45. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 07:03:01.13 ID:nsZLKePmO
アイ「もし、それが本当だったらどうするんですか!?」

リョーコ「もちろん止めるわよ。本命の子がいるわけだし。何より、無理矢理なんて言語道断。女同士であってもね」

リョーコ「それに、ね」チラ

ミサキ「え…」

アイ「あ…」

マサヒコ「何…?」


46. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 07:09:51.22 ID:nsZLKePmO
アイ「それで…、どうやって止めるんですか?」

リョーコ「ミサキ、今日授業あるんでしょ?」

ミサキ「え、ええ…」

リョーコ「ここに隠しカメラがあるから、これをミサキの部屋に仕掛けるわ」

リョーコ「私達は、ここで様子を見て、危なくなったらすぐに飛び込む…。コレで行きましょう」

アイ「先輩…、ミサキちゃんのためにここまで…」

ミサキ「先生…、私、先生のこと、誤解してました…」

リョーコ「何、かわいい生徒のためよ」
48. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 07:12:41.30 ID:nsZLKePmO
マサヒコ「ところで、何でこんなモノ持ってるんですか?」

リョーコ「ああ、アイツ(豊田)の部屋に仕掛けて普段どれだけ自家発電を…」

マサヒコ(不敏すぎる…)


49. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 07:18:01.89 ID:nsZLKePmO
マサヒコ「そういえば、いま気づいたケド、今日は若田部と的山いないんですね」

リョーコ「今日は欠席。場合によっては血を見ることになるかもしれないからね…(貫通による)」

マサヒコ「まさか、そんな…」

リョーコ「さ、早く準備するわよ」

51. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 07:26:27.13 ID:nsZLKePmO
〜監視室(マサヒコの部屋)

アイ「ミサキちゃん、ずいぶん緊張してるみたいですね」

リョーコ「無理もないわ」

マサヒコ「そろそろですね」

アイ「あっ!来ましたよ!」

リョーコ「さて、どうなるか…」

〜30分後

マサヒコ「全く勉強しませんね」

アイ「ずっとギター弾いてる…」

〜1時間後

アイ「まだギター弾いてる…」

マサヒコ(家庭教師ってどこもこんなモンなのか?)
52. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 07:31:07.59 ID:nsZLKePmO
アイ「あっ、立ち上がった!」

マサヒコ「カバンから何かを…」

リョーコ「バイ〇か!?」

マサヒコ「…」

アイ「お菓子ですね…。どうやら休憩みたいです」

リョーコ「チッ」

マサヒコ「何で残念そうなんだよ」
53. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 07:40:31.71 ID:nsZLKePmO
アイ「ミサキちゃんもいつの間にか緊張解けちゃってますね」

マサヒコ「やっぱり思い過ごしなんじゃ…」

リョーコ「いや…」

リョーコ「さっきより、距離がかなり狭くなってる…」

アイ「本当だ…。何話してるんだろう」

リョーコ「それじゃ、そろそろマッサージ始めよっか?ダメだよ〜、ちゃんとやらなきゃ大きくならないよ〜」

アイ・マサヒコ「え!?」

リョーコ「…的な事を言ってる気がする」
54. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 07:46:59.27 ID:nsZLKePmO
アイ「そんなコト言ってる間に、唯ちゃんがミサキちゃんの後ろに!」

リョーコ「来たか…!」

アイ「腕を胸に回して…」

アイ「激しく揉みだしたー!!」

マサヒコ「先生声でかい」

マサヒコ「大変だ、早く行きましょう!」

リョーコ「ああ!ついに押し倒した!」

マサヒコ「ッ…!」ダダダ
55. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 07:53:19.32 ID:nsZLKePmO
マサヒコ「ミサキ…!」

マサヒコ「やめろー!」スパコーン!

唯「ぎょえ〜!」



唯「…いや〜、そうだったんだ…」

唯「変な誤解させちゃって、申し訳ありません…」

マサヒコ「オレもつい勢いでやっちゃったケド、押し倒してなんかなかったじゃないですか…」

リョーコ「いや〜、ああ言えば、盛り上がるかなって」ケラケラ

57. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:01:39.65 ID:nsZLKePmO
唯「確かに、私はあずにゃんと恋人同士だけど、あずにゃん一筋だから、安心していいよ!」

ミサキ「アハハ…」

アイ「もしかして、あの写真の子達も…?」

唯「え〜、実はそうなんです」

リョーコ「ま、私達はそんなコトで差別したりはしないわ」

唯「本当ですか!?うれしいなあ〜」
59. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:05:47.24 ID:nsZLKePmO
リョーコ「ところで、別に男が嫌いってわけじゃないんでしょ?」

唯「はい、ただ、恋愛対象があずにゃんってだけで…」

リョーコ「だったら、マサにも抱きついてあげれば?そしてあのシチュを…」

マサヒコ「それもういい」

唯「いや〜、それはダメですよ〜。年頃の男の子に変な気を起こさせたら大変だし〜」
60. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:10:45.06 ID:nsZLKePmO
マサヒコ「はあ…。なんか疲れた…。ミサキ、トイレ借りるな」

ミサキ「うん」

アイ「唯ちゃんって意外にちゃんとわきまえてるんだね」

唯「いや〜。それに…」

唯「ミサキちゃんって、マサヒコ君のコト好きなんでしょ?」

ミサキ「」

ミサキ「なななななな、なにを…」


61. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:15:59.09 ID:nsZLKePmO
唯「まるわかりだよ〜?流石に、そんなコトできないもんね〜」

ミサキ「」バタ

マサヒコ「あれ…。ミサキどうかしたんですか?」

リョーコ「ちょっとね〜」ニヤニヤ

アイ「うん、ちょっとね」ニコニコ

唯「そうそう、ちょっとね〜」キラキラ

マサヒコ「はあ…?」


62. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:19:51.42 ID:nsZLKePmO
おまけ・episode1

〜寮

唯「私も、アルバイトすることにしました!」

澪「そうか、なんのバイトだ?」

律「コンビニか?」

唯「家庭教師」

63. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:22:24.33 ID:nsZLKePmO
律・澪・紬「












唯「な、何…。この間は…」
64. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:24:29.84 ID:nsZLKePmO
紬「あ…!幼稚園くらいの子のお受験対策ね?」

澪「そ、そうか、それなら…」

唯「中学生の女の子だよ。今年受験生の」
65. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:26:59.98 ID:nsZLKePmO
律・澪・紬「













唯「だ…、だから何なの?」
66. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:33:27.04 ID:nsZLKePmO
律「唯…、悪いことは言わない。やめておけ」

澪「人様の子供の人生を狂わせたら責任とれないぞ」

紬「きっと、唯ちゃんにはもっと相応しい仕事があると思うわ」

唯「ちょっと…、みんなひどすぎない?」

唯「私だって、名門N女子大に通う、大学生だよ!」

唯「いまさら、中学生の勉強で苦労したりはしないよ!」

律「…まあ、そう言われれば、そうか」

澪「いくら唯でも、そこまでじゃないか」
68. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:37:55.21 ID:nsZLKePmO
唯「そうだよ。『いんすーぶんかい』みたいな難しいのもでないしね!」

澪「唯…、因数分解ってモロに範囲じゃ…」

唯「え」

唯「…………」

唯「澪ちゃん、ムギちゃん、ちょっと私の家庭教師やって…」

律「やっぱりやめたほうがいいんじゃ…」


71. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:45:52.78 ID:nsZLKePmO
おまけ・After

〜ライブハウス

唯「こっちこっち〜!」

アイ「こんにちは〜」

リョーコ「今日は、招待してくれてありがとね」

唯「楽しんでってね〜」

律「その人達が、家庭教師の?」

唯「そうだよ〜」

72. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:48:36.90 ID:nsZLKePmO
律「いつも唯がお世話になっております」

澪「ちゃんと先生できてますか?」

ミサキ「はい、とても優しくて面白い先生です」

アヤナ(この人達が、金色夜叉…)


73. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:52:32.19 ID:nsZLKePmO
アイ「やっぱり、みんなはプロを目指してるの?」

律「いやあ…、もし、そうなれればいいなとは思いますけど」

アイ「大丈夫大丈夫、きっとなれるよ。早く出演料もらえるといいね」

アイ「私も、教師になりたいんだケド、お給料もらうほうと出演料もらうほうのどっちにしようか迷って…」

マサヒコ「迷っちゃダメでしょ」


74. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/31(火) 08:55:46.77 ID:nsZLKePmO
これで終わりです。あんまり濱中アイっぽくないかも…。許してください

ありがとうございました

全然関係ないコトですが憂と純の子供はみさき



最終更新:2011年06月02日 22:09