アットウィキロゴ
梓「唯先輩、こういうのが趣味なんですか…?」

唯「うん、まぁね!」

梓「うう…」

唯「放課後の部室に二人きり…。スケスケな下着姿のあずにゃん…最高だね!」

梓「変態!唯先輩はへんたいですっ!こんな格好させて喜ぶなんて…」

唯「その変態の言うコトを聞いちゃうあずにゃんは可愛いなぁ」

梓「う…」

梓「ばかー!唯先輩なんて嫌いです!」

唯(あらら、ちょっとからかい過ぎちゃったかな…)

梓「もう唯先輩恋人なんてやめてやるです!」

唯「えっ…、あ、あずにゃん…」

梓「私は本気ですから!」

唯「そ、そんなぁ…あずにゃん…!」

梓「な…、そ、そんな表情したってダメです!元々悪いのは唯先輩なんですからね!」

唯「うっ…あ、あずにゃんに、ぐすっ、嫌われちゃったよぉ…」

梓「ふ、ふん…」

唯「ふぇ、ふぇぇん…!」

梓(あれっ、嘘、泣いてる!?)

梓「えっ、ちょ、唯先輩?」

唯「ごべんなざい、あずにゃん、ううっ、ぎらいにならないでぇぇ…」

梓「あ、あああ、あのっ、えと、どうしよう」

唯「やだよぉー、ぐすっ、あずにゃぁん、わだじ、わがれだくないょぉ…!」

梓(どどどどうしよう!冗談のつもりで、唯先輩が少しだけ反省してくれれば良かっただけなのに…)

梓(ああ、もうこれしかない!)

梓「唯先輩っ!」

唯「ふ、ふえっ?あずにゃん?」

梓「先輩、大好きですっ!」

唯「!」

梓(どうだー…)

唯「ふふっ、あずにゃんの方から抱き着いてくるなんて、めずらしーね…」

唯「あずにゃん、あったかい…」

梓「唯先輩、さ、さっきは、言い過ぎました」

唯「ふふっ」

唯先輩が、腕を腰に回して力を込めて強く私を抱きしめる。
相当、不安だったのかも知れない。悪いコト、しちゃったな…

梓「あの、唯先輩…」

唯「ふふっ、あはは、あはははは」

梓「…ゆい、せんぱい?」

唯「ねぇ、あずにゃん。さっき私と別れるって言ったよね?」

梓「あ、あの…」

唯「返事はいぇすか、のー、だよ」

梓「…はい。言いました」

唯「ふ~ん…、あずにゃん、私と別れたいんだぁ」

梓「いや、ち、ちがっ!だからそれは勢いで…!」

唯先輩の様子が、おかしい。
さっきまで本当にこの人は泣いていたんだろうか。まさか、…嘘泣き?

梓(あんなリアルに嘘泣きが出来るの?)

唯「へぇ…勢い、だって。ふふっ…」

梓「…先輩、お、怒ってるんですか?」

唯「んー…、すっごい、怒ってるよ」

梓「あの、その、本当にごめんなさい。まさか、そこまで本気にとるなんて思わなくて…」

唯「でもまさか、あずにゃんが冗談でも別れる、なんて言うなんてね…」

うぅ…。これは唯先輩、かなり怒ってるな。
どうしよう、何をしたら許してくれるだろう。
帰りにアイスを買ってあげようか。それとも週末にデートにでも誘えば機嫌も良くなるだろうか?
そんな考えを頭の中で巡らしていると、唯先輩が小さくポツリと呟いた。

唯「これからあずにゃんが、私から離れるなんて二度と言わないように」

唯「しっかり調教してあげなきゃね♪」


梓「…え?」

唯先輩の言葉に私は思わず固まる。

梓「あの、今、何て…?」

唯「あはは、聞こえなかったかな?これからあずにゃんが私無しじゃ生きていけないように、調教する、って言ったんだよ~」

梓「ちょう、きょう…?」

調教(名)
動物を目的に応じて訓練すること。

梓「い、意味が分からないです!」


唯「ちょっと待ってね~」

唯先輩はそう言うと、私から離れ、制服のポケットから携帯を取り出して何事か操作し始める。

梓「何…してるんですか?」

プルルルルル…
プルルルルル…

しばらくすると、唯先輩の携帯から呼び出し音が聞こえてきた。

梓「…唯先輩?」

「おー、どうした唯?」
聞き慣れた声。

唯「あ、りっちゃんやっと出たー」

梓「!!」

「で、用事は?」

唯「いやぁ、りっちゃんと一緒に練習したくて電話した次第ですっ」

梓「なっ!?」

「は、はぁ?おいおい、追い出したのはお前だろ~?」


思い出す。
およそ30分程前の事を。

澪先輩もムギ先輩も、今日は用事があるそうで、音楽室に集まったのは私と唯先輩、律先輩の3人だけだった。
そこで律先輩が、今日の練習はお休みと宣言したのだ。


律「今日は澪もムギも居ないし、3人でどっか遊び行くかー!?」

唯「あー、りっちゃん。私は残ってギターの練習するよ」

律「なぬ!?」

唯「あずにゃんも付き合ってよ?」

梓「え、あ、はい。唯先輩が残って練習するなら…」

唯「ありがとあずにゃーん!」

梓「わわっ、抱き着かないでください」

律「なんだよ~。お前等が残るなら仕方ない、私も練習するか…」

唯「りっちゃんはいーよ」

律「えっ」

唯「だからりっちゃんは帰って良いよ?」

律「いやいやいや?」

梓「別に律先輩は帰って良いかと」

律「ちょっ、梓?」

梓「だから律先輩は帰っても問題無いかと」

梓(折角唯先輩と二人っきりになるチャンスだし…)

律「ふ、ふっ、二人してなんだよ!うわぁぁぁぁぁぁん!」

そして律先輩が泣きながら出て行った後、唯先輩と一緒に練習出来ると浮かれていた私に渡されたモノは、

梓「唯先輩…これは…?」

唯「ね?着てみてよあずにゃん!お願い!」

スケスケの下着だった訳で。そして私の制服は唯先輩に取られて、未だ私は…

梓「!」

唯「りっちゃんが居た方が、練習に幅が出るんコトに気付いたんだもん」

「はぁ…まぁいいよ。たまたままだ学校の近くに居るし、そんな遅い時間でも無いしな」

唯「ありがと~!じゃあ、待ってるね!」

梓「って唯先輩!何で律先輩呼んでるんですか!?」


唯「りっちゃん、まだ学校の近くに居るんだって」

梓「聞こえてました」

唯「だから、少ししたら来るって」

梓「それも、聞こえてました」

唯「問題!」

梓「…何ですか」

唯「今のあずにゃんの格好を見たら、りっちゃんはどんな反応をするでしょうか?」

梓「はははは早く服を返してくださいーっ!」

唯「えーっ。折角のあずにゃんのスケスケ下着姿、りっちゃんにも見て貰おうよー」

梓「ぜっっったいに嫌です!」

唯「どうしてー?」

梓「ど、どうしても何も、こんな格好…」

唯「凄く可愛いのに」

梓「か…可愛い、でも、唯先輩のお願いだから、こんな格好、その…」

唯「やっぱりあずにゃんサイコーに可愛いっ!」
梓「ってまた抱き…あぅ」


唯「ねぇ、また問題」

唯先輩が耳元で囁く。

梓「唯先輩、近い、です…」

唯「あずにゃん、これ、なんだ?」

絶え間無く続く機械的な振動音が耳元で鳴り続ける。

梓「な、ななな…」

唯「これをあずにゃんの、なかに入れたらあずにゃんはどんな反応を見せてくれるのかなぁ」

梓「ややややっぱり唯先輩は変態です!大変態です!もう大なんて言葉が勿体ない、スーパー変態です!!」



紬「パジャマパーティーって、初めてなの!ドキドキするわ!」

澪「ムギ、嬉しそうだな」

紬「うん、とっても!」

梓「あ、そんな、ダメですぅ、あぅ、んぃゃ、ゆいしぇんぱ…」

律「おーいあーずさー、大丈夫かー?」

澪「で、梓はどうしちゃったんだ…?」

律「いや、さっきお前等がコンビニ行ってる時に、私が唯の部屋のタンスあさってたんだ」

唯「え!?りっちゃん勝手に何してるの!?」

澪「最低だな…」

律「そんな責めないでくれよ。梓も結構ノリノリだったんだぜ」

唯「じゃあ、もしかしてあれも見たの…?」

紬「あれ?」

律「いや…うん、実は唯のタンスからスケスケの下着が出て来てな…」

澪「ぶっ」

紬「スス、スケスケ!?」

唯「う~…りっちゃんのバカ~…」

律「ご、ごめんなさい…。まぁ、それを発見してから、梓ずっとあの調子でな…」

梓「り、律せんぱ…これは ひゃあ、そんな二人でぇ、んっ…」

紬「ところで唯ちゃん!どうしてスケスケの下着なんて持ってるの!?」

唯「む、ムギちゃん鼻息荒いよ~…」

澪「でもホントになんでそんなの持ってるんだ…?」

律「もしかして…彼氏に着せられ…」


唯「ちち、違うよ!憂に着せられてるんだよ!」

梓「えっ!?」


おしまい



最終更新:2010年01月29日 00:08