雑貨屋!
純「さてとりあえず梓のだけど……猫耳はもうあるしなあ」
憂「これは?犬耳」
純「どれどれ~」スチャッ
純「わんわん!」
憂「純ちゃんかわい~!」
純「そ、そう?」
憂「でも耳が4つあるみたいだね」
純「そこに触れちゃうのか……ていうかこれは憂のが似合うよ、ほれ」スチャッ
憂「わんわん!」
純「おお~、これヤバイぐらい可愛いね、似合う似合う」
憂「えへへ、そうかな?」
純「あ、これにしよう!……じゃ~ん、猫の尻尾!」
憂「想像したらすっごく似合いそうだけど……付けてくれるかな?」
純「そこは憂がお願いしたらイケるでしょ!はい次!奥田さんのもここで見つけちゃおう!」
憂「奥田さんかぁ~、流石にPCは買えないもんね」
純「だから周辺用品あげようと思って」
憂「うーん、何がいいのかな?キーボードとかって使い慣れてるのが良いだろうし」
純「これは?」
憂「これは……猫?」
純「マウスパッドだって!しかもヒーター付き!マウスパッドなら使い慣れとか多分関係ないだろうし」
憂「わっ、かわいい~」
純「でしょ?しかも今冬だしピッタリじゃない?」
憂「うんっ、これにしよう!」
純「よしじゃあ奥田さんのも決定だね!」
憂「……何かまた猫関連だね」
純「部長が悪いんだよきっとそうだ梓のせいだそういうことにしとこう」
憂「あはは……じゃあ次はスミーレちゃんのだね」
純「あ、実はスミーレのは当てがあるんだよ忘れてた。とりあえずここ出よう」
憂「はーい」
紅茶屋!
純「さて、スミーレにはここだよ」
憂「わっ、凄い!茶葉いっぱいあるね~」
純「いつもスミーレにはお茶淹れてもらってるし、茶葉も持ってきてもらってるからせめて葉っぱくらいは、ね」
憂「純ちゃん何でこんな店知ってるの?正直イメージと……」
純「言わないでよ……まあたまたま歩いてる時見つけたの」
憂「へぇ~、でもこれだけあると迷うね」
純「だよね……まあ店員さんにオススメ聞こうか。すいませーん!」
店員「はい、どうなさいました?」
純「店員さんオススメの茶葉、教えて欲しいんですけど」
店員「そうですね、でしたらこちらの茶葉などいかがでしょうか?こちらはですね~」
………
……
…
店員「という感じなんですがいかがでしょうか?」
憂純「……」
店員「あの、お客様?」
純「え、あ、はい!じゃあそれで!」
店員「かしこまりました、ラッピングはどういたしましょう?」
憂「お、お願いします」
店員「はい、では少々お待ちくださいませー」スタスタスタスタ
純「……憂、今の説明、分かった?」
憂「……全く」
純「ま、まああれだけ熱心に薦めてくれたんだし外れじゃないよきっと!」
憂「そ、そうだよね!」
純「ふぅー、買った買った。これで次の練習の時にでも渡せばいいね」
憂「だねー、2人からってことになっちゃうけど良いのかな?」
純「いいのいいの!」
憂「これからどうする?何だかんだでもういい時間だけど」
純「そうだ!あれ見に行こう、クリスマスツリー!商店街に置いてるんだって!」
憂「またカップルだらけのところに飛びこんでいくね……」
純「手繋いでたら違和感なくなるって言ってたの憂でしょ、ほら、行こう行こう!」ギュッ
憂「あ、ちょっ……もう」
ツリー!
純「うわぁー、人、というかカップルが一杯だぁー、うわぁ……」
憂「だから言ったのに……」
純「まあまあ、でも綺麗だねー」
憂「うん」
純(しっかし)
憂「わぁー……」
純(こうやってツリー見てる憂の方が綺麗だと思ってしまうのは雰囲気にあてられてるせいなのか)
憂「ホント綺麗……」
純(私はノーマルのはずなんだけどなー……」
憂「? 純ちゃん何か言った?」
純「え、あ、ううん綺麗だなーって」
憂「さっきも言ってたのに」
純「いやツリー見てる憂が」
純(っておい私何言ってんだ!)
憂「え、あ、その、あ、ありがと……///」
純「う、うん……///」
純「そ、そろそろ行こうか!」
憂「そそそそうだね!」
憂純「……」
純(やばい気まずい何故こんなミスをやらかしたのか)
憂純「……」
純(何か打開する方法は……そうだ!)
純「あ、あのさ憂」
憂「な、何?」
純「えーっとどこだったかな……」ゴソゴソ
純「あった、はいこれ」
憂「これは?」
純「クリスマスプレゼント、欲しがってたのに忘れるない」
憂「ご、ごめんね?」
純「いいのいいの!開けてみてよ」
憂「う、うん……」ゴソゴソ
憂「これは、マフラー?」
純「うん、憂その唯先輩がくれたって言ってたマフラーばっかり使ってるからさ、予備にでも、と思って」
憂「そうなんだ……」
純「まあ使え!とは言わないけど大事にしてくれると嬉しいかな」
憂「うん……ありがとう、絶対大事にするよ」
純「そう言ってもらえると贈ったかいがあるよ。ホントは自分で作れたら良かったんだけどねぇ」
憂「あ、私にも純ちゃんからプレゼントあるんだ」ゴソゴソ
憂「はい、これ。開けてみて」
純「ほいほーい」ゴソゴソ
純「あれ、これって……」
憂「マフラーだよ」
純「だだ被りじゃん……」
憂「まあ冬だしね、頑張って作っちゃった」
純「え!?手作り!?私が出来なかったことをあっさりと……なんか負けた気分ー」
憂「でもあんまり作ったことないし失敗してるかも」
純「じゃあ着けてみよう、どれどれ……」
憂「」ドキドキ
純「……うん、長さも問題ないし凄くあったかい!ありがと憂!」
憂「えへへ、良かったー」
純「じゃあ今度こそそろそろ行こうか」
憂「うん」
憂純「」テクテク
純「しかし今日は楽しかったねー」
憂「良い息抜きになったねー」
純「プレゼントも買ったし」
憂「ツリーも綺麗だったしね……また行きたいなあ」
純「じゃあさ、また行こうよ。来年も一緒に」
憂「そうだね、来年はお姉ちゃんたちや梓ちゃんも一緒にね」
純「いや、そうじゃなくって2人で、さ」
憂「え?」
純「だめ、かな?」
憂「……また純ちゃんが誘ってくれるなら」
純「勿論、絶対誘うよ!」
憂「あはは、じゃあ来年もまたカップルの中に女2人だねー」
純「いいの!」
憂「そうだね、いっか!」
憂「あ、そうだ!純ちゃん今晩は早く家帰らないとダメかな?」
純「ううん、そんなことはないけど」
憂「ならうち来てよ、ケーキ作ったんだ~」
純「マジで!?行く行く!」
憂「おっけー、じゃあ行こっか!」スッ
純「うん!」ギュッ
おしまい!
よし終わった
正直勢いだけで書いた、今は反省している
見てくれた人メリークリスマス!
早く寝ろよ!
最終更新:2011年12月25日 09:23