908. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/09(木) 23:42:48.85 ID:KZrfRIRg0
→E:「あ、今日日直だったよ!」
      急いで黒板を消しに行くよ!  うう、忘れてた……。


鞄の持ち手をつかんだ右手を離し、唯は早歩きで黒板へと向かった。
前の授業の板書がそのまま残されている。


唯「あぶない、あぶない……」


唯は黒板消しで、ぐるぐると円を描くように文字を消していった。
一通り消し終わったところで、唯はふう、と一息をつく。


唯「うーん?  これくらいでいいかなー?」


*選択肢*

A:「ううん!  今日日直の仕事やってなかったから、たくさんきれいにしてあげよう!」
      黒板消しを押しつけるよう動かしてさらにぴかぴかに。うんいい気持ち!

B:「よし、日誌書こうっと。えーっと今日は……」
      そうそう、日誌も書かなくちゃだね。書いたら提出しておしまい。



910. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/09(木) 23:48:23.62 ID:97G66p/+o
A
913. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/10(金) 00:54:26.55 ID:F3O0rxbM0
→A:「ううん!  今日日直の仕事やってなかったから、たくさんきれいにしてあげよう!」
      黒板消しを押しつけるよう動かしてさらにぴかぴかに。うんいい気持ち!


唯「よーし、やるぞー!!」


気合を入れ、黒板の端から端に至るまで、じっくりと消していった。
みるみるうちに綺麗になって行く黒板。
それを見て、唯は満足そうに息をはいた。


唯「うん!  やっぱり綺麗にしてよかったよ〜。あ、そうだそうだ、明日の日直は、っと……」


その日の日直担当の名前がが書かれている欄が目に入った。
次の日の日直の名前に変えておくのも日直の仕事だ。


唯「今日は私と……だれだっけー?」


”平沢唯”とあるのを指でなぞって確認する。隣には……。


姫子「うふふ、私だよー」


驚いて振り返ると、そこには日誌を手にした姫子が立っていた。


唯「あ!  そっか、姫ちゃんだったんだ!」

姫子「今日誰かさんがさぼるから、日直大変だったんだよ?」

唯「うっ!  ご、ごめん、忘れておりました……」

姫子「だと思った。ほら、日誌ももう書いておいたから」

唯「ど、どうも……」

姫子「じゃあ私、先生に渡してくるから、帰っても大丈夫だよ」


日誌をひらひらとさせて教室を出て行く姫子。
唯はその背中を見送りながら、ふと考えていた。


*選択肢*

A:「あ、待って姫ちゃん!  私も一緒にいくー!」
      やっぱり姫ちゃんと一緒に行こうっと。昨日のお礼もいいたいな。

B:「あ、ありがとう……帰らせてもらいやす」
      修学旅行に備えて健康管理をきっちりさせないとね!  早く帰ろうっと。下駄箱に向かう。

C:「うん、じゃあ先に帰らせてもらうね。ありがとう姫ちゃん!」
      姫ちゃん、ありがとっ。荷物をまとめたら教室を出ようっと。自分の席へ。

D:「え、あっ、うん、ありがと。それじゃあまた明日ね」
      姫ちゃんがそういってくれたのはありがたいけど……一人で帰るのってなんだかなあ。校門でぼんやりする。
      
      

914. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/10(金) 00:55:50.86 ID:GfgevwC0o

924. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/11(土) 16:33:00.62 ID:8q8qN91v0
      
      
→A:「あ、待って姫ちゃん!  私も一緒にいくー!」
      やっぱり姫ちゃんと一緒に行こうっと。昨日のお礼もいいたいな。


姫子「え?  いいの?」

唯「私も、日直ですから!」


ふんすと胸を張る唯に、姫子はくすりとほほ笑む。


姫子「そっか、それじゃあいこう?」

唯「うん!」


仲良く教室を出て行く二人の背中を、教室に残っていたクラスメイト達が見ていた。


澪「…………」

紬「澪ちゃん、どうしたの?」

澪「あ、ああいや、なんでもないよ」

紬「そうよね、朝に比べたら、澪ちゃんなんだか顔色が明るくなった気がするわ」

澪「えっ!?  ……ああ、そうかもな」

紬「……昼休みのあたりからかしら?」

澪「えっ……えっ!?  む、ムギ!?  なんで……」

紬「……うふふ♪」

澪「……と、とにかく、買い物に行こうか」

紬「そうね、りっちゃんたら早々に帰っちゃったし」


そうして、二人も腰を上げて、並んで教室を出て行った。

925. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/11(土) 16:33:39.39 ID:8q8qN91v0

唯は、姫子と二人でさわ子に日誌を提出し終えると、鞄を取って、共に学校を出た。
日誌を渡した時に、さわ子が心配そうな顔で見つめてきたのが気になった。


唯「(……そうだ、さわちゃんにも相談してたんだっけ)」

唯「(……仲直りできたら、ちゃんと報告しようっと。)」

姫子「唯ー?  ゆーい?」

唯「ふ、ふわっ!?  ああ、姫ちゃん」

姫子「唯、ずっと上の空だったよ。……どうせ、律のことで悩んでたんでしょ?」

唯「えっ……う、ううん、そんなことないよ」

姫子「もー、無理しちゃだめだっていっているでしょ?  そんな唯に、少しお知らせ」

唯「……?」

姫子「秋山さんとか真鍋さんとかから聞いたんだけどね、律達の班は、お寺とか神社を徹底的に見て回るつもりらしいよ?」

唯「て、徹底的に!?」

姫子「秋山さんとか真鍋さんとかが揃っていたら、そういうお勉強的な方になっちゃうのも無理はないんじゃない?」

唯「ひ、ひえ〜。私だったら、頭パンクしちゃうよぉ〜」

姫子「……ふふ」

唯「なあに?」

姫子「いや、やっぱり似ているんだなあ、って。二人から聞いたんだけど、律も同じようなリアクションしていたんだって」

唯「う……」

姫子「……あっ、ごめんね……変に話題持ち出したりして……」

唯「う、ううん、そんなことないよ!  色々教えてくれてありがとう姫ちゃん」

姫子「うん。……唯、修学旅行は一緒に楽しもうね!」

唯「……うん!」

姫子「(……ふふふ、唯のスマイルアゲイン計画(仮)も着々と進めていかなきゃね)」


926. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/11(土) 16:34:23.98 ID:8q8qN91v0

曲がり角までやってくると、姫子が軽く手を上げた。


姫子「じゃあ、私はこの辺で」

唯「うん。あのね……色々ありがとう、姫子ちゃん」

姫子「そんなにお礼言われたら恥ずかしいよ……別に私何もしてないよ?」

唯「さっきのこと教えてもらっただけじゃなくて、あの、昨日色々話聞いてもらったから……」

姫子「ああ……別になんてことないよ。それに、あんな唯放っておけるわけないしさ」

唯「でもね、嬉しかったよ……本当にありがとう」

姫子「ふふ、もういいって。(いつも元気な唯が、こんな風にしおらしいのって新鮮だよね……でも、なんか可愛い)」

唯「それじゃあまたね」

姫子「(……あれ?  今、私何かヒントを掴んだ気がする!)」

唯「……姫ちゃん?」

姫子「あっ……あ、ううん!  じゃあね。また明日、唯」

唯「うん!」


姫子の様子に戸惑いながらも、唯は笑って手を振り、歩いて行く姫子の背中を見送った。


唯「さて、これからどうしようかな……?」


*選択肢*

A:「もうちょっと姫ちゃんとお話ししたいな!」
      まだ間に合うはず!  走って姫ちゃんが歩いて行った方へ。

B:「んー、今日はまっすぐに帰ろうかな?」
      憂も待っているだろうし、今日は色々あったし。家に帰る。

C:「気晴らしに、ぱーっと繁華街でも行ってみる?」
      普段意外に行くことって少ないから……たまにはいいよね?

D:「お、お腹すいた……あいす!  あいすを食べよう!」
      家まで持たないよ……ちょっとコンビニにでも行ってきます。

E:「ふ、筆箱が見当たらない……あれ?  もしかして学校かな?」
      忘れ物しちゃったかも……急いで道を引き返すよ!


927. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/11(土) 16:36:10.81 ID:E8gmI0+DO

931. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/11(土) 17:17:33.15 ID:8q8qN91v0
→C:「気晴らしに、ぱーっと繁華街でも行ってみる?」
      普段意外に行くことって少ないから……たまにはいいよね?


唯「いいね!  そうしよう!」

唯「……とはいっても繁華街っていろいろあるよね」

唯「なにしようかなー?」


*寄り道選択肢*

A:「うふふ♪  たまにはショッピングにでも行こうかな?」
      確かデパートとかあったよね?  買い物買い物!

B:「うあ〜!!  ゲーセンにいってスカッとしようかな?」
      正に寄り道の定番!  なにして遊ぼうかなー?

C:「むううっ!?  あ、あれは噂の美味しい店?」
      すごい行列!!  えーい、私も並ぼう!  食べちゃおう!

D:「歌の練習がてら、カラオケにでもいこうかな?」
      みんなと一緒に行った方が楽しいけどね。ヒトカラもいいよね。


--------寄り道!  について----------

・特定の条件が満たされると、寄り道できることがあります。
・疲れていないときや、帰りが遅いときなどに、時々寄り道できるかもしれません。
・今回のように、特別なイベント(修学旅行など)が予定にあるときも寄り道しやすいです。
・また、あるステータスが高い対象キャラと帰っているときにも、寄り道できるかもしれません。
・寄り道は魅力的なイベントですが、その分疲れも出ます。
・無理のない程度に選択する方がよいかもしれません。
・また、この寄り道選択肢はそのときの展開によって変更・追加がされることもありますので
  ご了承ください。

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935. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/11(土) 17:45:14.24 ID:BYh1LpEAo
Aで
936. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/11(土) 17:50:29.81 ID:8q8qN91v0
→A:「うふふ♪  たまにはショッピングにでも行こうかな?」
      確かデパートとかあったよね?  買い物買い物!


唯「そうだよ!  買い物に行こう!」

唯「修学旅行に必要なものも買いたいし!」

唯「えーと、お金は……うん、あるね」

唯「ではしゅっぱーつ!!」


*買い物選択肢1*

A:「やっぱりいろいろ揃っているデパートかな〜」
      繁華街といえばデパートだよね。庶民的デパートAへ行く。

B:「たまには奮発してここにいこうかな……うふふ、お・と・な」
      そこらのデパートとはちょいと違う!  高級デパートBへ行く。

C:「買い物はしたい、でも節約もしたい!  ここにしようかな?」
      大きなスーパー発見!  案外色々なお店揃っているし、安いし。大型スーパーAへ行く。

D;「ちょっと個性的なものを買いたいしね!  少し歩いてみよう」
      繁華街に並んでいる色んな専門のお店をちょこちょこ覗いて行こう。大通りAを歩く。

--------買い物!  について-----------

・寄り道や、定期選択肢の「D:ショッピングしつつ、おしゃれの研究」を選んだ際などにでてくるコマンドです。
・金銭状況や状況に合わせて選択してみてください。
・何度も通うと、お得意さんになれたりするかも……?

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938. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/11(土) 17:54:48.80 ID:SOY5+UCzo
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最終更新:2011年06月21日 05:35