・・・

梓「うぅ・・・」プルプル

紬「腕にくるって言ったのに」

梓「こ、こんなにくるとは・・・」

紬「少し休憩しましょうか」

梓「ですね」

紬「・・・あまり人いないわね」

梓「ですね。お昼時ですし、みんな戻って食事中でしょう」

紬「・・・ねぇ。・・・ここでキス、しない?」

梓「こ、ここでですか・・・」

紬「・・・うん。周りに人いないし」

梓「で、でも・・・」

紬「・・・いや?」ウルッ

梓「・・・」

梓「嫌なわけ・・・、ないです・・・」

梓「じゃあそっちに行きますね」

紬「ありがとう。あずにゃん」

梓「・・・よっと」

梓「ならその、・・・私からしていいですか?」

紬「え?いいけど」

梓「じゃあ目を閉じてください」

紬「・・・うん」

梓「(やっぱりムギちゃんってかわいいなぁ)」

紬「(・・・あずにゃん、まだかしら?)」ドキドキ

梓「」チュッ

紬「・・・ふふっ、ありがとう」

梓「やっぱり外だと恥ずかしいです」///

紬「じゃあ次はあずにゃんが目を閉じてね」

梓「は、はい」

梓「・・・ん」

紬「」チュッ

梓「・・・んっ、・・・ふあ、ムギひゃ・・・」ピチャ

紬「んあっ、・・・ふぅ」

紬「ごちそうさま」

梓「し、舌入れるなんて聞いてないです!」ドキドキ

紬「ふふっ、言ったらつまらないじゃない」

梓「も、もう!」

紬「怒っててもかわいいわよ」ナデナデ

梓「」プイッ

梓「」グーッ

梓「!」

紬「あら、あずにゃんったら」

梓「こここ、これは!」

紬「ふふっ、じゃあ漕ぎ始めましょうか」ギーコ

梓「うぅ・・・」///

紬「よいしょ」パシャ

梓「冷たっ!」

紬「ご、ごめんなさい!大丈夫!?」

梓「ぜんぜん大丈夫ですよ。水が冷たくてびっくりしただけです」

紬「そう、ならよかった」

梓「ここで落ちたら間違いなく風邪引きますね」

紬「慎重に行きましょう!」

梓「ですね。・・・冷静に考えたら私受験生でした」

紬「落ち・・・、禁句ね・・・」

紬「とうちゃーく!」

梓「お疲れ様です」

紬「こっちも奇麗に咲いてるわねぇ」

梓「ですね。人も少ないですし」

梓「さっそくシート敷く場所探しましょう!」

紬「そうね!」

紬「どこがいいかしらー?」キョロキョロ

紬「あ、あっこの大きい桜のところにしない?」

梓「いいですね。そこに行きましょう」

紬「・・・立派ねぇ」

梓「・・・ですねぇ」

紬「こ、ここでご飯食べても怒られないわよね?」オソルオソル

梓「立ち入り禁止になってませんし、飲食禁止の看板もないので大丈夫かと・・・」

紬「・・・そうよね。・・・ではシート出して」ゴソゴソ

紬「えいっ!」バサッ

梓「四隅止めましたー」

紬「じゃあ靴脱いでっと」

梓「・・・ふぅ。下から見ても奇麗です」ゴロン

梓「・・・ぶっ!」

紬「どうしたの?」

梓「・・・白です」

紬「え?ピンクじゃ?」

梓「いえ、真っ白です」

紬「・・・。!」

紬「きゃっ!」バッ

紬「あずにゃんのエッチ!」///

梓「誤解です!わ、わざとじゃないです!」アセアセ

紬「いま真っ白って言ったじゃない!」///

梓「そそそ、それは言葉の綾と言いますか・・・」アセアセ

紬「ムー」

紬「じゃああずにゃんのも見せて!」

梓「ど、どうしてですか!?」

紬「あずにゃんだけ見たなんて不公平じゃない」

紬「見せてくれたら許してあげる」

梓「・・・」

紬「」キラキラ

梓「せめて同じ条件にさせてください!」

梓「誰かに見られたら恥ずかしくて死んじゃいます!」

紬「・・・それもそうね。知らない人にあずにゃんの下着見られたくないもの」

紬「よっと」ゴロン

梓「・・・うぅ。少しだけですよ・・・」スクッ

紬「・・・絶景だわ」ウットリ

梓「も、もう終わりです!」///

紬「あーん、もっとー」

梓「は、早くご飯にしますよ!」

紬「むぅ、しょうがないわね」

紬「はい、お弁当よー」パカッ

梓「やっぱりおいしそうですねぇ」

紬「ふふっ。さ、いただきましょうか」

梓「はい!」

紬梓「いただきまーす!」

紬「この卵焼きはあずにゃん作ね。おいしいわぁ」

梓「ムギちゃんの煮物もおいしいです」

紬「お弁当もおいしいし、桜も奇麗だし、幸せねぇ・・・」

梓「ですねぇ。来年も来ましょうね」

紬「もらいっ!」ヒョイ

梓「あっ!」

紬「ふふっ、おいしい」

梓「・・・むぅ、えい!」ヒョイ

紬「あー!楽しみにしてた卵焼き・・・」

梓「・・・ふむ。我ながらよくできてますね」モグモグ

紬「うぅ・・・」

梓「ふふん。ムギちゃんが先に私の取ったんですよ」

紬「・・・帰ったらまた作ってね」

梓「はいです。さ、のんびり食べましょうか」

・・・

紬「ごちそうさま」

梓「ごちそうさまです」

紬「ふぅ、お腹いっぱいだわー」

梓「ですね。しばらくここで休んでましょう」

ザザーッ

紬「わぁ!桜吹雪よ!」

梓「すごいですねぇ・・・。感動です」

紬「ふふっ、花びらたくさん付いちゃった」

梓「私もです。花びらだらけですね」

紬「うん。でもかわいいわよ」

梓「そ、そうですか?」///

紬「もちろん!」

梓「でも取っちゃいましょうか。ムギちゃんの取ってあげます」

紬「・・・そう。少しもったいない気がするけど」

梓「よいしょ」パッパッ

紬「じゃあ私もあずにゃんの取ってあげる!」

紬「ふふっ」

梓「どうしました?」

紬「なんかお猿さんの毛づくろいみたいだなぁって」ヒョイ

梓「・・・確かに」

紬「知ってる?お猿さんの毛づくろいにはリラックス効果があるのよ」

梓「そうなんですか?・・・そう言われればリラックスしたような」

紬「じゃああずにゃんはお猿さんね!」

梓「ち、違いますよ!」

紬「そうね。あずにゃんは猫さんだもんね」ナデナデ

梓「それを言ったらムギちゃんだってムギにゃんです!」

紬「そうだったわね。よし、ちょっと横になりましょうか」ゴロン

梓「食べてすぐ横になると牛さんになりますよ・・・」

紬「聞こえませーん」

梓「・・・」

紬「あずにゃんもどう?桜と青空が素敵よ」

梓「・・・ムギちゃん。こっちへどうぞ」

紬「えっ?」

梓「ひ、膝枕してあげます」///

紬「え?いいの?」

梓「は、はい。ムギちゃんにはボート漕ぎがんばってもらったので」

梓「せめてものお礼です」

紬「・・・気にしなくてもいいのに。・・・でも、せっかくのお礼だし」

梓「そうです。私の気持ちを無下にしたらあとで怖いですよ」

紬「それは大変ね。では失礼します」ススッ

紬「・・・ふふっ、あずにゃんのにおいがする」

梓「な、なに言ってるんですか!」///

紬「柔らかくて気持ちいわよ」

梓「そ、そうですか」

紬「気持ち良くて・・・、眠っちゃいそう・・・」

紬「・・・スゥ」

梓「あ、本当に寝ちゃいました」

紬「スゥスゥ」

梓「ふふっ」ナデナデ

梓「そうだよね。これだけいい天気なんだもん」

梓「・・・ふぁ。私も眠くなっちゃいました」

梓「ここは周りに人いないし少しくらい寝ても大丈夫だよね?」

梓「おやすみなさい。ムギちゃん」

梓「・・・スゥスゥ」

・・・

梓「・・・んっ」

紬「おはよう。あずにゃん」

梓「・・・あれ?なんで私・・・」

紬「ふふっ、私が先に起きちゃったから交代したの」

梓「あ・・・、すみません。お礼だって言ったのに」

紬「ううん。とっても気持ちよかったわ」

紬「もうちょっと横になっててもいいわよ?」

梓「・・・ではそうさせてもらいます」

梓「(・・・ほんとだ。ムギちゃんのいいにおいがする)」

梓「(ずっとこうしてたいなぁ・・・)」

紬「もう少ししたら戻りましょうか」ナデナデ

梓「・・・あ、はい」

紬「向こうから見る夕焼けが奇麗なの。見に行こうね」

梓「へぇ。確かに見てみたいです」

紬「カメラ持ってくればよかったわね」

梓「そうですね。携帯じゃあまりきれいに撮れませんし」

紬「次来るときは持ってこようね!」

梓「でもせっかくです。この桜の木をバックに写真撮りましょうよ」

紬「いいわね!・・・でもどうやって撮ろうか?」

梓「タイマー・・・は無理そうですし、人に頼みましょうか」

紬「さっきから起きてるけどあまり人通らないわよ」

梓「・・・」

梓「こうやって膝枕してもらってたらそのうち来ますよ」

紬「そうね。人が来るまでこうしてましょうか」ナデナデ

梓「・・・嬉しいような悲しいような」

・・・

テクテク

紬「あ!来たわよ!」

紬「あずにゃん起きて」ユサユサ

梓「・・・ムニャ」

紬「人が来たから写真撮ってもらいましょう」

梓「・・・はっ!」ガバッ

梓「そうでした!」

紬「おはよう。じゃあ頼んでくるわね」テテテッ

紬「すみませーん。そこの方ー」

律「ん?」

紬「え?りっちゃん!?」

律「ムギ!?なんでここに?」

紬「えっと、私達はお花見に・・・」

律「・・・同じく、にしてもものすごい偶然だな」

律「梓はどこにいるんだ?」

紬「あっちにいるけど・・・、澪ちゃんも?」

律「あぁ、ちょっと飲み物買いにこっちに来たんだ」

紬「そうなんだ。でもちょうどよかったわ」

律「どうしたんだ?」

紬「あのね、桜をバックに写真を撮って欲しかったの」

律「・・・あぁ、それで呼びとめたのか」

紬「うん。お願いできる?」

律「もちろんだぜ!じゃあカメラ貸してくれ」

紬「ありがとう!じゃあこれでお願い」スッ

律「携帯か。・・・澪がカメラ持ってたからそれで撮らないか?」

紬「本当!?お願い!」

梓「ムギちゃん遅いなぁ」

梓「・・・まさか!誘拐!?」

梓「ムギちゃん!」ダッ

・・・

律「とりあえずここに澪を呼ぶよ」

紬「ごめんね。手間かけさせちゃって」

律「気にすんなって」パカッ、プルルル

律「あ、澪ー?」

紬「よかった。これで奇麗な写真が撮れるわぁ」

梓「ムギちゃん!」ダダッ

紬「あら、あずにゃん。どうしたの?」

梓「はぁはぁ・・・」

律「おいーっす」

梓「・・・」

梓「・・・なんでここに律先輩がいるんですか?」

律「お前らと一緒さ。澪がどうしても行きたいって言ってな」

梓「そうでしたか。・・・ムギちゃんが無事でよかったです」

紬「まぁ。心配して来てくれたの?」

梓「・・・はい。写真お願いするには遅いと思って・・・」

紬「・・・ごめんね。心配かけさせちゃって」

梓「いえ、なんのお話をしてたんですか?」

紬「そうそう、澪ちゃんがカメラ持ってるからそれで撮ってもらうことになったの」

梓「それはいい案ですね。律先輩、ありがとうございます」

律「お礼なら澪に言えって。・・・お、来たな」

澪「よう。おまたせ」

紬「せっかく休んでたのにごめんね」

梓「カメラ、ありがとうございます」

澪「いいって、どこで撮るんだ?」

紬「こっちよ、あの大きな木をバックに撮りたいの」

澪「おぉ、立派な木だな。全然気付かなかったよ」

紬「私達と反対側にいたのね」

律「おっしゃー!ついでに私達も撮ろうぜー!」

澪「それもそうだな。私達のもお願いするよ」

紬「もちろんよ。任せて」

梓「にしても律先輩がお花見なんてなんか変です」

律「なにおー!」

律「わ、私だってこうやってゆっくりと花見くらいするさ」

梓「へぇ、意外です」

澪「準備できたぞ。並んでくれ」

紬「三脚もあるなんて本格的ね!」

澪「ふふっ、まぁな」

梓「では行きましょうか」

紬「うん!」トトトッ



律「・・・本当のことは言うなよ」

澪「・・・わかってるよ。メモリーカードは交換したから大丈夫だ」

律「ここなら人がほとんどいないって言うから来たのに・・・」

澪「・・・まさかムギ達がいるとは」

澪「もしかしてムギ達もそれ目的で来たんじゃ?」

律「なわけないだろ・・・」


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最終更新:2011年06月14日 20:58