澪「途中で落ちる所は怖かったけど」
紬「ものすごく良い話だったわね」
唯「ねこどんはあずにゃんだね!」
あずにゃん「いかがでしたか?スプニャッシュマウンテン!」
律「スッゴくよかったよ」
澪「でも落ちる途中でな、何か光ったんだよ・・・」
あずにゃん「あれは落ちる瞬間の写真撮影です」
あずにゃん「その時の写真がこれです」
澪「わ、わたしはなんて情けない顔を・・・」
律「まー仕方ないさ、怖がるのが澪の仕事のような物だし!」
ごん
澪「この写真はいらん!」
あずにゃん「お次はファンタジーの世界をモチーフにしたニャンタジーランド」
澪「ファンタジーか、ここは私の好きそうな所だ」
あずにゃん「それでは澪先輩が好きそうなアトラクションにご案内しまーす」にや
澪「うん、頼むよ」
あずにゃん「ニャーンテッドマンションです!」
澪「な、なんか古そうなアトラクションだな」
律(もしや・・・)
あずにゃん「ここはファンタジーの中のファンタジー!ふわふわした物(浮遊霊)があったりみんな(幽霊)がダンスしたりするのをみるアトラクションですよ」
律「わぁ澪が好きそう!とっても楽しそうね!」
唯「悪い予感しかしないよ!」
あずにゃん「さあさっさと入るでーす!」
澪「な、なんだか暗くてよくわからないまま乗り物に乗ったぞ」
唯「私が澪ちゃんの隣だよ!」(二人乗り)
律「ムギ、このアトラクションどんなのだと思う?」
紬「私は律ちゃんの隣。完璧に澪ちゃんの一番嫌いなモノよね♪」わくわく
あずにゃん「さあどうなるやら」
ぎぃいやぁあああああああ
あずにゃん「やってるやってる」にまにま
――――
あずにゃん「あ、出てきましたね」
澪「梓・・・」
あずにゃん「は、はい?」
澪「私は君をいばらの森に投げ込みたい」
律「まあまあまあ、そこまでにしときなさい」
紬「そうよ、後輩のかわいいいたずらよ♪」
唯「私は澪ちゃんの悲鳴を真横でずっと聞くのが怖かったよ!」
あずにゃん「すいません、もうしません」
あずにゃん「あと、これ澪先輩に」
澪「く、くまのニャーさんのぬいぐるみ!」
澪「せ、先輩をこんな物で釣るんじゃない!」ぎゅー
律「やれやれですよ」
あずにゃん「さて、次は東京あずにゃーランドの住人の家。つまり私の第二の家があるニャーンタウンに行きましょう」
律「第二の家って・・・」
ニャーンタウン
唯「わあ、なんだか○○ズニーアニメの中に入ったみたいだよ」
あずにゃん「唯先輩、あずにゃーアニメと言って下さい」
あずにゃー「それはさておき。ここで問題!」
あずにゃー「私の家はどれでしょう!?」
唯律澪紬(群を抜いてデカイ家がある・・・)
律「あ、あのちょぉっとおっきい家かなー?」
あずにゃん「正解です!!」
あずにゃん「律先輩にはポップコーンを一粒あげます!」
律「あ、ありがとう」ぱく
あずにゃん「なんで私の家がすぐにわかったかはわかりませんが、中に入りましょう」
あずにゃん「ただいまー」
唯律澪紬「お、お邪魔しまーす」
あずママ「あら、いらっしゃーい」
あずにゃん「ただいまお母さん」
律「えぇ!!??梓のお母さん!?」
澪「もしかして」
あずパパ「やぁ、よく来たねみんな」
律「家族で住んでる!?」
あずにゃん「当たり前ですよ。家ですから」
あずにゃん「奥の部屋では私と写真を撮ることも出来ますよ!!」ぱあ
あずにゃん「どうします?」
あずにゃん「撮ります?撮ります?」
律「あ、いやあ」
あずパパ「梓と写真撮らないの?」
あずママ「なんで?梓何かしちゃったかしら?」
律「いえ、撮らせていただきます」
あずにゃんが魔法使いの衣裳になるまで20分待ったよ!
《笑ってむったん、はいあずにゃん》
ぱしゃ
あずにゃん「なかなか良い思い出になったんじゃないですか?」ふんす
澪「そ、そうだな」
律「じゃあ、次のテーマランドに移動しようか」
あずにゃん「いえ、もう一つ行ってほしいアトラクションがあります」
『あずみゃんの家』
律「今度はあずみゃんか・・・」
唯「すっかり忘れてたよ!」
澪「あずみゃんの家は梓の所より小さいな」
がちゃ
あずみゃん「にゃふふ、皆さんいらっしゃい。どうぞ中へ」
律「なんだか礼儀正しいな。お邪魔しまーす」
澪(この感じどこかで・・・)
唯「ふむ」くんくん
あずみゃん「ここは私の家で、私はここでケーキを焼いたり、お化粧したりするの」
律「ほー、なかなか乙女チックな家ですなー」
澪「か、かわいい家・・・」きらきら
あずみゃん「そうそう、皆さんの為にさっきもケーキ焼きました。少し待っててください」
唯「私も手伝うー!」
あずみゃん「ありがとうお姉ちゃん♪」
律澪紬「お姉ちゃん?」
あずにゃん「やっぱりばれちゃいましたか」
あずにゃん「えへへ・・・ゴメン梓ちゃん」
あずにゃん「ううん謝らないで、唯先輩と憂の絆は本物だね」
あずみゃん「皆さん私は
ばりばり
憂「
平沢憂です」ぺこり
唯「ういー」
澪「でもなんで憂ちゃんがここに?」
憂「あずにゃーランドで楽しんでるお姉ちゃんをどうしてもコッソリ見たくって、梓ちゃんに頼んだんです」
紬「だからあずみゃんの格好してたのね♪」
あずにゃん「唯先輩はやっぱり鋭いですね」
唯「えへへ、憂一緒に回ろーよ」
憂「ううん、私はまだあずみゃんとしての仕事があるから」
しゅばん
あずみゃん「最後のテーマランドも皆さんと回って、お姉ちゃん」
唯「うー、わかったあ!」
あずにゃん「じゃあ憂、いやあずにゃん、また後でね!」
あずにゃん「うん、皆さんもまた後で」
律澪(よく出来た妹だ・・・)
あずにゃん「さあ、最後のテーマランド」
あずにゃん「トゥモローニャンドです!」
唯「トゥモローそのまんま!」
あずにゃん「ここは近未来をモチーフにしたテーマランドです」
律「たしかに、星戦争っぽいな」
紬「梓ちゃん、もしかしてあれ。三つ目のマウンテンじゃない?」
あずにゃん「そうなんです。あれが三つ目のマウンテン『スペースニャウンテン』です!」
律「うぉー早く乗ろうぜ!」
あずにゃん「いえ、すみませんが三つ目は乗りません」
律「な、なんでだ!?三つ目まで来て・・・」
あずにゃん「ここでは他に乗ってもらいたいアトラクションがあるからです」
澪「どんなのだ?」
あずにゃん「新アトラクション『ニャンスターズ・インク ライド&シーク』です!」
唯「長いね!」
澪「シークってことは隠れるの?」
あずにゃん「モンスターたちとかくれんぼをするんです」
澪「ひっ、モンスター!?」びく
あずにゃん「大丈夫です。みんないいモンスターです。一人を除いて」ぼそ
澪「?」
あずにゃん「とにかく乗るです!」
(特別に5人で一つのライドに乗りました)
律「なるほどーこの懐中電灯をNのマークに当てるといいのか」
あずにゃん「はい。それではかくれんぼゲームスタートです!!」
がちゃぅん
「うぅ、くらいこわい・・・」
「おりゃおりゃおりゃぁあー」ぴかぴか
「かわいいモンスターがいっぱいだよ!」
「人間の女の子もいるわね。かわいい♪」
「えいっ。あれぇ?なかなかあたらないなぁ・・・私のテーマパークなのにぃ・・・」
わいわいわちゃわちゃ
?「ぐぐぐ」
ぴかぴか
「暗いのに馴れてきたらモンスターも怖くなくなってきたぞ」
「私がかくれんぼマスターだぁあ!!」
ごぅううん
あずにゃん「あ、ここで終了です」
紬「楽しかったわ♪」」
あずにゃん「でもラストの部屋は・・・」
唯律澪紬「?」
ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃー
澪「な、なにか聞こえる・・・!!」びく
律「も、もうかくれんぼはおわりだろ?」びく
ぎゅいぎゅい
?「ぐぁああああああ」
ぎゅぎゅぎゅぃぃーーん!!
澪「ひぃっ!!!!」びくびく
紬「こ、この声・・・」
律「この地獄の底から聞こえる様な音は・・・」
「お前たちが来るのを待ってたぜぇええ!!!!」
ぎゅわぁあああん
唯「さ、さわちゃん!?」
律「なんでさわちゃんがここに!?」
さわ子「なんで・・・って」
さわ子「こっちが聞きたいわぁあああ!!」
ぎゅぎゅぎゅぎぃいいわいあああん!!!
さわ子「なんで・・・なんで誘ってくれなかったのー!?」
唯律紬「へ」
澪「」ぱくぱく
さわ子「私、軽音部の顧問なのよー!?」
さわ子「なんで誘ってくれなかったのよー!?」
律「い、いやだってさわちゃん一応先生だし・・・」
紬「忙しいと思って・・・」
唯「こないだだって誘ったら愚痴で返されたし・・・」
さわ子「それでも誘ってみるのが人としてのうんたらかんたら~」
律「はいはいわかったよー!」
律「梓、夜にはあれあるよな?」
あずにゃん「はい!もちろんです」
唯「じゃあさわちゃん、最後は一緒に回ろう!!」
さわ子先生の愚痴を聞いてる間に辺りはすっかり暗くなってしまいました
そして
毎晩恒例のパレードが・・・
さわ子「あれ?お菓子買いあさってたらみんなとはぐれたわ!」
さわ子「みんなーどこー!?」
さわ子「もうパレード始まっちゃう・・・」
さわ子「全くあの子たち、私をまた一人に・・・」ぐちぐち
~♪
さわ子「ん・・・?」
さわ子「この音楽・・・!」
《本日の、アズニャカルパレードは特別バージョンで行います。》
~♪
律(うわーすっげぇ人!!)
澪(こ、こんな人の前、しかもパレード車の上で・・・)
紬(なんて素敵なステージなの♪)
あずにゃん(我ながらなかなか素晴らしい企画だ)
さわ子「みんな・・・」うるる
唯「あ!さわちゃんいたー!!」
唯「おーい!さわちゃーん」
澪「唯、歌!!」
唯「あ!ぁ~かーみさーまおねーがいー、二人ーだけーの~」
この瞬間
ドリームライツ・アズニャカルパレードが放課後ティータイムのドリームタイムになったなは、言うまでもない。
おわり
最終更新:2011年10月23日 20:58