憂「~♪」ゴシゴシ

唯「…」

憂「背中はもういい?」

唯「うん…前は…」

憂「前も私がやったげるから」

唯「い、いいよっ!!前は自分でやるからっ!!」

憂「お姉ちゃん…私の言う事聞いてよ…」

唯「う、憂…ごめんなさい…だから…」

憂「よしっ!じゃあやってあげるねっ!!」

唯「う、憂ぃ~」

憂「はいはい♪大人しくしててね」

唯「うぅ…洗うだけだよ?」

憂「…?洗う以外になにかしてほしいの?」

唯「えっ!?そ、そうじゃないよっ!!」

憂「ふふ、可愛いなぁ…すぐ洗っちゃうからね」

唯「う、うん…じゃあ…」


憂「…」ゴシゴシ

唯「うぅ…」

憂「お姉ちゃんのさ…」

唯「え?な、なに」

憂「お姉ちゃんの体綺麗だよね…」

唯「そ、そんな…」

憂「こことか…舐めたくなっちゃうよ…」

唯「そ、そこは…」

憂「もうだめだよ…我慢できないや…」ペロッ

唯「ひゃうっ…う、ういぃ…やだぁ…」

憂「だめだよ、ちゃんと言う事聞いてくれなきゃ」


―中略―


唯「うぁ…」ビク

憂「お姉ちゃん…?」

唯「…」

憂「やりすぎちゃったかな?」

憂「まぁいいや、シャワー浴びさせて部屋に連れてってあげよっと」

憂「でも明日土曜日だしこのままでも…」

憂「あっ風邪引いちゃうか」

憂「私も汗かいちゃったし先に浴びちゃうね、ちょっと待っててね」

唯「うぅ…」

憂「お姉ちゃん…もう三日も学校行ってないよ…もう行こうよ」

唯「やだっ!!絶対行かないっ!!」

憂「私も澪さんも反省してるし、もうあんなことしないから…」

唯「…やだよっ!!行かないっ!!」

憂「おね…」

唯「もう行ってよっ!!遅れちゃうよっ!!」

憂「…」

ガチャ



―放課後 音楽室―

ガチャ

憂「こんにちわー」

律「あ、憂ちゃん…唯は…」

憂「…」フルフル

律「はぁ~…やっぱか…」

紬「もう三日だし…そんなにショックだったのね…」

澪「ごめんっ!!本当にごめんっ!!私が…」

憂「いえ…私も…

梓「…」ガタッ

律「ん?どこ行くんだ?」

梓「帰るんですよ、唯先輩がいないならいる意味ないですから」

バタン

律「…」


澪「…」

憂「…」

律「はぁ~…」


律「このままじゃ部活もできないし私が様子みてくるよ」

澪「え、それならみんなで行ったほうが…」

律「お前が行ったらダメだろ…」

紬「なら私も…」

律「いや、一人のが信用できるだろ…多分」

律「憂ちゃんは着いてきてくれ」

憂「はい」

律「じゃ、行ってくるよ」

バタン



―唯部屋の前―

コンコン

憂「お姉ちゃん、律さん来たよ…」

律「お~すっ!!唯ぃ!」


律「なぁ唯…みんな反省してるしもう学校に来てくれないか?」

憂「そ、そうだよ、私も澪さんも…」

「みんなじゃないよ…」

律「え?ゆ…」

ガチャ

唯「りっちゃんだけ入っていいよ…」


律「…いやぁここが唯の部屋かぁ」

律「っても何回か来た事あるけどな…あはは」

唯「…」

律「あのさ…」

唯「りっちゃんはさ…私に変なことしないよね?」

律「え?」

唯「私もうダメだよ…あずにゃんも澪ちゃんも和ちゃんも憂も…」

唯「もう…信じられないよ…」

律「唯…」

唯「このまま誰も信じられなくなっちゃうなんてやだよ…」

唯「りっちゃん…助けてよ…」

唯「りっちゃん!!たすけてぇ…」ポロポロ

律「唯…」

唯「うぅ…」ボロボロ

律「…」

律「…ごめん」ガッ

唯「あっ…」ドッ

律「本当にごめん…」

唯「やっぱりりっちゃんも私の事嫌いなの…?」

律「…」

唯「やっぱり…」

律「そんなことないっ!!」

律「みんな唯が大好きなんだよっ!!」

唯「え…」

律「だからこういうのをしたくなるんだよっ!!」ポロポロ

律「大好きだからっ…歯止めが効かなくなることもあるんだよっ…」ポロポロ

唯「じゃあ…」

律「でも私には無理だ…嫌がってるのに無理やりなんて…」スッ

唯「りっちゃん…」

律「私もう帰るわ」ガチャ

唯「りっちゃんっ!!」


唯「私…明日から学校行くねっ!!」ニコッ

唯「私を好きでいてくれる…必要としてくれる人がいるから…」

律「ふぅ…」

律「みんな唯のことが好きなんだよ、唯を必要としてくれる人なら沢山いる」

律「みんな唯が必要だから、大好きだから出てきてくれるように頼んだんだ」

唯「うん…そうなんだよね…みんなに謝らなくちゃ」

律「そのためにも明日は来いよ~この~」グリグリ

唯「えへへ痛いよ」

律「それじゃ、明日はちゃんと来いよ」

唯「うん」

律「じゃあなぁ~」


バタン

律「はぁ…」

憂「あの…どうでした…?」

律「あぁ…明日から学校に行くってさ」

憂「本当ですかっ!!?」

律「あぁ…疲れたしもう帰るよ」

憂「え、でもお礼に夕ご飯ぐらい…」

律「いや、悪いしさ…じゃあ」

トットットッ

ガチャ

律「じゃあ…」

憂「はい、ありがとうございました」

律「…」スタスタ

律「…」

律「…」


律(他人を信じられない人間より他人を信じて騙される人間の方が上等だ)

律(それは間違いない…)

律(私もそんな人が好きだ…)

律(でも騙され続ける生き方は辛いものなんだろう…)

律(だから私は唯に人を疑う心を教えたかった…)

律(でも唯はそれを拒否したんだ…多分唯にとっては人を疑う生き方より信じるほうが楽なんだ…)

律(私もそんな唯だから好きになったんだろう…だから…)


律「これでよかったんだよな…」

律「…」

律「うぅっ!!ちょっと冷えるな、早く帰ろっと」



タッタッタッ

紬「いい絵もらったしもういいか…」

紬「これからはあの二人をしっかり観察しないと」

紬「帰って観察日記を書かないと」

紬「ワクワクするわ~」



聡「はぁはぁ…唯さんかわいいよ…」パンパン

聡「ハァハァ…唯さぁぁっぁぁぁん!!!!」ズンズン

ベリッ

聡「あっオナホが…」

聡「やべぇ…どうしよ…」




―翌日―

憂「お姉ちゃ~ん、早くしないと置いてっちゃうよ~」

唯「ま、まって~、もうすぐだから~」

憂「ふぅ…まったく…」

唯「よしっ!!行こう!!」

憂「忘れ物ない?」

唯「だいじょぶっ!!」ビシッ

憂「じゃあいこっか」

唯「うんっ!!」

ガチャ


ガヤガヤ

憂「それじゃ、私こっちだから…」

唯「うんっ!!またねっ」トットットッ

憂「…」ガラッ

憂「梓ちゃんおはよ~」

梓「おはよう、憂」

憂「うん、お姉ちゃん今日からが…」

梓「ホントに!?」

憂「う、うん」

梓「それで…」

ガラッ

憂「あっ純ちゃんおはよう」

梓「おはよう、それで…」

純「ねぇ憂…」

憂「え?」

純「憂のお姉さんっていいよねぇ~」

梓「え?」

憂「え?」

純「なに?」



―姦―



最終更新:2010年01月22日 01:42