・・・

聡「~……~~……」

「~~~……~」

律「何話してるか、わっかんねぇ」

澪「でもこれ以上近づいたらバレるぞ」

律「うん……にしても男4人でどこ行く気だ?」

澪「普通に帰るとか、友達の家にとか?」

律「だろうなぁ」

聡「……~~!」ポッチ

「~~~~~~!」

澪「っ!!!」

澪「うわわぁぁ……!」

澪「律っ、今の見たか!?」

律「……あれは乳首当てゲームだな」

澪「ひぃー!」

律「『知ってるか~。耳たぶの位置からーこうやって指を下げていくと……』」

律「『ちょうどビーチクの位置なんだぜ? えいっ///』……的な?」

澪「うわぁ」

律「あれは誰が見ても乳首ポッチしてたよな、聡がさ」

澪「うん」

聡「~~~!」

「~~///」

律・澪「股間に手を伸ばしたァーーー!!」

律・澪「はいいいいいいいいい」ババーン

澪「友達も友達だ! 何でさっきからやられっぱなしなんだよ!」

律「……ネコってやつなんじゃないか?」

澪「ネコ?」

律「あ、知らない? じゃあいいよ」

澪「ちょ……ちょっと気になるだろ」

律「ほら、あいつらまたどっか行ったぞ!」グイッ

澪「え、ちょっとー!?」

・・・

律「定番だな、学生同士でマックか」

澪(お腹減ったなぁ)グゥ

律・澪「……」

律「なぁ、飲み物の回し飲みはセーフなのかな」

澪「セーフ……なんだろうけど、今はなんか、そういう目で見れない……」

律「うんー……」

澪「……気持ち悪い」

律「おい! さすがに失礼じゃないかっ」

澪「ごめんな。でも」

律「ん?」

律「他の二人が帰ったっぽいぞ」

聡「……」

「……」

律「なんか2人になった瞬間急に話が止んだな」

澪「友達の方は携帯いじり始めた」

律「あの沈黙なんか気持ち悪いな、雰囲気的に」

澪(あー、わかる)

律「……なんか飽きてきたかも」

澪「飽きたって……おい!」

澪「お前遊びのつもりで後つけてたのか!?」

律「まぁ、ちょっぴり……」

澪「姉失格だな」

律「なにをぅ!?」

律「はっ、お、おい! 聡たちがいないっ」

澪「え!?」

タタタタ…

澪「い、いた! はぁ、はぁ……あ、あそこっ」

律「はぁ、はぁ……えぇっ?」

澪「ほらっ、道の、真ん中っ」ビシィ

律「あ、ああ……!」

聡「~~~~~……~~……」

「……」

聡「~~~!」

「……~~? ~~~」スッ

律・澪「っ!?」

澪「い、今……」

律「ちゅーした……ちゅー」

律・澪「きゃああああーーー!!」

律「ポカーン」

澪「ポーカーーン」

律「ビックリした」

澪「うん、オドロイタネ」

律「しっかりしてくれ、澪」

澪「むしろ何で姉のお前はそんな平気そうなんだよ!?」

律「私だって十分驚いとるわっ」

律「あーんっ! 聡ぃ!」

澪「……こうなったらヤケだ。律」

律「澪?」

澪「至高の、最高のエロ本とやらを見つけよう」

澪「そして聡を正気に戻そうじゃないの!」

律「澪……」



聡誕生日当日である


律(ついにこの日が来たか)

律「聡、よろこんでくれるかな……いや」

律「私と澪で、一生懸命選んだんだ。きっと気にいるよな」

~~

澪「足かお尻、どっちが好きかわからないから」

澪「どっちもプレゼントするといいよ!」

律「おお!」

~~

律「……たぶんいけるだろ」

律「さーとしくん!」

聡「……」

律「ほらほらぁ、開けてみろよぅ!」

聡「姉ちゃん? ……マジ?」

聡「これ何かな……」

律「ん~? 見ての通りだけど」

律「それがどうかした?」

聡「どうかしてるよ!! 大問題だっての!!」

聡「弟のプレゼントに何渡してんだお前は!?」

律(あ、あれ)

律「気にいらない、と?」

聡「そうは言わないけどさぁ!」

聡「まったく、姉から貰うとか前代未聞だよ……」

律「ごめんな聡……でも姉ちゃん、心配でさ」

聡「え?」

律「かくかくしかじか」

聡「俺の部屋勝手に入った上に漁ったの!?」

聡「信じらんない……」

律「わ、悪かった!」

聡「その上俺がホモって……あんまりじゃないか」

律「違うの!?」

聡「ふざけてんのかなっ」

聡「俺は正真正銘ノンケ! 女が大好きだよっ」

律「でもお前、乳首当てゲームしたり、股間まさぐったり……」

聡「男ならふざけてそういう事もすんだよ!!」

律「じゃあアレはなんだ! ちゅ~は!」

聡「ちゅ~?」

律「姉ちゃんは見たんだぞ! お前と友達がそのっ……別れ際に、キスしてたの……」

律「~~」ジタバタ

聡「はあぁぁ!!? してねぇしっ!! ぜってぇしてねぇし!!」

律「見た!」

聡「してねぇっ!!」

律「殴るよ!?」

聡「意味わかんねぇし!?」

聡「……多分、姉ちゃんは見間違えたんだと思う」

律「は?」

聡「帰り際、あいつが俺の襟元にゴミがついてるのに気がついて、取ってくれたんだよ」

聡「確かに異様に距離詰められた感じあったけど……」

律「じゃあその友達がホ」

聡「やめろバカぁ!」

律「……じゃあ、聡はホモじゃないんだ」

聡「当たり前だろ。変な疑いかけんなよっ」

律「だって、聡いい歳してAVもエロ本の一冊も持ってないんだもん」

聡「~……」

聡「最近の子どもは!!」ス

聡「PSPとか携帯にエロ画像に動画も入れてんだよっ、ほら!」グイッ

律「きゃっ……」

聡「エロ本買って渡しておいて今さらそんな反応すんじゃねぇ!」

律「ぶー、だってー」

聡「……とりあえず、これで疑いも晴れたってことでいいんだよね?」

律「まぁ」

聡「ふぅ……」

律「じゃあこのプレゼントいらないかぁ」

聡「いやっ……それは……」


――――

律「ってことだったみたい」

澪「なんか、安心したというか」

澪「バカだったね、私たち」律「だな」

律「まぁ、これはこれでいい経験になったじゃない!」

澪「そういうことにしておこう」

澪「ところで、何で聡がホモだと嫌だったんだ?」マァ、ワタシモイヤダケド

律「そりゃあまぁ、子どもが残せなくなるからだろ」

澪「でも、それって律が頑張れば……」

律「私は澪と結婚するからな!」ニコッ

澪「は……?」

律「澪とアレしたって子どもは作れないだろー?」

澪「……律のえっち」







最終更新:2011年10月14日 20:26