~平沢家

唯の身体に入った澪

唯(澪)「ただいまー」

唯(澪)「お姉ちゃん、お帰り」

唯(澪)「あ、憂ちゃ・・」

唯(澪)(そうだ、私は今唯だ)

唯(澪)「う、憂ただいま」

唯(澪)「お帰りなさい」


唯(澪)「うー、緊張するな」

唯(澪)「さてと、夕食まで勉強でもするか」

コンコン

憂「お姉ちゃん、もうすぐ夕飯出来るよ」

唯(澪)「ああ、今行くよ」

憂「あれ?お姉ちゃんもしかして勉強してるの?」

唯(澪)「ああ、テスト近いしな」

憂「お姉ちゃん・・・熱でもあるの?口調もおかしいし」

唯(澪)(あっそうか。唯の口調、唯の口調)

唯(澪)「えへへ、そんな事無いよ。今回は頑張ってみようかなって」

憂「お姉ちゃんが遂にやる気出してくれた」

ジーン


~リビング

憂「もうすぐ出来るからね」

唯(澪)(憂ちゃんが夕飯一人で作るのか、凄いな)

憂「好き好き大好き、お姉ちゃん大好きっ♪」

唯(澪)(何この歌?大好きお姉ちゃん?)

憂「お待たせー、出来たよ」

唯(澪)「おお、美味しそう」


―――

食べ終わり食器片付け始める澪

憂「え?良いよお姉ちゃん。いつもみたいにゴロゴロしてれば」

唯(澪)「そ、そう?」

憂「はい、お姉ちゃんアイス」

唯(澪)「わー、ありがとう」

唯(澪)(唯の奴、普段どんな生活してるんだ・・・)


憂「お姉ちゃん、お風呂沸いたよ。先入って」

唯(澪)「うん」

唯(澪)「あ、そう言えば唯の裸見る事になるな///」

唯(澪)「・・・脱がないわけにもいかないし」

唯(澪)「ええい、脱いじゃえ」

唯(澪)「これが唯の裸///」

憂「お姉ちゃん、湯加減どう?」

唯(澪)「あ、丁度良いよ」

ガチャッ

全裸の憂が入ってくる


唯(澪)「えええええええっ!!!」

憂「どうしたのお姉ちゃん?」

唯(澪)「い、一緒に入るの?///」

憂「いつも一緒に入ってるじゃん?」

唯(澪)「ふぇ?ああ、そうだな」

憂「お姉ちゃん、背中流して上げるよ」

唯(澪)「う、うん」

ごしごし

唯(澪)(女同士とはいえ、まともに見れないよ///)

憂「お姉ちゃん胸大きくなった?」

唯(澪)「え?そうかな?」

憂「うん」

もみもみ

唯(澪)「うひゃあっ、な、何するんだ憂」

憂「前にお姉ちゃんが胸大きくしたいから揉んでって言ったのに?」

もみもみ

唯(澪)「あっ駄目だよ憂///」

もみもみ

憂「お姉ちゃんのおっぱい柔らかくて気持ちいい」


―――

唯(澪)「うー、さんざん憂ちゃんに胸揉まれてしまった///」

唯(澪)「今日は何だか疲れたな、もう寝よう」

ガチャッ

憂「お姉ちゃん、一緒に寝て良い?」

唯(澪)「えええ?そんな?」

憂「いつも一緒に寝てくれるのに・・・お姉ちゃん私の事嫌いになっちゃったの?」

泣き出す憂

唯(澪)「き、嫌いになんてなってないよ。一緒に寝よ、ね」

憂「本当に?」

唯(澪)「本当だよ」

憂「わーい、大好きお姉ちゃん」

ダキッ

憂「お姉ちゃん暖かい」

すやすや

唯(澪)(え?私は抱きつかれたまま?)

唯(澪)(背中に胸が当たる///)

唯(澪)(誰か助けて///)


~次の日

紬(律)「うわっ、唯、じゃなくて唯の中の澪。凄いクマだな」

唯(澪)「色々あって眠れなかったんだ・・・」

紬(律)「他のみんなはどうだった?」

梓(唯)「私は何とも無かった」

律(紬)「私も問題なかったわ」

澪(梓)「私は良い思いできました」

澪「良い思い?」

澪(梓)「あ、何でも無いです」

紬(律)「じゃあ、放課後まで大人しく凄そう」


澪(梓)「そう言えば、私は澪先輩の身体だから3年の教室ですね」

梓(唯)「あっ、私あずにゃんの身体だから2年生の教室だ」

澪(梓)(うわー、3年の授業全然分からない)

澪(梓)(どうか先生に当てられませんように)

先生「じゃあ、この問題秋山さん」

澪(梓)(キター)

澪(梓)「え、えーとその・・・」

先生「秋山さんが答えられないなんて珍しいわね」

唯(澪)(うう、私のイメージが・・・)

先生「じゃあこの問題分かる人」

唯(澪)「ハイ」

先生「平沢さんが?!」

唯(澪)(しまったつい・・)

唯(澪)「答えは・・・です」

先生「凄いわ、正解」

和「唯、どうしたの?変な物でも食べた?」

姫子「唯凄いわね、今のかなり難しかったのに」

唯(澪)「えへへ」

梓(唯)(そう言えば憂と同じ教室だ)

梓(唯)(何か嬉しい)

先生「次の問題、中野」

梓(唯)(わわっ、どうしよう。2年の問題なのに全然分からない・・・)

梓(唯)「分かりません」

純(梓があんな簡単な問題答えられないなんて?)

憂(梓ちゃん?)


~放課後

梓(唯)「ううー、疲れた」

紬(律)「ずいぶん疲れたげだな唯」

律(紬)「お茶にしましょう」

梓(唯)「だって3回も先生に当てられて一回も答えられなかったんだもん」

唯(澪)「2年の問題なのに・・・」

澪(梓)「私の身体で・・・」

紬(律)「今日一日考えてみたんだが、もう一度同じ衝撃を与えてみたら戻れるんじゃ無いだろうか?」

唯(澪)「律にしては良いアイディアだな」

律(紬)「そうね、やってみましょう」

梓(唯)「私もう自分の身体に戻りたいよ」

澪(梓)「少し残念ですけど身体が入れ替わったままってのも不便ですしね」

憂「聞いてたわよ、お姉ちゃん身体が入れ替わってたって?どうりで変だと思った」

梓(唯)「う、憂!」

純「じゃあ唯先輩の中に澪先輩が入ってんの?」

唯(澪)「じ、実はそうなんだ」

憂「じゃあ私、澪さんと?キャー///」

唯(澪)「ご、ごめんな憂ちゃん///」

純(一体何が・・・?)

紬(律)「では、昨日と同じようにやってみるぞ」

律(紬)「分かったわ」

梓(唯)「OKです」

紬(律)「せーの」

ズドーン!!!

全員「うわー!!!!!!」


唯「あ、私の身体に戻ってる」

律「金髪じゃなくなった!」

澪「私も戻った」

紬「私もよ」

梓「胸が小さくなった・・・」

律「どうやら全員無事に戻ったようだな」



純(憂)「わー、良かったねお姉ちゃん」

唯「純ちゃん?」

純(憂)「え?あれ?頭にモップが付いてる?」

憂(純)「あれ?私が目の前にいる?」



お終い



最終更新:2011年05月20日 21:31