- 111. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 16:00:58.20 ID:4DpSJMQ0
- ②何をしてたんだ?
律「今まで何をしてた?」
唯「?何もしてないよ??」
律「じゃあいつからここにいる?」
唯「さっき帰ってきたとこだよ」
律「今まで梓が隠れ家に使っていたことは知ってるか?」
唯「それを聞いたから来たんだよ」
男(こ、この人、手強いな……)
律「?」
唯「……とりあえず、お互い何があったのか話さない?」
律「……
①そうだな
②その前に1つだけ……
- 112. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 16:04:31.80 ID:bzydlQAO
- ②
- 113. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 18:09:20.29 ID:4DpSJMQ0
- ②その前に1つだけ……
律「1つだけいいか?」
唯「何?」
律「…
①純ちゃんについて何か知らないか?
②澪がどこにいるか知らないか?
- 114. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 18:25:09.43 ID:WG2lV7go
- ①
- 115. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 18:36:59.69 ID:4DpSJMQ0
- ①純ちゃんについて何か知らないか?
律(もし唯が純ちゃんの失踪に関わっていたらのんびり話すのは危ない……)
律「純ちゃんについて何か知ってることはないか?」
唯「? ううん、全然知らない、会ってもないし」
律「そうか…ならいいんだ」
唯「?」
唯「じゃあ話してよ」
律「わかった・・・・・
・・・・・・・・
唯「ふーん……」
唯「そんなことが…」
律「じゃ、次は唯の番だぞ」
唯「う?ん何から話せばいいかな?」
律「えっと・・・
①あの日のことから
②帰ってきた経緯について
- 116. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 18:38:46.83 ID:cIyEYESO
- 1
- 118. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 18:56:52.49 ID:4DpSJMQ0
- ①あの日のことから
律「あの日のことから話してくれ」
唯「えーと……火事が起こったのは…10時位かな?」
唯「その時私は…確か…憂と一緒に部屋にいたよ……」
律「……あれ?
①じゃあ他に気づいたことは?
②何かおかしい…
- 119. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 19:08:51.32 ID:WVuIL.AO
- 2
- 120. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 19:22:43.71 ID:4DpSJMQ0
- ②何かおかしい…
律(梓は確かこう言ってた・・
・・・・・・・・・
梓【……えっと、火事が起こったのは確か夜の10時頃で】
梓【その時私は唯先輩と一緒に1階に下りようと、2階の階段のところにいて】
梓【そしたら澪先輩が「火事だ!」って叫んでて…
・・・・・・・・・・
律(あれ?)
律「今唯は・・・
唯【えーと……火事が起こったのは…10時位かな?】
唯【その時私は…確か…憂と一緒に部屋にいたよ……】
律「やっぱおかしい……」
唯『どうかした?りっちゃん?』
律「……部屋には梓もいたのか?」
唯「う?んいなかった気がするけど……
唯「どうして?」
律「……唯と梓の言ってることは矛盾してるんだよ」
唯「……」
律「梓は火事の時お前と階段のところにいると言った」
律「でもお前は憂ちゃんと部屋にいるっていった」
律「どういうことだ?」
唯「……」
律「……言えないなら私が言ってやるよ」
①お前が嘘をついているんだ
②梓が嘘をついているんだ
③2人とも嘘をついているんだ
- 121. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 19:25:39.27 ID:WVuIL.AO
- ③
- 122. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 19:45:45.03 ID:4DpSJMQ0
- ③2人とも嘘をついているんだ
律「違うか?」
唯「…まあそうだよ」
唯「本当のこというとあずにゃんと私と憂は一緒にいたんだよ」
男「…?」
律「どうしてそんな嘘を…?」
唯「あずにゃんは言ってないよね?」
律「あぁ、だか…
…ムクッ
梓「う?ん、あれ?何で家に戻って?……って……唯先輩!!」カアア
梓「な、何で帰って…ていうか…わた…いや、それより…今日…えっと…
全員(何でこの子は顔が真っ赤なんだろう…?)
梓「そ、そうだ、私は言ってませんから安心してください!」
唯「あずにゃん、それ隠し事があるってばらしてるよ?」
梓「あっ…ふわぁ、す、すいましぇん…」グスッ
唯「……
ガバッ!
唯「へへ、久しぶりのあずにゃん分補給?」
梓「うぅ…ゆいせんぱ?い」
律「お?い?」
唯「あぁ、ごめんごめん」
- 123. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 20:38:38.22 ID:4DpSJMQ0
- 唯「じゃ、話すよ」
梓「えぇ!私は何のために……」
唯「…あの日3人が一緒にいたってのは言ったよね」
律「あぁ」
唯「そこで私達は…
梓「言ちゃうんですか?」
唯「言わないよ?」
律「は?」
唯「悪いけどそれは言えないんだ」
男「おい!」
唯「…でも安心して、私達が見たのは火事とは絶対に関係ないから」
唯「…後々必要がでればすぐ話すよ」
律「どうして言えないかだけ教えてくれ」
唯「簡単に言うとある人があることをやっていて…それは人に見られちゃいけないことだった。
唯「それより…あずにゃんや」
梓「えへへ、何?ゆいにゃん?」スリスリ
律「梓が壊れた……」
唯「あずにゃんは何があったの?」
梓「あぁ、それは……」
梓「憂に裏切られたんですよ」
唯「えっ?」
- 124. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 21:50:34.08 ID:4DpSJMQ0
- 梓「ここからは私が話します」
律「おっ、直った」
梓「私達3人はあるものを見てそれを隠すためにあるルールを作ったんです」
梓「それは……
唯→憂といた、梓は知らない
憂→梓といた、唯は知らない
梓→唯といた、憂は知らない
……とそれぞれが証言する。というものです。
律(もっといい方法あっただろ……)
梓「これを提案したのは唯先輩でしたよね?」
唯「そだよ?」
梓「でもこのルールは軽音部やみんなに秘密にするためのものだったんです…
梓「でもそこにあの火事がきて……
梓「混乱した私達は警察にもその証言をしてしまったんです」
女「!」
梓「もちろん警察は私達の矛盾に気づき疑いました」
梓「そして疑われたのは唯先輩です」
梓「私の先輩で憂の姉。2人を抱きこめるのは唯先輩しかいなかったからでしょうね」
梓「そこで憂が私を裏切ったんです」
律唯「どうして?」
- 125. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 21:51:50.71 ID:4DpSJMQ0
- 梓「さっきのルールを考えればわかりますよ」
律「えっと……
唯→憂といた、梓は知らない
憂→梓といた、唯は知らない
梓→唯といた、憂は知らない
律「…の憂ちゃんのところを変えると……?」
唯→憂といた、梓は知らない
憂→唯といた、梓は知らない
梓→唯といた、憂は知らない
全員『あっ!』
梓「…憂は別に私を売ろうとしたわけじゃないと思います。ただ唯先輩を助けたかっただけ……
梓「でも、結果、私は火事に関しての重要参考人になりました」
梓「でも、3人は実際火事に関して何も知らないので、その後お流れになりましたが…………
律「なるほど、そこで純ちゃんが失踪するわけだな」
梓「正解です」
- 126. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 22:05:34.61 ID:4DpSJMQ0
- 律「梓はこんなことをあんな必死に隠してたのか?」
梓「だって唯先輩が言うなって言ったんですよ?」
男「それだけで自分にスタンガン? ヤンデレかお前は?」
梓「だ、誰がベタボレですか!? 確かに唯先輩は天使ですけどベタボレって程じゃ…」
律男『言ってねーし』
唯「うえ?ん、あずにゃんがまた壊れた?」
梓「唯先輩?泣かないでください?…あっ、でも唯先輩の涙が…」
ワイワイガヤガヤ
・・・・・・・・・・・
律「…お?いみんな?」
男「あずにゃんさん、それは流石にないっよww」
梓「いやいや、もっと凄い話がありましてね…
唯「私も聞きた?い」
女「……事件はどうするんです?」
全員「あっ!」
男「でもこれからどうする?」
梓「火事と律先輩の記憶喪失の原因はわかりませんよね…」
唯「りっちゃん? 今後の方針は?」
律「えっと・・・
①神社に行くのは?
②ムギに話を聞くのは?
- 127. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/21(日) 22:15:34.29 ID:WVuIL.AO
- 2
- 128. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/22(月) 00:54:40.89 ID:auzVois0
- ②ムギに話を聞くのは?
律「ムギに話を聞こう」
唯「私はいいと思うよ、あずにゃんは?」
梓「唯先輩がいれば何もいらにゃい…じゃない…いらないです」
男「……よさそうだな、俺も異論はない」
女「でも…琴吹紬は鈴木純の失踪に関わっているかと……
律「あんたも真実が知りたいんだろ?ならもうそんなことを言ってる場合じゃないだろ?」
女「そう…ですね」
女「琴吹家の住所は…」ガサゴソ
女「……これです」
律「遠いな…まあムギは電車通学だったから当然か…
唯「あっ、私、運転できるよ」
律梓「えっ!!」
律(唯が運転?大丈夫か…?)ガクガク
梓(唯先輩が運転…ドライブ…デート…?)ブルブル
男「じゃ、行くか…お2人さん?何で震えてるんだ?」
- 129. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/22(月) 01:14:11.64 ID:auzVois0
- ?「入るぞ?ムギ」
?「何を見てるんだ?」
?「平沢家の監視カメラか…何かあったか?」
?「えっ!」
?「それじゃあ…」
?「えっ?いいのか?」
?「まあ、お前が決めることだしな…
?「じゃあ……私は準備をしてくるよ」
バタン
?「くそっ、何でこんなことに……」
?「こうなったら……
?「斎藤!準備だ!緊急事態Bの準備を…
?「いいから早くしろ!時間がない!許可は私がとる!」
・・・・
使用人「何だか騒がしいわね…」
使用人②「あの人が怒鳴るなんて…相当ヤバイんじゃ…
使用人「ま、私らにできることなんかないんだから、いつも通り」
- 130. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/22(月) 01:19:26.09 ID:auzVois0
- 「だな」
・・・・・・・・
一文字「そういうことだから…」
一文字「あのじじいは私が何とかするけど…」
一文字「頼んだよ」
??「わかりました」
・・・・・・・・・・
律「行くか!」
唯「私のドライビングテクニックを今こそ・・・
キキッ!
運転手「お待たせしました」
男「タクシーなんて頼んだか?」
全員「いや」
運転手「でも確かにこの家ですけど…」
梓「どうします?」
律「そうだな・・・
①折角だし、乗ってこう
②いや、何か怪しい。
- 132. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/22(月) 07:24:05.15 ID:nlzWmsU0
- ①で
- 133. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/22(月) 07:41:15.30 ID:auzVois0
- 3章 呪い偏 琴吹家への道
- 134. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/22(月) 22:34:27.09 ID:auzVois0
- ①折角だし、乗ってこう
律「唯の運転じゃ、心配だし」
唯「えー、ひどいよ?」
女「まあまあ」
男「住所のメモは?」
梓「あ、ここまでお願いします」
運転手「琴吹家ですね」
・・・・・・・・・
律「ところで唯」
唯「何?」
律「結局何で家に帰ってきたんだ?」
唯「今日帰ってきたのは、誰かから電話がきたからだよ」
律「誰かって?心当たりは?」
唯「ぜんぜん」
律「じゃあ……どこにいたんだ?」
唯「えっと、北海道で働いてたよ」
唯「…それに、りっちゃんが記憶喪失になって他のみんなも何となく地元を離れたんだよ」
- 135. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/22(月) 22:35:29.83 ID:auzVois0
- 律「何でまた?」
唯「お医者さんが無理に思い出さない方がいいって言ってて、お見舞いも断られて…」
唯「気まずかったんだと思うよ……私は家も焼けちゃったしね」
律「そっか……」
梓「……そういえば、他のみなさんは?」
律「ムギは今から行くからいいけど…澪は?何か知らない?」
唯「私は何も…遠いから連絡も取りにくいし……何よりあんまり思い出したくなかったんだよ」
唯「それに澪ちゃんは火事の後から様子がおかしかった…学校にもあんま来てなかったし」
律「色々大変だったんだな……ごめん」
唯「りっちゃんは気にしなくていいよ?」
梓「そうですね、律先輩が素直だなんて変ですよ」
律「なっかの?!」
・・・・・・・・・・・
運転手「あっ…工事中みたいですね」(昨日までなかったような…)
運転手「ここを通るとかなり時間がかかりますけど…
運転手「迂回しますか?」
梓「どうします?」
律「そだな・・・
①迂回しよう
②このまま通ろう
- 136. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/22(月) 22:49:08.28 ID:Dw/BCcAO
- ②
最終更新:2011年11月25日 21:49