その頃!

梓憂「」スゥスゥ

純「・・・」

純「新幹線乗ったとたん寝て・・・」

純「昨日どんだけ夜更かししてたのよ」

純「・・・暇」

純「」ジーッ

純「・・・顔に落書きでもしてやろうかな?」

純「・・・」

純「怒られるからやめておこう・・・」

純「にしてもよく寝てるなー」ツンツン

梓「んぅ、ムギちゃ・・・」ムニャ

純「うーむ」

さわ子「もう少して着きますから寝てる子を起こしてくださーい」

純「おっ」

純「梓、憂」ユサユサ

憂「・・・純ちゃん?」パチッ

梓「ふわぁ・・・」

純「もう少しで着くってさ。降りる準備しよう」

梓「・・・もう?」ムニャ

純「ずっと寝てたんだからそうだろうね」

梓「・・・ほんとに着くの?」

純「当然でしょ。なんで?」

梓「前に似たようなことがあったから・・・」

憂「あはは・・・」

純「?」

さわ子「ほらそこ、早く降りる準備しなさい」

憂「あ、はい」

梓「ムギちゃんからメール着てた」パカッ

紬『そろそろ新幹線着く?私達はもう着いちゃったから待ってるね』

梓「もう着いてるんだ」

憂「みたいだね」

梓「もうすぐ着きます。あと少しだけ待っててください、っと」ポチポチ

憂「待ち遠しいねー」

梓「うん!」

純「はいはいよかったねー」

プシューッ、ゾロゾロ

純「おぉ、帰ってきたー!」

梓憂「うん!」ワクワク

梓「ど、どこにいるのかな?」キョロキョロ

純「乗り場にいるわけないじゃん・・・」

・・・

唯「まだかなー?」ワクワク

紬「この改札の前にいれば絶対にすぐわかるわ!」

和「とりあえず少し落ち着きなさい・・・」

唯「あ、出てきたよ!」

紬「どこ!?」

和「クラス順に出てくるからもう少し待ってなさい・・・」

紬「・・・あ、さわ子先生発見!」

唯「ほんとだ!じゃあもうすぐ出てくるね!」

唯「もう我慢できない!改札まで行こう!」タタッ

紬「うん!」

和「あ、こら。待ちなさい」

さわ子「・・・ん、あれって?」

唯「憂ー!」タタタッ

さわ子「唯ちゃん!?」

憂「お姉ちゃん!?」

梓「ムギ先輩まで!」

唯「おかえりー!」ダキッ

憂「・・・ただいま」ニコッ

さわ子「」

おばあちゃん先生「コホン」

さわ子「・・・とりあえず離れなさい!まだ修学旅行中なのよ!」グイッ

唯「あぁ、憂ー・・・」

紬「あずにゃん・・・」

さわ子「あなた達はそこで待ってなさい!言いたいことたくさんあるから!」

和「やっぱりこうなったわね・・・」

唯「うぅ・・・」シクシク

・・・

さわ子「まったくあの子達は・・・」

憂「お姉ちゃん・・・」

純「やっぱり唯先輩達っておもしろいね」

・・・

さわ子「以上です。では皆さん、気をつけて帰ってくださいね」

純「やっと話終わったー」

さわ子「あと、平沢さんと中野さんは残ってください」

梓憂「うぅ・・・」

純「」プッ

唯「あ、こっちに来るよ」

紬「うん」

和「お説教よ、覚悟しときなさい」


モブ子「あれ?あそこに一緒にいるのって・・・けいおん部の人?」

モブ代「うん、見たことある。憂のお姉さんと、去年の生徒会長も!?」

ザワザワ

さわ子「はいはい、早く帰りなさい」

モブ子「えーっ。純ちゃん、あとで詳しく聞かせてね」

純「おっけー」

梓「ちょっと純!」

和「なんか私にまで飛び火が・・・」

唯「あわわ・・・」

さわ子「まったくもう。何しに来たの?」

唯「憂のお迎えです!」

紬「あずにゃんに早く会いたくて・・・」

さわ子「・・・迎えならともかく、行事中に飛び込むなんてだめじゃない!」

和「すみません。私がついていながら・・・」

唯紬「ごめんなさい・・・」

・・・

さわ子「・・・はぁ、今日はこれくらいにしてあげる。気をつけて帰るのよ」

唯「さわちゃん、ごめんね」

さわ子「反省してるなら次はしないようにね」

さわ子「あ、その前に梓ちゃんと憂ちゃん!」

梓憂「は、はい!」

さわ子「ちょっと場所を変えるわ。ついてきなさい」

唯「ここじゃだめなの?」

さわ子「あなた達はもう少しここで待機してなさい」

紬「いっちゃった」

唯「うぅ、いっぱい怒られた・・・」

紬「だね・・・」

和「自業自得よ」

憂「あの、どうして場所を・・・」

さわ子「・・・まったく、唯ちゃん達には困ったものね」

さわ子「だから、あなた達がちゃんとするのよ」

梓「えっ・・・」

さわ子「私の口から言うのも変だけど、あの子達をよろしくね」

さわ子「私が叱っただけじゃだめなの。あなた達が引っ張ってあげないと」

憂「・・・はい!」

梓「もちろんです!」

さわ子「ふふっ。あの子達がしっかりすれば私の悩みの種も解消ね」

さわ子「はい、私からのお話は終わり。行っていいわよ」

憂「さわ子先生は行かないんですか?」

さわ子「本当は帰りたいんだけどねぇ。この後も学校に戻っていろいろあるのよ・・・」

梓「大変なんですね・・・」

さわ子「そういうことだから、気をつけて帰りなさいねー」テクテク

憂「お疲れ様でした」

梓「・・・私達も戻ろうか」

憂「うん!」


唯「あっ、来た!」

憂「お姉ちゃん!」

和「あら、さわ子先生は?」

梓「まだ学校に用事があるって言って帰っちゃいました」

純「ふーん、先生も大変だぁ」

紬「ふふふっ、あずにゃーん」ダキッ

梓「ひゃあっ」///

唯「えへへー。私もー!」ダキッ

憂「お姉ちゃん・・・」///

紬「・・・おかえり」ナデナデ

梓「・・・はい、ただいま」///

唯「寂しかったよー」ギューッ

憂「お姉ちゃん、苦しいよ・・・」///

純「さて、一件落着したところで私も帰りますかな」

唯「あ、だめだよ!純ちゃんも家においでよ。ご飯作ってあるんだー」

純「えっ?」

憂「ご飯?」

紬「あずにゃんも、みんなで唯ちゃんのお家に行こう!」

梓「でも荷物とかありますし」

紬「私が全部持ってあげる!」

憂「純ちゃん、急だけど大丈夫?」

純「え、うん。お腹空いてるし」

唯「よかったー。さあ行こう!」

ガタンゴトン

和「ユノ、大人しくしてるかしら?」

憂「えっ、ユノちゃんも来てるの?」

唯「そだよー。今日はみんなでパーティーだよー」

紬「そうだ。折角だしりっちゃん達も呼ばない?」

唯「おー!名案だね!」

紬「早速メールしてみる」ポチポチ

和「にぎやかになりそうね」

梓「でも楽しそうです」

和「京都はどうだった?」

梓「すっごく楽しかったです!」

和「それはよかったわね」

紬「あ、返信来た。りっちゃん達も来れるって!」

唯「やったぁ!」

紬「なら帰ったらお料理ももう少し作らないとね」

唯「そだね」

純「憂の家かー、久しぶりかも」

唯「ふふふー、いっぱい食べていってねー」

・・・

唯「やっと着いたー」

憂「ただいまー」ガチャ

ユノ「ワン!」

純「おぉう。びっくりしたー」

純「へぇ、この子がユノちゃんかぁ」ナデナデ

ユノ「」フリフリ

純「かわいいね!」

梓「・・・なんだろう、純とユノちゃんの組み合わせってすごく合ってる」

唯「えへへー、ただいまー」ナデナデ

和「さて、早く料理の仕上げをしましょう」

紬「そうね!」

憂「私も手伝うよ」

唯「大丈夫だよ。すぐにできるから待っててね」

純「先輩達、なに作ってくれたのかな?」ワクワク

梓「楽しみだね」

憂「うん!」

ユノ「」フリフリ

憂「荷物はここに置いちゃって」

梓「わかった」ドサッ

純「よいしょ。あー、重かった」

純「さて、私はユノちゃんともっと遊ぼう」

梓「・・・料理手伝えないからね。私もそうしようっと」ナデナデ


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最終更新:2012年03月19日 01:33