12月30日

憂「うん、わかった……大丈夫だよ。じゃあね」ガチャ

唯「ふぁ……おはよー憂」

憂「おはようお姉ちゃん」

唯「うーいー、朝ごはーん」

憂「お姉ちゃん、もうお昼だよ?」

唯「え?……本当だ」


唯「いっただきまーす!」

憂「いただきます」

唯「おいひぃ!今日も憂の料理は絶好調だね!」

憂「えへへ、ありがとう」

唯「これならいくらでも食べれちゃう……えほえほっ!」

憂「お姉ちゃん大丈夫!?」

唯「うん、ちょっと変なところに入っちゃった」

憂「もう……落ち着いて食べてね?」

唯「はーい……」

憂「そういえばさっきお母さんとお父さんから電話があったよ」

唯「なんて?」

憂「帰ってこれるの年明けになるって」

唯「ふーん。じゃあ憂と二人っきりだね!」

憂「うん!……いつもだけどね」

唯「そうだね。えへへ」

憂「じゃあ大掃除するからお姉ちゃんは自分の部屋いってて?」

唯「私も手伝う!」

憂「本当?でも……」

憂(もしお姉ちゃんに物が落ちてきたりころんで怪我したりしたら大変!)

憂「やっぱりお姉ちゃんは部屋で休んでていいよ」

唯「駄目!今年は私も手伝うの!」

憂「本当に大丈夫?」

唯「もー憂は心配しすぎ!私もう17歳だよ?」

憂「じゃあ……窓拭いてもらおうかな?」

憂(窓拭きなら怪我の心配はないよね)

唯「了解しました憂隊長!」ビシッ

憂「ふふ、何それ」


憂「じゃあこのスプレーを窓に吹きかけて、雑巾で拭いてね?」

唯「ラジャー!」

唯「こんなの誰でもできるよー」プシュー

唯「ふんふんふーん♪」フキフキ

憂(楽しそうに窓拭きしてるお姉ちゃん可愛い!)

憂「あ、バケツ取ってこなきゃ」トテトテ


唯「……上まで届かないよぉ」グイグイ

唯「むぅ、どこかに台ないかなーっと」キョロキョロ

唯「この箱でいいや。よいしょ」ドサ

唯「もうちょっと、もうちょっとおぉぉ」グググ

憂「よいしょ……お姉ちゃん、ちゃんとできてるかな?」

唯「ぬおぉぉ……」プルプル


憂「お姉ちゃん!?」ダッ

唯「とどいた!……わっ」

憂「……」ギュウゥ

唯「う、憂ー?なんで私の足つかんでるの?」

憂「お姉ちゃんが転ぶかと思って……」

唯「あはは、大丈夫だって」

憂「とにかくもう窓拭きはいいから、お姉ちゃんは床ふいて?」

唯「うんわかった。……けど憂ー?」

憂「どうしたの?」

唯「足、離してくれないかな?」

憂「あ……ごめんなさい//」


唯「さっきの憂可愛かったー」

憂「もう、その話はやめてよぉ」


唯「ごめんごめん。でも私達が小さい頃にもあんなことあったよね」

憂「え?……あ、クリスマスの時の……」

唯「そうそう。私がクリスマスツリーの飾りつけしてる時憂が私の足にしがみついて」

憂「だってあの時お姉ちゃん落ちちゃいそうだったから……」

唯「あはは、憂は変わってないねー」

憂「からかわないでよぉ」

唯「でも憂のそういうところ大好きだよ」

憂「え……えへへ//」



12月31日

唯「今年も最後だねー」

憂「なんだかお年寄りみたいだよお姉ちゃん」

唯「おー憂や、かわいい子だねぇ」ナデナデ

憂「ふふ、唯おばあちゃん、みかんでも食べますか?」

唯「ほっほっほ、こりゃお小遣い奮発しようかねー」

憂「もういつまでやってるのお姉ちゃん。はいみかん」


唯「憂ー剥いてー」

憂「はいはい」ムキムキ

憂「はい、あーん」スッ

唯「あーん……おいひー」

憂「そう?よかった」

唯「はい、憂もあーん」スッ

憂「あ、あーん……」パク

唯「おいしい?」

憂「おいしいよお姉ちゃん」ニコ

唯「えへへ、よかった」



デデーン ハマダーアウトー

唯「あははは!」

憂「お姉ちゃん、年越しそばだよー」コト

唯「わぁい」

憂「もう少しで年明けだねー」

唯「ころひもいろいほいほあっはへー」ズルズル

憂「何いってるかわかんないよお姉ちゃん」

唯「むぐ……今年もいろいろあったねーって」

憂「そうだね。軽音部の皆さんと合宿したりお出かけしたりしたもんね」

唯「ごめんね、あんまり憂と遊べなくて」

憂「しょうがないよ。それに私はこうしてお姉ちゃんと話してるだけで十分だもん」

唯「う、憂ぃぃぃぃ!」ギュッ

憂「わっ、お姉ちゃん苦しいよ」

唯「憂はできた妹だよー!」スリスリ

憂「もう……ふふ」



1月1日

唯憂「あけましておめでとー!」

唯「私も今年で3年生かー……」

憂「最上級生だね」

唯「憂は二年生だ!」

憂「どんな後輩が来るか楽しみだな」

唯「軽音部に入ってくれる子いるかなぁ……」

憂「きっといい子が入ってくれるよ」

唯「えへへ、そうかな。楽しみー」

憂「うん。楽しみだね」ニコ


憂「お雑煮のお餅は二個でいいんだよね?」コト

唯「うん、ありがとー憂」

テロリロリーン♪

唯「りっちゃんからだ」パカ

憂(初詣の誘いだろうな)

唯「初詣?……うん、うん、あずにゃんも?」

憂(梓ちゃんも一緒なんだ……)

唯「……で……だから……ね」

憂(夜はあんなこといったけど……やっぱりさびしいかな)

唯「うん、じゃあねー」ピッ

憂「軽音部の皆さんで初詣いくの?気をつけてねお姉ちゃん」

唯「へ?いかないよ?」

憂「え?」

唯「え?」


唯「……だから今年は憂と行くって決めてたから断っちゃった」

憂「でも……」

唯「りっちゃんは憂ちゃんも呼んで来ればって言ってくれたんだけどね」

唯「私は憂と二人だけで行きたいんだー」

憂「……」

唯「ってわがままだったかな?てへへ」ポリポリ

憂「ううん、私もお姉ちゃんが軽音部の皆さんと初詣いくと思ったらさびしくなっちゃって」

憂「昨日はあんなこと言ったのにね」

唯「憂……」

憂「えへへ、私もわがままだからおあいこだよお姉ちゃん」

唯「……うん!おあいこおあいこ♪」

憂「うん!」


……

唯「憂と二人きりで来るのは初めてだね」

憂「そうだねー」

唯「うわ、すごい人の数だ」

憂「元旦だししょうがないよー」

唯「憂、はぐれないように手繋ご?」スッ

憂「……うん!」ギュッ


唯「やっと私達の番だ」

憂「お姉ちゃんお賽銭は何円にするの?」

唯「奮発して50円!」

憂「じゃあ私もそうしようかな」

唯「一緒にいれよっか!……せーのっ」

唯憂「えいっ」チャリンチャリン

唯憂「……」パンパンッ


憂(今年もお姉ちゃんが安全で楽しく過ごせますように……)

憂(……あと、少しだけ私と遊ぶ時間が増えると嬉しいな……)

唯「……ふぅ。憂ー、どんな願いごとした?」

憂「お姉ちゃんが楽しく一年を過ごせますようにって」


唯「もー、また私のこと?自分のことをお
願いしなよー」

憂「したよ。少しだけだけど……」

唯「どんなどんな?」

憂「えーと……えへへ、秘密♪」


唯「む、教えてよー」

憂「教えなーい」

唯「ぶー。憂のケチー」

憂「ごめんねお姉ちゃん。その代わりにじゃがバター買ってあげる」

唯「ほんと!?わーい!憂大好きー!」ギュッ

憂「わぷ……私も大好きだよお姉ちゃん」

fin




最終更新:2010年11月21日 00:10