律｢なんでやねんっ！｣ 2 - 紬が百合ノートをまとめているようです

唯｢りっちゃん……｣

梓｢律先輩……｣

律｢なんか悪いな……雰囲気悪くしちゃって……｣

澪｢そんなことない！ごめん律……！｣

律｢澪……えへへっ｣

澪｢次からはキシリトール配合のにしておく……｣

律｢お前らの虫歯なんか心配してないよっ！｣

澪｢今日はこのぐらいにしておくか｣

梓｢はいっ！お疲れ様でした！｣

紬｢ふぅ～頑張ったわぁ｣

唯｢私たち結構上達したねぇ～｣

律｢ｸﾁｬｸﾁｬの和音が良かったな！｣

澪紬唯梓｢あ…あぁ……うん｣

律｢合わせてみた結果がこれだよっ！｣

澪｢だいたいｸﾁｬｸﾁｬって何のことだ？｣

律｢は？お前らがガム食ってた音だろうが｣

澪｢ガム……？私たちが……？｣

律｢いや、今さらしらばっくれるなよ｣

唯｢あはは、澪ちゃんは忘れっぽいから～｣

律｢いくら澪がそうだって言ってもなあ……｣

澪｢………澪？｣

律｢そこから！？もうそれ病気だろっ！｣

澪｢はっはっは！冗談だよ冗談｣

律｢まあ分かってたけどさ……｣

梓｢あ、最近日が短くなってきましたねえ｣

唯｢わぁー本当だ～｣

紬｢じゃあ暗くなる前に帰りましょう？全力疾走で｣

律｢そこまでしなくてもいいだろ！？｣

梓｢あっ！そういえばそこのお店！｣

唯｢どしたのあずにゃん？｣

梓｢確か今日までの限定メニューのアイスがあるんですよ～｣

律｢あっ、それチラシに載ってた！すっげぇうまそうなやつな！｣

唯｢へぇ～！いいねいいねぇ！｣

澪｢うん、じゃあ帰るか｣

澪紬唯梓｢………｣ｽﾀｽﾀ

律｢寄らないのかよっ！｣

唯｢もぉ～寄りたいなら早く言ってくれればよかったのに～｣

律｢いやぁ……流れ的に寄ると思って｣

澪｢ドリンクバー頼んだから律、私の分も取ってきてくれ｣

律｢へーい、オレンジジュースでいいよな？｣

澪｢あぁ｣

律(くっくっく……ここで憂さ晴らししてやろう)

律｢おっまた～｣

澪｢サンキュー、んぐ……げほぉっ！何だこのジュース！？｣

律｢あはははは！特製ミックススペシャｒ｣

澪｢飲み物で遊ぶなっ！！｣

律｢ご、ごめんなさい……｣

律(普通に怒られちゃった……)

ウェイター｢お待たせしました｣

律｢おっ、きたきた！｣

澪唯梓紬｢いだだきまーす！｣

澪｢……うんっ、おいしい！｣

唯｢おいしぃ～！｣

紬｢本当っ、おいしいわぁ｣

梓｢おいしいですねぇ～｣

澪紬唯梓｢このカレー｣

律｢アイス頼んでないのかよっ！｣

律｢それ思いっきり主食じゃん！夕飯じゃん！｣

唯｢カレーおいしいよ？｣

律｢なんで学校帰りに女子高生４人でカレー食わなきゃならないんだよっ！｣

澪｢牛乳入れたいんならドリンクバーにあるんじゃないか？｣

律｢小学校の時クラスに一人はいたけどさぁ！｣

梓｢これなら３ヶ月は堅いですね｣

律｢お前の生命力自慢はどうでもいいよ！！｣

律｢はあ……っと私のアイスがあったな｣

澪｢おお、うまそうだな｣

律(もう気にしないで食べよう……)

律｢いただきます……あむっ……｣

律｢……うんっ！おいしい！｣

澪紬唯梓｢(^o^)はぁ～｣

律｢う゛お゛ぇえ゛｣

律(あぁ……もうやだ……)

唯｢りっちゃん大丈夫？｣

澪｢アイス溶けちゃうぞ？早く食え｣

律(さっさと食って早く帰ろう……)

律｢そ、そうだな……あむっ、ぶへぇぁ｣

紬｢元気の源、カレーパウダー！｣

律｢紬てめええええええええええええ！！｣

唯｢じゃーねー！｣

梓｢さようなら～｣

紬｢また明日！｣

澪｢またなー｣

律｢ばいばーい｣

律｢はあぁ～……やっと解放された……｣

ｶﾞﾁｬ

律｢ただいまー｣

聡｢おかえりねーちゃん、遅かったな｣

律｢ちょっと寄り道したからなぁ｣

澪｢あ、律、悪いが牛乳もらってるぞー｣

律｢どうしているんだよっ！｣

澪｢ぷはぁー！風呂上がりの牛乳は格別だな！｣

律｢何くつろいじゃってるんだよ！てかお風呂まで入ったのかよっ！｣

澪｢ああ、別れてから全力疾走で先回りしてきたら汗ダラダラでさあ｣

律｢何がそこまでお前を動かしてるんだ！？｣

律｢ほらほら出てった出てった！｣

澪｢せっかく来てやったのに薄情な奴だなあ｣

律｢うるへぇ！早く自分の家に帰れ！｣

澪｢はいはい……｣ｽﾀｽﾀ

律｢はあ……まったく｣

ｶﾞﾁｬ

唯｢やっほー！｣

律｢なんでだよっ！！？｣

唯｢ぶぅ～りっちゃんの癖にぃ～｣

律｢癖にもカカシもない！早く帰れ！｣

唯｢ちぇ～……｣ｽﾀｽﾀ

律｢はああぁ～………まったく｣

ｶﾞﾁｬ

律｢………｣

律｢誰もいないのかよっ！｣

聡｢ねーちゃんうるさいよー｣

律｢ご、ごめん……｣

律｢あ゛～もうくったくた……｣

律｢今日はいったい何だったんだろう……｣

律｢私はどっちかって言うとつっこまれる方なんだけどなぁ｣

ﾋﾟﾘﾘﾘｯ

律｢メール……澪からだ｣ｶﾁｯ

『そういう下品な話はやめろよ！』

律｢どこだっ！どこにいる！？｣

『いや、なんとなく下品な話してそうだったからさ』

律｢まじでビビったよ……ったく……｣

律｢しかしピンポイントなつっこみだったなぁ……そんなつもりはなかったけど｣

律｢もう寝よう……みんなが元に戻ってるのを祈って……｣

律｢すぅ……すぅ……｣

律｢ﾑﾆｬ……どこの隠れキリシタンだよっ！……すぅ｣

律(ついに部活の時間だ……神様！)

ｶﾞﾁｬ

律うぃ～す！いやぁ～苦しそうな妊婦さん助けてたら遅れちゃったよー！｣

澪紬唯梓｢………｣

律(くっ！やっぱりダメか……！？)

澪｢おいおーい！妊婦さん助けるなんてあり得ないだろー！｣

唯｢どんだけ下手な言い訳やねん！｣

梓｢もうあんたとはやっとれんわー！｣

紬｢ズコー！トホホー！｣

律｢………｣

律｢なんでやねんっ！｣

ありがとーございました

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