第二部『戦闘潮流』(この辺からパクリが酷くなります)
ーーーーー[アリアハン・夜]
憂、洗い物中ーーーー
憂「ふんふ~ん♪」ニコニコ(昨日は楽しかったな!私と同い年の梓ちゃんとも仲良くなれたし!)
憂「ふん~ん♪」ニコニコ(お姉ちゃん、もう一泊ぐらいしていけばよかったのに)
憂「ふんふんふ~ん♪」ニコニコ(さてと、洗い物も終わったし!今夜はお姉ちゃんの布団で寝ちゃおっかな!)クスッ
憂「ふんふ~・・・・」(------!!!!!----)
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
憂「・・・・・・」(・・屋根の上・・・・か・・)
「だれ?・・・こんな時間に・・」
・・・・・・・・・
憂「降りてきたら?・・お茶ぐらいだしますよ?」
・・・・・・・・・
憂「・・・ふぅん」ニヤ (なるほど・・)
「・・・そう」
どうやら何者かが屋根の上にいるらしい!
ガチャリ
憂は家の外に出た!
ひゅおぉ~・・・心地良い夜風が憂の頬を撫でた! とても静かな夜であった!
憂「・・・良い夜ですねぇ」
憂「私はここにいますよ。いつでもどうぞ」
・・・・・ひゅおぉ~・・・心地良い夜風が吹いた
シュタッ!
何者かが屋根の上から降りた! 憂が振り返る!
憂「・・・・」(・・女・・・か。それにあれは仮面?・・顔を隠してる・・?)
女「・・・・・」
憂「誰だか知らないけど・・私に何の用?」
女「・・・・・」
憂「・・・・」(武器は持ってないようね・・武闘家・・?)
ひゅおぉ~・・・心地良い夜風が吹いた
女「」ググッ
憂「!」(来る!)
女「・・ッ!」ヒュォッ! 女が助走をつけて跳び回し蹴りを放った!
憂はひらりと身をかわした!
憂「!」(疾い!こいつ・・!できる!)
女「シッ!」 続けて女の左回し蹴り! 憂はひらりと身をかわした!
女「っふ!」続けて女の超高速爆裂拳! 憂は全て見切りかわし防ぎ受け流した!
憂「はあっ!」 隙をついた憂の跳び膝蹴り! 女はひらりと身をかわした!
憂「ふっ!」 ギュルルルル! なんと!憂はそこから竜巻旋風脚を放った!
女「くっ!」 女はスレスレでよける!
憂「はあっ!!」 ダダダ! なんと!憂はさらにそこから空中三段蹴りを放った!まさに神業である!
女「ぐっ!」ドガガ! 女は避けきれずに両腕でガードした!
女「シッ!」ビュォ!
憂が着地するのと同時に女の右手が貫手の形をとって恐ろしい速さで憂の顔面に向かっていた!憂の眼を狙っていた!
憂「!」ヒュッ
憂は頭を下げそれを避けた! 避けると同時に、両手で女の右手を掴み取っていた!掴み取った次の瞬間には、逆間接をきめていた!
ドゴォ! 同時に、憂の右膝が女の腹に向かって跳ね上がった!
女「ちぃぃぃぃぃい!!!」
今度は女の左手が再び貫手の形で憂の喉元に迫っていた!
憂「!」グッ
瞬間、憂が女の右手をホールドしたまま背中から地面に倒れこんだ!
女の左貫手が憂の頭上を通りぬける!
憂が後ろに倒れこむ! 女もそれに引っ張られる!
ドッゴォ!!!
女「ぐっ・・・はぁ!!!」
2人が地面に倒れこんでいる最中! 強力なバネとスピードを秘めた憂の右前蹴りが女の腹にクリーンヒットした!
ドッ
憂が背中から地面に落ちた!そしてそのままの流れで!
ブンッ 憂の巴投げ!
ズザァ!・・ゴロゴロ
女は5メートルほど投げられた!
2人はほぼ同時に立ち上がった! 両者再びにらみ合う!
女「まったく・・恐ろしい子ね。今の蹴り・・常人だったら内臓破裂で死んでるわよ?」
憂「あなただって急所ばかり狙ってくるじゃない」(私と体術でここまで渡り合えるのは酒場の信代さんぐらいのはず!)
女「ふふっ」
憂「・・・」(けど・・信代さんじゃない!明らかに体形が違う!)
憂「!」
(私の名前を知ってる・・!それにこの声・・!どこかで・・・)
女「今日はあなたにお願いがあってきたのよ」
憂「・・どんな?」
女「私と一緒についてきて欲しいところがあるの」
憂「どこに?」
女「ついてきてくれるなら教えるわ」
憂「嫌だと言ったら・・・?」
女「う~ん・・・そうねぇ・・・」
憂「・・・」
ひゅおお・・・心地良い夜風が吹いた
女「あなたのお姉ちゃん、殺しちゃうかも」
ドウッッ!!!!!!
女「!!」
瞬間、憂の全身から凄まじい闘気がほとばしった!
憂の髪がざわりと逆立った!髪留めがピーんとどこかへ飛んでいった!
ギャーギャー! バサっバサッ
周辺の木々に止まっていた鳥たちが一斉に遠くへ飛び去った!
女「・・っ!」(な・・なんて凄いオーラ・・!!)
憂「・・・外・・」
女「!?」
憂「街の外・・!行こうよ・・!!周り・・!壊したくないからさぁ・・!!」ビキッ!ビキッ!
女「・・・ニヤリ」ゾクゾクッ
[アリアハンから離れた草原]
女「ねぇ・・どこまで行くつもり?もうかなり離れてるわよ?」
憂「・・この辺で・・いいかな」
女「こんな遠くまで来る必要あったの?」
憂「ええ・・」(だって・・私が本気出したら・・) 憂が女の方を振り向いた!
憂(地形・・・変わっちゃうから)「メラゾーマ!」
憂は振り向き様にメラゾーマを放った!
女「大っきなメラゾーマね・・どんな魔力してんのよあんた・・フンッ!」
女はマヒャドを放った!炎と氷で相殺が目的! 火球と氷塊がぶつかりあう! 瞬間!
女「なっ!?」
突如憂の放ったメラゾーマが大爆発を起こした! 辺りに凄まじい爆音が鳴り響いた!周囲が灼熱焦土と化した!
その爆心地の中心に、女が立っていた!
女「さすがに・・・効いたわ・・まさか・・メラゾーマとビッグバンを融合させてくるなんて・・」
憂「・・私が独自に編み出したのよ」(私のあれをくらって生きてるなんて・・こいつ・・)
女「あなた本当に何者?武闘家を凌ぐ体術に・・この馬鹿げた威力の魔法・・。まぁいいわ。どうやら私も本気を出さなきゃいけないみたいね」
憂「!」
ゴオオオオオオ
女の全身からドス黒く凶悪なオーラがほとばしっていく!
憂「・・!!!」(なんて禍々しく強大なオーラ・・!こいつ・・人間じゃない!それどころか・・普通の魔物でもこんなオーラ出せない!!こいつ・・いったい・・!!)
女「あなた捕まえるのに手加減したらこっちが殺されちゃうわ」
女が地獄より稲妻を呼び寄せた!
憂(こいつを野放しにしたらお姉ちゃんが危ない!私がここで始末する!)
憂は天空より稲妻を呼び寄せた!
女「ジコスパーク!!!!」
憂「ギガデイン!!!!」
バリバリバリッシュ!!!!
2つの雷撃が火花を散らし交錯する! その雷の雨の中! 憂が目にも留まらぬ速さで動いた! 雷と雷の間を縫って! 女に迫る!雷神の如き速さであった!
そして! 女に飛び掛った!!
女「!」(なっ・・・)
女の考えは甘かった!女はもっと警戒するべきだった!憂を!
姉への脅威を目の当たりにし、極限まで研ぎ澄まされた憂の
超戦闘力を!!!!!
憂は空中で右足にありったけのオーラを込めた!
憂「おおおおおおギガスラッシュ!!!!!」
なんと!
憂は蹴りでギガスラッシュを放った!
女「!!!」(マズイ・・避けきれない・・!!)
憂の右足が女の顔面に向かっていく! その最中! 女は悟った! もしこのままこの蹴りがまともに入れば・・!!
確実に首から上が吹き飛ぶ! そう確信させる一撃だった!
女(私が・・・負・・)
女「!」ガッ
憂の蹴り(ギガスラッシュ)が女の顔面に当たる直前!!!
女は仮面をはずした!
憂「!!!!!!!!」
なんと!
仮面の下には唯の顔があった!!
だがここで騙されて攻撃をやめる程、憂は愚かではなかった!! こいつはお姉ちゃんじゃない!!偽者であることは確定的に明らか!!
憂の蹴りが唯の顔に当たる!!寸前!!!
憂の心に!!! 一瞬!!! 迷いが生じた!!
姉を愛するが故に!!! 例え偽者と分かっていても姉の顔に攻撃するということに!!!!
迷いが生じた!!!
唯の顔をした女は・・・!!!
その隙を見逃さなかった!!!!
サッ
女が頭を下げた!!
憂のギガスラッシュが何もない空間を裂いた!!
ミス!! 憂の攻撃は外れた!!
女「・・あなたが・・」
女がモシャス(知ってる顔ならいつでも変身できる設定)を解いた! 女の素顔が明らかになった!
女「お姉ちゃん大好きっ子で助かったわ」
憂「・・・!!!あんたは・・・!!!」
女「どう?驚いた?憂ちゃん」
憂「----」(そんな・・・早くお姉ちゃんに知らせなきゃ・・!!お姉ちゃんが・・危な)
女「私の勝ちよ!マダンテ!!」
憂「!」
カッ
夜の闇が一瞬だけ白く染まった!
ゴオオオオォォン・・・・・
ーーーーーーー夜空に轟音が鳴り響いたーーーーーー
唯たちはピラミッドとかいろいろな洞窟とか祠とか探検して・・
いまやジパングに辿り着いていた!
[ジパング]
唯「ここがジパングか~!なんだか一風変わった街だね!」
梓「あの大きな建物が城ですかね」
澪「お寺みたいだな」
唯たちは城の中に入った!
[城内]
姫子「誰じゃわらわの通り道に・・!!」
「子猫と!」ドカッ 「子スライムを置いたのは!」ドカッ
大臣「も、もうしわけありません姫子様!」
律「うわっ・・・ひっで~」
梓「なんか感じ悪い王様ですね」
姫子「む?なんだ貴様ら?客人か?」
唯「うん。ねぇさっきどうして子猫と子スライム蹴飛ばしたの?」
姫子「ふん!邪魔だったからに決まっておろうが!良いか!わらわは何をしても許されるのじゃ。なぜなら・・・」
姫子「そうよわらわが、美しいから!!」どんっ!
大臣たち「キャー姫子さまー!」
律「なんか好きになれないタイプだなこいつ」
姫子「む?そうじゃ旅の者、ちょっと近う寄れ」
唯「?」
姫子「貴様らに頼みたいことがあるのじゃ」
唯「なに?」
姫子「最近、この街の近くに[やまたのおろち]という美し・・凶暴なドラゴンが住み着いての。退治してきてくれぬか」
唯「まあいいけど・・いいよね?みんなも」クルッ
梓「いいですよ」
ムギ「いいわ」
律「ははっ!案外この王様の正体がその竜だったりしてな!」
澪「ば、馬鹿!そんなことあるわけないだろっ」
律「なんてな!冗談だよ冗だ」
姫子「・・・なぜわかった」
唯梓律ムギ澪「えっ!?」
姫子「まぁ良い!洞窟で貴様らを喰う予定だったが・・今ここで喰うてやろう!」
ゴウ! 姫子が臨戦態勢に入った!
唯たちも身構えた!
律「おぉーなんだかよくわかんねーけどいきなりボス戦か!?」 律は戦いのドラムを取り出した!
澪「ほらっ!律!」
律「ああ! 1、2・・・・・・りこぴーん!」
澪「ぷっ」 唯「ぶっ」 ムギ「くっ」 梓「?」
姫子「・・・・」
律「りこぴんぴん」
唯澪ムギ「ぷっあはははははh!あはははははははは!」
梓「あ、あの、何がそんなにおかしいんですか?」
律「りこぴーん!・・りこぴん・・ぴん!」
唯澪ムギ「あはははは!あははははは」 澪「や、やめろよ、ぷっ!やめろって!」
梓「あの、早くしないと、敵が・・・」
姫子「・・・・・」プルプルプル
律「ははっ!はーいはい!いくぞーっ?」
唯「た、戦えないよ、ぷっくく」
姫子「」ブチッ
姫子「なんなんだよどいつもこいつもよォォォォォォォォォォォォォ!!!!」
律「うわーっ!キレた!」
咆哮と同時に姫子は。 姿を変えた。 それは。 今まで笑い転げていた唯たちを一瞬にして体勢を回避に向けるほどの変貌であり。 邪悪を具現化したかの姿は。 明らかに。 明らかに。
破壊のみを求めていた。
ごっ!!! ゴゴゴゴゴガラガラガラ
やまたのおろちの姿となった姫子は床を思い切りたたきつけた! 城が倒壊した!
唯たちは間一髪で直撃を回避していた!
唯「大丈夫みんな!?」
梓「はい!なんとか」
澪「あ、危なかった・・」
律「うひゃー!あぶねー!」
ムギ「今までの敵と格が違うわね」
姫子「てめーら・・この私を差し置いてゲラゲラ笑いやがって」
律「べ、別にあんたのことを笑ってたわけじゃ」
姫子「黙れ!ゆったりのほほんバトルしかしてこなかったてめーらに・・戦いの怖さを教えてやらあ!」
ゴオオおお
姫子は激しい炎を吐き出した!
唯梓澪「熱っ!」
ムギ「くっ」
律「アッチ!」
姫子「わかったか!これが全体攻撃の恐ろしさだ!」
ムギは薬草を使った! 唯はべホイミを唱えた!
姫子「ふん!そんなちまちました回復じゃ、まさに焼け石に水だな!もういっちょ!」
ゴオオオオ!! 姫子は激しい炎を吐き出した!
唯梓ムギ律澪「くぅ~!!」
澪「・・・!」
(やばい!みんなこのままだと・・!!)
澪(ていうか私・・いつも・・傷を見るのが怖いとか言って・・逃げて・・)
澪(そのせいで・・みんなは薬草とか唯のベホイミでしか回復できなくて・・)
澪(攻撃されるのって・・・こんなに・・痛くて苦しかったんだね・・!みんな・・今まで本当に・・!ごめん!)
姫子「はっはー!これで全滅だな!」 姫子は息を大きく吸い込んだ!
澪「みんな聞いてっ!」
唯梓律ムギ「!?」
澪「みんな・・今まで・・私・・傷が怖いとか言って私ばっかり逃げてて本当にごめん!」
唯「澪ちゃん?」
律「澪?」
澪「このパーティーの僧侶は私だから・・!」
姫子「なーにペチャクチャ喋ってんだ役立たずの僧侶が!くらえ!」姫子は激しい炎を吐き出した!
澪「これからは・・!私がみんなを守る!ベホマズン!」
唯たちは全快した!
澪「さらにフバーハ!フバーハ!フバーハ!」
唯たちを暖かい光が包み込んだ!炎をほとんど無効化した!
姫子「なにぃ・・!」
唯「凄い澪ちゃん!」
律「うほー!すげー!いつの間にこんな高等な呪文を!?」
澪「私・・・呪文の勉強だけはちゃんとしてたから・・!」
ムギ「澪ちゃん凄いわ!」
梓「やっぱり頼りになりますね!澪先輩は!」
澪「み、みんな・・!」ウルウル
姫子「」ブチッ
「てめーら!また私を差し置いてぇえええええ!!」
律「みんな!いくよ!1、2!」律は戦いのドラムを打ち鳴らした!
唯たちの攻撃力が倍になった!
梓「行きますよー!・・ふでぺーン!」どかっ 姫子「くっ」
ムギ「フッ!フゥッ!」ドッドッ 姫子「ぐゥ」
唯「ふるえーる!」バキッ 姫子「ちぃ!」
ムギ「フッ!フゥッ!」ドッドッ
姫子「ぐううううううちくしょおおおおおおお!!!!」
姫子は怒りでテンションがあがった!
最終更新:2011年05月09日 22:54