唯「・・・」

憂「・・・」

唯「りっちゃん、行っちゃった」

憂「うん。・・・なんで?駄目だった?」

唯「今、憂と二人きりは・・・ちょっと気まずいかも」

憂「それ本人に言わないでよ」

唯「そだね」

憂「・・・なんで私たち、姉妹なんだろうね」

唯「さぁ?なんでだろうね」

憂「・・・」

唯「立ってないでさ、隣座ったら?」

憂「変なことしない?」

唯「りっちゃんがお風呂場にいるのにそんなこと出来るほど神経図太くないよ」

憂「・・・」スッ

唯「ま、そのスリルっていうか、そういうのも悪くないけどね」ガシッ

憂「騙された」

唯「・・・でも、今はしないよ」

憂「・・・ホントに?」

唯「うん、気分じゃないし」

憂「そっか。昨日も私は気分じゃなかったよ」

唯「あはは、よく言うよ」

憂「・・・でも、今は本当にしたくないな」

唯「わかってるってば」

憂「・・・」ギュッ

唯「何?手が恋しいの?」

憂「別に手握るくらい、いいでしょ?」

唯「・・・うん、私も。今はこれくらいがちょうどいいかなー」

憂「はぁ・・・」

唯「ため息つかないでよ」

憂「幸せが逃げちゃうね」

唯「・・・それはどうかわからないけど」

憂「なんか複雑だね、ホント」

唯「・・・私達は幸せだから不幸なんだよ」

憂「お姉ちゃんそれ意味わかんないよ」

唯「・・・わかってるくせに」

憂「・・・さぁね」

唯「あーもう」

憂「なに?」

唯「めんどくさい」

憂「あはは」

唯「ういー?」

憂「なに?」

唯「好き」

憂「知ってる」

唯「・・・ホント、めんどくさい」

憂「律さん達?」

唯「それもそうだし、それを羨ましがってる私も。もーホント全部」

憂「・・・そっか」

唯「うん」

憂「・・・暇だから律さんのお風呂覗いてこよっか」

唯「見てどうするの」

憂「・・・やめよっか」

唯「あ、今ちょっとだけりっちゃんに同情したかも」

憂「ぷっ、あはは」

唯「りっちゃんかわいそー」アハハ

律「だーれに可哀想だってー?」ガシッ

唯「!!?」

憂「律さん、上がったんですね」

律「おう。ありがとなー」

唯「あのさ、一応聞いていい?」

律「んー?どうした?」

唯「泊まってくの?」

律「え?うん」

唯「だよね、わかってた」

憂「じゃあお布団敷きましょうか」

唯「いいよ、りっちゃんは私のベッドで寝な?」

律「おー、そうさせてもらうかな」

唯「澪ちゃんの残香で変なことしないでね」

律「お前は私をなんだと思ってる」

憂「じゃあ私お風呂入ってこようかな」

唯「あ、私も」

憂「え、一緒に?」

唯「りっちゃんに遠慮する必要ないでしょ?」

律「おーおー、お盛んだな」

唯「別にそんなことしないし。っていうか部室でヤッちゃうりっちゃんに言われたくないかなー」

律「・・・ごもっともで」

唯「それじゃ、適当にくつろいでてよ」

律「へーい」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

唯「上がったよー・・・って、あら」

憂「どうしたの?」

唯「憂、しー」

憂「え?」

律「んー、あぁ。まぁ、とりあえずそんな感じかな」

憂「梓ちゃんかな」

唯「だろうね。毎日電話してるみたいだけど、ケータイ代大丈夫なのかな?・・・馬鹿みたいな請求きて親に怒られればいいのに」

憂「お姉ちゃん、私も思ったけどそういうこと言っちゃ駄目だよ?」メッ

律「そうだな。え?・・・いや、それは、ちょっと・・・いま家じゃないって言ってるだろ?」

律「駄々こねるなよぉ、ったく・・・好きだよ」ボソッ

唯「人の家で何言ってるのあの人」

憂「ね」

律「それじゃ、そろそろ唯達もどってくるから。おやすみ」ピッ

唯「もう戻ってるけどね」

律「」

唯「なーにしてるのかなぁ、人の家で」

律「べべべべ別に電話くらいいいだろ!?///」

唯「いいけどさぁ・・・ねぇ、律・・・好きって、言ってよ・・・」

憂「いま家じゃないって言ってるだろ・・・?」

唯「言ってくれないと電話切らないからね」

憂「駄々こねるなよぉ、ったく・・・好きだよ」ボソッ

唯憂「・・・ってか?」

律「お前らムカつく。特に梓のセリフがほとんど合ってるところがムカつく」

唯「だいたい予想つくって」

憂「1+△=2の△の部分埋めるのと同じくらいの難易度ですよ」

律「憂ちゃんまで」

唯「それにしても毎日電話なんて、随分真面目なんだね?」

律「茶化すなよ」

唯「えー?茶化してないよ、純粋に関心しちゃったよ。りっちゃんそういうのだらしなさそうだったから」

律「否定出来ないのが辛いな」

唯「逆に否定されたらびっくりだよ。和ちゃんにもそれくらい誠実だったらよかったのに」

律「はぁ?和とは何もないぞ?」

唯「申請書とかの話」

律「あぁ・・・はい、もう・・・仰る通りで・・・」

唯「ふわぁ~・・・眠い。それじゃ、私たち寝るから」

律「部屋、一人で使っていいんだよな?」

唯「うん、いやらしいことに使ったら罰金6000円ね」

律「しないし、そのリアルな金額やめろ」

憂「そうだよ、お姉ちゃん。6000円は取り過ぎ。5000円の方がいいよ、お札一枚で済むし」

律「うん、憂ちゃんは私の言ってること何一つわかってくれてないのはわかった」

唯「それじゃ、おやすみー」

憂「おやすみなさい」

律「ういー」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

律「・・・行ったか」

律「・・・はぁ、唯のヤツ、絶対馬鹿にしてるよなぁ」

律「なんだよ、私が本気で人好きになったらおかしいかよ」

律「・・・いや、相当笑えるな、うん」

律「・・・」ハァ

律「私も寝ようかな」ヨイショ

律「・・・」テクテク・・・

律「唯の部屋は、あっちか」

律「でもさすがに悪いことしたよなぁ、一人で人の部屋使うってどんだけ」ガチャ

律「いや、でもまぁ」バタンッ

律「あの二人のこと考えると、別にそこまで気にしなくてもいいのか?」バサッ

澪「・・・」クークー・・・

律「」

律「」

律「えーと・・・はい?」

律「・・・え」

澪「・・・」スヤスヤ

律「いや、スヤスヤじゃないから」

澪「・・・」

律「・・・起こしたら面倒なことになるんだろうなぁ」

律「・・・ほっといて寝るか?」

律「・・・悪く思うなよ、澪」モゾモゾ

澪「うーん・・・」

律「もうちょっとそっち行ってくれ」グイグイ

律「・・・なんかこの布団湿っぽいんだけど」

律「・・・」オソルオソル

ピトッ

律「暗くて見えなかったけど、やっぱ全裸か・・・」ハァ・・・

澪「んぅ・・・」モゾモゾ

律「・・・(起きるよな、絶対起きるなよ?)」

澪「・・・」スースー

律「・・・(よしっ)」

律「・・・うわ、すっげぇ澪の匂いする」

澪「興奮する?」

律「まぁ、多少。・・・って、はい!!?!?」ビクゥッ

澪「律・・・?」

律「あ、あぁ」

澪「なんだ、律も唯の家に泊まってたのか」

律「お前と違って平沢姉妹の許可が降りてるんだよ、私は」

澪「・・・そんな言い方」グスッ

律「やめろっ泣くなっ」ボソッ

澪「だって、律が・・・」

律「忍び込んだのは事実だろ」

澪「えへへ///」

律「どこに照れる要素があったのかわかんない」

澪「律だ・・・」

律「ん?あぁ、律だぞ」

澪「・・・」ギュー

律「!!?」

澪「りぃつー」

律「ばばばバカっ離せ」

澪「やだよ。いーや」

律「お前、寝ぼけてるだろ」

澪「だって離したら梓のところ行っちゃうだろ?」

律「この状況だとまず唯達のところに行くけどな」

澪「んー?あぁ・・・あー」

律「おい頭のおかしい子みたいになってるぞ」

澪「んー・・・」スピー

律「・・・やだこいつ、超疲れる」

澪「・・・おやすみ」

律「おやすみ・・・って、言いたいところだけど駄目だ。起きろ」

澪「・・・」

律「今度は狸寝入りか?」

澪「・・・」

律「こら、こっち向け」

澪「やだ」

律「・・・まーた寝ぼけて」

澪「寝ぼけてない」

律「・・・本当か?」

澪「寝ぼけるも何も、今起きたところだし」

律「今って・・・私に抱きついたの覚えてる?」

澪「そんなことするわけないだろ」

律「」

澪「あれ?服が・・・そうか、お前が脱がしたんだな?そうなんだろ、すけべ」

律「お前言ってること支離滅裂なのわかってる?」

澪「おやすみ」

律「逃げんな」

澪「・・・」

律「ほら、起きろ。頭を覚醒させろ」

澪「・・・めんどくさい」

律「叩いたら起きるかな」

澪「律は私のこと叩けないよ」

律「寝ぼけてるくせに鋭いな。会話しにくいっつの」

澪「律は私のこと叩けないし、梓というものがありながらこの状況にドキドキするような子だよ」

律「もういいや、ちょっと黙って」

澪「・・・唯が、来ると思ってた」

律「・・・」

澪「昨日みたいに、唯が布団捲って、それで・・・」

律「・・・」

澪「なのに、律が来ちゃった」

律「悪かったな」

澪「いや、悪いのは勝手に忍び込んだ私の方だよ」

律「ホントにな」

澪「そんな、律・・・ひどい・・・」

律「酷いのは私じゃなくてお前な」

澪「唯とはな・・・律のこと、話したかった」

律「・・・」

澪「なぁ、私さ、今から寝ぼけるから」

律「何言ってんだお前」

澪「いいから」

律「とりあえず服着ろ」

澪「やだ、暑い」

律「駄目、エロい」

澪「・・・」メンドクサイメンドクサイアツイアツイ

律「暑くてめんどくさいのはわかったから」

澪「わかったよ」イソイソ

澪「・・・」スースー


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最終更新:2011年05月17日 21:27