唯「ごちそうさまー」ゴロン

憂「お姉ちゃん、いっぱい食べてたね」

唯「うん。憂のおかずおいしいんだもん」

憂「ふふっ」

憂「お姉ちゃん、膝枕しようか?」

唯「わーい。お願いー!」

唯「よいしょ」

憂「」ナデナデ

唯「えへへー」

唯「」スンスン

唯「憂のにおいって安心する・・・」

憂「」///

唯「それにすっごくあったかいし、すぐに眠くなっちゃうよ」

憂「いいよ。おやすみ、お姉ちゃん」ナデナデ

唯「あう・・・。もっとお喋り、する・・・」

唯「」スゥスゥ

憂「くすっ」ナデナデ

憂「今度は和ちゃんも連れてきたいなぁ」

憂「ユノちゃん、きっと喜ぶだろうし」

憂「修学旅行が終わったら誘ってみよう」

憂「そしてそのまま和ちゃんのお部屋でお泊りかな?」

憂「・・・うん。あとでお姉ちゃんにも相談してみよう」

憂「」ナデナデ

憂「お姉ちゃん、気持ちよさそう」

憂「お、起きたら私もしてもらおう」ドキドキ

憂「お姉ちゃん。・・・唯」ナデナデ

憂「・・・」

憂「や、やっぱりお姉ちゃんの方がいいよね?」///

ザァッ

憂「あっ・・・、くしゅ」

唯「ん・・・」パチッ

憂「ごめんね、起こしちゃった」

唯「んんー。よく寝たよー」ムクッ

憂「まだ全然経ってないよ?」

唯「あっ、ほんとだ。・・・なんか損した気分」

憂「ふふっ。じゃあもう一回する?」

唯「ううん。交代しよう!」

唯「よいしょ。はい、どうぞ」ポンポン

憂「う、うん」

憂「(わぁ・・・)」

唯「気持ちいい?」

憂「・・・うん」

唯「えへへー」ナデナデ

唯「・・・うーん。この体勢は耳かきしたくなるね」

憂「今度持ってこようか」

唯「だねー」

唯「憂の耳かきは気持ちいいからねー」

唯「あ、お家に帰ったらやって!」

憂「うん、いいよ」

唯「えへー。ありがとう」

憂「・・・私も眠くなってきちゃった」

唯「憂もはしゃいでたもんね」

唯「ふふっ、おやすみ」

憂「うん・・・」

憂「」スゥスゥ

唯「えへへ」ナデナデ

唯「・・・修学旅行かぁ」

唯「憂には大丈夫って言ったけど、やっぱ寂しいなぁ」

唯「和ちゃんのお部屋にお泊りに行こうかな」

唯「あ、ムギちゃんも誘おう。あずにゃんも行っちゃうからね」

憂「」スゥスゥ

唯「んー・・・。ちょっと風が出てきたね」

唯「よいしょ」ヌギヌギ、バサッ

唯「風引いちゃだめだからね」ナデナデ

唯「・・・本当に静かだなぁ」

唯「まるで世界に私達しかいないみたい」

唯「・・・ふわぁ。私も眠くなっちゃった」ムニャ

唯「おやすみ、憂・・・」

・・・

唯「ん・・・」パチッ

唯「ふあぁ・・・。よく寝たぁ・・・」

唯「・・・あれ?憂は」キョロキョロ

唯「ういー?」

唯「ういー!」

唯「・・・」

唯「も、もしかして私が寝てる間に誘拐・・・」

唯「」ゾクッ

唯「憂!」パカッ

唯「出て、憂・・・」プルルル

『留守番電話サービスに・・・』

唯「憂・・・」グスッ

唯「探さなきゃ!」グッ

唯「はぁ、はぁ・・・」タッタッタッ

唯「憂ー!」

唯「どこいったの、うい・・・」グスッ

唯「一人にしないでよ・・・」

唯「・・・水族館のほうに行ったのかな?」

唯「よし」タッタッタッ

・・・

唯「あっ、憂ー!」

憂「お姉ちゃん!?」

憂「ど、どうしたの!?そんなボロボロで・・・」

唯「うい・・・」グスッ

唯「よ゙がっだよー」ダキッ

唯「うぅ・・・」ギュッ

憂「・・・お姉ちゃん」ナデナデ

唯「一人で何も言わないでどこかにいかないでよ。心配したんだから・・・」

憂「えっ、もしかして私を探して・・・」

唯「そうだよ。私起きたらどこにもいないし、電話も繋がらないし・・・」

憂「えっと。置手紙、残しておいたんだけど・・・」

唯「・・・はい?」

憂「自販機まで飲み物買いに行くねって、書いておいたんだけど・・・」

唯「」

憂「・・・ごめんね。心配かけて」

唯「ううん。憂が無事ならいいんだよー」ギュッ

憂「お、お姉ちゃん。膝に血が・・・」

唯「あ、さっき転んだときかな?」

憂「水道あるところに行こう!ちゃんと洗わないと!」

唯「う、うん」

憂「(私のせいで、お姉ちゃんが・・・)」

・・・

唯「うぅ、しみるー」

憂「もう少しのがまんだよ」

憂「あとは、ハンカチで」キュッ

唯「あ、憂の汚れちゃうよ・・・」

憂「いいから。・・・大丈夫?」

唯「うん、平気だよー。ちょっと擦り剥いただけだし」

憂「・・・ごめんね」

唯「なんで憂が謝るの。私が早とちりしただけなんだから」ナデナデ

憂「でも・・・」

唯「さ、涼しくなってきたし。そろそろ帰ろうか」

憂「・・・うん」

・・・

唯「よっと」ガサガサ

唯「片付けはこれで終わりだね。さぁ、我が家へ帰るぞー!」

憂「・・・」

唯「・・・憂」ギュッ

唯「・・・暗い顔、しないでよ」

憂「でも・・・」

唯「憂が暗いと、私も暗くなっちゃうよ・・・」

憂「・・・」

唯「私の分のジュースも買いに行ってくれたんでしょ?」

唯「感謝はしても、責めるなんて絶対にしないよ」

憂「うん・・・」

唯「だから、笑顔で一緒にお家へ帰ろう?」ダキッ

憂「・・・うん!」

憂「ごめんね、お姉ちゃん」

唯「もう。次謝ったらお姉ちゃん、怒っちゃうよ!」プンプン

憂「くすっ、お詫びに晩御飯は私が作るね。なにがいい?」

唯「だめだよー。私が作るもんねー」

憂「じゃあ」

唯「一緒に!」

唯憂「ふふっ」

唯「帰ろうか」ギュッ

憂「うん!」ギュッ

・・・

唯「ふいー。気持ちよかったぁ」ポカポカ

憂「お姉ちゃん、絆創膏貼りなおすよ」

唯「うん」

憂「その前に消毒っと」プシュッ

唯「しみるー!」

憂「これでよし」ペタッ

唯「うー・・・」スリスリ

憂「・・・」ショボ

唯「ん、・・・うーい?」

憂「な、なんでもないよ!」

唯「ふふー」

憂「ア、アイス食べようか。取ってくるね」タタッ

唯「おねがーい!」

憂「・・・、あ」ガサゴソ

憂「棒アイス一本しかない・・・」

憂「お姉ちゃん、はい」スッ

唯「えへー、ありがとー」

唯「・・・あれ、憂のは?」

憂「これで最後みたい。明日買いに行こうね」

唯「そっかぁ」

唯「・・・じゃあはい。憂から」スッ

憂「えっ?」

唯「順番に食べよう」

憂「わ、私はいいよ」

唯「むっ、お姉ちゃんのアイスが食べられないだとー!?」

憂「ふふっ。じゃあいただくね」パクッ

唯「えへー」パクッ

唯「うん、おいひい。はい」

憂「だね」パクッ

唯「おっと。早く食べないと溶けちゃうね」

唯「つめたーい」

憂「お、お姉ちゃん。崩れちゃう!」

唯「わわっ、憂。早くー」

憂「うん!」パクッ

唯「ほっ。危なかったねぇ」

憂「でもお口の周りに付いちゃった。洗ってくるね」

唯「・・・」

唯「・・・憂」ペロッ

憂「!」

唯「」ペロ、ペロ・・・

憂「(おおお、お姉ちゃん!)」カアァ

唯「えへへ、私の分。ごちそうさま」

憂「」プシュー

唯「棒アイスも楽しいね」

・・・

唯「憂、電気消すよ?」

憂「う、うん・・・」ドキドキ

憂「(うぅ、ドキドキが止まらない。お姉ちゃんのせいだよぅ・・・)」

唯「今日はお昼寝したからね。うまく眠れるかなぁ?」

憂「そ、そうだね・・・」

唯「すぐに眠れなくて、一緒に寝坊もいいかもね」

憂「だめだよ。ちゃんと朝になったら起きないと」

唯「えへへー。そだね」

唯「」ダキッ

憂「!」

唯「憂、今日も楽しい一日をありがとう」

憂「・・・うん、私も」

唯「んー・・・。憂、いつもよりドキドキしてるね」

憂「・・・お、お姉ちゃんのせいだもん」///

唯「そっかぁ。私も憂のせいでドッキドキだよー」

憂「・・・一緒だね」

唯「そうだよー。憂がドキドキしてるときは私もドキドキだもん」

憂「ふふっ」

憂「・・・あったかいね」

唯「うん、これならすぐ眠れそうだね」

憂「だね」

唯「じゃあおやすみ、憂」

憂「おやすみ、お姉ちゃん」

チュッ

唯「明日もいい一日になりますように」

唯憂「」スゥスゥ


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最終更新:2012年02月16日 23:38