律「パンツ?」


律「何だよ…パンツって…そんなに隠す必要ないだろ?」

憂「これ…私のパンツ…お姉ちゃんが何で持っているの?」

唯「……は…はは…」プルプル


唯「そーだよ!妹のパンツが好きなんだよ!クンカクンカして頭にかぶって楽しむためなんだよ!だって良い匂いがするんだもん!」

律(い…居直りやがったぞ、コイツ!!)

唯「憂、ごめんね~こんな変態なお姉ちゃん…嫌いだもんね…」

憂(お姉ちゃん…)

律「唯…お前にそんな性癖があったとは…」

唯「うう~ごめんなさい~(涙)」ねちゃ…

律「何で唯の机はさっきからねちゃねちゃするんだよ!」

唯「そう言えば憂、私の机の近くにいたよね?何をしていたの?」


憂「じ…実は…」

憂「私…毎日お姉ちゃんが放課後に部活行っている間、人がいなくなるのを見計らってお姉ちゃんの机をクンカクンカして舐め回していたの…」

憂「私…お姉ちゃんの全てが好きで、匂いも好き!お姉ちゃんが触るもの全て舐め回していたい!」


唯(憂…)

律(なにこのてんかい?)



憂「私の方こそ、ごめんなさい…こんな変態な妹は気持ち悪いよね…」

唯「そんなことないさ!私も憂が使った後の風呂水全部飲んでいるもん!私の方が変態だよ!」

憂「私の方が変態よ!いつもお姉ちゃんの弁当に私の涎やアソコの液を入れているし…」


律(へ…変態姉妹だぁぁぁぁぁぁぁー!)

唯「憂…」

憂「お姉ちゃん…」

ダキッ

唯「う~い~」ペロペロ

憂「お姉ちゃ~ん」ペロペロ


律(だめだコイツら…!早く何とかしないと…!)



紬「ね♪放っておくとエスカレートするでしょ?」

律「た…確かにな…あの二人は仲が良すぎたのを放って置いたからな…」

梓「いくらなんどもこれはないですよ!普通にあり得ないです!」

紬「でも…私は気に入っているわ…いや!これは推奨すべきよ!」ポワ~ン

律「しまった!ムギの百合属性を放って置いたらエスカレートしてやがる!」

梓「もはやカオスです…」


唯「う~ん…憂の二の腕…気持ち良いよ~」ペロペロクンカクンカ

憂「お姉ちゃんこそ…このふくらはぎ…もう病み付きになりそう…」ペロペロクンカクンカ


律「これはひどい」


ガラッ

澪「何で誰も私を追いかけて来ないんだよっ!ひどいじゃないかっ!」

唯「あ…澪ちゃん…どったの?」

澪「唯…お前もか…」ワナワナ

憂「澪さんよりもお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん!」(澪さん、こんにちは)


澪「」


梓「澪先輩の扱いが皆ひどすぎる…憂、言っていることと思っていることが逆になっている…」


澪「も…もう…お前らなんて知るかー!銀は英語でシルバー!」ダッー

律「おい、澪!」(最後のはいったい…)

梓「澪先輩を追いかけてなくて良いですか?」

律「なんか…コイツらの暴走を止めるのが先じゃね?」

唯「う~い~」ペロペロクンカクンカ

憂「お姉ちゃ~ん」ペロペロクンカクンカ

紬「ハァハァハァハァ…」●RECジッー

梓「確かに…」


……

澪「………」

澪「………」

澪「………」

澪「あぁっ!私また蚊帳の外!」ガーンッ

澪「私を放って置いたことを後悔させてやる~!グスンッ」ゴゴゴゴ



律「とにかく!三人とも抑えるんだ!梓、ムギを頼む!私はこの変態姉妹を止める!」

梓「はいです!」ダッ

紬「ハァハァ…タマリマセンワ~」●RECジッー

梓「ムギ先輩!落ち着いてください!」

紬「あ?」


梓「」


律「唯止めるんだ!誰か来たらやばいだろ!憂ちゃんも落ち着け!」

唯「あ?」

憂「お姉ちゃんの邪魔すんじゃねよ」(すいません律さんもう少し待ってくれませんか?)


律「」



律・梓「なんてこったい…収拾がつかない…」


ガラッ

澪「私の歌詞を聞けー!!」ベンベーン

梓「み…澪先輩…」

律「頭痛がしてきた…」


澪「私のハートはドキ☆ドキ 君の瞳はキラ☆キラ
  二人の出会いは出来たてのチュロスのように熱くなるよ~
  シュガ☆シュガルーン~♪」

ジャ~ン!

澪(き…決まった…!これで私の詩に関心を示すだろう…ザマァ見ろ!)

唯「………」

憂「………」

紬「………」

澪(あれ?)

梓「……///」

律(か…かたわら痛ぇ…)


唯「なんか…落ち着いたというか…その…」

紬「うん…醒めたって感じかしら…ねぇ…」

憂「現実に戻されたというか…あっ、良い意味ですよ!」

澪「………」プルプル

澪「うわーーーん!!りつーーー!!」

律(なんて言葉をかけりゃ良いんだよ…これ…)ナデナデ

梓(何か言わないと…何か言わないと…)

梓「み…澪先輩スゴいじゃないですか!」

律「!」

澪「グスッ…グスッ…え?」

梓「私たちから注目を集められる歌詞を作ったってことですよ!」

唯「いや、あずにゃん、それは―」

梓「ゆ、ゆ、唯先輩もそうですよね!」

紬「でも…それは―」

梓「む、ムギ先輩も我に返るほど良い歌詞なんですよ!」


憂「梓ちゃん…ごめんね…悩みごとがあれば私に言ってほし―」

梓「あはは…憂何を言ってるのー」(もう…フォローできねぇ!)


律(梓…良くやった……お前の努力はムダではない…)

律「澪!お前は自信を持つんだ!澪は澪らしく歌詞のセンスを研け!もっと他の詩を見て研究してみろ!」

澪「そう…なの…?グスンッ」

律「ああ!そうだとも!」


唯「ねぇ~ムギちゃ~ん…」

紬「な~に唯ちゃん?」

唯「こういうのが嘘も方便って言うんだよね?」

紬「そうよ…その積み重ねが大きな惨事を生んでしまうのよ!」

澪・律・梓「………」


唯「絶望した!嘘を強要する世の中に絶望した!」





最終更新:2010年01月25日 00:16