・・・

唯憂「ごちそうさま」

唯「おいしかったよー。ありがとう」

憂「ふふっ、喜んでもらえてよかった」

唯「憂が買ってきてくれたんだもん。喜ばないわけないよー」

憂「えへへっ」///

唯「さーて、食器片付けて早くお風呂に入って寝よう!」

憂「もう寝ちゃうの?」

唯「だって疲れてるでしょ?疲れたときはおいしいもの食べて睡眠が一番!」

憂「(確かにちょっと疲れてるけど、・・・さすがお姉ちゃん。なんでもお見通しなんだね)」

憂「やっぱお姉ちゃんはすごいね」

唯「へ?なんで?」

憂「ふふっ、なんでもない。じゃあお片付けしようか」

唯「うん!」

・・・

唯「お風呂沸いたよ」

憂「うん。入ろうか」

唯「えへへー。憂とお風呂久しぶりー」

チャプン

憂「・・・はぁ、気持ちいい」ウットリ

唯「疲れが取れるねぇ」

憂「だねぇ」

唯「このまま寝ちゃいたい・・・」

憂「ここじゃ風邪引いちゃうよ」

唯「ふふっ、そだね」パチャパチャ

唯「はふぅ・・・」

憂「もう少ししたら身体洗おうか」

唯「・・・うん」トローン

・・・

唯「あぁ、いい湯じゃった・・・」

憂「うん」

唯「・・・アイス食べたい」

憂「今日はお団子食べたよ」

唯「それとこれとは別だよー」

憂「・・・もう、特別だからね」スッ

唯「えへへー、ありがとう」

唯「今日も半分こしようね」

唯「ふふふっ、おいしかった」

憂「お姉ちゃん、口元にモナカとっついてるよ」ヒョイ

唯「おっ、ありがとー」

憂「じゃあ歯磨いて寝ようか」スクッ

唯「うん!」

・・・

唯「えへへ、憂と一緒に寝るのも久しぶりだー」

憂「そうだね」

憂「お姉ちゃん達は和ちゃんのお部屋でなにしてたの?」

唯「一緒にお料理作ったり、みんなでユノちゃんのお散歩に行ったり。楽しかったよー」

憂「へぇ、いいなぁ」

唯「ふふふっ、また一緒にお泊りに行こうね」

憂「うん!」

唯「さてさて、そろそろ寝ますかな」

憂「そうだね」

唯「また明日ね。おやすみ」ギュッ

憂「おやすみ、お姉ちゃん」

チュッ

唯憂「」スゥスゥ



次の日!

チュンチュン

梓「ん・・・」パチッ

紬「」スゥスゥ

梓「・・・ムギちゃん、あったか」ダキッ

梓「」スゥスゥ

・・・

紬「ふぁ・・・、ん?」

紬「ふふっ、あずにゃん・・・」ナデナデ

紬「起こさないように・・・」ソーッ

紬「ふふふっ、あずにゃんもう少し寝てていいからね」

紬「きっと疲れてるだろうし、今日のジョギングは私だけで行こう」

紬「・・・置いていったら怒るかな?」

紬「でも、無理に起こしたらかわいそうだし・・・」

紬「・・・」

紬「き、昨日いっぱいしちゃったからきっとお昼近くまで起きないよね?」///

紬「行ってきます」チュッ

パタン

・・・

紬「おはよう!」

澪「やぁ、おはよう」

紬「あれ?りっちゃんは?」

澪「寝てて起きないんだよ。まったく・・・」

紬「まぁ」

澪「そっちも梓は?」

紬「ふふふっ、起こすのかわいそうだったから」

澪「そういうことか。じゃあ今日は二人でがんばろう」

紬「うん!」

・・・

澪「はぁ、・・・ふぅ」

紬「いい汗かけたね」

澪「そうだな。今日はここまでにしようか」

紬「うん。また大学でね」

澪「あぁ、じゃあまたあとで」

・・・

紬「あずにゃん起きてるかなぁ?」

紬「ただいまー」ガチャ


梓「・・・」ムスーッ

紬「あ、あずにゃん!」

紬「お、おはよー・・・なんて・・・」

梓「・・・どこ行ってたんですか?」

紬「み、澪ちゃんとジョギングに・・・」

梓「・・・なんで私も連れて行ってくれなかったんですか?」

紬「えと、起こすのがかわいそうだったから・・・」

梓「・・・ムギちゃんのバカ」グスッ

紬「!」

梓「・・・っ」ダキッ

紬「あず、にゃん・・・?」

梓「朝起きて、ムギちゃんがどこにもいなかったんです・・・」

梓「お部屋にもいないし、キッチンにもいない・・・」

梓「今日はずっと一緒にいるって約束したのに・・・」

紬「あ・・・」

梓「・・・」グスッ

紬「・・・ごめんね」ダキッ

紬「ごめんね・・・」グスッ

紬「約束破って、ごめんね・・・」ギュッ

梓「・・・」

梓「・・・もう、約束破っちゃだめですからね」

紬「うん・・・」

梓「なら、今日は特別に許してあげます・・・」

紬「ありがとう・・・」

紬「・・・私もあずにゃんがいなくなったらすごく寂しいもの」

紬「本当にごめんね・・・」

梓「ふふっ、もういいですよ。さ、ご飯にしましょう」

紬「うん!」

・・・

紬梓「ごちそうさま」

紬「今日もおいしかった。ありがとう」

梓「ふふふっ、どういたしまして。この後どうします?」

紬「うーん、シャワー浴びたいかな。汗かいちゃったし」

梓「いいですね。では食器を片付けたら早速」

紬「一緒に、ね」

梓「もちろんです」

紬「ふんふーん♪」ジャー、カチャカチャ

梓「」ダキッ

紬「ふふーん♪」フキフキ

梓「」ギュッ

紬「ずっと背中にくっついて、甘えん坊さんね」

梓「ムギちゃんのせいです。・・・いやですか?」

紬「ううん。あずにゃんの好きにして」

梓「ふふっ」ギュッ

紬「・・・でも、まだお風呂入ってないからちょっと恥ずかしい」///

梓「(・・・すごくほっとする)」

紬「はい、洗い物終わり。お風呂に行こうか」

梓「あ、はい」

テクテク

紬「・・・あずにゃん、抱きついたままだとちょっと歩きにくいかな?」

梓「・・・」ギュッ

紬「・・・ふふっ、じゃあこのままで」

梓「えへへっ」

・・・

紬「ふふっ、サッパリ」

梓「ですねー」

紬「はい、牛乳どうぞ」コトッ

梓「どうもです」ゴクゴク

紬「このあとどうしようか」

梓「そうですねぇ・・・。私はムギちゃんと一緒ならなんでもいいです」

紬「私も。じゃあこのままのんびりしてようか」

紬「しっかり疲れを癒さないとね」

梓「そうですね。昨日も・・・その」///

紬「・・・」///

梓「今日も、しますか・・・?」カアァ

紬「あ、あずにゃんがいいならいいけど・・・」カアァ

紬「でも今日はのんびりしましょう」

梓「そ、そうですよね!」

紬「ふふっ。牛乳のおかわりは?」

梓「もう大丈夫です」

梓「・・・ふぅ、ごちそうさま」

紬梓「」ゴロゴロ

紬「ふふふっ、あずにゃんとゴロゴロ~」

梓「」///

梓「せっかくいい天気なのにお布団でゴロゴロしてるって贅沢ですよね」

紬「そうかも。でもそのおかげでお布団あったかい」

梓「(ムギちゃんがいるからですよ)」

紬「そうだ!」スクッ

梓「?」

紬「お昼になに作ろうか考えようか」パラッ

紬「あずにゃんはなに食べたい?」

梓「うーん・・・」ペラッ

梓「ムギちゃんはなにがいいですか?」

紬「だめよ、あずにゃんが食べたいの作るんだから」

梓「それはずるいです。私もムギちゃんが食べたいの作りたいです!」

紬梓「むー・・・」

紬「じゃあお昼はあずにゃんが食べたいの。夜は私が食べたいのでどう?」

梓「・・・それなら」

紬「決まり!さぁ、あずにゃんはなに食べたい?」ワクワク

梓「ムギちゃんが作ってくれるならなんでもいいんですけどね」

紬「なんでもいいはNGです」

梓「むぅ・・・」ペラッ

梓「あ、じゃあまたオムライスが食べたいです」

紬「オムライスね。ふふっ、わかりました」

梓「ムギちゃんのオムライスはすっごくおいしいから楽しみです」

紬「今日もがんばるからね!」

梓「期待してます」

紬「お昼ご飯までまだ時間あるからゴロゴロしようねー」

梓「はい」

・・・

梓「おいしいです!」

紬「よかったぁ」

梓「このチキンライスと卵の絶妙な焼き加減が・・・」モグモグ

紬「ふふふっ、そんなに喜んでくれるなら作るほうもうれしいわ」

紬「でもそんなに慌てて食べたら身体によくないから、あーん」

梓「・・・あーん」モグモグ

紬「ゆっくり食べようね」

梓「・・・はい」///

梓「(・・・恥ずかしいところ見せちゃった)」///

梓「でも、この卵の上のケチャップは」

紬「・・・ハート。ちょっと形が崩れちゃったけど」カアァ

梓「」///

紬「はい、もう一口」スッ

梓「あーん」パクッ

梓「・・・幸せです」モグモグ

紬「ふふふっ」

梓「・・・はっ、私ばっかり。ムギちゃんもどうぞ」スッ

紬「私は大丈夫。夜のお楽しみに取っておくわね」

梓「そういうことですか・・・」///

紬「はい、どうぞ」スッ

梓「あーん。・・・ふふっ」

・・・

紬「ん~。八つ橋おいしい」

梓「ですねぇ、抹茶と合います」

紬「私もまた京都に行きたいなぁ」

梓「私もです。いつか絶対に行きましょうね」

紬「うん!」

紬梓「ごちそうさま」

紬「さて、洗い物しようか」

梓「はいです」

・・・

紬「・・・することなくなっちゃったね」

梓「お掃除もして、洗濯物も干して」

紬「・・・ふふっ、ゴロゴロ再開しようか」

梓「はい」///

・・・

紬「すっかり夕方・・・」

梓「おしゃべりしてたらあっという間ですね」

紬「うん。楽しかったぁ」

梓「さて、晩御飯の準備ですね。次はムギちゃんの番ですよ」

紬「どうしようかなぁ」

紬「焼きそばは、麺がないし・・・」

梓「買いに行きますか?」

紬「ううん。今日はあずにゃんとずっと二人きりでいるって決めたもの」

紬「そうしたらなににしようかなぁ」

紬「うーん・・・」

紬「ご飯炊かなきゃいけないし。炊き込みご飯が食べたい」

梓「あー。それはいいかもです」

紬「この前あずにゃんが作ってくれたでしょ?また食べたいと思ってたの!」キラキラ

梓「そ、そうでしたか」///

梓「では早速始めますね!」

紬「うん!」

梓「炊き込みご飯と、おかずはどうしようかなぁ」

紬「おかずは任せまーす」

梓「うーん。お魚と卵どっちにしようかな?」

紬「えいっ」ダキッ

梓「わっ」

紬「朝はあずにゃんが抱きついてたから今は私が抱きついちゃう」

梓「・・・料理しにくいですよ」///

紬「ふふふっ」ギュッ

梓「・・・だし巻き卵にしよう」

紬「楽しみ!」


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最終更新:2012年04月29日 22:14