―二年一組 教室―
梓「何で私ってこんなに胸小さいんだろう…」はあ
憂「どうしたの梓ちゃん?」
梓「いいなあ憂は、おっぱい大きくて」
憂「ちょっ梓ちゃん何いってるの!?」
純「ほんとに憂はいいおっぱいしてるよね……梓は…」
梓「みなまでいうな純、分かってる…」はあ
憂「もう…純ちゃんまで//」
梓「どうしてかなあ…憂!そのおっぱいの秘訣はズバリなに!!」
憂「えっ!?そっそんなこと聞かれても……ていうか梓ちゃんそんな大声で言わないでよ!!」
純「梓…周りから変な目で見られてるよ」
憂「うう、恥ずかしい///」カァァ
梓「あ~私も大きくなりたいなあ…」はあ
―放課後 部室―
梓「……」ジィー
唯「ムギちゃん、今日のおやつはなに?」
梓(唯先輩…この人はなんだかんだで普通に胸あるんだよなあ)
紬「今日はアップルパイよ、今お茶いれるわね♪」
梓(ムギ先輩…やっぱり大きいなあ、それにとてもやわらかそうだ……顔うずめたい)
律「おーいムギ、お茶のおかわりくれー」
梓(律先輩…あなたがいたからいままで 生きてこれました……友よ)
澪「こら律!飲みすぎだぞ」
梓(澪先輩…私の憧れであり至高の存在…これだけのおっぱいがあったら私も自信持てるのに)はあ
唯「あずにゃんどうしたの?具合でも悪いの?」
紬「お茶にもお菓子にも手をつけてないわ」
梓「えっ、ああすいません、ちょっと考え事をしていて」
律「へえ~なに考えてたんだ」
梓「…みなさんのおっぱいのことです」
唯「……え?……」
律「……は?……」
澪「…………」
紬「…………///」
梓「ズバリ聞きます!先輩方は私のおっぱいについてどう思っていますか?」
律「うーん…こりゃどっかおかしいな…熱でもあるのかな?」
唯「あずにゃんがおかしくなっちゃったよ!」
澪「大丈夫か梓?」
梓「熱なんてありませんし大丈夫です!それよりどう思ってますか!?」
律「どうしたんだ急に…なんでそんなこと聞きたいんだ?」
梓「……私は自分のおっぱいが小さいのが嫌で嫌で仕方ないんです……それで悩んでるんです、一体どうしたらいいのか……だからこんな恥をしのんでみなさんに聞いてるんです!……どうか答えてください……お願いします…」
唯「あずにゃん……あずにゃん!自分で言うのも何だけど、私はそこそこおっぱいあると思ってる!…けどあずにゃんは気にすることないよ!あずにゃんはそのままが一番かわいいんだから!」
梓「唯先輩…」
律「そうだぞ梓!大体お前がそんなことで悩んでたら私はどうなるんだ!まるでバカみたいじゃないか!だから気にすんな!」
梓「律先輩…」
澪「それに大きかったら大きいなりの悩みもあるぞ、私はこんな胸いらなかったよ…私は梓が羨ましいよ、小さい方がかわいいしな」
紬「梓ちゃん…私も自分で胸があると思ってるわ……けどね 、人それぞれ個性があって当たり前なのよ!胸の大きい梓ちゃんなんて梓ちゃんじゃないわ!胸が小さい……それが梓ちゃんの個性なんだから…もっと自信持って!」
梓「ムギ先輩…」グス
唯「だからあずにゃん!元気出して!」
律「そうだ!そんなことで落ち込んでたら部室の空気が悪くなる!」
澪「もうちょっと言い方変えろ!」ポカ
律「いて」
紬「うふふ」
梓「み…みなさん、ありがとうございます」ズズー
唯「あずにゃん、相談してくれてありがとうね」
律「今度からは真っ先に私に相談していいぞ!」
澪「すぐ調子に乗るからな律は」
紬「梓ちゃん…」ヨシヨシ
さわ子「これで一件落着ね、まったく世話焼かせやがるぜ」
唯律澪紬梓「!!!!!」
唯「さわちゃんいつからいたの?」
さわ子「最初からいたわよ」
律「相変わらず神出鬼没だな…」
さわ子「梓ちゃん、一つだけ言っておくわ……貧乳はステータスだ!希少価値だ!」
梓「!!!」
律「…なんだそれ?」
さわ子「最近付き合ってた男がそう言ってたのよ……ちくしょーあの野郎!!そんなに貧乳が好きなら何故私と付き合った!?ちくしょー!!ちくしょー!!!」
澪「ひぃ!」ビクッ
律「おいさわちゃん落ち着けって!」
梓「貧乳はステータス……稀少価値……」
唯「あずにゃん?」
梓「みなさん!!」
梓「こんな私のためにここまではげましていただいて、本当にありがとうございました!」
唯「良かった、あずにゃんが元気になって」
澪「もう大丈夫だな!」
紬「ええ」
律「それにしても貧乳はステータスねぇ~、面白いことを言う人もいたもんだ」
梓「貧乳であることは恥ずかしいことなんかじゃないんだ!ステータスだ!希少価値だ!これからは貧乳であることを誇りに思って巨乳と戦うぞ!ちっぱい最高!!!ヒーハー!!!」
一同「あれ?こわれた」
おわり
最終更新:2011年11月16日 01:10