#はみがき

ジャブジャブ...キュキュ...ムニュ

…シャカシャカシャカシャカ

バタン

唯「ふゎぁあー」ノビッ

憂「んっ」シャカシャカシシャカシャカ…

唯「おはよーうい~」

ジャブジャブ

憂「んんー」シャカシャカシシャカシャカ...

唯「憂が起こしてくれなかったから」

憂「んーんー」シャカシャカシャカシャカ...

唯「えぇー。わかんなかったもん」キュッキュ...ムニュー

...シャカシャカシャカシャカ

憂「ん、んーん」シャカシャカシャカシャカ...

唯「ん~」シャカシャカシャカシャカ...

憂「んんー、ん」シャカシャカシャカシャカ...

唯「んぁー・・・ん」シャカシャカシャカシャカ...

シャカシャカシャカシャカ...

唯「う゛ぅ゛~んん」

シャカシャカシャカシャカ...

憂「・・・ん゛んー」

シャカシャカシャカシャカ...

ガラガラガラ...ペッ

憂「んもぉ・・・お姉ちゃん?」

ガラガラガラ...ペッ

唯「えへへー」

唯憂「//」

憂「ごはんにしよっか」

唯「うん。ごはんごはん~♪」

【おしまい】



ちびゆいうい!

#おジャ魔女

ゆい「おっふろ、おっふろ~♪」

うい「おねえちゃんとおふろ~♪」

ゆい「ういっとおっふろ~♪」チャポン

うい「うれしいな~♪」チャプチャプ

ゆい「あひるさんもはいりまーす」プカプカ

うい「おふねがとおりまーす」プカプカ

ゆい「ああっ!おっきな波が~っ」ザッパーン

うい「おふねしずんじゃう・・・」ウルッ

ゆい「ぁ、えと、あひるさんがきゅうしゅつ!」プカプカ

うい「・・・たすかったー?」

ゆい「たすかりましたっ」フンス

うい「よかったぁ」エヘヘ

ゆい「はっぴーらっきーういにとーどけっ♪」

うい「おねえちゃんは、まじょだった!」

ゆい「ぴりかぴりららぽぽりなぺぺると~♪」

うい「ぴりからp・・・(カミッ)・・・うえぇん」

ゆい「だ、だいじょうぶ?うい~」ヨシヨシ

うい「うん・・・す」

ゆい「す?」

うい「す・・・すき、すき、すてき、だいすき、おねえちゃん食べたい♪」

ゆい「ふぉっ!? お、おふろ出てからねっ?」

【おしまい】



(唯&憂スレ投下のものに加筆・修正しました)


#憂「やさしさに包まれたなら」


直「平沢先輩ってお姉さんがいたんですね」

憂「そうだよー」

菫「なんだかそんなイメージなかったです」

直「平沢先輩、落ち着いててお姉さんな感じが…」

憂「私なんかより、私のお姉ちゃんの方が、ずっとしっかりしてるよ」

梓「え!? 何て!?」

私の横で、梓ちゃんが吹き出してる。

ほんとうのことなんだけどな。

憂「梓ちゃんは、お姉ちゃんの頼りになるところ、知ってるでしょう?」

梓「それは・・・確かに、ライブの時の唯先輩とかは・・・頼りになる、かな」

お姉ちゃんは、普段どんなにだらしなく見えていても、やるときにはやる人だもん。


昔からそうだった。

私たちが小学生の頃、幼なじみの和ちゃんの両親がケンカしたことがあった。

和ちゃんから、「お母さんが家を出てしまうかも」と聞かされたお姉ちゃんは、

和ちゃんのお母さんに泣きながら詰め寄りました。

唯「和ちゃんが寂しくなるよ! そんなのだめだよ!」

唯「お父さんとお母さんがいないのは、悲しいよ」

唯「和ちゃんのそばにいてあげて、お願い!」

和ちゃんのお母さんにとって、お姉ちゃんは、いつものんびり笑ってる子、

というイメージだったと思います。だからこそ、お姉ちゃんの必死の言葉は、

和ちゃんのお母さんにしっかり届いたのでしょう。

私たち姉妹の両親は、仕事が忙しくて、滅多に家に帰ってこれない。

そんな私たちの事情を、おばさんは知っていたから。

お姉ちゃんだって、寂しくないわけなかったんだよね。

だけど、私が寂しい思いをしないように、ずっと側で笑っていてくれた。

私の心は、いつもお姉ちゃんの笑顔で守られていた。



和ちゃんのお母さんは、泣きやまないお姉ちゃんの頭を撫でて、

「ごめんね。もうケンカはやめるね」と言ってくれました。

和ちゃんはありがとう、と言って、それから、少しうらやましそうに言いました。

「唯ちゃんはすごいなあ・・・憂ちゃんはしあわせだね」

「あんなに優しくてあったかなお姉ちゃん、ほかにいないよ」


お姉ちゃんよりずっと大人びていて、優等生の和ちゃんが、お姉ちゃんをすごいと言う。

お姉ちゃんのやさしさは、その人を包んで・・・きっと、奇蹟をおこすんだと思った。


大学生になったら、お姉ちゃんは家を出て、一人暮らしを始める。

生まれてからずっと一緒だったお姉ちゃんが、私の側から居なくなってしまう。

分かってはいたけれど、その日がくることを考えないようにしていた。

だけど、お姉ちゃんが家を出るその前の晩。



お姉ちゃんは、大きな目にいっぱい涙をためたまま、笑顔で、私を抱きしめてくれた。

それから、私には分不相応に思える、ひとつひとつに心のこもった、たくさんの感謝の言葉。

離れていても、どんなときでも、私たちはひとつだということ。

お姉ちゃんが、どれほど私を大切に思っているかを・・・

私の心がやさしさにつつまれて、ずっと消えることのない魔法で満たされるまで、

話し続けてくれた。


そして、お姉ちゃんから私へのたったひとつのお願いは、

いつもお姉ちゃんが全てだった私が、私自身のために、笑顔になれる場所を見つけること。

これからの私たちを考えた、それがお姉ちゃんの答えだった。


お姉ちゃんは、いつも私よりちょっとだけ先を行ってしまう。

お姉ちゃんだから、仕方ないけど、それはちょっと寂しい。

でも、私が道を見失うことはない。

お姉ちゃんは、そこで私を見守ってくれているから。

いつかお姉ちゃんと、同じ未来を目指して、並んで歩きたいな。


今、私の横には、梓ちゃんと純ちゃん。そして、軽音部の後輩たちがいる。

憂「梓ちゃん、ギターの名前の付け方教えて!?」

梓「そういうところホント、唯先輩そっくりだよね・・・」

純「憂はさぁ、唯先輩がいなくて、夜な夜な枕を濡らしちゃってるんじゃないのー?」

憂「・・・・・・大丈夫だよ。もうずっと会えないわけじゃないし」

憂「私はぜんぜん平気だよ!」






---ねえ、お姉ちゃん。

私が私自身のために笑顔でいられる場所、見つけたよ。

それがお姉ちゃんと同じ場所だったら・・・・・・お姉ちゃんはきっと、笑顔で迎えてくれるよね。


【おしまい】



ちびゆいうい
#すってん!

ゆい「そーれー! いっそげー!!」タッタッタッ

うい「お、おねえちゃ・・・まってぇ」トコトコトコ

スッテーン!
うい「いた・・・ころんじゃった・・・」

トタタタタッ
ゆい「あぁあ! ういっ! ういっ、だいじょうぶっ!?」

うい「うん、だいじょうぶだよ、おねえちゃん」ニコッ

ゆい「あ、あ、あ・・・血、血がでてる・・・」

うい「ちょっとだから、へいき・・・」

ゆい「う゛わああああああん、ういが、ういがしんじゃうううう!!!」

うい「お、おねえちゃ、へいき、だいじょうぶだから!」オロオロ

ゆい「うーいー! ういー! しんじゃやだよぉぉぉ!!!!」ビエエエエエ

うい「しなない! しなないから、おねえちゃん!」アセアセ

ゆい「ビエエエエエエ...ヒック、ヒック、ぼ、ぼんど?に?」

うい「うん、なんともないよ」ニコッ

ゆい「ヒック...グスッ...へいき?」

うい「ほら、だいじょうぶ」ピョンピョン

ゆい「...ぼんど?」

うい「ほんとだよ。しんぱいしてくれて、ありがとう、おねえちゃん」ニコニコ

ゆい「え、えへ...よかった...グスッ」ダキッ

うい(おねえちゃん、やさしいなぁ)ギュッ

うい「じゃ、もどろう?おねえちゃん」

ゆい「ヒック...グスッ...うん...」テクテク

うい「ほら、なみだふいてー」ニコニコ



のどか「あ、ゆいちゃん、ういちゃん」

うい「あ、のどかちゃん」

ゆい「グスッ...ヒグッ...のどがちゃん...」

のどか「ゆいちゃん! どうしたの? またころんだの?」

ゆい「...ヒッグ...ヒッグ...ううん...」フルフル

うい「わたしがころんだんだよ~、のどかちゃん」ニコニコ

のどか「え? ういちゃん? ゆいちゃん?」

ゆい「ヒッグ...ヒッグ...ういー...グスッ」ギュウウウ

うい「えへへ// だいじょうぶだよ、おねえちゃん」ニコニコ

ゆい「う゛ーいー...グスッ」ギュウウウ

のどか「え? え?」

【おしまい】



#マナベ監督

憂「お姉ちゃん、映画お疲れ様!」

唯「えへへー、どうだった?」

憂「すっごく楽しかったよ!」

唯「でしょでしょー?」キャイキャイ

和「・・・足りないわ!」

唯「ほえ? どしたの? 和ちゃん」

和「あの映画には大事なものがないのよ」

憂「和ちゃんの出番、ちゃんとあったよね」

唯「そうだよ、のんちゃん~」スリスリ

和「唯憂分よ! 唯憂分が満たされないのよ。唯ったら、梓ちゃんとばかりベタベタして」

唯「えぇ~、だってあずにゃん、可愛かったし」

憂「お姉ちゃんのトランクの上に乗ってるとこ、可愛かったよね!」

唯「そうそう!」

唯「あずにゃんにゃんにゃん♪ あずにゃんにゃんにゃん♪」ジャラーン

憂「わぁ・・・」

唯憂「あずにゃんにゃんにゃん♪♪ あずにゃんにゃんにゃん♪♪」

和「ちぇけらっ!」ビシッ

唯「アイタッ! ひどいよ和ちゃんー」

和「もういいわ。私が映画を撮ります!」

和「はーい、じゃあ今から2人の濡れ場撮影しますねー。1,2,3はけ・・・アクション!」

憂「ぬ・・・濡れ場?」ポカーン

唯「んー・・・あれだよ、台所の洗い物のことじゃないかな」

憂「あ、そうなのかな」



唯「うーん・・・なかなか食器の油が落ちないなあ」ガチャガチャ

憂「お姉ちゃん貸して? こうやって、一度お湯に漬けおきして洗えば…ほら」ジャブジャブ

唯「おぉ、さすが憂だよぉ。頼りになる!」

憂「えへへ、毎日やってるから」

唯「・・・ねえ、憂」

憂「どうしたの? お姉ちゃん」

唯「いつもありがとね」

憂「ううん、好きでやってるんだもん、平気だよ?」

唯「それって・・・洗い物が? それともー・・・」

憂「お・・・お姉ちゃんかな// 」

唯「ふふ。じゃあ、私も憂のことだーいすきだから、これからは私にも手伝わせてね?」

憂「お姉ちゃん・・・うん!」



和「・・・こ、これはこれでアリね」

【おしまい】



最終更新:2012年01月02日 21:59