唯「うん、そうだよ」パクパク
憂「……」
ハチ「?」パクパク
憂「そんなに飼いたい?」
唯「うん……」
憂(変なとこで頑固だもんなー)
唯「ハチは捨てられたんだよ、多分」パクパク
憂「うーん…」
ハチ「ワンワン!」
唯「よく食べるねー、ハチ」
唯「私のエビフライあげる♪」
ハチ「ワンッ」ムシャムシャ
憂「あー、だめだよー、油っこいものあげちゃ」
唯「だって足りないって言うから…」
憂「犬は1度人間の食べ物を食べたら味を覚えちゃうんだよ」
唯「へぇー、すごいなー」
憂「もう…お姉ちゃん犬のことをもっと知らなきゃ」
唯「はーい」パクパク
唯「でも今は冬だから脂肪がついていいじゃん」
憂「そーいう問題じゃないの」
唯「えへへ」パクパク
ハチ(おいしいなー)モグモグ
憂「脂肪で思いだしたけど、お姉ちゃん最近太ったんじゃない?」
唯「えー、そんなことないよ」
唯「失礼だなー」プンプン
憂(太ったお姉ちゃんもかわいいけど…)
唯「ハチがもう少し大きくなったら一緒に散歩行くもん」
憂「はいはい」
憂「おかわりは?」
唯「あっ、もういいや」
唯「お風呂入ってくるよ」
唯「ハチ、おいで」
ハチ「?」
憂「ハチも入れるの?」
唯「軽くシャワーで流すだけだよ」
憂「うーん…まぁいいんじゃない」
唯「よし、決まり♪」
憂「温度とか気をつけてね」
―お風呂―
唯「お湯で流すね」
ジャーッ
ハチ「ワフッ」
唯「気持ちイイ?」
ハチ「ワン!」
キュッ
唯「こんなもんかな」
唯「シャンプーは……人間用しかないからやめとこう」
唯「湯船に入れてもいいかな?」
ハチ「?」
唯「ちょっとならいいよね」
唯「ゆっくり入れるよ~」
ジャポン
唯「ふぁー」
唯「いい湯だね、ハチ」
ハチ「ワフッ」
唯「ふぅー…」
ハチ「ウーン」プルプル
唯「ん?」
ハチ「……」
唯「!?」
唯「ウ、ウンチしちゃった…」
ハチ「…」ホッ
唯「どうしよう…」
唯「とりあえず、お湯を抜こう」
唯「あがるよ、ハチ」
ハチ「ワン!」
ゴボゴボ
唯「ウンチ流れてくれないかなー」
ハチ「クゥーン」
3分後
唯「ウンチ流れちゃった」
唯「やったね、ハチ」
ハチ「ワンッ」
―脱衣所―
唯「風邪ひかないようにしっかり拭かないとね」フキフキ
ハチ「フゥーン」ゴロゴロ
唯「えへへ、かわいい」
フキフキ
唯「よし、こんな感じでいいでしょ」
―リビング―
ガチャ
唯「あがったよー」
憂「うん」
憂「ハチきれいになったねー」
唯「あのさ、犬用のシャンプー買おうと思うんだけどどう思う?」
憂「うん、いいと思う」
唯「シャンプー買って、リード買って、あとオモチャも」
唯「楽しみにしててね、ハチ」
ハチ「?」(よくわからないけど、楽しそう…)
憂「お姉ちゃん、アイス食べる?」
唯「食べるー!」
ガサゴソ
憂「はい」
唯「わーい♪」
憂「私宿題があるから部屋に行ってるね」
唯「うん」
唯「おいしい~」シャリシャリ
ハチ「ハッハッハッ」フルフル
唯「食べたいの?」
キョロキョロ
唯「憂がいないから特別ね」
ハチ「ワンッ」
唯「手に出して……はい」
ハチ「ハグハグッ」
唯「アイスっていうんだよ、おいしいでしょ?」
ハチ(おいしい…)
唯「憂に見つかったら怒られちゃうかな~」シャリシャリ
唯「ふぅ…何だか眠くなってきた…」
唯「ハチ、今日は私の部屋で寝る?」
ハチ「?」
唯「おいで」ギュッ
―唯の部屋―
唯「見て、ギー太だよ」
唯「かっこいいでしょー♪」
ハチ「?」
唯「ちょっと弾いてあげる」
ギュィイン♪
唯「どう?ハチ」
ハチ「ワンッ!」
唯「えへへ」
ギュィイン♪
唯「歌ってるみたいでおもしろーい」
ギュィイン♪
ハチ「ワンワンワン♪」
唯「上手、上手ー♪」
コンコン、ガチャ
憂「お姉ちゃん、うるさーい」
唯「ごめんごめん」
憂「ハチ、夜は吠えちゃだめだよ」
ハチ「フゥーン」
唯「気をつけるね」
憂「うん、おやすみ」
バタンッ
唯「…えへへ」
ハチ「ワフワフッ」
唯「上手だったよ~、ハチ」
唯「武道館も目じゃないよ」
ハチ「?」(よくわかんないけど、嬉しそうだ)
唯「私学校で軽音部ってのに入ってるんだー」
唯「このギー太で毎日練習してるんだよ」
唯「この前きた友達とね」
ハチ「?」
唯「えへへ」
ギュィイイイン♪
唯「それでね、武道館ライブを目標にしてるんだー」
唯「無理だってことはわかってるけどね」
ハチ「?」
唯「そのときはハチを招待してあげるね」
ハチ「ワン!」
唯「いい子、いい子」ナデナデ
唯「明日もなるべく早く帰ってくるからね」
唯「眠い……」
唯「寝よう…ベッドにおいで」ヒョイ
ハチ「ワフッ」
唯「ふー…おやすみ…」
ハチ(あったかい……)
ハチ(僕も眠くなってきた……)
ハチ「……」zzz
唯「うーん」ムニャムニャ
―翌朝―
ハチ(起きて、起きて)ペロペロ
唯「んー?ハチ……?」
唯「ハーチィー」ダキッ
ハチ「ワフッ」(唯ちゃん、起きないとだよ)
唯「うーん…」ナデナデ
ガチャ
憂「お姉ちゃん、朝ごはんできたよ~」
唯「うん…」
―リビング―
唯「おいしい」モグモグ
憂「ハチの分のお味噌汁は別に作ったよ」
憂「薄味で」
唯「ありがとう、憂」
唯「はい、ハチ」
ザーッ
ハチ「ハグハグッ」
憂「ねぇ、お姉ちゃん」
唯「んー?」
憂「昨日お風呂のお湯が抜いてあったんだけど…」
唯「え? あっ、お風呂掃除したの…」
憂「お風呂掃除してくれたんだー、ありがとう」
唯(バレなくてよかった…)
憂「珍しいね」
唯「うん、気が向いてね…」
ハチ「?」
唯「そういえば、憂の受験もうすぐだね」
憂「今から緊張するなぁ」
唯「憂なら受かるよ」
憂「うん、ありがとう」
唯「がんばれ、受験生」ビシッ
憂「えへへ」
唯「あっ、もうこんな時間だ」
唯「そろそろ行こうか」
唯「またお留守番だけど、大丈夫だよね?」
ハチ「?」
ガチャ
唯憂「行ってきまーす」
バタンッ
ハチ「……」
ハチ「……」
ハチ「ファーッ」ノビノビ
ハチ(退屈だなぁ…)
最終更新:2010年01月19日 04:06