アットウィキロゴ
神T「オオーーーーーーーーーなんということ!!!!!!!」

神S「な、なに?! どうかしたのお姉ちゃん!」

神T「うぅ……Sぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

神T「さっき私たちが授けた娘……彼女の未来を予知したの…」

神T「そしたら生まれて約2年!! それまでに運命の相手に出会えないと!! あの娘は生涯無気力で天涯孤独なのよおおおおおおおお!!!」

神S「残念だったね。見つけられないよ、2歳で運命の相手なんて」

神T「こんなはずなかった!! わたしは! たしかに! あの娘に光るものを感じた!!!」

神S「まぁたまにはあるよ、そういうこと」

神T「無かったわ!!」

神T「あーーもーーなんでーーー?! いくらなんでも2歳までなんて! そんな幼い子が相手をどう探せっていうの?!」

神S「運命の赤い糸、ていうのが実在したら良かったのにね。現実は、お互いの力強い絆がないと、運命の相手にはならないから」

神T「そこ! ごちゃごちゃウルサイ!! マジメに対策考えなさい!!」

神S「はぁ。カリカリしてるとかえって頭動かないよ? これ読んで落ちついたら?」

神T「なんでSはそんな冷めてるのよ! どーーせソレ流産の催そk」

神T「あら~~~最新号出てたの~~? あらあらあらあら」

神S「落ちついた」

神S「ホントお姉ちゃん好きだね、女の子同士のそういう漫画」

神T「心配しなくても私はノーマルよ~。傍観者、傍観者」

神S「ううんソッチじゃなくて。お姉ちゃんの嗜好がどんどん危なくなってる方」

神S「…前読んでた口約束の姉妹関係ものから、とうとう法律上の義姉妹ものに」

神S「強い信頼と絆の区別がなくなっていく……」

神T「いいものよ~百合は~」

神S「まぁね、きれいだし」

神T「んふふ~」

神T「って」

神T「ソレだーーーーーー」

神S「どれ」

神T「いいじゃないソレ! いっそそうしちゃおう! そうしよう!」

神S「わかんないけど落ちついてよ」

神T「だから妹よ、い・も・う・と!」

神S「え、ホンキ!? あの娘の運命の相手が!?」

神T「だいじょうぶ!! 姉妹なら幼い頃から強い信頼で結ばれることが多いし! それを運命の絆だって勘違いしてくれれば!!」

神T「今予知して見たわ!! オールオッケー!」

神S「で、でも女の子同士じゃ将来子供できませんよ!? あっちの世界の科学技術がいつ実現するか!」

神S「それだとあの娘は子を貰わないまま、最後は妹と二人ぼっち! それならせめて、子の素の男である弟に――」

神T「それでいいの」

神S「えっ……でも」

神T「それでいいの…」

神T「血の繋がりが強い二人で作った子がどんな子になるか……、その子を育てなければならないあの娘を思えば…………、そもそも子供が出来ない方がずっと幸せだわ」

神S「……そうだね」

神T「ほら! しょげないの! あなたも手伝ってS!」

神S「あ、うん…!」

神T「さぁさぁ授けましょう!! 彼女の母に子宝を!!」

神S「幸福を!!」











――年月が過ぎ、所在を変え、そして舞い戻り、




憂「あっこの公園、懐かしいね~。花壇もちゃんと残ってる」

唯「……」

憂「まだ私たちの知ってる桜ヶ丘のまんまだったね。さわ子先生も相変わらず面白くて」

憂「見て見て菫草。うちのアパートにも咲いてるよね。うわ~いっぱーい!」

唯「憂」

憂「なぁにお姉ちゃん」

唯「憂、聞いてほしいことがあるの」

憂「うん? どうしたの? あらたまって?」

唯「……わ、」


唯「わたし、憂のことが――」


END


以上です。憂誕おめでとう



最終更新:2012年02月22日 23:55