律「じゃあ一週間くらいしたら試しに唯も一緒にやるか?」
澪「おい、一週間じゃ短くないか?」
唯「やだっ、明日!」
澪「無理だろ!」
唯「頑張るもん!」
紬「唯ちゃん、世の中には頑張っても無理なことが」
律「いいぜー、やってみろよ?」ニヤニヤ
澪「なっ、律!」
唯「やってやるです!」
澪「どうしてだろう、それは違う人のセリフのような気がする」
紬「唯ちゃん・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次の日!
律「おーい、唯」
唯「なあに?」
律「準備はいいか?」
唯「うん!」
澪「本当に大丈夫か?」
紬「まぁ、練習なんだから気楽に行きましょう?」
澪「それもそうだな」
律「よっしゃー、じゃあ行くぞー」
カン カン カン カン
~~~♪
~~♪~~♪
…
…
澪「・・・」
律「・・・」
紬「・・・」
唯「えへへー」
澪律「駄目じゃん!」
唯「やっぱり1日じゃ無理だったー」テヘヘ
紬「これからゆっくり上達していけばいいのよ」
唯「うん!ありがとう!でも・・・」
律「なんだ?」
唯「楽しいね!」
澪「・・・ああ!」
…
…
1ヵ月後
ギュィィィン・・・!
唯「ど、どうかな・・・?」
律「・・・」
澪「・・・」
紬「すごい・・・」
律「唯、お前・・・すごいな」
唯「へ?何が?」
澪「確かに拙いところはあるけど・・・私はギター初めて1ヶ月でここまで弾けるようになる自信はないな」
唯「それって褒めてくれてる!?」ヤッタネ!
律「ああ!すごいぞ!この調子で頑張るんだ!」
紬「きっと毎日練習してたんでしょう?」
唯「うん!指の皮もね、硬くなってきたんだよー?」ホラ!
律「うお!?」プニプニ
澪「ホントだな」プニプニ
唯「えへへ」
澪「唯、これはな」
唯「うん?」
澪「努力の証なんだ。・・・偉いぞ!」
唯「努力って言うか・・・楽しいから弾いてるだけだよ?」
律(こいつ・・・!)
澪(ものすごい才能を発掘してしまったかもしれないな)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1年後~律の家~
律「おー、いらっしゃい」
マキ「へへー、りっちゃんの家久々だなー」オジャマシマース
律「まあ、とりあえず上がってくれよ」ドーゾドーゾ
…
…
マキ「りっちゃん、この間はお疲れ様!」
律「へ?この間って・・・」
マキ「やだなー、この間ったらこの間だよ。ほら、文化祭のさ」
律「あー!あのライブか!マキちゃんこそ見に来てくれてありがとうな!」
マキ「こっちこそありがとう!アヤも一緒に見てたんだけどさ」
律「アヤって、ベースの子か?」
マキ「そうそう、澪ちゃんのファンになって帰ってったよ」タハハ
律「マジ!?そうそう、今じゃうちの学校に澪のファンクラブもあるんだぜ?」
マキ「うっそ、すごい!」
律「だろー?ほら、去年の文化祭のパンツ事件で・・・」
マキ「あーあれね。その話聞いたときは、去年も行けばよかったって激しく後悔したよ」
律「あれがきっかけでファンクラブが・・・」
マキ「なんで!?」
律「わかんねー。でもパンツがきっかけだよ絶対」
マキ「だからなんで!?」
律「だって私のファンクラブがないんだぞー!?きっとパンツをみせなかったからに違いない!」
マキ「・・・」
律「その不憫な子を見る目を今すぐやめろ」
マキ「いい?ファンクラブが出来る出来ないにはもっと根本的な」
律「言うな!気付かないフリしてるんだから言うなぁぁぁ!!!」
マキ「りっちゃんは可愛いけど、ファンクラブが出来るって感じじゃないよねー?」
律「へ!?か、可愛いって、マキちゃん・・・///」
マキ「何?照れちゃってるのー?」ニヤニヤ
律「うううっせ!///誰だっていきなり可愛いなんて言われたら照れるだろ!?///」
マキ「そうかなー?」
律「マキちゃん、可愛いよ」キリッ
マキ「あ、そう。ありがとう」シラー
律「照れろよ!」
マキ「わーひゃー照れるー」ボウヨミー
律「どうしよう、凄く悲しい」
マキ「それにしても、あのライブ・・・最高だったよ!」
律「言わなくてもわかってると思うけど、ギター忘れて帰った方のギターの子が唯な」ニシシ
マキ「あーやっぱり?」クスクス
律「ああ、全く。あいつらしいよなー」ニヤニヤ
マキ「ま、結果オーライでしょ」
律「まぁな!マキちゃん達はどうなの?最近ライブに誘ってくれないけど・・・」
マキ「実はね・・・」
律「実は?」
マキ「レコーディングとかで忙しかったんだ」
律「へ!?レコーディング!?」
マキ「そうそう、もちろん、レーベルがどうの~とかじゃなくて自分達で作ったんだけどね」
律「へー、すごいな」
マキ「そうでもないって。全部自費で作ってるんだし」
律「いや、そのやる気がすごい」
マキ「そういうことか、まあね。ずっと音楽やっていたいし、プロになりたいし」
律「そっか・・・」
マキ「りっちゃん達は?」
律「私達は・・・わかんね」
マキ「わかんねって・・・」
律「楽しいから、やってるんだ。プロなんて、意識したこともなかった」
マキ「そっか」
律「ああ・・・」
マキ「私、嬉しいよ」
律「へ?なんで?ライバルが減ってってことか?」
マキ「まさか!そうじゃなくてさ」
律「な、なんだよ?」
マキ「りっちゃんが音楽好きになってくれて、すごく嬉しい」
律「なんだ、そんなことかよー」
マキ「そんなことじゃないよー?中学の時のこと、覚えてる?」
律「えーと?」
マキ「私が音楽に興味ある?って聞いたらりっちゃん、『ない』って言ったんだよ?」
律「あー・・・そんなこともあったなー」
マキ「そのりっちゃんが『楽しいからバンドやってる』なんてさ・・・」
律「マキちゃん・・・」
マキ「ねぇりっちゃん?」ズイッ
律「なななんだよっ、顔が近い!///」
マキ「あの約束・・・覚えてる?」
律「・・・あぁ」
マキ「二人で夕日に誓ったよね」
律「へ?夕日?(電話じゃなかったか?)」
マキ「・・・結婚しようって」ポッ
律「誓ってねぇぇぇ!!」ポッジャネーヨ!
マキ「えへへー、冗談だよ。対バンの話」ニカッ
律「あぁ、覚えてるよ」
マキ「本当?ちゃんと覚えててくれた?」
律「本当に覚えてたってば」
マキ「ならいいんだけど・・・?」
律「疑うなよー?」
マキ「むー。・・・年末、どうかな?ガールズバンド縛りのイベントがあるんだけど」
律「おぉ、いいじゃんいいじゃん!」
マキ「出てくれる?」
律「みんなに聞いてみるよ。年末って日付は?」
マキ「31日」
律「ガチで年末だなコノヤロー」
マキ「駄目かな?」
律「うーん、私は大丈夫だけどな・・・微妙かも。みんなに声かけてみるよ」
マキ「ありがとう!」
律「お礼を言うのはこっちだって。・・・サンキューな」
マキ「うん、楽しみにしてるからねー?」
律「えっと、なんていうか、それもそうなんだけど・・・」
マキ「へ?何?ライブの話じゃなかったの?」
律「だから、それもそうなんだけど・・・なんだ?その・・・」
マキ「はっきりしなよーりっちゃんらしくないなー」
律「マキちゃん、私に音楽を教えてくれてありがとう・・・なんつって///」タハハ・・・
マキ「・・・」
律「お、おい?マキちゃん・・・?」
マキ「もー!りっちゃんってば可愛すぎ!」ギュー!
律「のわぁ!?///」
マキ「このぉー!」スリスリ
律「ばばばばか!やめろ!///」
マキ「へへー!やめまっせん!」チュー
律「アホかぁぁ!!///」
マキ「よっと」パッ
律「ぜぇ・・・はぁ・・・」
マキ「これ以上やったら澪ちゃんに怒られちゃうからやめとくー」
律「ばっ///なんで澪が怒るんだよっ!」
マキ「なになにー?続きして欲しかったとかー!?」キャー!
律「そうは言ってないだろぉぉぉ!!///」
マキ「でもごめんね、私にもアヤという本妻が・・・!」イケマセンワ!
律「人の話を聞けぇぇぇ!!!!///」
マキ「ドラムとベースは夫婦でしょう!?」
律「ガチで夫婦なわけないだろぉぉぉ!!!!///」
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次の日~音楽室~
律(私がドラムを始めてからもう4~5年か・・・早いもんだなー)
律(最初は澪と二人だけだったのに・・・頑張って部員集めて、後輩も出来て・・・)
律(まっ梓はちょっと生意気な後輩だけどなー!)
律(それでも、今は軽音部の仲間としてみんな一緒にやってるんだよな)
律(これでやっとマキちゃんとの約束を果たせるのか・・・!?)
…
…
唯「ライブハウスぅ?」
律「そう!中学のときの友達がさー、一緒に出ないかって誘ってくれたんだー♪」
おわり
最終更新:2010年01月27日 00:00