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梓「ムギ先輩、肩に糸くずが付いてますよ?」ひょい
紬「あら、ありがと梓ちゃん♪」ニコッ
梓「い、いえ・・・」ドキドキ
梓(ふふっ、笑ってくれた!これは完全に私に惚れてますね!)
梓(今日のケーキおいしい・・・)もぐもぐ
唯「わー!今日のケーキすっごくおいしいよムギちゃーん!」
紬「まぁ!嬉しいわ唯ちゃん♪」ニコニコ
梓(!!)
梓「わ、私の方がおいしく食べてますっ!」
唯「ふぇ?」
紬「??」
梓「あ・・・」
紬「ふふっ、梓ちゃんもありがとう。いつも美味しく食べてもらえて嬉しいわ♪」ニコニコ
梓「えへへ///」
紬「明日は梓ちゃんが好きなケーキ持ってくるわね」
梓「本当ですか?嬉しいですっ!」ぱぁぁ
紬「ええ、約束よ♪」ニコッ
梓(ムギ先輩ったら、私にメロメロですね!)
ジャカジャーン♪
澪「・・・今のは完璧だったんじゃないか!?」
紬「ええっ!ミスが無かったわ!」
律「よーっしっ!今日の練習おしまーい!」
梓「まだちょっと早くないですか?」
唯「切りのいいとこでいいじゃーん!下校時間までなんかしようよ~」
紬「あ!それじゃあ私、ギターが弾いてみたいですっ!」ふんす!
梓(なにっー!?)
唯「いいよムギちゃん、ギー太貸してあげるね♪」
梓(しまった!先をこされた!!)
梓「じゃ、じゃあ!私がムギ先輩に教えてあげますね!」
唯「ふぇ?」
紬「えっと・・・じゃあ、お願いしようかしら?」ニコッ
梓「はいっ!ギターなら私に任せてくださいね!」ニコニコ
梓(よっしゃあ!ムギ先輩ったら、私と二人っきりになりたかったんですね!?)
梓「まずは、ここを指で抑えて・・・」ぎゅっ
紬「は~い♪」ニコニコ
梓(ムギ先輩の手・・・柔らかくて、すべすべ///)
紬「こうかしら?」ふわっ
梓「は、はい!上手です」
梓(いい匂いが・・・!)くんかくんか
紬「?? どうしたの梓ちゃん?」
梓「へっ!?いえ、なんでもないです!」あせっ
紬「顔が真っ赤よ?具合悪いの?」じっ
梓「そ、そんなわけじゃ・・・!」
梓(み、見つめられたらよけいに体温が・・・!)かぁぁぁ
紬「うーん、やっぱり赤いわね」ぴとっ
梓「ひゃうっ!?」
梓(ムギ先輩の手が・・・私のおでこに・・・!)
紬「まあ!熱いわよ梓ちゃん!?」
梓「ふにゃあ・・・」バタリ
紬「あ、梓ちゃん?梓ちゃん!?」
――――
梓(う~~ん・・・)
梓「ん・・・?」ぱちっ
紬「梓ちゃん!目が覚めたのね?」
梓「あ、ムギ先輩・・・」
紬「よかったわ、すごく驚いたのよ?」むぎゅ
梓「へ?・・・あ、すいません」
梓「って!ムギ先輩の膝枕!?」
紬「え?あ、嫌だったかしら?」
梓「とっ!とんでもありません!?」ドッキドッキ!
梓(ま、また気絶しちゃうよぉ!)
梓(ムギ先輩の膝枕!ムギ先輩の膝枕!)ふんす!ふんす!
紬「具合が悪いならちゃんと言わないとダメよ?心配したんだから」
梓「す、すいません・・・」しゅん
紬「でも、何ともなさそうでよかったわ♪」ニコッ
梓「あ・・・///」
紬「さ、帰りましょ?家まで送るわ」
梓「ほ、ホントですか!?」がばっ
紬「ええ、一人で帰すのは心配だもの」
梓「ありがとうございます!」
梓(もう・・・ムギ先輩は心配性だなぁ///)
紬「梓ちゃん、寒くない?」ぎゅっ
梓「だ、だいじょぶでs・・・い、いえ、ちょっとだけ寒いですっ」
梓(ててて・・・手をつないでもらっちゃった!手をつないでもらっちゃった!)
紬「そう?じゃあこのまま帰りましょうか♪」むぎゅっ
梓「ひゃ、ひゃいっ!///」ドキドキ
梓(ムギ先輩、積極的だなぁ///)ふんす!ふんす!
梓(ムギ先輩と二人きりで下校・・・ふふっ♪)ニヤニヤ
紬「梓ちゃん、もうすぐおうちに着いちゃうわね」
梓「そうですね・・・えっ!?」ドキッ
紬「梓ちゃん、実は・・・あなたに言おうと思ってたことがあるの・・・」
梓「ふえっ!?な、なんでしょうっ!!?」ドッキドッキ!
梓(これは・・・来たか?来たのか!?)
紬「梓ちゃん、あなた・・・私のこと好きでしょ?」ニコリ
梓「へっ!?///」ドキッ
おしまい!
最終更新:2011年08月24日 20:42