唯「澪ちゃんって睫毛長いよねー」

澪「そ、そうか?」

唯「なんてゆーか、女性的魅力に溢れてるよね」

澪「や、やめてくれ、恥ずかしい……」///

唯「それだけ魅力的な睫毛があるんだしさー」

澪「……なんだ?」///

唯「そのおムネちょっとわけてよ」

澪「できるかっ!」

唯「」シュン


澪「いやしょんぼりされてもな……」

唯「こんなにお願いしても……ダメ?」ウルウル

澪(なんて反則的に可愛い上目遣い!)

澪「って、いくら頼まれても無理なものは無理だ!」

唯「そんなぁ……じゃあ、アイスおごるからさ?」

澪「安っ!?」

律「諦めろ唯!」

唯「り、りっちゃん!?」

澪「どこから湧いてきた」

律「いくら唯が望んでも、澪のその豊満な胸を唯が手に入れることはできないんだ!」

澪「全部聞いてたのか?」

唯「はぁ~い……」ショボーン

律「だって、私が予約してるからな!」

澪「してないしてない!」

律「で、なんで澪の胸の話になんてなりやがったんだ?」

澪「なんかひどい言われ方だな」

唯「澪ちゃんの睫毛って長いよねーってところからだよ」

紬「言われてみれば確かにそうね……それは自毛?」

澪「100%自毛だ。ってかムギはどこにいたんだ」

紬「私が音楽室に一番乗りしたんだけれど」

澪「全く気付かなかった」


律「てっきり机だとばかり」


紬「それより、その長い睫毛をもっとよく見せて」ジーッ

澪「は、恥ずかしいからそんなに見つめないでくれ……」///

紬「恥ずかしいんなら目を閉じればいいのよ」ジーッ

澪「な、なるほど……」

澪「……」

澪「…………」

澪「……ムギ?」パチッ

澪「……その超ローアングルなカメラを何に使った!」

澪「このカメラは没収させてもらうぞ、まったく」

律「澪ひどい!ムギは落としたカメラを拾おうとしてただけだ!」

澪「え、そうなのか?」

紬「そうなのよ……あまりに澪ちゃんが可愛いから写真に撮ろうと思って」

唯「澪ちゃんホント可愛い!」

澪「そうだったのか、疑ってすまなかった」

紬「それj」

澪「とでも言うと思ったか!カメラ落とした音も何もしてなかったっての!」

澪「三人揃って私を騙そうとして……」

唯「ごめん澪ちゃん、でもこれだけは信じて!」

唯「澪ちゃんの長い睫毛はホントに魅力的で可愛いよ!」

澪「ん、そ、そっか、サンキュ」///

唯「だから……ね?」

唯「その睫毛でいいからちょうだい?」


澪「マスカラでも買ってこい」


律「これのことか?」シャカシャカ

澪「それはマラカs」

唯「何それおもしろそー、貸してー!」

律「ほら、こうやって振るんだ」シャカシャカ

紬「小学校に置いてあったわね、懐かしいわ」

唯「こ、こうかな」シャックシャック

律「はは、唯は下手くそだなー。もっかい手本を見せてやるよ」

澪「……おーい、私の睫毛はもういいのかー?」

律「」シャカシャカシャカシャカ

唯「おぉ~さすがはドラマーだね」

律「おうよ!任せてくれ!」シャカシャカシャカシャカ

唯「私ももっかいやるー」

律「ふふーん、私に勝てるかな?」

唯「むむー……」シャッカシャカシャン

律「やっぱり全然ダメじゃんか」ケラケラ


紬「……ちょっと寂しいんでしょ?」

澪「まぁ……な」

紬「ホント、長くてキレイな睫毛……」

澪「ムギ?」

紬「さっきはごめんなさいね?もうあんなことしないから、今度こそ睫毛をよく見せて?」

澪「そこまで言うなら……目、閉じとくから勝手に見てくれ」///

紬「」ジーッ

唯「」ジーッ

律「」ジーッ


澪(すっごい視線を感じる!)


ガチャッ
梓「遅くなってすみませー……ん?」

紬「」ジーッ

唯「」ジーッ

律「」ジーッ

澪「」ドキドキ


梓「なにこの光景」


梓「先輩達何してr」

紬「シッ!」ガバッ

梓「えっあっムギせんぱ……!?」ドキッ

梓(ダメっ!初めては唯先輩って決めてるのに!)ドキドキ

紬「今澪ちゃんの睫毛を眺めてるの。静かにしてて?」コソコソ

梓「あ、は、はい」

梓(なぁんだ)

澪(まずい……目を開けるタイミングを失った)

梓「なるほど、確かに澪先輩の睫毛は素敵ですね」コソコソ

紬「でしょう?こんなじっくり見れる機会なかなかないわよ」コソコソ

梓紬唯律「」ジーーーッ

澪「」ムズムズ


澪(なんか増えた!)


澪「だぁーっ!練習するぞ練習!」

梓「は、はいっ!練習しますっ!」

唯「練習するのぉー?」

律「もっと睫毛眺めてようぜ」

紬「むしろそれを部の活動にしましょうよ」

澪「さぁて、退部手続きでもするかな」

律「やめないでくれ澪!私が悪かった!」

澪「冗談に決まってるだろ?私が軽音部をやめるわけないじゃないか」

唯「よかったー、じゃあ澪ちゃん残留のお祝い会しようよ」

澪「ただのいつものティータイムな?必要ないぞ」

梓「ティータイムは終わりです、さぁ練習しましょう」

紬唯律「はぁ~い」シブシブ

澪「とりあえずムギは鼻血を拭こう」



睫毛「私達の戦いはこれからだ!」


~終わり~



よくじつ!


ガチャッ
澪「ういっす」

唯「あ、澪ちゃんやっほー」

律「あぁコラ動くな!危ないぞ」

澪「……何してんだ?」

唯「今ね、りっちゃんにマカラス付けてもらってるのー」

律「マラカスな」


澪「いやマスカラだ」

律「……っし、できた!」

唯「やたー!ねぇ鏡ちょーだい?」パッチリ

律「」

澪「」

唯「ほぇ?二人とも固まっちゃってどうしたの?」

律「か……可愛いっ!」ダキッ

澪「いや付け過ぎだから!ヤマンバみたくなってるから!」

唯「りっちゃん苦しいよぉ~」ギュー

律「へ?あぁ悪い!可愛くてつい、な」

澪「律の可愛さの基準がわからん」

唯「私も自分で見たい!鏡誰か持ってないの?」

紬「私のを貸してあげるわ」サッ


律「てっきり机かと」


唯「おぉ~これは……その……えっと……」

澪「唯、遠慮せず律を罵ればいいさ」

律「頑張ったんだけどなぁ」

紬「逆に頑張り過ぎてるわね」

紬「もうちょっと控えめにするべきよ」

紬「むしろマスカラの時代は終わったわ、これからは付け睫毛の時代じゃない?」ソワソワ

紬(さぁ早く誰か私の付け睫毛に気付いて!)



紬(

唯「あれ?ムギちゃんも長くて素敵な睫毛してるー」

律「ホントだ、ちょっと見せてくれ」

紬「えぇどうぞ、じっくり見て」

唯「うわーいいなー」マジマジ

律「唯、近い近い」

澪「私の睫毛なんかよりずっと素敵だ」

唯「」マジマジ

紬「唯ちゃん!」ダキッ

唯「わわっムギちゃん!?」

紬「ねぇ唯ちゃん、付け睫毛について教えてあげるから、今日家に泊まりに来ない?」ニタァ

唯「ムギちゃんなら……いいよ?」///

紬「ふふふっ♪」



律「という夢を見てるようだ」

澪「鼻血拭けムギ」

紬「ごめんなさいね、鼻血出したりして」フキフキ

唯「あれ?ムギちゃん、顔よく見せて?」

紬「!!!えぇどうぞ!」

唯「」ジーッ

紬(唯ちゃんの視線が一直線に私の目に!正確にはその少し上に!)

澪「唯は先にマスカラ落とすべきだと思う」

律「可愛いのに」

紬(まずいわ、理性がとんで抱きしめちゃいそう!)ハァハァ

唯「」マジマジ

紬(も、もうダメ!)ハァハァハァハァ

紬「唯ちゃn」

唯「ねぇ、眉毛のお手入れってしてないの?」


紬「」


律「そこは触れちゃいけないだろ」

澪「というか今頃気付いたのか?」

紬「眉毛は……これが私に一番似合うと思ってこうしてるのよ」

唯「へぇー、お手入れした結果なんだね」

紬「それより、眉毛より少し下で気付くことはないかしら?」

唯「眉毛より下……?」ジーッ

紬「そうそう」ドキドキ

唯「え……と、鼻毛出てるよ?」

紬「!?」

紬「いやーっ!!」ダッ

唯「あっムギちゃん!?……いっちゃった……」

澪「もうちょっとオブラートに包んで教えてやろうぜ……」

律「てかあれは鼻毛だったのか」

澪「てっきり鼻血の拭き残しかと私は思ってたけど」


律「てっきり机かと」

唯「てっきり沢庵かと」


律「ムギ帰っちゃったし、今日は練習無しでもう解散するかー」

澪「まぁ仕方ないか、明日こそは練習するぞ」

唯「よ~し、んじゃ帰ろー」

澪「マスカラ落としてからにしような、気持ち悪い」

律「本音を言えば、正直可愛くないしな」

唯「ひっひどいよ!」

澪律「あっはっは」ケラケラ



梓「私の出番はこれからだ!」


~終わり~



最終更新:2010年01月28日 23:56