唯「ねぇねぇムギちゃん」
紬「なぁに？」
唯「ムギちゃんってさぁ、オナニーとかするの？」
紬「えっ？」
唯「ねぇねぇムギちゃん！教えてよ！どんなふうにするの？ねぇムギちゃんってばー！」ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ
紬「ゆ、唯ちゃん！？」
澪「こーら唯ー、やめろよムギが困ってるだろ？」
唯「ぶーぶー」
紬「ありがとう、澪ちゃん」
澪「ムギ、唯の隣は危ないからこっち来て私のお膝に座りなよ」
紬「へ」
澪「ほ、ほら、な？なっ、い、いいいだろ？なっ？なっ？」ｻﾜｻﾜｻﾜｻﾜ
紬「きゃっ！？み、澪ちゃんやめて！」
唯「めーっす！」
澪「なっ？ほら……なっ？はっ、はっ、んふぅっ、む、むむ、ぎっ！なっ？なっ？」ｻｻﾜｻﾜｻﾜ
紬「あっ！み、みおちゃんっ、やめっ……て！」ﾄﾞﾝｯ
澪「うわぁっ！？」
律「おっと」ﾎﾟｽｯ
澪「り、律、来てたのか」
律「来てたのかー、じゃないだろ～？ムギにあんまり乱暴なことするなよな」
澪「わかったよぅ……」
律「ムギ、大丈夫か？」
紬「はぁ、はぁ……うん、ありがとうりっちゃん」
律「ん、胸のところのボタン掛け違えてるぞー？」
紬「え？」
律「私が直してやるから、ムギはスカートと髪の毛直しな」ﾌﾟﾁﾌﾟﾁﾌﾟﾁ
紬「えっ、ちょ！ちょっとりっちゃん！？」
紬「りっちゃん！」
律「……はっ！ってうわぁ！？ムギ！前はだけ過ぎだぞ！？」
紬「な、直すから後ろ向いてて？」
律「う、うん、あ、あれだな！可愛いブラだな！」
紬「……もうっ」
澪「ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ」
唯「ﾌﾝﾌﾝﾌﾝﾌﾝ」
律「澪もブラウスくらい着ろ」
澪「だって最近暑いしﾊｧﾊｧ」
梓「こんにちはー」
唯「めーっす！」
律「さて、みんな揃ったしお茶でも飲むかー！」
梓「まず練習です！」
唯「えーっ」
梓「今日はまず練習するんです！絶対練習するんです！」
律「わーかったよーもー、澪とムギも準備な」
澪「ああ」
紬「はーい」
律「いくぞー？1、2、」
梓「ちょっと待ってください！」
律「今度はなんだよ……」
梓「ちょっと立ち位置変えてみませんか？」
唯「立ち位置？」
律「もう好きにしろよ……」
梓「じゃあキーボードの位置を私寄りにします」
律「は？」
唯「この辺～？」
梓「ああそうそうその辺で良いですよー、それでムギ先輩は私にもっと密着する感じで」
紬「う、うん」
梓「いえ、もっとです！もっと乳を押し付けてください！」ぐいぐい
紬「あっ！やっ！」
梓「んふはぁ！んふはぁ！ｲﾝﾗﾝめ！ムギ先輩はとんでもねーｲﾝﾗﾝですよ！」ﾓﾆｭﾓﾆｭ
紬「きゃぁぁぁぁ！」
澪「お、おいだれか梓を止めろ！あいつ変態だぞ！」
和「琴吹さんいる？」
梓「は、離してください！どさくさに紛れて変なとこさわんないでください！」
澪「触るほどもないだろ」
梓「！」
紬「は、はーい！」
和「軽音部の事で話があるの、生徒会室まできてくれる？」
紬「私でいいの？」
和「あなたじゃなきゃダメなのよ」
紬「？」
和「ごめんね、急に呼び出して」
紬「ううん……和ちゃんと二人っきりになるのって珍しいからなんだか緊張しちゃうわ～♪」
和「フフッ、そんなに固くならないで……さ、どうぞ入って」
紬「お邪魔しまーす」
紬「えっと、それでお話って」
ｶﾞﾁｬ
和「フフフッ」
紬「あの、えと……なんで鍵閉めたの？
和「琴吹さん、私あなたの事が好きなのよ、だからセックスしましょう」
紬「……えっ！？」
紬「で、でもでも私達女の子同士じゃない！？いえ、だからダメっていう事は無いけれど、ででででもやっぱりなんていうか手順とか段階とかいろいろ踏まないとそそそそそういう事は」
和「あっ、勘違いしないでね、私が好きなのは琴吹さんの体だけだから」
紬「……」
和「あなたの体、正直スッゴいそそるわ」
紬「あ、えと……」
和「ね、いいでしょう？怖くしないから」
紬「あう……」
和「大丈夫、泣いちゃうくらい気持ち良くしてあげる」
紬「えええっ！？」
和「いいわね、紬？」
紬「ハ、ハイ……」
ｼｭﾙ……ﾊﾟｻｯ
和「……綺麗な体」
紬「あ、あのっ」
和「何？」
紬「はっ、恥ずかしい、ですっ！」
和「……可愛い」
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！
紬「！？」
和「！？」
「……和ちゃん、そこにいるの？」
和「う、憂……」
紬「へっ！？」
ﾄﾞｶﾞｧｯ!!!!!
憂「やっぱりいた、和ちゃん」
和「あ、あの、違うのよ！」
憂「……和ちゃん、なんで紬さん裸なの？」
和「まだ何もしてないわ！本当よ！」
憂「なんで鍵閉めてたの？何するつもりだったの？」
和「つ、紬が……そ、そうよ！紬が私を誘ったの！」
憂「……」ｷﾞｭｩ…
ﾊﾞﾁｨｨｨｨ!!!!!!
和「ヒッ！！」
紬(こ、こんなデカイスナップ聞いた事無いわ……！)
憂「私の質問に答えてよ、和ちゃん」
……
憂『和ちゃんがご迷惑おかけしました』
憂『後は私がよく言っておくので任せてください』
憂『ほら、和ちゃんもちゃんと謝って？』
憂『全く和ちゃんったら、これで何回目だと思ってるの？』
憂『本当に、和ちゃんがごめんなさい』
憂『それじゃあ、さようなら』
和『や、いやよ、お願い許してちょうだ』ﾊﾟﾀﾝ
ｶﾞﾁｬ
『……～～～～～！っ！っ！～～っ！～～～～～～～～～～～～っ！！！！』
紬「……私ったらダメな子だったんだわ、あんな簡単に場の流れで体を許しちゃうなんて」
「ムギ？」
紬「はい？」
苺「何してるの、こんなところで」
紬「えっと……」
苺「いま暇？」
紬「う、うん」
苺「……」ｷｮﾛｷｮﾛ
紬「……？」
苺「この教室でいっか、来て」ぐいぐい
紬「わっ、わわっ」
ﾊﾟﾀﾝ
紬「えと……」
苺「キスして」
紬「ハイ」
紬「え？」
苺「キス、して」
紬「えっ？えっ？」
苺「……」ｼﾞｰｯ
紬「うっ」
ちゅっ
紬「はい！しました！」
苺「ほっぺじゃなくて」
紬「えええっ！？」
苺「嫌？」
紬「あの、そういう訳じゃなくて」
苺「……じゃあ胸揉んで」
紬「む、胸くらいなら……ど、どうぞ！」
苺「違う、ムギが揉んで」
紬「……あの、凄い今更なんだけど、なんでなの？」
苺「……ムギが好きだから」
紬「か、体が？」
苺「違う！」
紬「！」
苺「……違うし」
苺「私はムギの事好きだけど、ムギは私の事好きじゃないと思って」
苺「だからせめてムギの感触くらい思い出にほしいなって思って」
苺「……それだけ」
苺「……ごめん、やっぱいいや、じゃね」
紬「待って！」
苺「……」
紬「えっと……お友達から始めましょ」
苺「『から』？」
紬「だ、だめ？かしら……」
苺「……ううん」
紬「ほっ」
苺「じゃあ来週の土曜日、デートしよ」
紬「で、デート！？」
苺「そ、デート」
紬（わ、笑った！可愛い……！）
紬「キープちゃん作っちゃったわ……」
紬「でも苺ちゃん可愛いし……あんな顔されたら仕方ないわ……」
紬「あ、そういえば体操服持って帰らなきゃ」
「すーはーすーはー」
紬（誰かいる……）
「すーはーすーはー」
紬（私の体操服頭にかぶってるから誰かわからないけど）
「んふっんふふふっ」
紬（みなかった事にして帰ろう……）ｶﾞﾀｯ
「だ、だれ！？」
紬「！？」
紬「その声は確か……純、ちゃん？」
純「ま、まさかムギ先輩……うわぁぁぁぁぁあああああ！」
純「殺して下さい」
紬「えっ！？」
純「じゃあ見なかった事にして下さい」
紬「……」
純「お願いします」
紬「……あの」
純「お願いします、臭い嗅ぐだけなんで、他は人畜無害なんで」
紬「……はい」
純「……ぬほぉぉぉムギ先輩の股間の香りぃぃぃぃぃ！」
紬「！？」
純「ふごー！ふごー！」
紬「ひ、ひぃぃぃ」
紬「今日はなんだか変な日ね……」
紬「！、ま、まさかこれがいわゆるモテキってやつかしら！？」
紬「まさか自分にそんな時がくるとは思わなかったけど、まさにチャンスの時だわ」
紬「これを期に苺ちゃんを始めとしてありとあらゆる美少女をかき集めて私のハーレムに……」
紬「ふふ、ふふふ……アッハハハハハハハ！」
―――――――
―――――
―――
―
紬「っていう夢を見たの～」
律「そうか、ブルジョアジーの見る夢はわからないな」
糸冬
最終更新：2011年07月12日 20:33
