……………
ジャラアンッ
紬「梓ちゃん、今回はちゃんと五人で演奏できるわね。放課後ティータイムとして♪」
梓「ふふ、そうですねっ」
澪「?」
律「んじゃ準備いいかー?」
澪「ああ」紬「ええ♪」梓「はい!」
唯「ではみなさん、聴いてください!」
『ふわふわ時間っ!』
君を見てるといつもハートDOKI☆DOKI♪
ユレルオモイハマシュマロミタイニフワフワー……
………………
……………
…………
………
……
「ん…、ああ……ここは……」
「…起きたか」
「! 貴方は…センリ師匠!?」
センリ「久しぶりだな、ミツルよ」
ミツル「お久しぶりです…」
センリ「早速だが、ここは空の柱という所だ」
ミツル「空の柱…?」
センリ「私はここにいた伝説のポケモンを使い、力を手に入れようとした。だが失敗に終わった…」
ミツル「……」
センリ「お前がどうしてここにいるのかは分からんが、ある程度の事情は知っている。…弟子は師に似るとは言ったものだな」
ミツル「……僕は、」
センリ「ああ、分かっている。悪に手を染めた者同士…。私が言えた義理ではないが…師は弟子を正しい道へ導くものだ」
センリ「この汚れた手でどこまで出来るかは分からない。しかし、手に入れてみようじゃないか。本当の力ってやつを…!」
スッ…
ミツル「師匠……」
センリ「…」
ミツル「…」
…ガシッ!
ミツル「はい、師匠!」
――――
イツモガンバール……
《ルネシティ》
ダイゴ「ううーん…」
ミクリ「どうした、ダイゴ」
ダイゴ「時差ボケかな。まあいいや」
ミクリ「それで、私に用とは?」
ダイゴ「この間イッシュ地方に行ったんだけど、そこであるものを見つけてね」
ミクリ「…あるもの?」
ダイゴ「これだよ」
ゴト…
ミクリ「これは…紅色の珠!?」
ダイゴ「そう。二年前のアクア団マグマ団が起こした事件の軸となったものだよ。ホウエン中を捜しても見つからないから諦めていたけど……まさかイッシュにあるとはね」
ミクリ「…なるほど。持てば伝説のポケモンを自由に操ることができるという紅色の珠か……」
ダイゴ「今日来たのは、この珠の封印をお願いしに来たんだ」
ミクリ「封印、ね……目覚めの祠にかい?」
ダイゴ「ああ」
ミクリ「よし、分かった。あそこなら誰も立ち入れないから、盗まれる心配もない」
ダイゴ「頼んだよ」
ミクリ「もちろんだ。私を誰だと思っているんだ?」
ダイゴ「くすっ、そうだね。……そういえば」
ミクリ「ん?」
ダイゴ「ミクリ、何気に今回が初登場だよね。いかにも前から出てました的な風にいるけど」
ミクリ「うっ…」
ミクリ「仕方なかったんだ……アダン師匠に出番とられるし、君がチャンピオンを辞任した時に新しくチャンピオンになったのは私じゃなかったし、救いのみくるネタもモミにとられるわで………まさに大誤算!!」
ダイゴ「ダイゴだけにね」
――――
ズットミテテモキヅカナイヨネー……
《マサラタウン》
聡「オーキド博士ー!」
オーキド「おお、聡くん。よく来たな」
聡「博士が呼んだんじゃないですかー。何ですか、用って」
オーキド「ふむ。ヒトカゲ、フシギダネ、ゼニガメ、ピジョン、バタフリー、君の手持ちの調整が終わったんじゃ」
聡「じ、じゃあ…!」
オーキド「ああ、存分と次の旅を楽しんできなさい!」
聡「やったー!」
オーキド「ほっほ。オレンジ諸島へ行く、と前から言っていたな?」
聡「はい、今から行ってきます!」
オーキド「いってらっしゃい。気をつけて行くんじゃぞ」
聡「はい!」
聡「じゃあ、行こうぜピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカピッカー!」
聡「マサラタウンにサヨナラバイバイ♪」
――――
ユメノナカナラ……
《いかりのみずうみ》
ハリー「さあ!」
リョウ「あのドラゴン使いもいなくなった!」
ケン「逃げるなら今だぜ!」
「“はかいこうせん”!!」
ドガアアアアアアンッ!!!!!!
三人「ぎゃあああっ!!?」ドシャアッ!
「野暮用で席を外していたが…」
ケン「お、おお…お前はっ!」
ハリー「れれ例のドラゴン使い、ジョウト地方リーグチャンピオン・ワタル!!」
ワタル「ロケット団共、迎えに来てやったぞ」
リョウ「はわわ…」ガクブル
ケン「む、迎えにきた…とは、なな何の事なのだ?」
ワタル「ふん……お前達!」
ザッ!
「「はっ、ワタル様!!」」
三人「!!?」
「ゲヘッゲヘ、久しぶりなんだなー。ハリー、ケン、リョウ」
「三中隊長とも、変わりはないみたいじゃん?」
ハリー「! あ、貴方達は…!?」
リョウ「オウカ大隊長!!」
ケン「チャクラ大隊長!!」
オウカ「ゲヘッゲヘ」
チャクラ「きひひ」
ハリー「ご無事だったんですね、お二方!」
リョウ「よ、よかったぁー!」
ケン「お二人がいれば、もう何も恐くありませんよ!」
オウカ・チャクラ「……」
三人「……?」
ケン「…えっと?」
リョウ「そ、そういやあ…さっき、『ワタル様』って……」
ハリー「オ、オウカ大隊長!?」
オウカ「…んー。まあ、そういうことなんだな」
ハリー「そういうことって…」
チャクラ「僕とオウカはワタル様の下につくことに決めましたからー!」
三人「えええええ!!?」
ケン「そ、そんな馬鹿なっ! 何故!?」
オウカ「オデ達は改心したんだなー」キラキラ
チャクラ「金儲けとか、世界征服とか、そんな悪い事はしちゃ駄目じゃん!」キラキラ
ケン(い…一体なにが、お二人をこんなにしたんだ…?)
ジャリッ…
「あなた達がロケット団中隊長ね」
ハリー「! 誰だ!?」
カリン「私はカリン。ジョウト四天王の一人よ」
ケン「四天王が何の用だ?」
チャクラ「やい、テメエら! カリン様になんて事を! 言葉遣いに気をつけるじゃん!?」
三人(えぇー!?)
オウカ「…実はオデ達は、このカリン様のお言葉により改心したんだな」
ケン「なんと!」
チャクラ「そうだ、カリン様! この馬鹿トリオにもあのお言葉を!」
カリン「え、ええ?」
オウカ「ゲヘゲヘ、カリン様のお言葉を聞けばこいつらも改心するかも。ぜひ、お願いしますなんだなー」
カリン「ま、また…あの時の…? で、でも……」
ワタル「…ふ。いいじゃないか、カリン。減るものじゃないしな」
カリン「ワタルまで……。わ、分かったわ。しょうがないね…」
カリン「あなた達、よく聞きなさい!!」
三人「……!」
カリン「つよいポケモン、よわいポケモン、そんなのひとのかって。ほんとうにつよいトレーナーなら、すきなポケモンでかてるようにがんばるべき」
ハリー「……!!」ジーン
ケン「ああっ…!」ジーン!
リョウ「なんて…素晴らしい言葉なんだ……っ!」ジジーン!!
「「「一生付いていきます、カリン様ァアア!!!」」」
カリン「オウカとチャクラの時もこんなだったけど……って!?」
ハリー「カリン様ーっ!」ダダッ
リョウ「胴上げだ、胴上げー!!」
カリン「ええ!?」ガシッ
ケン「ばんざーい!!」
チャクラ「カリン様ばんざいじゃ~ん!!!」
オウカ「なんだなー!」
カリン「ちょ、ちょっと…あなた達、下ろしなさいっ!?」ワタワタ…
「「「「「カリン様、万歳ッッ!!!!」」」」」
キャー!!?
ワタル「……ふっ」
――――
フタリノキョリチヂメラレルノニナ……
《ポケモン警察署》
ゲーチス「く……! こんなことになったのも、すべてあの小娘どものせいだ………!!」
コンコン!
ゲーチス「!」
ハンサム「ゲーチス、少し話をしようか」
ゲーチス「はっ、また貴方ですか。別に話すことなどありませんよ。ワタクシはプラズマ団を組織して、英雄を再び世界に出現させるために伝説ポケモン・ゼクロムとレシラムを蘇らせただけです」
ハンサム「本当か?」
ゲーチス「ええ」
ハンサム「嘘つきゲーチスめ」
ゲーチス「! なに……?」
ハンサム「もう調べはついている。七賢人であるシキミ・ギーマ、両容疑者が洗いざらい吐いてくれたからな」
ゲーチス「あの馬鹿どもがァッ……!!」
ハンサム「逮捕状も出ている。ゲーチス・ハルモニア、二年前のカントー地方ロケット団事件・ホウエン地方アクア団マグマ団事件・シンオウ地方ギンガ団事件、一年前のジョウト地方ロケット団事件、そしてイッシュ地方プラズマ団事件首謀の容疑で逮捕する!」
ガチャアン!
ゲーチス「…ッ!」
ハンサム「これだけの大罪だ。もう一生太陽を拝めるとは思うな」
ゲーチス「……」
ハンサム「…だがな。お前のその図太い信念は目を見張るほどだ。今度は間違えずに正しい方向へ……」
ゲーチス「フハハ、国際警察コードネーム・ハンサム……ワタクシを捕まえたことは称賛してさしあげますが、ワタクシは変わるつもりはありません。次こそは何としてもプラズマ団の………いえ、ワタクシの目的を果たしてみせます!」
ハンサム「ほう……やれるものならやってみろ」
ザッザッ
警察官「おい、さっさと歩け!」
ゲーチス「ん?」
デント「あっ」 ポッド「ゲーチス様じゃッ」 コーン「ないですか!」
ゲーチス「貴方達も捕まっていたんですか…」
デント「いやあ、僕達だけでどうしようかと思っていましたけど…」
コーン「ゲーチス様がいらっしゃるなら話は別!」
ポッド「プラズマ団復興も夢じゃないぜッ!!」
ゲーチス「………。まあ、復興しても貴方達を親衛隊にする気は毛頭ありませんが」
三人「ええぇえええ!?」
デント「どうしてですかゲーチス様~!」
ポッド「俺達頑張っているのに~ッ!」
コーン「ゲーチス様を最も信仰しているのも我々だというのに~!」
ゲーチス「うるさいですよ、ダークトリニティ!!」
三人「はひいっ!」
――――
アアカミサマオネガイ…フタリダケノ……
《トキワジム》
シルバー「……」 N「……」
ワイワイ!
シルバー「どうしてこんなことになっているんだ…」
N「賑やかだね」
アデク「はっはっは! いいではないか。せっかくだから、ここで打ち上げだ!」
ハチク「おい、小僧!」
シルバー「…えっ?」
ハチク「お前も一緒に飲まんか!」
シルバー「俺まだ未成ね…」
ハチク「しゃらくせえ! 俺の酒が飲めねえって言うのか!?」
シルバー「ち、近寄るな、酒臭い~!!」ジタバタ
N「はは…」
アデク「皆、酒が回っておるのう!」
N(シルバーには悪いけど、ここは退散しようか)ソロリ…
ガシッ!
N「!?」
フウロ「え~ぬクンっ。どこに行くのかな~?」
N「君はフキヨセジムリーダーのフウr…」
フウロ「御託はいひのよー。フウロお姉さんと楽しいことしましょ~!?」
N「ちょっ、ま…!」
アイリス「子供ねえ…」
カミツレ「ライモンでポケモンつよいもーん!」
ヤーコン「…ふん! 騒がしい限りだな」
アロエ「まっ、浮かれるのも無理ないじゃない?」
アーティ「そうだよねぇん。本当はみんなピュア~で子供っぽい心の持ち主だったんだねぇん?」
アロエ「黙ってろ酔っ払い」
アーティ「これは酔って言ってるんじゃないけど!?」
「…あらあら、なんか私だけ場違いみたいね」
アロエ「あんたは…シロナさん?」
シロナ「ええ、アロエさんですよね」
アロエ「そうさ。いやあ、知っていてもらえて光栄だよ」
シロナ「トレーナーであり、研究者でもある人は少ないから」
アロエ「ははっ、私は研究者としては未熟だけどね」
シロナ「そうでもないですよ。ジムが博物館の中にあるだなんてイレギュラーは貴女だけでしょうし」
アロエ「そう言って貰えると有り難いねえ」
シロナ「……!」
アロエ「…どうかしたのかい?」
シロナ「い…いえ、何も」
アロエ「?」
シロナ(何か視線を感じる…?)
最終更新:2011年09月27日 01:15