唯「来たよー」

澪「おお、いらっしゃい」

唯「おじゃましまーす」

澪「今日明日は家に誰もいないからくつろいでくれ」

唯「澪ちゃん家のリビング初めてだ~おわっソファーやーらかい!」

澪「って唯にはそんな事言わなくてもいいか」

唯「え?」

澪「なんでもない」

唯「そだ、これお土産です。壷プリン」

澪「いいのか? なんだか高そうだけど」

唯「いーのいーの。それすっごくおいしそうなんだよ~」

唯「上にクリームが乗っててプリンはとろとろカスタードなんだって」

澪「へえ、おいしそうだな。とりあえず冷蔵庫に……」

唯「あっ」

澪「ん?」

唯「それから下にはビターなカラメルソースがあってね、3層に重なった味がハーモニーですっごく美味しいんだって!」

澪「へえ」

唯「そ、それから……」

澪「……えっと、今食べる?」

唯「えっいいの!?」

澪「最初から食べたいって言えばいいだろ」

唯「ええ~一応お土産だし」

澪「ぷっ」

唯「え」

澪「唯がそんな事気にするなんて……あはは」

唯「澪ちゃんひどーい!」

澪「ごめんごめん」

唯「実はあんまり気にしてなかったけどね」

澪「だと思った」

澪「それじゃあ頂こうか。おもたせで失礼ですが」

唯「おもたせ?」

澪「お客さんから貰ったお土産を出す時とかに使うんだ」

唯「へぇ~」

唯澪「いただきます」

澪「……おおー、おいしいなこれ!」

唯「うん! とろとろ濃厚だよ~」



唯「それで冷やさないで衣つけようとしたらドロドロになっちゃってさー」

澪「あははっ」

唯「仕方ないからそのまま揚げようと……」ぐぅ~

唯「ありゃ///」

澪「そういえばもうお昼過ぎてるな」

唯「ご飯どうする?」

澪「外で食べない?」

唯「いいねー今すぐ行こう!」ぎゅるるる

澪「はは、そうだな」

澪「どこで食べる?」

唯「んん……とりあえず歩きながら考えよう」ぐぅ

澪「ああ」

唯澪「いってきます」

澪「何食べたい?」

唯「ふぇ? んぁぁ……お腹が空きすぎて何も考えられない……何でも食べるよ。あ、ふらふらする」

澪「大丈夫か? もっと早くお腹空いたって言えばいいのに」

唯「いやぁ……お喋りに夢中で限界になるまで気付かなかったよ」

澪「やれやれ。ああ、ここはどう? 洋食屋なんだけど」

唯「行きましょう」


カランコロン

店員「いらっしゃいませ」

澪「2人です」

店員「こちらへどうぞ」

澪「ほらメニュー」

唯「ありがと……うわーおいしそう!」

唯「えーどれ食べようかなー迷っちゃうな~! ……うぅ、もうだめ、私ナポリタンで。あとカニクリームコロッケ」

澪「忙しいやつだな……」

澪「私はどうしようかな。クリームソースオムライス……おいしそう。でもカロリーがなぁ」

澪「洋食屋さんだし仕方ないか……やっぱりパスタかな……あ、ボンゴレいいな。おいしいし他よりもカロリー低そう」

唯「み゛、澪ちゃ……はや、はやく……」ガクガク

澪「はっゴメン! すみません注文いいですか?」



唯澪「いただきます」

唯「ガツガツガツ!」

澪「お、おい」

唯「ふも? なあにみおはん?」

澪「少し落ち着け」

唯「そんなこほいっはっへもぐもぐ」

澪「わかった、わかったから」

唯「もぐもぐ……おいひーっ」

唯澪「もぐもぐ」

澪「値段の割に量あったな」

唯「だねーお腹いっぱいだよー」

唯「ごちそうさま」

澪「おい、まだコロッケに手つけてないぞ」

唯「ああっすっかり忘れてた! ……澪ちゃん半分食べて~」

澪「ええーこれ以上食べたら食べ過ぎに……」

唯「あむ……ん! このカニクリームコロッケすっごくおいしい!」

唯「外はサクサクで中はとろとろだよ! ん~~~!」

澪「……し、仕方ないな半分食べるよ」


唯「けぷ、ごちそうさま。あーおいしかった」

澪「あぁ食べ過ぎた……」

唯「まあまあ、コロッケおいしかったじゃん」

澪「……うん」

唯「ここいいねーまた来たいな」

澪「次来たら量は少なくしてもらおう……」

唯「お会計お願いしまーす」

店員「ありがとうございました」


唯「ねえねえ後でコンビニ寄っていい?」

澪「うん。何か買うの?」

唯「お菓子とアイス」

澪「ええっ」

唯「後で食べる用だよ」

澪「なんだ」



澪「……で、なんで私達はここにいるんだ?」

唯「喫茶店で一休みしたかったんだもん」

澪「喫茶店っていうかスイーツの店じゃないか!」

唯「喉渇いちゃったしデザート食べてなかったじゃん?」

澪「お腹いっぱいじゃなかったのかよ」

唯「デザートは別腹だよ~」

澪「……私は紅茶だけでいい」

唯「そう? どれもおいしそうなのばっかりなのに」

唯「どのケーキにしようかな~。あっこれおいしそう! げれー? あうくす……ちゃんぱ、ぐね?」

澪「違う。それフランス語だよ。ジュレ・オ・シャンパンって読むんじゃないか?」

唯「ほほう、ムースとシャンパンゼリーにフルーツが入ってるんだって! おいしそ~!」

澪「……」

唯「澪ちゃんこれ好きそう! たるて、ちぶーすと、ちょこらっと、あう、きゃらめる? あ、カタカナで書いてあるじゃん」

唯「タルトの上にショコラのクリームが乗ってるんだって。こっちもおいしそう~」

澪「う……」

唯「すみませーん、アッサムティー2つとジュレ・オ・シャンパン下さい」

澪「あ、あとタルト・シブースト・ショコラ・オ・キャラメルを……」

店員「かしこまりました」

唯「あれ?」

澪「だ、だっておいしそうだったんだもん……」



唯「いやー今日は楽しかったね!」

澪「ずっと食べてただけじゃないか!」

唯「あはは」

澪「はぁ。お風呂沸いたから先に入っていいぞ」

唯「わーい」

カポーン

唯「あがったよ~」

澪「早っ!」

澪「って髪の毛びしょびしょ」

唯「そうだドライヤーってどこにあるの?」

澪「ああごめん、持ってくるよ」

唯「ありがとー。あっ、澪ちゃーんアイス食べてもいーい?」

澪「はいはいどうぞ……ってほんとによく食べるな唯は」

唯「いただきまーす。んーおいひー」

澪「って今食べたら髪の毛乾かせないじゃないか」

唯「ひまっは(しまった)」

澪「……仕方ないな」

唯「お?」

澪「ほらじっとしてろ」ブオー

唯「何から何まですみません」

澪「まったく……」

唯「えへへ。あ~頭わしゃわしゃされるのきもちい~」

澪「……髪ふわふわだな」

唯「そーお?」

澪「うん。うらやましいかも」

唯「えー澪ちゃんの髪の方がうらやましいよ」

澪「そうか?」

唯「そうだよー」

唯「……あ、私の髪澪ちゃんのにおいがする」

澪「へっ? ……ああ、シャンプーだろ」

唯「うん」

澪「よし、こんなもんだろ」

唯「えーもうちょっと」

澪「あんまりやると髪が傷むぞ」

唯「ちぇ」

澪「さてと、私もお風呂入ってくるよ」

唯「いってらっしゃーい」

唯「……」

唯「澪ちゃーんテレビつけていいー?」

  「いいよー」

唯「わーい」

唯「何か面白いのやってないかなー」

  「え゛っ!」

唯「?」

唯「えーっと、今の時間だと……」

  「うゎわあぁっ!」

ドタン! ガコン!

唯「?!」

唯「澪ちゃんどうしたのっ!?」

ガチャ!

澪「きゃああ!?」

唯「ありゃ///」

澪「ちょまって! タ、タオル! ……ふぅ」

唯「えっと、裸でどうしたの?」

澪「あ、いや……体重量ったら増えてて……」

澪「どうにかならないかなって、か、片足で乗ってたら……///」

唯「転んじゃったの?」

澪「う、うん///」

唯「澪ちゃんかわいいなー」

澪「うるさいっ!」

唯「あはは。ケガとかしてない?」

澪「大丈夫」

唯「そっか。でも澪ちゃん見た感じは全然太ってなかったけどなあ」

澪「うぅ……だって……」

唯「にへ、じゃあもう1回よく見せてぇ」ワキワキ

澪「見るなぁ! もう大丈夫だからお風呂入るから!」

唯「はーい」

ガチャ

澪「……はぁ」

澪「ああぁ……」

シャワァァァァァ……

澪「どうしよ」

チャポン

澪「そうだお風呂マッサージしなきゃ」モミモミ

澪「これで血行をよくして汗をかけば……」

澪「ふぁぁ……効いてる気がする」

澪「暑いけどこれで……せめて今日の分くらいは……」

澪「うぅ……」



澪「……う~ん」

唯「澪ちゃん大丈夫?」

澪「ああ、うん。ごめんなせっかく泊まりに来てるのに……」

唯「いいよー。でもびっくりしたよ澪ちゃんお風呂で気絶してるんだもん」

唯「無理しちゃだめだよ」

澪「反省してます……」

唯「それにもったいないよ~澪ちゃんは今のままがいいのに」モミ

澪「ひゃぁう! やめろっ! ……今のままっていうか増えてたんだもん」

唯「んー……」

澪「……」

唯「じゃあ私がマッサージしてあげる!」

澪「はっ?」

唯「澪ちゃんはそのまま寝てて」

澪「いやいいよ……ってうあっ」

唯「はいはいリラックスねー」

澪「ちょっ、やめろぉ……!」

唯「足から順番にやるんだよね」

澪「何で知ってるんだ」

唯「澪ちゃんの部屋の雑誌に書いてあったよ」

澪「読んだのか……ってほんとにいいから」

唯「遠慮しない」

澪「遠慮してるわけじゃ……」

唯「よいしょ!」

澪「ひゃあ!?」

唯「お客さん太ももこってますね~」

澪「ちょ、くすぐったい!」

唯「いいおなかしてますねぇ」

澪「ひょ、くすぐった、あはははっ! やめっ、やめっって!」

唯「おわぁ……やっぱり澪ちゃんのすごいね……ほえー……」

澪「うひゃああ!? ちょっ/// まっ、あひゃひゃ! ほ、ほんとにむりぃ! ひゃああ!」

唯「おお……こ、こんな感じか?」

澪「ふあぁああ/// ぐすっ、も、もうむり! くすぐったい! あははっやめ、恥ずかしいからあっ!!」ゴロゴロゴロ

唯「ああー逃げられた」

澪「はぁ……はぁ……唯のばかぁ……また汗かいちゃったじゃないか」

澪「それにほんとに苦しかったんだからな……ぐすっ」

唯「あぅ、澪ちゃんごめん」

澪「まったく」

唯「でもちょっと痩せたんじゃない? なんだかスラッとして見えるよ」

澪「……ほ、ほんと?」

唯「ウンホントホント」

澪「そ、そうかなっ?」

唯「ソウダヨー」

澪「ちょっと量ってくる」

唯「え゛? う、うん……」

唯「……」

  「あっ!」

唯「っ……」

澪「お風呂入る前より痩せてた!」

唯「えっほんとに!? やったね!」

澪「ああ、これで今日の分は何とか……」

唯「でも体重って昨日食べた分が今日くるって言うよね」

澪「」

澪「……あぁぁあああ」

澪「そう言えば昨日も唯につられていっぱい食べちゃったんだった……」

唯「おいしかったよね~。明日は何食べよっか?」

澪「明日は何も食べない! はぁぁぁぁぁぁ……」

唯「ええー大丈夫だよ」

澪「何が大丈夫なんだよ……」

唯「もし食べすぎちゃったとしても」

唯「その時はまたマッサージして、あ・げ・る♪」

澪「……唯と遊ぶのやめようかな」

唯「えーーー!?」



END



最終更新:2012年06月21日 20:51