ…」
律「ちぇっ…人聞き悪…」
澪「お前も部長らしくなったな…」
唯「わぁ~律っちゃん部長みた~い!」
律「私はも・と・から部長だぁ~!」
律「っつうわけで新歓気合い入れっぞー!おっー!」
唯「お~!」
紬「後輩かぁ…」
澪「ムギも期待しているんだな」
紬「ええ♪」
紬(私のユートピア計画…ふふふ…)
澪(ムギから邪なオーラが…)
平沢家
憂「合格していると良いなぁ…発表は明日かぁ…」
ガチャッ
唯「ただいまぁ~!!」ドタドタ
憂「お姉ちゃん、おかえり!もうすぐご飯出来るよ!」
唯「あっ、そうかぁ!憂試験が終わって早く帰れるんだっけ!」
憂「え…?まさか…」
唯「食材買って来ちゃった…えへへ…」
憂「ふふっ…」
憂「はい、お姉ちゃん」コトッ
唯「わぁ~い!久しぶりに憂のご飯だぁ~」
憂「ごめんね。お姉ちゃんに作らせて…」
唯「憂…そこは気にしちゃダメだよ…」
憂「あっ…うん…そうだったね…」
唯「………」
唯「う~い~!大丈夫だよ~!私や律っちゃんだって受かったんだからぁ~」
憂(お姉ちゃんは良いとして律さんの扱いが…)
中野家
梓「んー…」
梓「肩凝っちゃったかな…」
猫「ニャー」ピョン
梓「あ…また…勝手に…」
猫「ニャーニャー」ゴロゴロ
梓「ふふっ…かわいい…」ナデナデ
猫「ブニャー」ゴロンゴロン
梓(あ~あ…あの子と一緒だったらどんなに良かったことか…)
~~~
猫「ニャー!」
憂「梓ちゃん猫飼っていたんだぁ~!」
梓「ううん。勝手に住み着いているだけ…」
憂「わぁ~かわいいねぇ~」
梓「うん…かわいいよね…」
梓(君の方がね…///)
憂「私…猫も好きだけど…」
梓「ん…?うん…」
憂「梓ちゃんの方がかわいいよ…///」スッ
梓「えっ…?ちょっ…ちょっと…///」
憂「え…梓ちゃん…こういうの…嫌…?///」ギュッ
梓「い…嫌じゃない…///」
憂「ううん~?聞こえないよぉ?///」サスリサリ
梓「あっ…も…もう…///」
憂「あっ…だなんて梓ちゃんかわいい~///」
~~~
梓「……//////」
梓「っくぅ~!!///」ダンダンダンッ
梓「さいっこ~!///」タラー←鼻血
ベーシスト「梓~どうした~?何か物音がさっきしたんだが…」
梓「な…何でもないっ!!///」
ベーシスト「そうかぁ…何だったんだ?」
梓「はあ…はあ…私のユートピアタイムが…はぁ…はぁ…」
……
憂「!……」ゾクゾク
唯「う~い~どうしたの?」
憂「う…ううん…何でもないよ…お姉ちゃんおかわり要る?」
憂(なんだったんだろう…今一瞬寒気がした…)
唯「うん!ちょ~だ~い!」
憂「ふふっ♪」
合否発表日・掲示板前
憂「………」
唯「………」ハラハラオロオロ
憂「………」
唯「………」ハラハラオロオロ
憂「あっ…あったぁ!!」パァー
唯「ほ…ほ…本当?」ガクガクブルブル-スリー
憂「本当だよ!ほらぁ!」
唯「あ…あぁ…本当だっほんだね!う~い~!」ガバッ
憂「ちょ…ちょっと恥ずかしいよぅ…///」
…
梓「ふわぁ…」
ベーシスト「余裕そうだなぁ…受かっている前提かぁ~?」
梓「むぅ…寝てないだけだよ…」
ベーシスト「!夜更かしはあれほどするなって言ってたのに…」
梓「はいはい、分かった分かった…私合否見てくるね…」
ベーシスト「なぁ…ここで言うのもあれだけどよ…」
梓「ん…?」
ベーシスト「見たら車の中まで走ってこい…途中で立ち止まるなよ…俺はどんな結果でも受け入れるさ…」
梓「………」
ベーシスト「行って来い…!」ニッ
梓「ふー…ばっかじゃないっ…子どもじゃないんだからっ…」ニッ
梓「………」
学生A「ああっ!あったぁー!」
学生B「私もよー!やったー!」
梓「………」
学生C「グスッ…ヒック…」
学生D「泣かないで…他の高校があるでしょ?ねぇ…」
学生C「ヒック…ヒック…うぐっ…おえええええええええええええ…」ビチャビチャビチャ
学生D「きゃー!!Cちゃん大丈夫?ねぇ?ねぇったら!」
梓「………」
職員「救急車は呼んだかー!!」
学生C「うぐぐっ…おえええええええええええ…」ビチャビチャビチャ
梓「……あ、あった…」
梓「あった…あった…」
学生D「Cちゃん大丈夫よ!今救急車呼んであるから!」
学生C「うぇっぐ…うぇっぐ…」
梓(私…桜ヶ丘に通えるんだぁー!!)
憂「あれ?梓ちゃん…?」
梓「へ…?」
憂「梓ちゃん!合否どうだった?」ニコニコ
梓「……///」
憂(あれ?何も言わない…もしかして…)
梓(昨日のユートピアタイムを思い出してしまう…///)
唯「う~い~待ってよ~…あっ…梓ちゃん!」
梓「あ…先輩…」
憂「お姉ちゃん梓ちゃん知っているの?」
唯「うん!この前言っていた受験のアドバイスをした憂と同い年の子だよ~」
憂「偶然だ…私試験の時たまたま梓ちゃんの隣だったんだよ!」
唯「おぉ~まさにミラクルだぁ~!」
梓「………」
憂「でも…梓ちゃん…もしかして…」
梓「へっ…?あっ…あぁ…私合格したよ…///」
憂「やったぁ~~!!」ブンブン
梓「ちょっ…ちょっと…!///」
憂「あ…ごめんね…嬉しくてつい…///」
梓「き…嫌いじゃない…///」
憂「?」
唯「でも良かったぁ~!憂だけじゃなくて梓ちゃんも合格したなんて!今日は良い日だぁ~!」
憂「梓ちゃん…」グッ
梓「へっ…?///」
憂「これからもよろしくね!」ニコッ
梓「……//////」
梓「か…かわ…い…すぐる…///」バタッ
憂「!あ…梓ちゃん!梓ちゃん!しっかりして!」
唯「ありゃりゃ…梓ちゃん感極まって倒れちゃったよ…」
梓(し…幸せだぁ…///)へにゃ~
…
ベーシスト「………」
ベーシスト「梓の奴おっせぇなぁ…」
ベーシスト「まさかっ…あいつ…!ショックで…」
唯「梓ちゃんのおじさぁ~ん!!」
ベーシスト「ん?確か君は…」
唯「はぁ…はぁ…梓ちゃんのおじさん…あ…梓ちゃんが…」
ベーシスト「な…何だって!?」
唯「梓ちゃんはこっちです!」タタタ
ベーシスト「はぁ…はぁ…バカやろう…早まるんじゃねぇ!」タタタ
唯(早まる?倒れただけなのに?)
憂「梓ちゃん!大丈夫?しっかりして!」
梓「ん…あれ…?そっか…私倒れちゃったんだね…」
憂「大丈夫?もうすぐ、おじさんが来るみたいだよ!」
梓「うん…ん…あれ?私の頭の下…何か柔らかい…」
憂「ん?そのまま地面の上で寝かせておくのは危ないからせめて私の膝の上に…」
梓「もう…殺して…//////」ガクッ
憂「きゃっー!!梓ちゃーん!!さっきまで大丈夫だったのに!!」
最終更新:2010年01月12日 06:44