・・・
戻ってお昼!
律「この後どうするよ」パクパク
紬「(パフェおいしそう・・・)」
澪「(帰ったら犯す)」
梓「適当にウィンドウショッピングとかどうです?また運動だと明日に響きそうですし」
律「それもそうだな。GW最終日、どこも混んでるだろうし適当にブラブラするか」
紬「適当にブラブラ・・・。いいわね!」
澪「・・・そうか?」
梓「律先輩が食べ終わったらさっそく行きますか」
テクテク
律「ちょっと食べ過ぎたかも・・・」
梓「ちょっとどころじゃない気が・・・」
澪「欲張って食べるからだ」
紬「活気があっていいわねぇ」
梓「はい。歩いてるだけで元気になりますね」
澪「あっ、この服屋さん見ていい?」
紬「私も見たい!」
律「ちょ、走らないで・・・」
澪「紬はこんな服いいんじゃないか?」
紬「ちょっと大胆すぎじゃない?」
澪「そうかな。梓はどう思う?」
梓「わ、私もちょっとアレかなーと・・・」
律「胸元大きく開いてるしな。私達にゃ縁のない服だ」
澪「そうか。梓は他の人にムギの胸元を見られたくないと」
紬「」///
梓「そ、そういうわけじゃ・・・」モジモジ
律澪「」ニヤニヤ
梓「と、とにかくムギちゃんには似合わないです!」
澪「冗談で言ったんだよ。むしろ梓はどうだ?」スッ
律「・・・ないな」
澪「うーん。ないな」
梓「なんか悔しい・・・」
紬「あずにゃんは・・・、これとかどう?」
梓「あっ、いいかもです・・・」
律「そのブランド好きなんだな」
澪「憂ちゃんもこの前着てたな」
・・・
律「ふぅ。だいぶ歩いたなー」
澪「そうだな。いつもならここらでお茶にするんだが・・・」
紬「我慢ね!」
梓「もうお茶って言うより夕飯の時間ですよ」
紬「あっ!なにか買ってかないと」
梓「あー、あまり食材なかったですね」
律「お、次はスーパーか?付き合うぜー」
澪「自炊も大変そうだなぁ」
ガーッ
澪「このお店よく来るの?」
紬「たまにかな。ちょっと遠いし」
梓「牛乳とか持って帰るの大変ですからねぇ」
律「重いもんな。さて、今日のご飯はなにかしら?」
紬「まずはチラシを見ます!」ジーッ
梓「あっ、今日はキャベツが安いですね」
澪「主婦だ。ここに主婦達がいる・・・」
律「アイス半額じゃん!やっほい!」
律「んまい!」ペロペロ
紬「(いいなぁ・・・)」
澪「(今日は屋上にするか)」
梓「そんなに食べて、お腹壊しても知らないですよ」
律「へっへっへ、そう簡単に私のお腹は壊れないですわん」
澪「(オプションは犬ミミだな)」
律「野菜たくさん買ってたけど、今日は野菜炒めか?」
梓「今日はそうですね。明日はポトフの予定です」
律「ほう、うまそうだ」
紬「よかったら食べに来る?」
律「お、そんなこと言うと本当に行っちゃうよ?」
梓「全然いいですよ。大勢の方が楽しいですし」
律「ではお言葉に甘えてー」
ゴツン
律「いたーっ!」
澪「なに言ってるんだ。寮でご飯出るだろ」
律「うぅ・・・。なにも殴らなくても・・・」シクシク
澪「(今日は早いとこ寮に戻らねば)」
澪「まったく、少しは遠慮しろ」
律「だってー」
紬「澪ちゃんもどう?別に遠慮なんて気にする仲じゃないし」
梓「そうですよ」
澪「いや、悪いが帰るよ。帰ってやらなきゃいけないことあるし」
律「?」
紬「そう・・・。じゃあまた今度ね」
律「野菜炒め・・・」ショボ
梓「律先輩は食べ過ぎです」
紬「でもりっちゃん細いし、もう少しあってもいいと思う」
澪「私のお肉を少し分けてあげよう」グイグイ
紬「あっ、澪ちゃんずるい!」
律「えぇい、離れろー」
梓「現実を見ましょう・・・」
律「ここらでお別れか。じゃあ明日から走るからな!遅刻したらペナルティな!」
梓「律先輩が一番危ない気が」ボソッ
律「中野君、なにか言ったかな?」
梓「いえ、なにも」
律「んじゃ、約束の時間に例の場所でな」
紬「了解です!」
律「しっかり寝とけよー」
梓「わかりました」
澪「今日は楽しかったよ。また明日な」
紬「私も!またね!」
律「じゃーなー」
梓「また明日です」
紬「いよいよ本格的にスタートね」
梓「あまり無理はしないでくださいよ・・・」
紬「あずにゃんこそ大丈夫?私達は1時限目ないから時間に余裕あるけど・・・」
梓「問題ないですよ。朝話した通り途中で帰って学校の準備しますから」
梓「私は朝ごはん作ってムギちゃんの帰りを待ってます」
紬「・・・うん。お願いね」
梓「ふふっ、お腹減らして帰ってきてもご飯は少なめですからね」
紬「うん。炭水化物は少なめね」
梓「さ、早く帰りましょう!」
律「ふいー。ただいまーっと」ガチャ
澪「・・・」
律「さて、さっそく靴紐の調節でも・・・」ガサガサ
澪「さて、さっそく情事の準備でも・・・」ゴソゴソ
律「これでよし」キュッ
澪「これでよし」パチン
律「とりあえず休憩にするか」
澪「えっ?」
律「えっ?」
澪「なに言ってるんだよ。これからたっぷりとお仕置きをだな」
律「な、なんでだよ!?」
澪「数々の嫌がらせ・・・。忘れたとは言わせないぞ・・・」
律「嫌がらせ・・・、はっ!」
律「あ、あれは澪達の精神を鍛えようと!」
澪「じゃあ私も律の精神と肉体を鍛えるためにがんばらないとな」ズイッ
律「(・・・やばい、目がマジだ)」
律「わ、私が悪かった・・・。謝るから・・・」
澪「ふふふっ。もう遅いよ」
律「だ、だから犯罪なんだぞ。無理やりしたら・・・」
澪「ふん。律だって好き放題やったくせに」
澪「さ、犬ミミつけてと」スチャ
律「ちょ、とりあえず話合おうじゃないか・・・」
澪「最初は屋上のつもりだったけどもうコレつけちゃったし、ここでいいか」
澪「ふふっ、犬語しか喋っちゃダメだからな」
律「・・・。ちょ、ちょっと用事思い出した!」ダダッ
澪「待った」ガシッ
律「アーーーッ」
次の日!
ピピピピピッ
紬「んっ・・・」ムクッ
梓「」スゥスゥ
紬「」ボーッ
紬「んんっ」ノビーッ
紬「・・・ふぅ。・・・さて、支度しますか!」
紬「あずにゃん、起きて」ユサユサ
梓「うぅ・・・」ムクッ
梓「まだ眠いです・・・」ショボショボ
紬「顔洗いに行こう。ほら、足元気を付けてね」
梓「うー」フラフラ
パチャパチャ
梓「冷たい・・・」フキフキ
紬「いつもはまだ寝てる時間だしね。やっぱり寝てる?」
梓「大丈夫です・・・。やってやるです・・・」
紬「ふふっ」
梓「んーっ」ノビーッ
紬「さぁ、準備はいい?」
梓「大丈夫です!」
紬「では行きましょう!」
梓「はい!」
ガチャ
紬「わぁ、まだ肌寒いわね・・・」
梓「ですね。早く待ち合わせの場所に行きましょう」
紬「うん」テクテク
梓「はーっ」スリスリ
紬「・・・手、繋ごうか」
梓「・・・はい」ギュッ
紬「ジャージで手を繋ぐっていうのも変な感じね」
梓「ですね」
・・・
澪「こら、起きろー」ユサユサ
律「後2時間・・・」
澪「長すぎだろ」
律「疲れが取れてない・・・。今日休む・・・」
澪「なに言ってるんだ。初日だぞ、リーダーだぞ」
律「うぅ・・・」
澪「部長がそんなんでどうするんだ。梓もガッカリするぞ」
律「うー・・・」
澪「ま、まぁ。昨日はちょっとやりすぎたから無理にとは言わないけどさ・・・」
律「・・・反省してる?」
澪「あぁ」
律「もう二度と襲わない?」
澪「・・・」
澪「・・・あぁ」
律「その間はなんだ・・・」
澪「昨日のは律が調子に乗ったお仕置きだからな」
澪「それがなければ襲わないよ」
律「・・・うぅ」
澪「お互い悪かったということで水に流そうか」
律「・・・納得できん」
澪「それより早くしないと遅刻するぞ」
律「ふわぁぁぁぁ」
律「うぅ・・・、お尻が痛い・・・」
澪「いい朝だ!」
紬「りっちゃん達、まだ来てないみたいね」
梓「時間まで少しありますし。待ってましょう」
・・・
澪「二人ともおはよう」
紬「おはよう」
梓「おはようございます!」
律「おはよ・・・」
紬「りっちゃんまた元気ない。やっぱ眠い?」
律「あー、うん・・・」
紬「早いもんね。さっき新聞配達の人とすれ違ったもん!」
澪「新聞と牛乳の人は毎朝大変だな・・・」
梓「時間もあまりないですし早速行きましょう!」
澪「あぁ。今日はペースをあげないでゆっくり行こう」
律「うん、ゆっくりね。ゆっくり・・・」
紬「早朝って独特な匂いがするのね」テクテク
梓「ですねぇ。この雰囲気好きです」
澪「うん。朝のウォーキングもいいな」
律「ちょ、もう少しゆっくり・・・」
・・・
紬「はぁ、ふぅ」テクテク
澪「いい感じに、汗が出てきたな」
紬「うん!」
梓「こういうのもいいですね」
律「ふわぁぁ、眠い・・・」
紬「ん、前にいるのって・・・」
和「あら、こんな時間合うなんて珍しいわね」
ユノ「ワン!」
和「マラソンの特訓?」
澪「和こそ、なんでこんな朝早く・・・」
ユノ「」スリスリ
紬「わぁ、ユノちゃん久しぶりー」ナデナデ
梓「ユノちゃんの散歩ですか?大変ですね」
和「いつもはもっと遅いんだけど・・・、どうもゲージから抜け出すの覚えちゃったらしくてね」
紬「起こされちゃったのね・・」
和「あなた達は?」
梓「え、えーっと・・・」
律「澪達のダイエッ」
ガバッ
律「ムー、ムー」ジタバタ
澪「あはは、ちょっと運動不足だから身体動かそうと思ってな」
和「それはいい心がけね。唯達はいないんだ?」
律「ぶはっ、・・・ふぅ。誘ったんだけど連絡くれないんだよ」
和「そうなんだ。また返信し忘れてるのね」
紬「ふふー」ナデナデ
梓「いつ見てもかわいいですね」ナデナデ
澪「」ソーッ
ユノ「!」
ユノ「」スススッ
和「あら、・・・やっぱり澪のこと苦手みたいね」
澪「そんなぁ・・・」
律「うんうん。動物は正直だ」
紬「しっぽ下がっちゃった・・・」
澪「うぅ・・・」ショボ
和「なんでかしらねぇ?」
和「ほら、怖くないわよ」ヒョイ
ユノ「クゥーン・・・」フルフル
澪「・・・」
梓「ものすごく嫌がってますね・・・」
律「和、嫌がってるのに無理やりやるのはよくないぞ」
和「そ、それもそうね・・・」
律「お前とはもっと仲良くなれる気がするよ」ナデナデ
澪「私もなでなでしたい・・・」
和「それは難しそうね・・・」
和「それよりもいいの?結構休んでるけど」
紬「はっ!」
律「そろそろ行くか。またな、和。ユノちゃん」
和「えぇ。ダイエット、成功するといいわね」
澪「和ぁ・・・」
和「ふふっ、応援してるわ」
和「さ、私達も行くわよ」
ユノ「ワン!」
紬「またねー」
最終更新:2011年11月05日 23:17