―――
澪「…………」
律「お~い澪、今からそんなガチガチになってどうするんだよ」
澪「だって、私たち狙われてるんだろ」
紬「はい、澪ちゃんお茶」
紬「これでも飲んで落ち着いて」
唯「澪ちゃん大丈夫だよぉ、ズラさんも、さっちゃんさんもいるし」
梓「そうですよ、お二人を信じましょう」
澪「そ、そうだよな」
桂「俺たちを信じてくれるのはかまわないが」
さっちゃん「あまり暢気なことは言ってられないようね」
唯澪律紬梓「「「え?」」」
桂「みんなどこかにつかまれ!」
桂「少し飛ばすぞ」
武市「やはりこちらが本命でしたか」
武市「読みどおりですね」
また子「逃がさないっす!」パンパン
桂「しまった!タイヤをやられた!」キーッ!
唯澪律紬梓「「「キャーッ!!!」」」ガシャーン
武市「また子すぁん、放課後ティータイムの皆さんの珠のような肌に傷がついたらどうするんですか?」
また子「先輩またですか?」
また子「ロリコンもいい加減にしてくださいって!」
武一「ロリコンじゃありません、フェミニストです」
武一「無傷でと言うのが春雨の希望なのですよ」
武一「傷をつけたら大変なことになるんですよ~?」
また子「くぅ」
桂「みんな!走って逃げるぞ」
さっちゃん「姿勢を低くして、はぐれないように!」
唯澪律紬梓「「「はい」」」
紬「りっちゃん、なんか映画みたいで面白いね」ポワポワ
律「言ってる場合か!」
―――
九兵衛「くっ、どれだけいると言うんだ」
万斉「ふふ、白夜叉に敬意を払い、別働隊を含め、2個師団プロデュースさせてもらったでござるよ」
銀時「貴様ー!」
新八「銀さん、やばいですよ」
たま「私の計算では、このままではやく47分39秒で全滅してしまいます」
神楽「さすがに5人じゃきついある」
?「5人じゃないさ」
銀時「てめえ」
近藤「我々真選組もいるぞ」
近藤「お前ら、鬼兵隊を叩き切れ!」
真選組「「「おーっ!!!」」」
銀時「てめえら、なんでこんなとこに来やがった!」
銀時「行くなら、放課後ティータイムの方だろうがこのゴリラ!」
近藤「安心しろ万事屋」
近藤「そちらにはとしと総悟が向かってる!」
―――
桂「さすがにこれだけいるときついな」バキッ
澪「あっ!」バタン
澪「うっ、足を捻って立てない……」
春雨A「へっへっへ、澪ちゃんみぃつけた」
澪「いやー!」
春雨A「とりあえず一人確h」ズドーン
?「大丈夫界?」
澪「あ、貴方は?」
沖田「怪我はないかい?」ニコ
澪「あ、はい、ありがとうございます」///
沖田「あーあ、見てくれよ、今のやつ」
沖田「頭半分吹き飛んで脳味噌ぶちまけてやがるぜ」
澪「ひぃー!!!」
沖田「ここに車で何人も殺ってきたが」
沖田「みんな、脳味噌や内臓まきちらしやがって、たいへんだったぜ」
澪「いやー!ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」ガクガクブルブル
沖田「ふふふ」
土方「おい総悟、この状況で何遊んでやがるんだ」
沖田「すいやせん、土方さん」
沖田「終わったらまた話しような」
澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」
―――
万斉「まさか真選組が現れるとは」
万斉「折角の美しきハーモニーが、真選組と言うノイズで台無しでござる」
近藤「万事屋ー、早く行け!」
銀時「けどよ」
近藤「放課後ティータイムを守れなきゃ俺たちは負けだ!」
近藤「ここは俺たちで抑えるから早く行け!」
銀時「てめえ……」
銀時「ありがとよ、ゴリラ!」
銀時「新八、神楽行くぞ!」
新八「はい!」
神楽「おー!」
―――
桂「大丈夫か?みんなはぐれたりしてないか?」
律「あ、梓がいません!」
さっちゃん「何ですって!?」
梓「どうしよう……みんなとはぐれちゃった……」
梓「ひっ!」
武市「とうとう見つけましたよ」
武市「さあ、おとなしくペロペロさせていただきましょう」
また子「先輩、やっぱロリコンじゃないっすか?」
武市「だからフェミニストだって言ってんだろが、子供好きの」
また子「だからそれがロリですって、ヘンタイ」
武市「とりあえず、きてもらいますよ、中野梓すぁん」
?「そうわさせないわっ!」
武市「何ですか貴方は」
梓「え?」
さっちゃん「しっかりつかまって!」
梓「は、はい!」
また子「逃がさないっす!」パンパンパンパン
武市「また子さん、あずにゃんにあたったらどうするんですか!?」
また子「くっ、人一人抱えてあの動き!」
また子「あいつなんなんっすか」
武市「おそらく、忍のものでしょう」
武市「とりあえず追いますよ」
―――
澪「梓は大丈夫かな?」
土方「わからん」
土方「とりあえず、現状を乗り切ることで手一杯だ」
律「唯、危ない!」ドサッ
ばひゅーん
唯「りっちゃん、大丈夫!」
唯「りっちゃん、肩から血が!」
律「大丈夫、かすっただけだ」
唯「でも」
律「大丈夫だってこのぐらい」
春雨B「感動的なシーンをぶち壊して悪いが、来てもらおうか、お嬢ちゃん達」ガシッ
唯「ひっ」
?「その汚い手を離して」ザシュッ
春雨B「うぎゃー!」
?「大丈夫?」
唯「う、うん」
また子「なんっすか、また新手っすか!?」
?「貴方たち、絶対許さない!!!」
武市「妙齢の少女とはいえ、か、彼女はどうなってもかまいません!」
武市「皆さん、やってしまいなさい!」
?「……こんな雑魚相手なら」
?「……アップは……しなくていいや」
唯「う、憂」
憂「待っててねお姉ちゃん、すぐ片付けちゃうから」ニコ
憂「みんなを襲った罪、その体であがなってもらう!」
憂「うぉーーーーー!!!」
土方「おいやめろ!」
桂「あのような少女が、あんな大群に一人で突っ込んでいくとは」
さっちゃん「彼女はなにものなの?」
憂「これは怪我をした律さんの分!」ドガッバキッ
沖田「あれだけの春雨を一撃で!?」
憂「これは、セクハラを受けそうになった梓ちゃんの分!」ドガガガガッ
武市「ぬわぁー!!」
また子「せ、先輩!ここは引いた方が」
憂「これは、澪さんを怖がらせた分!」ドッカーン
土方「……一番怖がらせてたのは総悟じゃ」
沖田「…………」
憂「これは紬さんの……紬さんの分!」バキバキバキ
唯「憂、思いつかなかったんだね」
律「ムギはずっと楽しそうだったからな」
憂「そしてこれは、お姉ちゃんを襲った分!」
憂「お姉ちゃんを襲おうなんて、浅ましいことを考えた自らの愚かさを、地獄で悔いるがいい!」ズガガガガガーン
―――
ライブ会場
ジャカジャカジャンジャン ジャジャッ ジャジャッ ジャーン
結い「みんなぁ!今日はありがとうきびうんこーー!」
「「「とうきびうんこー!!!」」」
憂「お姉ちゃーん!」
新八「……みんな盛り上がってますね」
唯「では次がいよいよ最後の曲ですがんもどき」
唯「その前に告知んこ♪」
「「「うぉー!!!」」」
神楽「最悪ある」
神楽「かっこよく駆けつけたら、みんな終わってたなんて……」
唯「映画けいおん!まだまだ上映してるんで、みんな、観に来てねこのうんこめっちゃくさい!」
「「「めっちゃくさい!!!」」」
唯「観ないと、ほくろ引きちぎるよ」
銀時「まあいいじゃねえか」
銀時「こうやって無事ライブができて、最高の演奏が聴けるんだ」
唯「みんな……今日はほんとにたのしかったぬきのきんたま」
銀時「最高じゃねえか」
唯「では聴いてください」
唯「UNMEI♪わ♪Endeless!」
おしまい
―――
銀時「ておい!こんなんで終われるかぁー!!!」
銀時「駆けつけたら終わってたってなんだよ!!」
神楽「しかも駆けつけたシーンさへないある」
近藤「プップー♪これで俺たちの気持ちが分かったか万事屋」
銀時「うっせー、黙ってろ半ゴリラ」
銀時「俺主役だよ!?」
銀時「俺が活躍しないでどうするんだよ!」
新八「まぁ、スレタイには近づいたと言うか……」
銀時「なに言ってんだよ新八ぃ」
銀時「それなら『唯』じゃなく、『憂』にしろってんだ」
銀時「これあれだよ、ぜってぇ作者が途中で面倒になったんだよ」
新八「そんなことないですよ」
銀時「いや、ぜってぇそうだよ」
銀時「バトルシーンなんて、ぐだぐだじゃねえか」
銀時「神楽のジャンプの朗読並に伝わらねえよ」
神楽「私のジャンプの朗読のほうが何万倍もましある」
銀時「ちっくしょー!作者出て来い!」
俺「がたがたうっせえなあ」
銀時「え?」
新八「ほんとに出てきましたよ」
俺「元ネタがぐだぐだなんだからしょうがね絵だろうが」
神楽「しかも開き直ってるある」
俺「あぁ、すんません、次からまたまじめに書きますんで」
俺「今日はこれで終わりと言うことで」
おしまい
―――
?「ちょっと待ってー!!!」
?「俺の名前もちゃんと出してよ!」
?「みんな思わせぶりに名前欄『?』で登場しても、きちんと名前出てんじゃーん」
?「しかもせりふが>>58最後のナレーション一言ってどういうこと?」
※>>58?「こうして万屋銀ちゃんとその仲間達による、放課後ティータイム、ダミー作戦が始まったのだ」
俺「うぜーなあ、これでいいだろ」
マダオ「やったー!」
マダオ「ってなにこれー!?」
マダオ「きちんとなまえ出してぇーーー!!!」
本当におしまい
最後まで付き合ってくれた方、支援してくれた方、ありがとうございました。
最終更新:2012年01月11日 02:25