紬「梓ちゃんはタチとネコとどっち?」
梓「ネコですがなにか・・・」
紬「え? しょぼーん」
梓『あれ・・・なんかムギ先輩の様子が・・・』
紬「あずにゃんだもんねぇ・・・ネコかぁ」
梓「じっ実は私、タチもいけるんです!」
紬「ホント!?」
梓『あ、すごくうれしそうだ・・・』
紬「それじゃあ早速!」
梓「えっ!?」
紬「ちゅぅぅぅぅ」
梓「いやいやいや、いきなりキスとかは・・・」
紬「ちゅぅぅぅぅ」
梓「いやだから、ムギ先輩・・・」
紬「ちゅぅぅぅぅ(泣)」
梓『あれ、なんか泣いてる・・・』
紬「ちゅーうー」
梓「わっ、わかりました、一回だけですよ」
紬「うんうん」
梓『凄く嬉しそうだ』
梓「はい、ムギ先輩。チュー」
紬「チュー」
梓『うわー、ムギ先輩の唇、柔らかいなー
って私、なにその気になってんだろ?
こんな所を、みんなに見られたら・・・』
紬「梓ちゃんの唇、柔らかいねー」
梓「え! いえ、ムギ先輩の唇も柔らかかったですよ」
紬「ホントに!? それじゃあ、もう一回!」
梓「いやいやいや、一回って約束ですし」
紬「ぷぅー」
梓「いや、ふくれられても・・・」
紬「パタパタパタ」
梓「マンボウのまねをされても・・・」
紬「ぶー」
梓「マンボウのまねをされたまま、ふくれられても・・・」
紬「それじゃあ・・・抱きしめるー」
梓「えっ? えっ?!」
紬「むぎゅー」
梓『うわ! ムギ先輩の胸に顔が埋もれる・・・
ていうか、ムギ先輩の胸、結構大きい?』
紬「梓ちゃん、可愛いー! ずーっと抱きしめていたーい!」
梓「くっ苦しいです・・・息が・・・」
紬「あ、ごめんなさい! 私ったら、つい嬉しくなっちゃって」
梓「ぷはぁ」
紬「梓ちゃん、大丈夫?」
梓「だい・・・丈夫・・・です・・・」
紬「本当に、ごめんなさい・・・(泣)」
梓「ケホ・・・あの、本当に大丈夫ですから・・・」
紬「ううん、梓ちゃん苦しそうだったわ
本当は、大丈夫じゃないんでしょ?」
梓「いや、大丈夫ですよ」
紬「ううん、大丈夫じゃないわ
早く人工呼吸をしないと!」
梓『それが狙いかー!!!!!』
紬「さぁ梓ちゃん! この長椅子の上に寝て!」
梓『ヤル気満々だー!!!!!』
梓「いえ、本当に・・・」
紬「じゃあ、私がされる側ね・・・よいしょっと」
梓「いや、長椅子に寝られても、私はしませんよ!」
紬「梓ちゃんはタチだもんねぇ
されるのより、する方が良かったのよね
気がつかなくてごめんね」
梓『さっきのこと、信じてるんだ・・・』
紬「あ、ちょっとまっててね」
梓『いきなり物置部屋に行ったけど、どうしたんだろう?』
紬「じゃーん」
梓「それ、私が入部したときにもらったネコ耳・・・」
紬「そうちゃくー」
梓「なぜいきなり・・・?」
紬「私はネコですにゃーん」
梓「えっ?! なんで?!」
紬「よいしょっと・・・これで完璧なネコね!」
梓『そういうことかー!』
紬「さっ梓ちゃん、準備はバッチリよ!」
梓「バッチリと言われても・・・」
紬「早く人工呼吸してくれないと、死んじゃうー!」
梓『いやいやいや・・・』
紬「もうダメー!」
バタン!
唯「ムギちゃん大丈夫!!!」
梓「唯先輩!」
紬「え! 唯ちゃん?」
唯「あずにゃん! ムギちゃんどうしたの?!」
梓「えーっと・・・」
紬「なっなんでもないのよ!」
唯「でもさっき、部室の外で苦しそうな声が聞こえたんだけど・・・」
梓『なんとか誤魔化さないと・・・
えーと・・・えーと・・・』
梓「あっあのっ、貧血ですっ!
ムギ先輩、貧血で倒れちゃったんです!」
紬「そっそうなの! ちょっと貧血で!」
唯「そうなんだ!」
梓『ムギ先輩が人工呼吸して欲しくて・・・なんていえないもんね・・・』
紬「唯ちゃん、心配かけてごめんね」
唯「ううん、気にしないで
凄く苦しそうな声だったんで、私が人工呼吸をしなくちゃ!
って焦っちゃったよ」
紬「あっ、ちょっとダメかも・・・」
梓「えぇっ!!!!!」
END
くだらないオチで、ごめんなさい・・・
最終更新:2011年05月14日 21:32