紬「そうかな？」
唯「そうだよ～。ムギちゃんはかわいいけど、眉毛を整えたらもっとかわいくなると思うよ」
紬「じゃあちょっと外すね」
唯「着脱式！！」
紬「沢庵食べる？」
唯「ムギちゃんの眉毛って沢庵だったの？ ボリボリ……うん美味しいよムギちゃんの沢庵」
紬「そう。日本茶を入れてあげるから待っててね」
唯「ふぅ～やっぱり沢庵には日本茶だねぇ」
紬「気に入ってもらえたかしら」
唯「うん。でも眉毛のないムギちゃんはちょっと怖いよ」
紬「あら、眉毛描くの忘れたたわ。ちょっと待ってね」
紬「コンパクト出して、ここをこうして、こうやって……」
紬「これくらいの太さでいいかしら、出来たわ！」
紬「唯ちゃん、どうかしら」
唯「おおー、ムギちゃんがただの美人になっちゃった」
唯「ところでムギちゃんはなんで沢庵なんてつけてたの？」
紬「お見合い対策よ」
唯「へ？」
紬「お見合いをするかどうか決めるとき、相手の写真を見て決めるんだけど、少しでもお見合いを数を減らしたくて沢庵をつけてるの」
紬「私はまだまだ唯ちゃんたちと一緒にいたいから……」
唯「ふむふむ」
紬「でも唯ちゃんが沢庵がないほうが垢抜けてていいって言うなら……」
唯「……ムギちゃんはこのままでいいよ」
紬「唯ちゃん？」
唯「確かに沢庵のないムギちゃんはクールでかわいいけど」
唯「沢庵のついてるいつのもムギちゃんもぽわぽわしてかわいいから」
唯（それにムギちゃんを誰かにとられたら困るもん）
紬「唯ちゃん……ありがとう」
唯「そういえばムギちゃん、沢庵のかわりはあるの？」
紬「えっと……家に在庫はなかったと思うから、帰り道に買いにいくわ」
唯「じゃあ一緒に買いに行こうよ」
紬「ええ」
唯「手、繋いでいい？」
紬「ええ」
おしまい
※たて逃げ・乗っ取りです。
最終更新：2012年04月27日 23:44
