.         /.:, ´                 \
          ′:/  '                ヽ
.         /      l       ヽ         
        /   /   |     :、   丶  ':   :.    i
       :′ ./   /} :   ヽ\   \ l   :|:    |
        |  |   , | l、.    '.|_ヽ .  ヽ!  .:|:    |
        |  |  :l. _| | \   |ー\ ヽ  |  .:|:    |
        |  |  :レ ヘ.|   \  |   \jヽ|  .:|、   |
        |  |  :|'⌒ j}丶  \j^´     |  .:| }   |
       |   ハ  :|           =≠彡´.l  .:|ノ l |
       |  l∧ :ト、 ゝ≠彡      ...::::::::. |  .:|:  l |
.        |   l:.∧j: :ヘ ..::::::    ,        |  .:|:.. l .:|        
.       |   l  :..:.iハ           , |  .:|:..../ :.|
.       |  八  :..:.|:个...     ` ´   ィ i、:|  .八:′人
         | / ∧  ::|:..l:..:..:.l|:>   ィ   l i| ::ト、:.丶:. \
         |,' ::i _|  ::|r‐r‐=<ヘ }     ノ| ::| /7ー-- .丶
        / ::l/|  ::|} |     乂 __../ / .::| / /     `ヽ
.      / :::/  |  ::|': :、__ー-  (0) -‐'/  .:/.' /  /     i
     /  ..:′ |  ::|∧ ∨:`ー‐---─' .′ .:,' / . ′     :|
.    /   l.   |  ::|  '、ヽ: : : : : : : : : : |  ::|´  /      ∧


梓「ムギ先輩、肩に糸くずが付いてますよ?」ひょい

紬「あら、ありがと梓ちゃん♪」ニコッ

梓「い、いえ・・・」ドキドキ


梓(ふふっ、笑ってくれた!これは完全に私に惚れてますね!)


梓(今日のケーキおいしい・・・)もぐもぐ

唯「わー!今日のケーキすっごくおいしいよムギちゃーん!」

紬「まぁ!嬉しいわ唯ちゃん♪」ニコニコ

梓(!!)
梓「わ、私の方がおいしく食べてますっ!」

唯「ふぇ?」

紬「??」

梓「あ・・・」

紬「ふふっ、梓ちゃんもありがとう。いつも美味しく食べてもらえて嬉しいわ♪」ニコニコ

梓「えへへ///」

紬「明日は梓ちゃんが好きなケーキ持ってくるわね」

梓「本当ですか?嬉しいですっ!」ぱぁぁ

紬「ええ、約束よ♪」ニコッ


梓(ムギ先輩ったら、私にメロメロですね!)


ジャカジャーン♪

澪「・・・今のは完璧だったんじゃないか!?」

紬「ええっ!ミスが無かったわ!」

律「よーっしっ!今日の練習おしまーい!」

梓「まだちょっと早くないですか?」

唯「切りのいいとこでいいじゃーん!下校時間までなんかしようよ~」

紬「あ!それじゃあ私、ギターが弾いてみたいですっ!」ふんす!

梓(なにっー!?)

唯「いいよムギちゃん、ギー太貸してあげるね♪」

梓(しまった!先をこされた!!)

梓「じゃ、じゃあ!私がムギ先輩に教えてあげますね!」

唯「ふぇ?」

紬「えっと・・・じゃあ、お願いしようかしら?」ニコッ

梓「はいっ!ギターなら私に任せてくださいね!」ニコニコ


梓(よっしゃあ!ムギ先輩ったら、私と二人っきりになりたかったんですね!?)


梓「まずは、ここを指で抑えて・・・」ぎゅっ

紬「は~い♪」ニコニコ

梓(ムギ先輩の手・・・柔らかくて、すべすべ///)

紬「こうかしら?」ふわっ

梓「は、はい!上手です」

梓(いい匂いが・・・!)くんかくんか

紬「?? どうしたの梓ちゃん?」

梓「へっ!?いえ、なんでもないです!」あせっ

紬「顔が真っ赤よ?具合悪いの?」じっ

梓「そ、そんなわけじゃ・・・!」
梓(み、見つめられたらよけいに体温が・・・!)かぁぁぁ

紬「うーん、やっぱり赤いわね」ぴとっ

梓「ひゃうっ!?」
梓(ムギ先輩の手が・・・私のおでこに・・・!)

紬「まあ!熱いわよ梓ちゃん!?」

梓「ふにゃあ・・・」バタリ

紬「あ、梓ちゃん?梓ちゃん!?」


――――


梓(う~~ん・・・)
梓「ん・・・?」ぱちっ

紬「梓ちゃん!目が覚めたのね?」

梓「あ、ムギ先輩・・・」

紬「よかったわ、すごく驚いたのよ?」むぎゅ

梓「へ?・・・あ、すいません」
梓「って!ムギ先輩の膝枕!?」

紬「え?あ、嫌だったかしら?」

梓「とっ!とんでもありません!?」ドッキドッキ!

梓(ま、また気絶しちゃうよぉ!)

梓(ムギ先輩の膝枕!ムギ先輩の膝枕!)ふんす!ふんす!

紬「具合が悪いならちゃんと言わないとダメよ?心配したんだから」

梓「す、すいません・・・」しゅん

紬「でも、何ともなさそうでよかったわ♪」ニコッ

梓「あ・・・///」

紬「さ、帰りましょ?家まで送るわ」

梓「ほ、ホントですか!?」がばっ

紬「ええ、一人で帰すのは心配だもの」

梓「ありがとうございます!」


梓(もう・・・ムギ先輩は心配性だなぁ///)


紬「梓ちゃん、寒くない?」ぎゅっ

梓「だ、だいじょぶでs・・・い、いえ、ちょっとだけ寒いですっ」
梓(ててて・・・手をつないでもらっちゃった!手をつないでもらっちゃった!)

紬「そう?じゃあこのまま帰りましょうか♪」むぎゅっ

梓「ひゃ、ひゃいっ!///」ドキドキ


梓(ムギ先輩、積極的だなぁ///)ふんす!ふんす!


梓(ムギ先輩と二人きりで下校・・・ふふっ♪)ニヤニヤ

紬「梓ちゃん、もうすぐおうちに着いちゃうわね」

梓「そうですね・・・えっ!?」ドキッ

紬「梓ちゃん、実は・・・あなたに言おうと思ってたことがあるの・・・」

梓「ふえっ!?な、なんでしょうっ!!?」ドッキドッキ!


梓(これは・・・来たか?来たのか!?)


紬「梓ちゃん、あなた・・・私のこと好きでしょ?」ニコリ

梓「へっ!?///」ドキッ


おしまい!



最終更新:2011年08月24日 20:42