/ / / / | ' , ) く .百 す
\ / / / / .l | ', く だ 合 み
\ / /. , ' i l .ト , ,ヽ さ .以 .ま
,' ./ / .、' .l / ', , i ノ い 外 .せ
l l ././.,' ./l /. ', , く ! は ん
`ヽ、. l .l /ヘ、,' / レ_,、-'7 ', l l ) 帰 が
l .l /ヽ,__,' / <_,ノ ', .l l L_ っ
``''ー-. l .l / _,xzミ'´ ,Ξzx、 ', l l l | て .r
', .l / / ん::ぅ イ ん::ぅ.ヽ ',l l l, | ,へ ,r┘
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≡=- . ',. .l ',. 弋ン 弋ン .| レ 7 .| ', ',
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-''" . l 川 .> ,  ̄ , < / l l : : : / ´, ',
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ぶしつ!
梓「こんにちはー」ガチャ
紬「あら、こんにちは梓ちゃん」
梓「あれ?ムギ先輩だけですか?」
紬「ええ、今日はみんなお休みみたいなのー」
梓「ええー…… まあいいや、それじゃあ二人で練習しましょっか」
紬「わー、嬉しいわ! 私、後輩と二人きりで練習するの夢だったのー!」ニッコリ
梓「(可愛い……)」キュン
梓「~♪」ジャカジャカ
紬「ねえ梓ちゃん、ちょっと休憩してお茶にしない?」
梓「~♪ …あっはい!そうですね、二人じゃ練習するにも限度がありますし……」
紬「それにね、梓ちゃん」ガシッ
梓「はい? …わひゃあ!?///ム、ムギ先輩!?きゅ、急に抱きつかないで下さい!?////」カアァ
紬「実は私ね、皆が休むの知ってたから二人だけにあまーいケーキ買ってきたのよ?」ボソボソ
梓「わひゃぁぁ……////(耳だめぇ////)」
紬「うふふ……この事は、二人の秘密。ね?」ボソボソ
梓「ふぁ、ふぁい/////」
梓「ふう……(まだ耳に余韻が////)」
紬「ねえ梓ちゃん、隣に座ってもいいかしら?」
梓「は、はいっ!」
紬「うふふ、ありがとね。はい、ケーキ」コトッ
梓(さっきの今で、意識するなって方が無理だよぅ////)
紬「お茶、美味しく淹れられてるかしら?」
梓(上品な香水と紅茶の匂い、ムギ先輩の、匂い……///)
紬「梓ちゃん?」
梓「…!! すみません!い、いただくです!!」ズズズ
紬「うふふ、火傷しないようにね?」
梓(緊張して味もよくわかんないよぉ///)
梓「……///」ズズズ
紬「……」
紬「……ごめんね梓ちゃん、やっぱり私と二人っきりなんて楽しくないわよね……」ションボリ
梓「!? そ、そんなこと!!」
紬「いいのよ、気を遣ってくれなくて。大体私と梓ちゃんってあんまり接点もなかったし、退屈なのも当然よね……」ショボン
梓「そんなことないです! た、ただお茶が美味しかったから夢中になっちゃっただけで!断じて退屈とかそんなんじゃ!」アセアセ
紬「…うふふ、冗談よ!梓ちゃんったら優しいのね」ニコリ
梓「えっ!? む、ムギせんぱーい!!////」カアァ
紬「梓ちゃん、顔が真っ赤よー?」
梓「あうう……///」
紬「さあ、ケーキも食べて?今日のはとってもお勧めなの!」
梓「はい……////(顔から、火が出る……っ!///)」
紬「うふふ、やっぱりこれ美味しいわぁ~」ニコニコ
梓(うう……)パクッ
梓「……!」
梓「これ! とっても美味しいです!」
紬「よかった!梓ちゃんが喜んでくれると嬉しいな、って思って作ったのよ!」
梓「え!?これ、ムギ先輩が作ったんですか!?」
紬「あっ……!///」カアァ
梓「////(な、なんで赤くなるの!?////)」
紬「……あのね、その、騙すつもりはなかったのよ?ただ、手作りだと敬遠されちゃうかなって、その……うぅ///」
梓「す、すっっっごく美味しかったですよ!」
紬「……ありがとう///」
梓「////」
梓「////」
紬「////」
梓(どうしようこの空気……)
紬「あ……梓ちゃん!!////」
梓「は、はい!?」
紬「あーんして!」ヒョイッ
梓「あ、あーんって!?////」
紬「あーん!///」
梓「あーん……///(か、かわいい……///)」パクッ
紬「あ、あーんするのも、夢だったの……///」
梓「///」モグモグ
梓「ム、ムギ先輩……?////」
紬「なにかしら……///」
梓「あ、あ……///」
紬「?」
梓「あーん///」
紬「!!!///」
梓「反撃です////」
紬「うれしい……私、あーんして貰うのも夢だったの///」パクッ
梓「ムギ先輩、一つだけ、質問してもいいですか?」
紬「何かしら……?」
梓「どうして私に手作りケーキ作ってくれたんです?///」
紬「そ、それは……///」
梓「それ、は……?」ゴクリ
紬「私、梓ちゃんの事がす」
さわちゃん「あら?二人だけなの?」ガラッ
梓・紬「……」
さわちゃん「な、なによその目は……」
帰路!
梓(それにしても、さわ子先生、ホントに最悪のタイミング……しかも結局解散まで部室にいたし……)
紬「梓ちゃん」
梓「はい、なんです?」
紬「あのね、その……さっき言いかけた事ね、今もう一回言い直したいの。いいかしら?」
梓「駄目です!」
紬「! そ、そうよね……」
梓「でも、私は言いたいことがあるです。琴吹先輩!」
紬「は、はい!」
梓「私、部室であなたと話してる間中ずっとドキドキが止まりませんでした。だから……仕返しです!」
紬「えっ?梓ちゃ……!」
チュッ
紬「えっ!?/////えっ!?//////」
梓「もう一回です!」
チュッ
紬「~~ッ!?/////////」
梓「反撃完了です!じゃあ、私はこっちですので!////」タッタッタ
紬「あ、梓ちゃん!?//////」
梓「また明日、です!ムギ先輩!!/////」タタター
紬「も、もう……梓ちゃんったら///」
紬「……また、明日……///」
おしまい
最終更新:2011年05月21日 23:22