紬「次行きま~す」

紬「マンボウの・・・」ゴソゴソ

紬「真似でした~」

1位:平沢憂
2位:真鍋和
3位:琴吹紬
4位:平沢唯
5位:秋山澪
6位:田井中律
7位:中野梓
8位:山中さわ子
9位:鈴木純

唯(ふふふ・・・これは実は私のなのです)

澪(これは・・・唯のか?)

律(唯・・・だよな多分)

紬(憂ちゃんすごいわ~また1位)

梓(唯先輩・・・かな?)

和(2位ね)

憂(あ、お姉ちゃん4位だ!)

さわ子(8位!?そんな・・・)

純(はいどーも、っと)

紬「理由でーす」

紬「1位平沢憂、ごはんがおいしい、いろいろしてくれるし可愛い」

憂「えへへ、ありがとう」

憂(お姉ちゃん)

唯(憂、これ書いたの私だよ!)フンス

律(もう完全に唯だなこれ)

紬「2位真鍋和、昔から頼りになるし安心する」

和「あら、そう見ててくれたのね、ありがとう」

和(唯)

唯(でへへ、それほどでも)

澪(『昔から』って唯・・・いやもう皆分かってるしいいか)

紬「3位琴吹紬、お茶がおいしいし、おっとりしててぽわぽわ」

紬「まあありがとう」

紬(唯ちゃん)

唯(ムギちゃんのお茶があるから放課後ティータイムがあるんだよ!)

紬「4位平沢唯、みんなと一緒にいるととっても楽しい!」

唯「どうも!」フンス

唯(みんなとずっと一緒にいたいなあ~)

澪(・・・ふふっ)

律(唯はほんと・・・バカだよな!)

紬(私も唯ちゃんといるととっても楽しい!)

梓(もう、しょうがないですね唯先輩は)

和(ま、これが唯のいいところよね)

憂(お姉ちゃんかっこいい!)

さわ子(唯ちゃんらしいわね)

純(私も『みんな』に入ってるかな?)

唯「えへへ」

紬「5位秋山澪、優しいしかっこいい。縞々がかわいかった」

澪「ゆっ・・・!ゴホン、ど、どうも・・・」

唯(澪ちゃんは怖がりがなければもうちょっと上だったかも!)

律(ここでパンツの話とは・・・流石唯だぜ)

紬「6位田井中律、面白いし明るい、特に夫婦漫才が面白い」

律「誰と誰が夫婦だ!ったく・・・」

唯(そりゃありっちゃんと澪ちゃんだよね!)

澪(わ、私かな・・・)ドキドキ

紬(いいわあ~)ポワポワ

梓(ムギ先輩がうっとりしてる!)

紬「7位中野梓、可愛いしちっちゃくて抱き心地がいい」

梓「ちょ、何言ってるんですか!ゆ・・・あ、ありがとうございます・・・」

唯(あずにゃん照れてて可愛い)

紬「8位山中さわ子、洋服が可愛い、ギターが上手い」

さわ子「ま、きっとこれ書いた人は私の服を積極的に着てくれる子ね」

唯(むむむ・・・ばれたちゃったかな・・・)

紬「9位鈴木純、あず・・・梓ちゃんの友達でとってもいい子だといつも聞いてます」

純「え、そうなの?・・・ありがとう梓」

唯(純ちゃんの事を話すときのあずにゃんってなんか嬉しそうだしね!)

紬(ほんとは梓ちゃんじゃなくてあずにゃんって書いてるんだけどね)

梓(もう!恥ずかしいじゃないですか唯先輩のバカ!)

紬「以上で~す」

唯「これは誰が書いたのだったんだろうね!」フンス

澪「あ、ああそうだな。誰が書いたのやら」

律「いやーさっぱり分からないなあ」

紬(みんな優しいわね)

梓(なんか恥かしいことを暴露されちゃいました)

憂「梓ちゃん友達思いだね!」

純「えへへ」

梓「べ、別にそんなんじゃ・・・」

和(唯、よかったわねいい友達に恵まれて)

さわ子「さ、次行きましょ」

紬「しゃらんら」ガサゴソ

紬「しゃらんら」

1位:秋山澪
2位:平沢唯
3位:田井中律
4位:中野梓
5位:真鍋和
6位:平沢憂
7位:山中さわ子
8位:鈴木純
9位:琴吹紬

唯(おお!私が2位!?一気にすごいあがった!)

澪(あ、1位だ・・・けどこのランキングって)

律(間違いなくムギが書いたな・・・)

紬(私のがついにきたわ~)

梓(ムギ先輩謙遜しすぎです!)

和(自分を9位に置けるってなかなか出来ない事をこうもあっさりと)

憂(お姉ちゃん!2位だよ!)

さわ子(ムギちゃんはいい子ねえ)

純(8位!だけどムギ先輩は自分を9位に置いてるから事実上最下位に変わりは・・・って駄目駄目!そんなこと考えちゃ駄目だよ私!)

紬「理由発表しま~す」

紬「1位秋山澪、歌詞がとっても素敵だし歌がかっこいい。髪が綺麗で羨ましいです」

澪「そんな、そんなことないって・・・」テレテレ

紬(澪ちゃんの歌詞に合う曲作るのってとっても楽しいのよ♪)

澪(それに髪はムギの方が綺麗だよ)

紬「2位平沢唯、ギターがとっても上手くなったし、声が素敵。やれば出来る子だと思います」

唯「いや~どうもどうも」

紬(唯ちゃんは実は努力家なのよね~)

憂(うんうん、そうだよね!)

紬「3位田井中律、男の子だったらモテモテだと思います。でもほんとは乙女で可愛らしいです」

律「あ、え、う・・・」カアアアアア

紬(りっちゃん可愛いわ~)

澪(律ってほんと女の子っぽいとこあるよなー)

紬「4位中野梓、ちっちゃくてマスコットみたいです。努力家で真面目な子です」

梓「そ、そうですかね・・・ありがとうございます」

紬(私も梓ちゃんに抱きつきたいけど拒否されたらと思うとなかなか出来ないのよね~)

紬「5位真鍋和、しっかりものでお母さんみたいな人です。意外と面白いところもあって素敵です」

和「私面白いかしら?なんか恥ずかしいわね」テレ

紬(いい意味で真面目って感じよね~。かっこいいわ~)

紬「6位平沢憂、姉思いでなんでも出来る子です。こんな妹がほしかったと思っています」

憂「ありがとうございます。でもそんな事ないですよほんとに」

唯「うい~よその子になっちゃやだよ~」

憂「大丈夫だよお姉ちゃん、どこにも行かないから」

唯「うい~」

紬(この二人に割って入るのは無理ね~うふふ♪)

紬「7位山中さわ子、衣装がとっても可愛いです。先生としてもすごく信頼してます」

さわ子「あらそう?じゃあもっと気合い入れて作らないとね」

澪(ひいっ!ムギ余計な事言うなよ~)

紬(もっといろんな服が着てみたいわ~)

紬「8位鈴木純、2年生トリオのムードメーカーで活発な明るい子」

純「え?あ、そのそうですか。・・・ありがとうございます!」

紬(可愛いしいい子よね、付き合いは短いけど分かるわ)

紬「9位琴吹紬、お茶を入れてくれる、曲を作るのが好きそう」

紬「うん、曲を作るの大好きよ~」

澪(流石に無理があるぞムギ)

律(好きそうってなんだよ好きそうって)

梓(お茶を入れてくれるって・・・そんなお茶くみみたいな風に書くわけないじゃないですか誰も)

紬「終わりで~す」

唯「いや~なかなか斬新なランキングだったねえ」

澪「ああ、そうだな」

律(ムギは軽音部員で上位独占させたんだな・・・)

梓(だったらムギ先輩も上位にきてほしかったです!)

紬(うふふ)

和(謙虚な子ね)

憂(紬さんは作曲の才能あるのに)

さわ子(私が7位ってのがちょっと引っかかるけどね)

純(なんか順位とかどうでもいいかも、ちゃんと理由言ってくれて嬉しいもん)

紬「では次が最後です!」

紬「・・・」

紬「はい!」

1位:平沢唯
2位:真鍋和
3位:鈴木純
4位:中野梓
5位:琴吹紬
6位:秋山澪
7位:田井中律
8位:山中さわ子
9位:平沢憂

唯(やったーついに1位だー!ワンツーフィニッシュってやつかな?)

澪(憂ちゃんも自分を最下位に・・・)

律(あれ?自分って最下位にすべきなのかな?)

紬(憂ちゃんたら謙遜しなくてもいいのに)

梓(憂が最下位なんてありえないでしょ・・・もう)

和(憂・・・自分は最下位で唯は1位なのね)

憂(軽音部の皆さんには申し訳ないけど・・・友達を優先的に良く見てしまいました)

さわ子(8位って憂ちゃん)

純(3位!?え、私が3位!?・・・3位!?)

紬「理由行きまーす」

紬「1位平沢唯、なんでも出来る天才。かわいいしかっこいい」

唯「いや~そんな~褒めすぎだよ~、ありがとう!これを書いた人!」フンス

憂(そんなことないよ、事実だよ!)

律(ってこの理由はそのまんま憂ちゃんの事だろ!)

和(親バカ・・・いや妹バカ?)

紬「2位真鍋和、頼りになるしお姉ちゃんみたいで落ち着く」

和「ありがとう、なんか私って年上に見られがちなのね」

憂(和ちゃんは幼馴染で私のもう一人のお姉ちゃんだよ!)

紬「3位鈴木純、友達思いで優しくて元気でとってもいい子」

純「あ、ありがとっ!」

純(やば、泣きそう・・・憂ありがとう・・・)

憂(純ちゃんとは昔から一緒だけどほんとにいい子だよね、私と友達になってくれてありがとう)

紬「4位中野梓、よく周りを見ている頭のいい子、とっても頑張り屋さん」

梓「あ、そんなこと・・・ありがとう」

梓(憂)

憂(こちらこそ、私と友達になってくれてありがとう。私はいい友達に恵まれたよ)

紬「5位琴吹紬、作曲センスがあり優しくて母性にあふれている」

紬「わ~、母性だなんてなんか照れるわ~」

憂(紬さんはいいお母さんになりそうです)

紬「6位秋山澪、美人で作詞がかわいい。みんなのことをいつも考えていそう」

澪「みんなの事か・・・確かにいつも考えてるかも。ありがとう」

憂(澪さんは気配りが出来る人ですし、それに色んな詩が書けて尊敬します)

紬「7位田井中律、軽音部のムードメーカーで明るい、時々女の子らしい仕草が見えて可愛らしい」

律「う~・・・さっきから女の子だとかなんとか・・・おかしーし」

澪(おかしくねーし!!!)

憂(そういうところが可愛いんですよ律さんは)

紬「8位山中さわ子、生徒の事を同じ目線で考える事の出来る、尊敬できる先生です。」

さわ子「あら、私もまだまだ高校生でやっていけるかしらね」

憂(そこまではちょっと・・・でもいい先生です)

唯(流石にきついよさわちゃん)

紬「9位平沢憂、普通の子。早起きが得意」

憂「はい、ありがとうございます」

唯(え~もっと憂のいいところいっぱいあるのに~もう、これ書いた人誰?)

律(さすがにおかしいだろ)

澪(憂ちゃんにとっては普通なのか・・・)

梓(憂は謙遜とかじゃなく本当に本気で自分は9位だと思ってそうだから怖いよ)

紬「これで全部終わりです!」

唯「これで全部か~最後に1位でよかった~」

憂「良かったね、お姉ちゃん!」

純「私も、・・・嬉しかったよ」

憂「良かったね!これを書いた人は純ちゃんのいいところ分かってくれてるんだよ!」

純(書いたの憂でしょもう・・・ありがとうね、憂)

澪「しかし結構長かったなー」

律「ああ、でも面白かったぜ」

梓「こういうのもいいもんですね!」

和(なんか疲れたわ)

さわ子「残るは結果発表ね」

紬「はい、というわけで最終結果発表にまいりま~す!」

紬「最初にも言ったけど、この順位でその人の価値が決まるわけじゃないから安心してね」

律「そんなの皆分かってるよ、な?」

唯澪梓和憂純さわ子「」コクン

紬「・・・うん、じゃあ行きます!」

1位:平沢憂62ポイント(±0)→
2位:真鍋和60ポイント(-2)1↑
3位:琴吹紬56ポイント(-6)1↓
3位:秋山澪56ポイント(-6)1↑
5位:山中さわ子45ポイント(-17)→
6位:平沢唯40ポイント(-22)1↑
7位:中野梓37ポイント(-25)1↓
8位:田井中律30ポイント(-32)→
9位:鈴木純19ポイント(-43)→


唯「あ、順位が1つ上がってる!どうだあずにゃんよ!これが先輩なのさ!」フンス

梓「う~、納得いきませ~ん!」

律「何気にあたしって皆から優秀だと思われてないのか」

澪「うん、優秀だとは思ってない」

律「う・・・」ズーン

澪「でも律は律だ、いい所いっぱいある!」

律「澪・・・3位のくせに~!」コチョコチョ

澪「わっ!やめ!やめろ~!!あははは!やめろって~!!」

紬(いいわあ~この光景を見ながらお茶したい!)

純「最下位だけど嬉しいよ!う・・・いや、誰かが3位にしてくれたから!」

憂「うん!良かったね!」

さわ子「5位って・・・」ズズーン

和「先生そんなに気を落とさないでください」

さわ子「和ちゃん・・・うう、ありがとう」

さわ子(まあ和ちゃんとか憂ちゃんより下なのは仕方ないか・・・)

紬「では1位の平沢憂ちゃん!」

憂「え?はい!」

紬「1位の憂ちゃんには・・・」

紬「って何にも商品とか用意してなかったわ」コソコソ

唯「どうしよう、なにかないかな」コソコソ

紬「別荘とかでいいかしら」コソコソ

唯「そ、それはちょっと豪華すぎだよムギちゃん」コソコソ

憂「別に商品とかはいりませんよ?」

唯「わ、聞いてたの?」

憂「うん、ちょっとだけ」

唯「でもせっかく1位なのに・・・」

憂「じゃあ生ライブがいいな!」


唯「生ライブ?」

憂「うん、放課後ティータイムの生ライブ!駄目?」

紬「そんなのでいいの?」

憂「はい!それが一番嬉しいです!皆で楽しめますから!」

律「こりゃ憂ちゃんが1位になるわけだ」

澪「出来た子だよほんとに」

梓「よーし、じゃあやりましょうか先輩方!」

唯「うん!」

さわ子「いい子ね~私も憂ちゃんほしい~」

和「何言ってるんですか先生」

純「あはは、やっぱり軽音部って面白いね!」


唯「じゃあ行くよ~聞いてください!ふわふわ時間!!」

ジャカジャカジャッジャ・・・

おしまい






最終更新:2011年12月10日 19:21