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┃ 相 ┃
┃ 談 ┃
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唯「……少し考えさせてもらってもいいですか?」
「ええ。いい返事を待ってます」
唯「どうしよ」
翌日
梓「お疲れ様です」
律「おつかれー」
澪「おつかれ」
紬「おつかれ」
唯「……はぁ」
梓「唯先輩はどうしたんですか?」
律「朝からずっとこの調子なんだよ」
唯「……あの、みんなに聞いてほしい事があるの」
律澪紬梓「えーーーー!?」
律「唯がデビュー!?」
紬「すごーい!」
唯「……あ、あれ? 怒らないの?」
梓「何言ってるんですかすごい事じゃないですか!」
唯「でも私だけなんて……」
澪「それは本当に残念だけどさ、悩んでるって事は挑戦してみたいんだろ?」
紬「私達の事を気にしてずっと悩んでいたんだよね」
梓「唯先輩と一緒にバンドやれないのは寂しいですけど……唯先輩が大勢の人の前でライブするところを見てみたいです」
律「ま、そういうこった! 唯のやりたいようにやってみろって。私達は応援するぞ!」
唯「みんなぁ……!」
数年後
「唯さーん!」
唯「はいはーい! みんな揃ってるね?」
唯「では……」
唯「今日は念願の初武道館です。ここまでこれたのもみんなやファンのおかげです!」
唯「気合い入れて成功させるぞーーーー!! ファイッ!!!!」
「おーーーー!!!!」
唯(みんな……遂にここまで来たよ)
唯(辛い時も苦しい時も頑張れたのは背中を押してくれたみんながいたから)
唯(放課後ティータイムの一員として恥のないライブにするよ)
唯(だから……私の事、ちゃんと見ててねっ!)
最終更新:2012年05月19日 21:46