唯「澪ちゃん凄く美人だから何着ても似合うだろうなぁ」

澪「そんな事ないって!////」

澪「ゆ、唯だって凄く可愛い!………と思うよ////」

澪「こんなヒラヒラしたのも着れそうだし…」

唯「えへへ、これ可愛いね!」

澪「───じゃあ、これとこれと…こっち、注文するよ」

唯「うん!」

唯「えーっと、住所は…」

澪「あ、会員登録したほうが良いよ」

澪「丸秘情報メールや、お得なポイントも使えるんだよ」

唯「へー」

澪「唯はパソコンのメールアドレス持ってないよね」

唯「え?携帯じゃだめかなぁ」

澪「うーん、やっぱりパソコンメールの方が便利だと思うよ」

澪「今回は私のメールアドレスで注文しとくね」

唯「うん!ありがと、澪ちゃん!」だきっ

澪「////」

澪「よし、頼んどいたよ」

唯「わーい!楽しみ!」

澪「唯はアイス好きだね」

唯「大好きだよ!澪ちゃんも一緒にたべよーね!」

澪「う、うん////」

澪「あ、注文確認メールは来てるかな?」

澪「オウトルックを立ち上げて…」カチカチ

唯「おうとるっく?」

澪「メールを使うためのソフトだよ」

唯「へー色々あるんだね」

澪「受信メール1367件…ちょっとまっててね、たくさん来てるから」

唯「お友達多いんだね!毎日来るの?」

澪「全部知り合いってわけじゃないけどね、毎日このくらい来るんだよ」

唯「おお!なんかすごい!」

澪「普通だと思うよ////」

唯「だ、だえもん…さん?外国の人?」

澪「そうだよ、たまに送ってきてくれるんだ」

唯「いいなー、外国に知り合いいるんだ!」

唯「こっちのも英語、あ!このメールも!」

澪「ほとんど外国の人からのメールだよね」

唯「国際派だね、澪ちゃん!」

澪「もう!そんなんじゃないよ////」テレテレ




────次の日

唯「澪ちゃんったら凄いんだよー、毎日1000件以上も外国の友達からメールが来るんだよ!」

梓「ブホっ」

唯「どうしたの?」

澪「大丈夫?」

梓「だ、大丈夫です…」

紬「ねぇ澪ちゃん、そのメールって迷惑メールなんじゃ…」

澪「え?」

律「あちこち会員登録しまくった?あとそのメールに返信したり?」

澪「ええ?してるけど;」

唯「澪ちゃんはインターネットに精通してるもんね」

澪「う、うん」

梓「それだけ来てたらウイルスに感染してるかもしれませんね…」

澪「ええ!!?ほんとに?」ブルブル

唯「あー、ウイルスってよく聞くよね」

唯「でも澪ちゃんに限ってそんな事あるはず…」

澪「そ、そそそうだよ、そんなこと」ガクガク

律(声が震えてるぞ)

澪「大体ウイルスソフトだって使ってるんだぞ」

律「まあパソコン見てみないと分からないよな」

梓「そうですね」

紬「ねえ澪ちゃん、アンチウイルスソフトはつかってるの?」

澪「え?もちろん使ってるよ!!」

梓「自分で入れたんですか?」

澪「入れる?最初から付いてたやつだよ」

梓(どうせ試用期限切れてるんでしょうね…)




────秋山家

澪「もう、大げさだなーははは!」フルフル

梓(声が震えてますって…)

律「いやいや、澪のパソコン先生っぷりを見たくてさ!」

唯「澪ちゃんかっこいいんだよー」

澪「ゆ、唯////」

律「んじゃ、パソコンちょっと借りるぞ」

澪「あ、こら!」

梓「……………遅いですね」

律「遅いな」

梓「ブラウザ起動にこれだけかかるって…」

澪「??」

律「このパソコンってこんなに遅いの?」

澪「え?買った時はもうちょっと早かった気がするけど…」

梓「………」

梓「やっぱり期限切れてますね…」

律「澪、このウイルスソフト使えいなみたいだぞ」

澪「えええ!?」ビク

唯「どういうこと?」

梓「ウイルス対策の期限が切れてるのでウイルス感染し放題って事です」

梓「これだけスペックあるのにこの速度はちょっと怪しいですね」

律「そうなのか」

梓「澪先輩、ライセンスの契約ってどうなってるんですか?」

澪「え?ライセンス?」

梓(だめだこりゃ)

梓「うーん、とりあえずavastでも入れときましょう」

澪「大丈夫なの?」

梓「これだけパフォーマンス落ちてたらOS入れなおさないとだめかもですね」

澪「?????」

梓「メールアドレス使っちゃっていいですよね、登録しなといけないんで」

澪「う、うん…」

唯「あずにゃんもパソコンできるんだね」

梓(なんか澪先輩が可愛そうだなぁ…)

梓「澪先輩ほどじゃないですよ」

梓「ちょっと使ってるくらいですし」

唯「へー、やっぱり澪ちゃんは凄いんだね!」

律「やっぱ澪はパソコンの先生だよな」ニヤニヤ

澪「あ、あはは;」

梓(やれやれです)

梓「ライセンスコードのメールは…」

梓「って新着受信メール860件ですか…」

律「うはー、すげーなこりゃ…時間かかるぞ」

梓「…………」

梓「こ、こんなに知り合いがいるなんて凄いです!」

澪「そ、そう?;」

律「おい、どう見てもスパムぐっ」

梓「そういう事にしておいてあげて下さい」ヒソヒソ

梓「唯先輩の前で澪先輩に恥かかせる訳にも行かないでしょう」ヒソヒソ

律「わ、分かったよ…」ヒソヒソ

梓「とりあえずタダで使えるやつ入れときましたから」

澪「あ、ありがとう…」

唯「皆何やってるのか全然わかんないよ!すごいなぁ」

澪「あはは…唯も慣れたら分かるよ!」

唯「えー、私には澪ちゃん先生がいるから慣れなくってもいいもーん!」だきっ

澪「唯!?////」ドキドキ

梓(…………む)イラッ

律「スキャンしたほうがいいんじゃない?」

梓「そうですね…」カチカチ

ウィーンウィーン!!

澪「うおお?!」ビクゥッ

唯「わ、なんか怖い音…」

澪「ななな、なに?何の音!?」

澪「え?え?;;」

梓「あ、ウイルス見つけるとこういう音が出るんです、大丈夫ですよ」

澪「本当に?;;」ビクビク

梓「はい」

唯「ウィルスが発見されました!しかし慌てることはありません!」

律「なんだこいつかっこいいなwwwwww」

梓「削除っと…」

ウィーンウィーン!!
ウィーンウィーン!!

梓「まあこの位は出てきますよね…」

ウィーンウィーン!!

梓「」

ウィーンウィーン!!
ウィーンウィーン!!
ウィーンウィーン!!
ウィーンウィーン!!
ウィーンウィーン!!
ウィーンウィーン!!

梓「なんなんですかこれ!」

律「ワハハ!なんかすげーwwwww」

澪「ひぃいいいい」ブルブル

唯「あわわ…何事!?」

ウィーンウィーン!!
ウィーンウィーン!!
ウィーンウィーン!!

梓「ちょwwwwwwwww」

ウィーンウィーン!!
ウィーンウィーン!!
ウィーンウィーン!!
ウィーンウィーン!!

澪「もうやめてくれえええええ!!」ガクガク

唯「澪ちゃん澪ちゃん」

澪「…唯?」

唯「ほら、パソコンの音だから大丈夫だよ」

澪「うう…」

唯「よしよし、こわくないよー」

澪「ば、ばか////」

梓「……………」

梓「もうこのパソコンだめですね」

澪「ええ!?」

梓「リカバリーディスクとかないんですか?」

澪「え?なにそれ」

梓「パソコン買ったときに付いてくるはずです」

澪「え?え?え?」

梓「あーだこーだあれやこれややんややんや」

澪「わ、わかんないよおおおお;;」



一方その頃紬ちゃんは…

紬「そういえば僧衣って何のことかしら…」

紬「グーグルで調べてみましょう!」

紬「僧衣…」カタカタ…カチッ

紬「僧衣を脱ぐ日……これかしら…」


紬「」


紬「意識が飛ぶところだったわ…はぁはぁ……」

紬「こんな物がこの世に存在するなんて…」

紬「なんておぞましい!!」ワナワナ


紬「ふぅ…なんとか落ち着いたわ…」

紬「そういえばもう一個」

紬「淫乱テディベアだったわね…」

紬「きっとテディベア好きな可愛い女の子ね!」

紬「うふふ♪」カチッ

紬「むぎゅうううううううううう」

斉藤「紬お嬢様!?どうしたのですか!?」

紬「」ブクブク

斉藤「紬お嬢様!!お気を確かに!!紬お嬢様あああああああああ!!!!」




────次の日

紬「おはよ、唯ちゃん!」

唯「おはよー!」

律「おはようムギ」

紬「………」

律「ムギ?」

紬「りっちゃんは今日おやつ抜きね」

律「な!?」

紬「テディベア…僧衣」

律「げッ」

紬「おぞましい」

律「ごごご、ごめんムギ!」アセアセ

紬「しりません!」つーん

律「うう…」




────放課後

澪「結局おーえす?入れなおして元に戻ったよ」

唯「よくわかんないけどよかったね!」

澪「うん、梓のおかげだよ」

梓「気にしないで下さい」

澪「ごめんね唯、私本当はパソコン初心者だったみたい…」

唯「きにしちゃだめだよ!だれだってわかんない事あるし」

澪「ありがとう…」

唯「またパソコンのこと教えてね!」

澪「え?梓のほうが詳しいぞ」

唯「澪ちゃんとがいいの!」

澪「ええ!?////」

唯「澪ちゃんと一緒にパソコンするのたのしかったもん!」

澪「唯…////」

梓(あーもう、やれやれですよ…)

唯「あずにゃんとも一緒にパソコンしてみたいな!」

梓「え?」

唯「皆でやったほうがたのしーよー!」

梓「そ、そうですかね」

唯「うん!あずにゃんにもパソコンのこと教えて欲しいな!」ニコ

梓「あ、はい、私でよければ////」

紬「うふふ♪」

紬「じゃあ皆揃ったしお茶にしましょ!」

唯「わーい!」

紬「今日はハーブティよ♪」

澪「お、いい匂いだな」

梓「気分が落ち着きますね」

紬「りっちゃんは水道水でいいわね」コトッ

律「えっ」

紬「今日はイチゴのタルト持ってきたの」

唯「う~ん!甘くて美味しそうな匂い!」

梓「本当に美味しそうです!」

紬「りっちゃんはかんぴょうね」ポイ

律「」




律「あれ?おわり?」



最終更新:2010年01月26日 03:06