梓「あ！この動画可愛いな｣ｶﾁｶﾁｯ
梓｢ｳｯｳｰｳﾏｳﾏ♪」(踊りながら)
梓「唯先輩！私といっしょにコレ踊って『踊ってみた』でうpしませんか？」ワクワク
唯「」
梓「ボカロの歌はどれも素晴らしいな」
梓「めーるとー♪」(ボエー)
梓「先輩方、こんど初音ミクの曲練習しましょうよ！」
唯「」澪「」律「」紬「」
梓「ただでさえ天使のミクが～～」
梓「と、言うわけで私もミクと同じ髪型なんですよ！」フンス！
梓「えへへ///髪留めもミクと同じのにしたらコスプレになっちゃいますかね？」
梓「うーん、さすがにコスプレで学校来るのはマズイですよね～」
唯「」
梓「あぅ・・・『歌ってみた』に動画あげたら祭りになっちゃいました・・・」ぐすっ
梓「私ってそんなに歌へたっぴだったんですかね・・・？」
梓「ふふっ♪でもランキング12位まで行きましたよー！」フンス！
唯「」澪「」律「」紬「」
梓「マジ時報うぜー、っと｣ｶﾀｶﾀ
梓「プレミアム会員はもうちょっと優遇されてもいいと思うんだけどなー」
梓「あはっ有料会員になっちゃうとかw私ってオタクになっちゃったな～」ニヤニヤ
梓「動画の広告からもいっぱいお買い物してるし、運営に貢献してるなー私って！」ニヤニヤ
唯「」
梓「ミクのCDってけっこうたくさん出てるんだよね」
梓「うーん、同人も含めたら全部集めるなんてできないよ～！」
梓「しかたない気にいったPの曲だけ集めよう｣ｶﾁｶﾁｯ
梓「ふふっ♪私のミクもCD化されたらな～」
梓「目指せデビューだよミク！頑張って調教するからね！」フンス！
唯「」
梓「おお！この人のミク・・・すごいなめらかに歌ってる・・・！」
梓「何か他のソフトも併用してるのかな？」
梓「・・・プロの人だったりして？」
梓「この動画は今後も要チェックだね！お気に入り、っと｣ｶﾁｶﾁｯ
澪「」
梓「あ！この前の人がランキングに入ってる！」
梓「やっぱりスゴいんだ・・・」
梓「ふふーん♪私は前からこのミク注目してたし、っと｣ｶﾀｶﾀ
梓「んん？みんながそう思ったからランキング入りしたんだよバーカ？」
梓「うっせえ！」バコッ！
律「」
梓「おお！こないだのミクの人が新曲うpしてるよ！」
梓「ああ・・・すっかり名前付きのPになってる」
梓「いつのまにか人気者だなぁ」ニヤニヤ
梓「私もいつかはランキング入りするんだから！」フンス！
紬「」
梓「みっくみーくにしーてやんよー♪」(ボエー)
梓「ふふっ♪ボカロの曲で練習すると、ギターのノリも絶好調です！」
梓「先輩方もミクの曲弾きませんか？」
梓「もしよかったら、CDを何枚か貸しますが・・・」ワクワク
唯「」澪「」律「」紬「」
梓「さーて！練習が終わったらティータイム！」
梓「そしてティータイムと言えばミクの動画をチェックですよ！｣ｶﾀｶﾀ
唯「」
梓「あ！新しい曲がけっこう出てきてる♪｣ｶﾁｶﾁｯ
紬「」
唯「こうしてあずにゃんは部活よりもミクを観ている時間の方が長くなっていきました・・・」
澪「家に帰ればすぐに新たな曲と動画作り」
律「休日も家に篭って動画を観て、作詞作曲の毎日」
紬「しだいに梓ちゃんにある変化が訪れました・・・」
梓「あれ？ギターが上手く弾けないな・・・」
梓「あはは・・・最近パソコンばっかりいじってたからね・・・」
梓「ギターの腕も落ちちゃうよね・・・」
梓「なのに、私の動画の再生数はまったく伸びず」
梓「何やってんだろ・・・私って・・・」
唯「・・・。」
澪「・・・。」
律「・・・。」
紬「・・・。」
梓「部活中も先輩たちを無視して一人練習」
梓「ティータイムもPCに向かってカタカタ」
梓「バカじゃん、私・・・」ぐすっ
梓「何してんだよ・・・こんな事して・・・」ポロポロ・・・
唯「あずにゃん」
澪「梓」
律「梓」
紬「梓ちゃん」
梓「みなさん・・・」
唯「自分は取り返せない時間を過ごしてしまった」
澪「悲観する梓でしたが・・・」
律「努力した時間だけは、絶対に裏切らない」
紬「何故ならここは軽音部！」
唯「あずにゃんの作詞や作曲の能力は、以前よりも確実に成長しており」
澪「もとより音楽に対する素養の高い彼女」
律「打ち込み系の技術も動画投稿により鍛えられていきました」
紬「今や梓ちゃんは、いいえ元から彼女はHTTに欠かせないメンバーです」
唯「あずにゃんはギターからDTMに『成長』したんです！」
梓「私が・・・成長している・・・？」
唯「そうだよあずにゃん」
澪「新しい技術を覚えることが成長じゃないならなんなんだ？」
律「梓は他のみんなが出来ない事を出来る様になったんだよ」
紬「さあ、梓ちゃん。私たちに新しい曲をつくって？」
梓「みなさん・・・みなさん・・・」
梓「私、頑張りますっ！！」
おしまい！
最終更新：2011年09月19日 23:01
