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唯「あずにゃん、ちょっといいかな」

梓「はい?」

唯「ちょっとこっち来て」

梓「?」

唯「あのね、お茶の時間って大事だと思うんだよね。みんなでお喋りしながら過ごすっていう何気ない日々の積み重ねっていうか」

梓「先輩は部活の時間のほぼ全てをお茶とお喋りに費やそうとしてるじゃないですか」

唯「いやそれは……」

梓「一日で全然練習しない日とかありますけど絶対よくないですよ。部活なんですから」

唯「それは……」

梓「練習したって30分だけとかこんな事が公になったら廃部の可能性だってあるんですよ?」

唯「それはやだ……」

梓「それにスタジオを借りたりしないで練習できるってすごく恵まれた環境だと思うんです。唯先輩家にアンプ無いですよね?」

唯「うん……」

梓「個人練習するにしてもアンプ通してやった方がいいですし」


梓「それに先輩は練習すればもっと上手くなるのにもったいないですよ!」

唯「そ、そうかな?」

梓「そうですよ。今年の新歓ライブも良かったですけど先輩ならもっと上を目指せます」

唯「え、えへへ」

梓「だからもう少ししっかり練習しましょう」

唯「はい!」

梓「よろしい。それじゃあ戻りましょう」

唯「うんっ!」

唯「……あれ?」




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最終更新:2012年05月19日 21:05