アットウィキロゴ
梓「あ……//////」

梓(その笑顔…卑怯だよ…//////)

憂「ほら、上がって!風邪ひいちゃうよ?」

梓「うん…お邪魔します!」ニコッ

憂「それじゃ、二階にある私の部屋で待っててね!飲み物と食べ物を持ってくるから!」

梓「うん…分かった…///」

タンタン

梓「………」

梓「あの子の部屋ってどこ?というかあの子の名前…読み方まだ分かんないし…」


『ゆいのへや』

梓「これは唯先輩の部屋だから…」

梓「ん?待てよ…平仮名で部屋名を書くってことは…あの子の部屋名も平仮名のはず!どこだどこだ!」

『憂の部屋』


梓「………」

梓「♪世の中そんなに甘くない~…」


憂の部屋

梓(ちっきしょおおおおおお!!!!読み方が分からないなら呼べないじゃないか!!!!)

梓(それにしても…///)

梓「……///」キョロキョロ

梓(かわいらしいあの子らしい部屋だ…しかもキレイだし…///)

梓「あ…枕だ…///」

梓「………///」キョロキョロ

梓「嗅いで…みよっかな…///」ドキドキ

そ~

梓「……//////」ドキドキドキドキ

梓「……//////」キョロキョロ

梓「……//////」ドキドキドキドキ

そ~

梓「……//////」スンスン

梓「ふあああああああ~~……//////」ガタガタ


梓「あぁ…良い…良い匂い…フローラの匂いがするよ…///」ポワ~ン

梓「……//////」キョロキョロ

梓「もう一回…嗅いでみよっかな…//////」

梓「……//////」スンスン

ガチャッ

憂「あっ、寛いでる~?」

梓「」

憂「?梓ちゃん何しているの?」

梓「!!くっ…寛いでるよっ!!あははははっ…!!」バッ

憂「ふふ♪梓ちゃんって面白いね!」

梓「そ…そうかな…ははは…はは…」

梓(ごまかせられた…よね…?)

憂「梓ちゃん、昨日お姉ちゃんと何の話しをしてたの?」

梓(そういえば…あの電話…出ていたの全部唯先輩だったっけ…?)

梓「あ…それは…その…///」ゴニョ

憂「?」

梓「あの…その…///」ゴニョゴニョ

梓(今さらだけど…直接言うなんて恥ずかしい…///)

憂「どうしたの?顔が真っ赤だよ?梓ちゃん」

梓(もう…言うしかない…!//////)

梓「つ…付き合って!!私と付き合って!!///」

憂「え…?」

梓「き…君と…出会ってから惹かれたんだ…///」

憂「梓ちゃん…」スッ

梓「あ…///」

憂「実は…私も…梓ちゃんに一目惚れしていたの…私からも…付き合ってほしいな…///」ギュッ

梓「あ…ありがとう…ん…?///」

憂「ん…ふふ♪梓ちゃんの唇奪っちゃったぁ~♪///」

梓「な…な…な…にゃんですとぉ~~~!!!!///」

~~



梓「えへ…えへへ…えへへへ…///」

憂「………」

憂(梓ちゃんって変わった子だねぇ…)


憂「楽しかったね~!また遊びに来てね!」

梓「はぁ…結局…言えなかった…」

梓「私ってヘタレなのかな…?はぁ…」


……

紬「あれ?梓ちゃん?」

梓「せ…先輩…琴吹先輩…」

紬「あら?私の名前を覚えてくれたのね!嬉しいわぁ~」

梓「それは…感謝していますから…」

紬「でも、今日澪ちゃんから連絡来なかったかしら?今日私達の部の様子を見せたかったのだけど…」

梓(あ…携帯…部屋に置きっぱなしだった…)

梓「すいません…全く気づかなかったもので…」

紬「ふふふ…そうだったの♪」

ドキッ

梓「……///」

梓「あれ…?私…何で…?///」

紬「?」


梓(何でだろ…?琴吹先輩にドキドキするなんて…あの子の方が好きだったはずなのに…///)

紬「梓ちゃん…大丈夫?」ギュッ

梓「ニャッー!!す…先輩…!!急に何するんですかっー!!///」

紬「でも…顔が真っ赤よ?大丈夫?」ギュッ

梓(ふぇぇぇぇ~~!!暖かくて良い匂いがするよぉぉぉぉ~~!///)

紬(ふふふ♪私のユートピア計画の実現に協力してもらうわね…)


梓(あぁ…もう…好きにして…//////)

紬「………」

紬「ねぇ…私の家で休まない…?」

梓「え…?」

ピッピッピッ

紬「斉藤…車良いかしら?お願いします」

梓「せ…先輩…そんなの悪いですよ…///」

紬「ふふふ♪何か放って置けないの♪」ニコッ

梓「……//////」

梓(惚れた…///)


車中

紬「梓ちゃん…中学の時どうしていたの?」

梓「あっ…わたっ…私は…じゃ、じゃ…ジャズのぎ…ギターをしておりました…///」

紬「ふふ♪そんなに緊張しないの。ほら、肩の力を抜いて」スッ

梓(余計に力が入っちゃいますって…///)

紬「ふふっ♪かわいいわね♪たべてしまいたいわぁ♪」ギュー

梓(ほああああああ!!!!!!食べてくださああああああい!!!!!!///)



琴吹家

紬「さぁ、着いたわよ」

梓(で…でかい…!)

紬「この部屋のベッドで安静にしていてね。私は着替えくるから。そこにあるティーセットは自由に飲んで良いわよ」

バタンッ

梓「ほー…///」

梓(って、どうしてこうなった!!)

梓(琴吹先輩に連れられて…///)

梓「喉渇いた…あのティーセットのをもらおう…」


コポポポポ

梓「………」ゴクリッ

梓「あ…美味しい…」

ガチャッ

紬「お待たせ。梓ちゃん」

紬(あら、ティーを飲んだのね…なら手間が省けるわぁ♪)

梓「あの、先輩…私…大丈夫ですから…!///」

紬「あら、それにしても顔が真っ赤よ~?」ギュッ

梓「~~~!!///」

梓(な…なに…今の感覚…?///)

紬「………」ニヤッ

梓「せ…先輩!とにかくっ…私はもう大丈夫ですから!///」

梓(こ…これ以上抱きしめられると…頭がおかしくなりそう…///)

紬「嘘おっしゃい!私は梓ちゃんがどんだけ心配か…」

紬(ふふ…出来てきたわ…律っちゃんにもこうするつもりだったけどフラレちゃったからね…)

紬「安心して!梓ちゃん!」サスリサリ

梓「~~~!!!//////」

梓(にやあああああああああああああ!!!!!!//////)フッ

バサッ

紬「あら?刺激が強すぎたのかしら…」

梓(ふにゃでふにゃで…///)へにゃ~

紬「ふふ♪本番はこれからよ♪」


……

唯「やっほぉ~ただ今ぁ~!!」

憂「あっ!おかえりなさい。お姉ちゃん」

唯「う~い~お腹すいたよぉ~!」

憂「もうすぐできるから待っててね」

唯「わぁ~い!」

憂「ふふふ♪」

唯「………」

唯「う~い~!こっち来て~!」

憂「もう…な~に?」

唯「えへへ~…じゃ~ん!」

憂「こ…これ…iPodじゃない…」

唯「えへへ~憂の合格祝い渡してなかったから~はい、どうぞ!」

憂「お姉ちゃん…グスッ…ありがとう…グスッ…」

唯「おめでと~!う~い~!」


……

梓「んん…はっ…!いつの間にか寝てしまっていたなんて…」

紬「あら?梓ちゃん大丈夫?」

梓「何か…おかしいですよ…さっき…私の身体じゃないような刺激が…///」ゴニョゴニョ

紬「………」ニヤッ

紬「梓ちゃん…実は抱きしめられるのが好きなんじゃない?」

梓「そっ…そんなわけっ…ないっ………いや…嫌いじゃないです…///」

紬「そう…そういう正直なところが好きよ…」スッ

梓「~~~~!!!///」

紬「ふふふ♪かわいいわね…」ギュッ


……

♪~

律「………」

澪「おい、律!」

律「あぁ…悪い悪い」

澪「今のはディッタースドルフのヴィオラ・コントラバスと管弦楽の為の協奏交響曲ニ長調だ。交響曲は簡単に言えばいろんな楽器で一番二番と多くの楽章からなる音楽形式のことなんだ」

律「あぁ…交響曲についてはなんとなく分かった…」

澪「交響協奏曲は交響曲の一種で昨日聞いたソロの楽器が出てくる協奏曲と交響曲を混ぜたやつなんだ…って律聞いてんのか?」

律「あのさぁ…長くね?」

澪「交響曲だから当たり前だっ!!」

律「み~お~そんなにカリカリするなよ~」

澪「はぁ…まだイリオモテヤマネコに教えた方がラクかもな…」

律「だからあの本のことは忘れろっー!!」


……

紬「ふふふ♪かわいいかわいい…」サスリサリ

梓「ふぇ…もう…止めて下さい…また私…気を失います…///」

紬「ふふ♪大丈夫よ!私が傍にいてあげるから…」サスリサリサスリサリ

梓「にやあああああ!!!!いやああああああ!!!!//////」

バサッ

紬「あら?また…次からは弱いものにしないと…」


……

澪「とりあえず、クラシック音楽は知識よりも聞くことだ。そしてそこから同じ時代の音楽家、その人が誰から影響を受けたか誰に影響を与えたかを調べてみる。そうすれば自ずと知識は身につく」

律「え~聞いた上に調べるのかよ~」

澪「お前なぁ~…そんなんじゃクラシック音楽どころか他の音楽も分からんぞ?」

律「う~…ちょっと休ませてくれ~…」

澪「まったく…お…これでも聞いておけー」

♪~

律「んー…これ世界の車窓からの音楽じゃん…澪もこういうの聞くんだな~」

澪「あのなぁ…私だっていっつもコテコテのクラシックばっかり聞いているわけじゃないぞ?」

律「へぇ~…」


澪「でもなぁ~この曲律には難しいんじゃないか?」

律「はぁ?バカにすんじゃねーよ!癒し系の曲だろ?」

澪「じゃ、この曲のメイン楽器は?」

律「うぐっ…ぎ…ギター?いや、ピアノか?」

澪「まぁ…大きく外れてはないな…メインはヴァイオリンチェロだよ」

律「なんだ…澪のことだからコントラバスかと思ったら違うのか…」

澪「はぁ…だからお前はイリオモテヤマネコに負けるんだよ…」

律「だからその話しは止めろっー!!」


澪「この曲を手がけた溝口肇氏は有名なチェリストで愛器アレクサンドロガリアノというチェロを使われているんだ」

律「?あのクソ高いチェロだろ?コントラバスと何の関係があるんだよ?」

澪「溝口氏はその愛器にアンジェラという名前をつけているんだ。お前、前に私が楽器に名前をつけていたことをバカにしたろ?上手い人は楽器に愛情持って扱うからこそ名前を付けるんだよ」

律(なんかこじつけのような…)

澪「だから、良い音楽、良い演奏をしたいなら楽器に愛情を持つこと!楽器はそれに応えて良い音を出してくれんだよ!」

律「………」

律(なるほど…)

澪「がんばればちゃんと楽器は応えるんだよ…律も唯も頑張ってくれないと…」ハァ

律「澪…」

澪「ん…?何だ?」

律「私…頑張る…!」

澪「……ふふ…律はそうこないとな…」


18
最終更新:2010年01月12日 06:46