「ん、まわってる」
「それいちいちいわなくても、そういう構えかたしてたらわかりますって」
「なんか言わないと落ち着かなくって」
「んー、では。コホン」
「あずにゃんさんお願いします!」
「は、ハッピバースデートゥーユ~、ハッピバースデートゥーユ~……」
「ハッピバースデーディア、唯先ぱーい」
「は、ハッピバースデー、トゥーユ~…………これでいいですか?」
「歌、あんまり上手くないですね!」
「もお! それ言っちゃヤです!」
「うそうそごめん。ありがとあずにゃん」
「お誕生日おめでとうございます」
「わーい! 19歳だよー大人だよー!」
「大人ねぇ……」
「さぁあずにゃん! お祝いは終わったし! さっそくしよ!!」
「お誕生日えっちってどうなんですか……」
「いいじゃん。体でも祝ってよ、うりうり」
「なんか唯先輩……えろおやじです」
「普通普通。全国のカップルも似たようなことやってるって!」
「うーん……」
「じゃあ一緒に寝るだけ!」
「寝るだけなら……」
「裸で!」
「あの……それ何が違うんですか」
「えへへ。実は今日のためにいいもの用意したんだー」
「はい?」
「ちょっと待ってね。押入れに隠してるからとってくる。あ、カメラ持ってて」
ゴソゴソ ガタタ……
「……?」
「じゃじゃーん! おたのしみセットー!」
「おたのしみって……箱?」
「オープン♪」
「うっ……なんですかこれ」
「愉快なセックスライフを過ごすための道具だよ」
「にゃ……ただのおとなのおもちゃじゃないですか」
「あ、しってるんだ」
「たまたまネットで見ただけです」
「あずにゃんすけべー」
「買っちゃう唯先輩はよっぽどです!」
唯「あー、買ったねぇ。当時お小遣いぜーんぶつぎ込んだんだよ確か」
唯「それのせいで、あはは。ギー太のメンテ代なくなっちゃって、あはは」
唯「おもいっきりあずにゃんに叱られちゃったんだよね」
「せっかく買ったんだしつかわせて?」
「……」
「だめぇ?」
「……そんな顔でおねがいされたら……」
唯「私どんな顔でいつもお願いしてるんだろ」
「えへ~。嬉しいなぁ」
「と、とりあえずどう使うのか説明してくださいよ」
「見たまんまでしょ」
「う……これ、バイブってやつですよね?」
「レビューで評価が一番いいやつ買ったー」
「高いんじゃないですか? もっと計画的にお金つかわないと……」
「んー? 結構手頃な価格だよ。あ、というか!」
「?」
「愛はプライスレスだよあずにゃん。あずにゃんを可愛がるためならお金なんていくらでもかけるよ……」サワサワ
「う……愛だなんて。ただえっちなだけのくせに。手つきやらしーです」
「あはは。ごもっとも。だからさ、ね? しよ?」
「ん。ちゅ」
「ちゅ……ちゅむ」
「ん……唯先輩……お誕生日おめでとうございます……」
「うん……ありがと」
「ちゅ……」
「あずにゃんちゅー上手」
「そりゃあ……うまくもなりますよ」
「ね、もっかい」
「んちゅ……ちゅぅ……ちゅ、ちゅ」
「んぅ……ぁ……ちゅ、ちう」
「唯先輩……これ、使ってみたいです」
「電池いれるね。ん、カメラ邪魔」
ガタガタガタタタ ゴト
「どうする? 下着の上からあててみる?」
「ちょっと怖いんですけど」
「大丈夫大丈夫。とりあえずスイッチいれてみるね~」
ヴヴヴヴヴウヴ
「振動してる……」
「このバイブ結構性能いいらしいよ。ほらこっちのつまみさわると」
グィングィングィンギュイン ヴヴヴヴヴ
「ひっ……」
「スイング機能って言うんだっけ? えへへ、暴れております」
「……これ、入れるってことですか?」
「入れます」
「無理です」
「入ります」
「む、無理ですよぉ……ちょっと私にはおっきすぎっていうか……」
「なにごともチャレンジだよあずにゃん」
「じゃあ唯先輩やってみてくださいよ」
「えー……」
「私を実験にしないでください」
「うーん……」
「ほら、お手本! 先輩でしょ?」
「それは……」
「あ、唯先輩も怖いんですね! ほらほら!」
「……」ゴソゴソ
「何探してるんです?」
「あったあった」
「なにが?」
「手錠。ほらあずにゃん手」グイッ カチャン
「はっ!?」
「おたのしみセットのうちの一つだよ!」
「やっ、なにっ!? 外してください!」
「えっとカメラカメラ」
ガサガサゴトゴト
「はーいあずにゃんこっち向いてー」
「……う、外してください外してください!」
カチャカチャカカチャ
「あははカワイーカワイー! 暴れちゃいやん」
「うー!!」
「いまからあずにゃんをこのバイブ君でいっぱいいじめまーす!」
「や、いやですぅ……」
「あずにゃん大好きー僕とえっちしようよー」
ツンツンツンツン
「んんぅ! もうっ……」
ヴヴヴヴヴウヴ
「ほら、バイブ君あずにゃん大好きだって! 良かったね! じゃあ早速足ひらいてー」
「うっ……いじわる」
「いい子だね」ナデナデ
「……」
「うわぁ、あずにゃんもうパンツ湿ってるよ」
「ち、ちが……」
「なにが違うのかなー」
「それは唯先輩が……」
「また人のせいにして。濡れにゃんのくせに。よし、しっかり映像におさめとこう」
「やぁ……撮らないで……」
「ズームズーム」
唯「おおおっ!! あずにゃんの水玉おぱんつ!!」
唯「し、染みできてる……はぁ、はぁ」
唯「かわいーなー。このパンツ最近みないけどもう捨てちゃったのかな」
「……絶対それあとで削除してくださいよ」
「えー、いやでーす! えへへー」
「ちょ、ちょっと待ってください心の準備が……」
「えい」
ピト ヴヴヴヴヴウヴ
「あっ!!」
ヴヴヴヴヴウヴ
「あん、だって~。すごい声でたねー」
「や……あてないで……ぶるぶるしてる……」
「このへんかなー……」
グリグリ
「やっ!!?」
「あ、ビンゴ。ほれほれー」
グリグリ ヴヴヴヴヴウヴ
「うううっ、ああっ、ひっ」
「うわー、えっろー♪ なんて声だしてんの」
「だ、だっへぇ……と、とめて……」
「あずにゃんってほんとえっちですけべで変態で淫乱だね。あ、全部意味一緒?」
「んっ……そんな、こと……ないですし」
「どうかなー? だってどんどん染みがひろがっていくよ?」
「うぅう!」
「私のベッドまで汚れちゃうー」
「ご、ごめ……なさ……」
「じゃあもうパンツぬごっか? 脱ごうね。脱がしてあげる♪」
「……う」
「そこもちゃんとカメラにおさめとこうねー」
「えっ、や……」
「するする~。はい、足あげて~。ん、片手じゃ難しいなぁ」
「やだぁ……カメラ置いてください、撮っちゃだめ……」
「だめだよ。これは思い出を保存してるんだから」
「……えっちなだけのくせに」
「するする~♪ 汚れたパンツは脱ぎ脱ぎしようね~」
「あぅ……撮られてる……恥ずかしいトコ唯先輩に撮られてる」
「御開帳~」
「うぅ……死にそう」
唯「ふおおおおっ!! あずにゃん!あずにゃんの無修正お×××!!」カチカチカチカチ!
唯「ふおおおおおおっ、やったああ!! ハァハァ、ハァハァ。うふふふ」
「んー、相変わらずの不毛の大地……」
「恥ずかしいです……うぅ」
「しかしその大地に一筋の亀裂がっ!! 地割れです!!」
「バカ!!」
「ひろげていい?」
「ダメです!!」
「えー、ちゃんとピンクだよーってとこも撮らなきゃ」
「やだやだ! やだあ!」
「大丈夫。どうせ私しか動画見ないからー」
「変態!」
「なんとでも~♪」グニッ
「やぁだ~」
「ん、片手で広げるのむず……」
「恥ずかしくて死んじゃいます」
「ゆでダコみたいに真っ赤だよ」
「当たり前でしょ! とんでもなく恥ずかしいポーズで恥ずかしい事されてるんですから!」
「しーらない。はい御開帳第二弾」グニッ
「あっ」
唯「~~~~!!!」
唯「ほおおおおおうう!! あずにゃあああっ、あっ、うふふふふ」
唯「お×××最高!!! 超可愛い!! 超無修正!! 超淡いピンクゥ!!!」
唯「あずにゃんえっっろおおおおおお!!!」
唯「これはちょっとやばいなぁ……ハァ。この時あずにゃん18歳だけど、どう見ても児童ポルノだよコレ」
「いいねー、私あずにゃんのここ好きだなー」
「あぅ……撮っちゃだめ」
「次は指いれてるとこ撮ろっと!」
「えっ……」
「もう結構濡れてるし、入るよね?」
「や……」
「はい、つぷり……ん! 入った入った。ほれほれぐりぐりしちゃうぞ~♪」
「うぁ……! んっ……」
「はーい入ってまーす。うまく撮れてるかな」
唯「撮れてる! 撮れてるよぉ!!! ばっちしぃ!!」
唯「はぁ、あずにゃんえろいあずにゃんえろい……ハァ」
唯「いいぞ私、もっとかき回してよがらせろ!」
「あずにゃんは指二本が好きなんだよねー。ほらもう一本プレゼント。つぷり」
「うぅっ! ……だ、だめ……です」
「なにがだめなの? きもちいですぅって顔してるよ?」
「して、ませんし……」
「あずにゃんちゅー」
「ん、ちゅ……」
「ここ、好きでしょ」
チュク チュク チャプ
「んっ……あっ、や」
「ここぐりぐりされるといつもあふんあふんってなるもんね」
「い、いじわる……」
「あずにゃんのことならなんでもしってるよー」
「はやく……」
「何?」
「いきたい……です……して……」
「んふっ、そうなんだ。でもだめー」
「えっ……」
「今日あずにゃんを気持ちよくしてくれるのはバイブ君だよ。ワーパチパチ」
「そんな……」
「あずにゃんが大好きな私の指はおあずけ♪」
「うっ……」
「さぁもう一度スイッチおん! 目覚めよバイブ!」
ヴヴヴヴヴウヴ
「うっ……怖い……」
「大丈夫大丈夫。こんだけ濡れてるんだしたぶんすんなり入るよー」
「ほんとですか?」
「さぁ?」
「……」
「よし、記念すべき瞬間もちゃんとおさめないとね!」
「……ド変態です」
「これもあずにゃんがだーいすきだからだよ。ずーっとあずにゃんを見てたいからこそだよ!」
「……むぅ」
「ゆっくりするから」
「……」
「いくよ?」
最終更新:2011年04月26日 20:39