唯「ちょっと試してみよう!」
【抱きしめる】
唯「うーいー」トタタッ
憂「なぁに、お姉ちゃん?」
唯「ういっ」ギュウッ
憂「ひゃ!」
唯「ういういー」ギュー
憂「むううっ」
唯(あれ、不満げ?)
唯「う、ういー……」
憂「もう……お姉ちゃんっ」ギュッ
唯「! んー、ういっ」ギュウッ
憂「おねーちゃんっ♪」ムギュ
唯「なるほど、憂は抱きあうほうが好きなんだね」
唯「私が腕の上から抱きついちゃったから不満そうだったんだ。これからは気をつけよっと」
【手をつなぐ】
憂「あ、お姉ちゃん」
唯「うい」キュッ
憂「ん」ギュッ
唯「♪」
憂「お姉ちゃん?」
唯「んふふ、こっちも」キュッ
憂「えへへっ、両手だね」ギュッ
唯(嬉しそうだけど……そこまで効いてないなあ)
唯(うーむ……そうだ!)パッ
憂「あっ……」
唯(手のひらに、ちゅーをして)チュッ
唯「ほい憂も」
憂「……うん」チュッ
唯(そしてつなぐ!)ギュッ
憂「ふゎ……」
唯(おぉー、喜んでるね!)
憂「な、なんか照れちゃうね?」
唯「えへへ」ニコニコ
憂「……」ドキドキ
憂「! ……」ギュッ
唯「ふふっ」
憂「……えへ」
唯「ふむふむ、手をつないでるときにぎゅって握ってあげると憂は嬉しがるね!」
唯「これから一緒にいるときはたくさんやってあげよっと」
【だーれだ?】
唯「……だーれだっ!」ガバッ
憂「ひゃ! お姉ちゃん!」
唯(早いよ! もうちょっとスキンシップさせて!)
唯「本当にお姉ちゃんかな? よく考えてみて?」
憂「え、えーと……」
唯「ヒント、わたしは憂が大好きです!」
憂「へっ? えっと、じゃあ質問! あなたは私が大好きな人ですか?」
唯「その通りです!」
憂「じゃあやっぱりお姉ちゃんだ!」
唯「せいか~い♪」パッ
憂「わぁい、お姉ちゃん♪」ダキッ
唯「うむ、ノリノリだったね」
唯「面白いからたまにやろうかな」
【全身をくすぐる】
唯「うーいー」トタタッ
憂「あ、きたきた♪」
唯「そりゃー!」ドンッ
憂「きゃっ!?」
唯「くらえーういー!」ガバッ ゴソゴソ
憂「わっ、わっ、ちょっと!」
唯「それそれ~♪」スリスリ
憂「んくっ……おねえちゃっ……こ、こういうことには段取りがっ、ひぅっ」
唯「へ、何?」ピタ
憂「はあ、はあぁ……」クタッ
唯「……ほわあっ!?」ドッキィン!
唯「何もなかった、何もなかったよ!」
唯「にしたって……あ、いやいや、ううん」
【弱点をくすぐる】
唯「……う、ういっ!」ドキドキ
憂「お、お姉ちゃん……!」
唯「えいやっ!」
憂「ひゃん!」コテッ
唯「それーっ!」コチョコチョ
憂「わっ、ひゃひゃひゃ! そこはだめぇっ!」
唯「ういーっ♪」コショコショ
憂「やだぁっ、やめっ、あはははあっ!!」ジタバタ
唯「ういは内股弱いね~♪」
憂「ひやっひゃ、もぉ、むりーっ!!」ブンブン
唯「うんうん、定番のスキンシップは憂も大好きみたいだね!」
唯「ういが笑顔だとわたしも嬉しいよ~」
【ほおずり】
唯「ういういっ」トタタッ
憂「あ……うふふっ、お姉ちゃん」
唯「ほいっ」ハッシ
憂「んぷっ?」
唯「ん~っ♪」スリスリ
憂「おえぇひゃん……ふふっ、んーっ」スリスリ
唯「んむーいー♪」
憂「えへへへ……お姉ちゃぁん」
唯「うーいー……」
唯「うん、かわいいかわいい。憂はほおずりも好きだね」
唯「いまのところ、ほおずりしたときがいちばん喜んでたかも!」
【においをかぐ】
唯「うーいー♪」トタタッ
憂「お姉ちゃん!」ギュウッ
唯「わっ、もぉ憂ったら」
憂「あっ、ご、ごめんつい……次は何するの?」
唯「んー♪」スッスッ
憂「……?」
唯「いい匂いする~」クンクン
憂「あ、気付いた? 芳香剤変えたんだ」
唯「ちがうよー、憂がいい匂いするのっ」
憂「そっ……てお姉ちゃん!?」
唯「んー……」スーッ
憂「ちょ、ちょっとお姉ちゃんってば……!」
唯「うい、全身いい匂いするよぉ」クンクン
憂「やっ、どこ嗅いでるの! そんなとこがいい匂いなはずないでしょ!」
唯「えー。お尻の匂いってなんだか落ち着かない?」
憂「わかるけど……嗅いじゃダメッ。悪い子だよ」
唯「んー……ごめんね」ギュッ
憂「ううん、反省したなら許してあげる」
唯「もう嗅いじゃだめ?」
憂「……変なところじゃないなら好きにしていいよ」
唯「うん、じゃあ……」スンスン
憂「……えへへ」ギュッ
唯「あー、お腹いっぱい……」
唯「でも怒られちゃった。憂は肌が触れあうほうが好きなんだね」
唯「……憂のにおいがする」クンクン
【なでなでする】
唯「……」ヌッ
憂「♪~」
唯「うーい」ナデナデ
憂「んっ? ……おねえちゃん」
唯「ありがとね」
憂「どうしたの?」
唯「あっ、ううん。なんでもないんだけどさ」
憂「……となりに座って?」
唯「ん、うん」
憂「お姉ちゃんっ……」ダキッ
唯「わわっ」
憂「……なでなでしてくれないの?」
唯「あ、そうだった……」ナデナデ
憂「……」ギュー
唯「憂は甘えんぼだね」
憂「そうじゃないよ」
唯「お姉ちゃんにこんなにぎゅーって抱きついて、どこが甘えんぼじゃないのかしら」ナデナデ
憂「だって、好きな人を抱きしめちゃうのは、甘えんぼだからじゃないでしょ?」
唯「……え?」ナデナデ
憂「好き。お姉ちゃん」
唯「えっと……それって……」ナデナデ
憂「大好き……キスして、お姉ちゃん……」ギュウッ
唯(……)
唯「きっと私がいろいろしたせいで、憂をこんな気持ちにさせちゃったのかな」
唯「……ごめんね、憂。だけど、ごめんね。もしそれだけだったとしても、私は……」
【すべてを委ねる】
憂「おねえちゃん、お願い」
唯「……憂、目とじて」
憂「んっ」
唯「……あのね。私、ういを愛してるの」
憂「……うん」
唯「だから憂にちゅーしちゃうね。憂と恋人になっちゃうね」
憂「うん。うん」
唯「憂、わたしをあげる」
憂「……はい。お姉ちゃんを、ください」
唯憂「……」チュッ
おしまい
最終更新:2012年04月01日 20:13