唯「うーいー」

憂「なあに?」

唯「あのね、かゆいところがあるんだけど、手が届かなくて」

憂「うん、いいよ。かいてあげる」

唯「ありがとう、ういー。背中なんだけどね」ヌギッ

憂「あっ。お姉ちゃんまたブラしてない」

唯「だって、おっぱい苦しいんだもん……」

憂「もうっ、いけないんだよ?」

唯「まぁまぁ。それじゃ憂、背中かいてくれる?」

憂「う、うん。……どのへん?」

唯「右っかわの上っかわかなぁ」

憂「このへんかな」カリカリ

唯「うーん」

唯「もちょい右」

憂「ここ?」

唯「もうちょい……右下、かなあ」

憂「右下……ここでどう?」

唯「あー、なんか」

憂「?」

唯「もっと大胆に右いっていいよ」

憂「大胆に」

唯「そう、どどーんと。常識をくつがえす勢いで」

憂「どんな勢いだろう……」

憂「うーんと、じゃあお姉ちゃん、右腕上げて?」

唯「ほい」

憂「かゆいのは、この腋の下じゃない?」カリカリ

唯「んっ……」ピクッ

憂「どう?」カリカリ

唯「っ、うい……」

憂「せいかい?」

唯「まだっ……右かなあ」ピクピク

憂「まだかあ……えーっと」スッ

唯「んっ」

憂「このあたりは?」フニフニ

唯「あー、近い……もちょい手伸ばして、左に」

憂「んー、じゃあ少しくっついちゃうね」ギュッ

唯「んじゃあ、膝にのっていい?」

憂「ふふっ、いいよ♪」

唯「やった♪ よいしょ、よいしょ」

憂「よいしょ、よいしょ♪」

唯「うい、かいて?」

憂「うん。……ん?」ツンッ

唯「っ」

憂「なんだか出っ張りがあるね。虫刺されかな?」

唯「そうかも……」

憂「待ってて、いまキンカンとってくるから」

唯「!? ちょ、ちょちょちょっとストップ!」ガシッ

憂「すぐ戻ってくるよ。掻いちゃだめだよ、傷ついてしみちゃうからね?」

唯「ノー! うい、ウェイト!」ギュウウゥ

憂「ど、どうしたの?」

唯「え、えっと……えーっと」

憂「?」

唯「実はね、こないだテレビのあるある大事典でやってたんだけどね」

憂「かなり前に終わったはずじゃ」

唯「なにとはなしにビデオを再生してみたら、録画したやつがたまたまあってね!」

唯「それで、虫刺されのかゆみには、妹の唾液を塗るとよく効くんだって!」

憂「ほんとに?」

唯「ほんとだよ!」

憂「すごい、お姉ちゃん物知りだね!」

唯「えへへ……そんなわけで、お願いできるかな、憂?」

憂「うん、まかせて!」

唯「じゃあ、憂は目つぶってて」

憂「どうして?」

唯「んと……むしさされがね、すごくおっきくて赤くなってて、ちょっと恥ずかしいから……」

憂「恥ずかしくなんてないよ。大丈夫だか!ら」ニコッ

唯「う……わかった」

 ススッ

唯「……うい……」クルッ

憂「あれっ、お姉ちゃん。反対側にも虫刺されできちゃってるよ」

唯「うん、こっちもかゆい……」

憂「両方なめたほうがいい?」

唯「うん……でも、かたっぽ舐めてるときは、もうかたっぽ、かいてほしいな……」

憂「わかった、がんばるね!」

唯「じゃあ……はいっ」グイッ

憂「んむっ。あむぅ」チュッ

唯「はあっ……う、っ」

憂「ちゅっ、ちゅぱ」ペロペロ

唯「憂、手も使って……」

憂「うん……ん」カリカリ

唯「は、んくっ……!」ビクビク

憂「れろっ、ちゅううぅ」

唯「んはあぁっ……」

憂「んー……かきにくいなぁ」カリカリ

唯「うい、親指と中指で、ちく……、むしさされを摘んで、かいてみて……?」

憂「わかった、やってみるね」

憂「ん、ちゅぱっ」ギュッ

唯「んうっ……」

 カリッ…カリカリッ…

唯「ん、ふうぅっ……っ!!」ビクビクッ

憂「おねえひゃん、どお……?」ペロペロ

唯「うんっ……すっごく、きもちいっ……!!」

憂「よかったぁ。えへへっ……んむ、ちゅぱっ」

唯「はあっ、ああっ……」

憂「んっ、んっ……」チュパチュパカリカリ

唯「あっふ、……ああっ、んああっ」

憂「おねえひゃん、らいりょぶ?」

唯「大丈夫、大丈夫だからっ……もっとしてっ」

憂「ん……そろそろ反対側なめてあげるね」チュパッ

唯「ふあうっ……」

憂「……あれ?」

唯「えっ?」ギクッ

憂「お姉ちゃん、ズボン濡れてるよ?」

唯「……へっ? うわっ、何これ!?」

憂「お姉ちゃん、おもらししたんだ?」

唯「ち、違うよ! うぅ……なんか粘っこいし……」

憂「とりあえず、脱がすよ?」グイッ

唯「えっ……いたっ!?」ドタンッ

憂「はい、ぬぎぬぎしよーね?」スルスル

唯「ちょ、ちょっと憂ぃ……」

憂「あれぇ? お姉ちゃん、アソコにも虫刺されあるよぉ?」

唯「し、しらないよっ!」

憂「かゆいよね。いまなめてあげるからっ!」ガバッ

唯「やっ、やあああぁっ!!」

憂「んむっ、れろっれろっちゃぷっ」

唯「だ、だめっ憂っ……!!」

憂「しみちゃう? でも我慢しないとだめだよ! れろ、ぐりっ……れろれろっ」

唯「ういっ……あひあああぁっ!!?」

憂「つらい、お姉ちゃん? いまおさめてあげるからね!」ペロペロペロ

唯「やあっ、だめえ憂っ! わかんないの、こわいのぉっ!!」

憂「大丈夫? 中もかいてあげようか?」

唯「はっ、はあっ……なか?」

憂「こないだテレビのスパスパ人間学でやってたんだよ?」

憂「アソコの中がかゆいときに、妹の指でかいてもらうと、安心するって」

唯「アソコの……中?」ハァハァ

憂「かゆいでしょ?」

唯「……かゆいかも」ハァハァ

憂「じゃあ、舐めながら、かいてあげる……あむっ」

唯「はっ、ああっ……」

憂「いくよ……?」

 ツプププ

唯「あっ……うっううぅ……!?」

憂「……れろっ、れるるるる……」

唯「んっひゃっ!!あああはああぁあっ!!」ガクガク

 グチュックチュ

憂「ん、熱い……」カリカリ

唯「ひゃっああっ!!? やあっ、憂、ういいいっ!!」

憂「ちゅっ、ちゅううう……」カリカリッ

唯「あっん、ああっ、だめっ、なんか来てっ……ういっ、おてて、左手ぇっ」ジタバタ

憂「……ん」ギュッ

 ピチャッピチャチャ…

唯「んは……ういっ、ういいいいぃぃーっ!!」ビクンッ

唯「……はあっ……はあっ、はあっ」

憂「……お姉ちゃん」ナデナデ

唯「ん、うい……」

憂「その……ごめんむっ」

 チュッ

唯「んちゅ……ういっ、ん、れろっ……」

憂「おねっ……んあ、もぐっ……」

唯「ふ、んむっ。んちゅううれろろっ」

憂「ん、んっ……んっ!」クチュ

唯「ああんっ……んっちゅ、ちゅぱっちゅ」

憂「ぅ、くっ……」ギュッ カリカリ…

唯「ういっ、ういっ、んむううっ、はぁ、ちゅ、ちゅるるっ」ビクッビクッ

憂「ん、ふっ……んんんうっ……!!」ゾクゾクッ

唯「れろっ、ぢゅううぅっちゅぱ、くちゅうちゅちゅちゃっ」

憂「っ……ん、ふぁううっ……んむううーっ!!」ビクンッビクッ…


――――

唯「……」ムクリ

憂「」スースー

唯「……あれ? 私きのう憂と一緒に寝たっけ」

唯「……なんかアソコがむずむずするなあ」

憂「えっ?」ムクリ

唯「えっ」ビクッ

憂「かゆい?」

唯「うん、かゆい……ああっ! そういえば昨日――」

憂「お姉ちゃん、舐めながらかいてあげる!」ガバッ

唯「うわああああああああーっ!!」


 おしまい



最終更新:2012年01月19日 20:26