唯「私もみんなのこと大好きだよ～」
律「ははは、嬉しい事言いやがってこのこの～」ｸﾞﾘｸﾞﾘ
唯「えへへ…いたいよ～」
澪「……」
紬「ハァハァ」
ｶﾞﾁｬ
梓「遅れました」
唯「あずにゃ～ん、りっちゃんが虐めるよ～」ﾀﾞｷｯ
律「おいおい虐めてないだろ～」
梓「…」
唯「だってぇ…あずにゃん？」
梓「…」
唯「お～い」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
梓「…そんな事しなくても解ってますよ」
梓「そんなことより練習しましょう」
律「そうだな…たまには練習しようか」
唯「え～もうちょっと遊んでからでも…」
梓「…」
律「そうだな…いつも通りでいいか…」
紬「私もそれでいいと思うっ！！」
澪「私も…」
梓「ダメですっ！！」
律「え…？」
梓「今日は絶対に練習するんですっ！！」
澪「お、おい…」
唯「あずにゃんがそこまでいうなら…」
律「よし！練習しよう！！」
澪「私も練習したかったんだ！！」
紬「ふぅ…早くやろうよ、ね？」
…
ｼﾞｬｰﾝ
律「…」
澪「…」
梓「…」
律（一曲通してやってみたわけだが…）
紬（澪ちゃんと梓ちゃん…）
律・紬（これはひどい）
律「おいあず…」
梓「唯先輩！！」
唯「ふぇ！？」
梓「なんですかさっきの演奏は！？」
唯「え…っと私どこか間違えたかな…？」
梓「どこかどこじゃないですよ！！」
律「あ、あず」
梓「律先輩は黙ってください！！」
律「…」ｼｮﾎﾞｰﾝ
梓「唯先輩！！今日はのこって練習しますよ！！」
唯「え？」
梓「練習です！！練習！！」
唯「え、え～と来週じゃ…」
梓「今日じゃないとダメです！！」
唯「え、え～と…みんな～」
律「来週やるって言ってるんだから来週でいいじゃないか、な？」
梓「律先輩は黙ってて下さい！！」
律「…」ｼｮﾎﾞｰﾝ
唯「うぅ…」ﾁﾗｯ
澪「…まぁいいんじゃないか？」
唯「いいの？」
澪「うん」
梓「？」
唯「それじゃあ…」
梓「…じゃあ決まりですね」
唯「う、うん」
…
律「おっもうこんな時間か、そろそろ帰ろうか」
紬「そうね…じゃあ…」
唯「ばいばい～」
梓「唯先輩は残って下さい」ｶﾞｼｯ
唯「ふぇ～」
律「ははは諦めるしかないな」
澪「そうだな…」
律「それじゃ、戸締り頼んだぞ～」
梓「はい、それでは」
ｶﾞﾁｬ
ﾊﾞﾀﾝ
梓「…」
唯「それで…練習は…」
梓「あぁ練習ですか…」
唯「？」
梓「練習なんてしなくていいじゃないですか」ｶﾞﾊﾞｯ
ﾄﾞﾀｯ
唯「あ、あず」
梓「先輩いつも私に抱きついてきて誘惑してるんでしょ？」
唯「え？そ、そんな」
梓「どっちでもいいんですけどね」
唯「や、やだ、あずにゃんなんか怖いよ…」
梓「先輩が誘惑するのが悪いんですよ」
唯「は、離してよぉ･･･」
梓「もう我慢の限界です」ｽﾙｯ
―中略のお知らせ―
…
唯「ふえ…ヒッグ…酷いよぉ」ｸﾞｽｯ
梓「別にいいじゃないですか、気持ちよかったでしょう？」
唯「でも、こんなの…酷いよっ」ﾀﾞｯ
梓「あ…ちょっと」
ﾊﾞﾀﾝｯ
梓「…」
……
唯「うぅ…あずにゃん酷いよぉ…」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ
「お～い」
唯「ふぇ！？み、みおひゃん！！」
澪「遅かったな…って泣いてるのか？」
唯「う、ううん！！なんでもないよ」ｺﾞｼｺﾞｼ
澪「思いっきり涙拭いたよな」
唯「なんでもないからぁ…」
澪「ふーん、まぁいいから行こうよ」
唯「ふぇ？」
澪「おいおい、そろそろ期末だから家で勉強しようって約束したじゃないか」
唯「あ、そうだったね…」
澪「なんだよ、梓と練習しすぎて忘れたのか？」
唯「…」
澪「ん？どうした？」
唯「う、ううん！！なんでもないよ！！早く行こう！！」
澪「もしかして梓となんか…」
唯「もぉ～なんでもないよぉ～それより早くいこっ！！澪ちゃんと早く勉強したいよ」
澪「そ、そうか、えへへ…じゃあ行こうか」
唯「うんっ！！」
―澪room―
唯「お～ここが澪ちゃんの部屋か～」ｷｮﾛｷｮﾛ
澪「お、そういえば唯は来るの初めてだっけ？」
唯「うん、来たことないよ」
澪「そうか、じゃあ…」
唯「でも、今日もう時間ないよね…」
澪「え？いやいや泊まってっていいよ？」
唯「え？でも…？」
澪「今日親いないし大丈夫、大丈夫」
唯「でも憂が…」
澪「大丈夫だって、憂ちゃんには私が連絡しとくから」
唯「う～んでも…」
澪「ご飯は唯の好きなものでいいから！！お願い！！」
唯「うぅん…じゃあ…」
澪「ほんとにっ！？」ﾊﾟｧ
唯「う、うん」
澪「やった！！やった！！」
澪「それじゃ早速お風呂行こう！！」
唯「え？勉強は…」
澪「勉強はお風呂入った後にやるから！！ね？」
唯「それなら…」
澪「やった！！やった！！YATTA！！じゃあ行こう！！」
唯「え？」
澪「え？」
唯「一緒に入るの？」
澪「え？そうじゃないのか？」
唯「でも二人も入ったら狭いんじゃ…」
澪「狭くても大丈夫だって」
唯「うぅん、で、でもぉ…」
澪「大丈夫だいじょぶ、ほらほら」ｸﾞｲｸﾞｲ
唯「わ、わかったから押さないでよぉ」
…
唯「…」
澪「…」じー
唯「…」
澪「…」じー
唯「あの…澪ちゃん？」
澪「ん？なんだ？」
唯「あの、見られてると脱げないよ」
澪「え？」
唯「？」
澪「唯、やっぱり梓となんかあったんじゃ…」
唯「な、なんもないよ！！見られてたら脱げないなんて普通の事じゃん、どうしてあずにゃんが出てくるの～」
澪「いや、だって唯はそんなこと気にしない…」
唯「やだな～私だってそのぐらい気にするよ～だから澪ちゃんは先に入ってて」ｶﾞﾁｬ
澪「あ、ちょっと」
ﾊﾞﾀﾝ
澪「…」
澪「…」ｺｽｺｽ
澪「…」ﾍﾟﾀｰ
澪「…」ｺｽｺｽ
澪「…」ﾍﾟﾀｰ
澪「…あと少しで…」ｺﾞｼｺﾞｼ
澪「…」ﾍﾟﾀｰ
澪「…見えそうで見えないな」ﾍﾞﾀｰ
唯（澪ちゃん、顔くっつけて何やってるんだろ）
唯（もしかして…）
唯（ううん！！澪ちゃんは友達だもん！！あんな事しないよっ！！
唯（しないよね…？）
唯（でも…）
唯（ど、どうしよ…）
ｶﾞﾁｬ
唯「…」
澪「…」
唯「…」
澪「…あの、唯？」
唯「ななな、なぁに？」
澪「いや、なんでバスタオル巻いてはるん？」
唯「えええ、えぇと…ダメかなぁ？」
澪「…」
唯「…」
最終更新：2010年01月22日 01:37
